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<<言戸堂 8月の休日のお知らせ    「死者の民主主義」を巡る断想>>
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2006年08月16日

鎮魂

[ 0-日々のFLAG ]

 死者は語ることができない。生者の口を通して多数の死者の意思を代弁をしようという者にはよほど注意しなければならない。その者は死者と取引して生者の世界に死者を招き入れているからだ。いや、死者は語らないなら、それは、生者のなかに潜む暗く残酷な意思である。

 犠牲という名の死者の民主主義を操るソフィストたちから、遠く離れようと思う。

 死は個人的なものである。故に、死者の民主主義批判もまた、封じられる。

 かつて生者であった者の記憶を忘れることもできないし、常にその記憶と共に在ることもできない。生者にできることは、死者を思いだし、しばらく記憶を共にしながら、黙祷することだけだ。それ以上のことは何もできない。

 夏に山に行った。そして戻らない者もいる。春、そして、秋。山と在るときはいつも思いだす。思いだすことでしか鎮魂ができないけれど、忘れることは決してないだろう。

Posted by gont at 2006年08月16日 15:29 | TrackBack