GONT-PRESS TOP ゴントの書類綴
<<ノロウイルスに関するQ&Aについて@厚生労働省    Skype+ビデオカメラ>>
Category Contents
日々のFLAG [274 items]
本とある日 [40 items]
仕事−DTP/WEB [28 items]
ランニング・登山 [74 items]
Tips [58 items]
URLメモ [19 items]
断 想 [12 items]
現代近未来視聴覚研究 [14 items]
アフォリズム [4 items]
9-お絵かき [12 items]
Recent Entries
ブログ引っ越し中
本づくりを手伝う
荒川市民マラソンに出た
春なので新しいことをやる
単独登攀
Adobe Digital Editions Beta3 - 本を運ぶ赤い黒船
ジブリ「崖の上のポニョ」、二度と……
GONT?

[PROFILE]



[MY WORKS]
Search


Archives
2007年04月
2007年03月
2007年02月
2007年01月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年09月
2006年08月
2006年07月
2006年06月
2006年05月
2006年04月
2006年03月
2006年02月
2006年01月
2005年12月
2005年11月
2005年10月
2005年08月
2005年07月
2005年06月
2005年05月
2005年04月
2005年03月
2005年02月
2005年01月
2004年12月
2004年11月
2004年10月
2004年09月
2004年08月
2004年07月
2004年06月
2004年05月
2004年04月
2004年03月
Syndicate this site (XML)
Powered by
Movable Type 2.66

2006年12月21日

『ブラッカムの爆撃機』

[ 1-本とある日 ]

今年のベスト3に入る本。っと言っても、最近、本が読めてない。この本もしばらくホコリを被ってた。

まず、宮崎駿の筆による原色漫画がすばらしい。単なる作品解説ではない、戦争に同じ想いを抱く作家を追いかけていくもう一人の作家の物語だ。
絵については、『宮崎駿イメージボード集』の時代とほとんど変わってない。

#同じ道具を使ってるはず、あの暖かいタッチ、色合いは、透明水彩+あまり高価ではない画用紙の組み合わせだと思う。 消しゴムで消しすぎるとケバケバになって、色塗りにムラが出てしまうような、長い時間放っておくと紙焼けするような、子供向けの画用紙。 学生のとき、まねして、何度も試したことがある。ちょっとした違いで、色がまったく変わってしまう。安い画用紙だと、重ね塗りした時に色が沈んで、それがいい感じなんだけど、高い画用紙は色が沈まない。空の深い青色を出すのに、宮崎駿は、何度も重ね塗りをして、その微妙な深さと暗い雲の陰影を出している。

……ともかく、この部分の絵だけ見ていても飽きない。

そしてなにより「ブラッカムの爆撃機」の訳文がすばらしい。ほかに言いようがないぐらい、かっこいい。

ンで、「ブラッカムの爆撃機」の話……まるでドキュメントだ。目の前で行われているようにさえ思えてくる、絵が浮かんでくる、音が聞こえてくる、振動が伝わってくる、熱気が、凍るような声が、死を遠ざける笑いと暖かい食べ物が、命知らずの男たちの敬虔な祈りが……

かっこいい訳文とかっこいいマンガはあるが、かっこいい戦争なんてありゃしねー……ってことはよくわかる。

ともかく、読んでみてくれ!

編集が「スタジオジブリ出版部」、発行が岩波。こういう本の出し方もいいな。

[ゴリゴリレビューのお知らせ]
当サイトには、宮崎駿監督の冒険活劇動画作品『天空の城ラピュタ』『もののけ姫』に関するゴリゴリ・レビュー*もあります。
ゴリゴリ好きな方、ご覧ください。

『天空の城ラピュタ』を観る-トビイシの砂漠-「飛び去るオブジェクト」を追って

*ゴリゴリ・レビュー@(cc)図書新聞、だと思う

Posted by gont at 2006年12月21日 16:07 | TrackBack