紙の本の豪華版と廉価版

紙の本が消える日が来る!! – Big Chicken Instutute.

頁をバラして、スキャンして、PDFにして・・・実際にやって確かめてレポートする、すばらしい。

PDF化の方法、本をバラすことの是非や手間、入れるデバイスなどの問題もありますが、重要なのは高速化・簡便化・安価になってきている、と。
グーグルはこうした紙の本のデータ化を超高速で無料でやってるわけです。

しかし、紙に印刷されたモノは、もともとデータですし。
たとえば、Adobe InDesignのファイルだったり。
レイアウトデザインは別としても、そのデータは、デバイスに合わせていかようにも変換できる。

わざわざ紙に印刷したものをスキャンしてPDF化する、というのはめんどうな話。

近いうちに、物理的に体積・重量のある本、持ち歩けない本は、初版が紙ではなくて、電子版(電子書籍版)として出てくるかもしれませんね。

DRM(著作権保護機能付き)で、いつでもどこでも、手持ちのデバイスでも、ネットワーク越しのクラウドで読めますよー、と。

もうすぐ始まるんじゃないでしょうか。
2010年春にはアップルからタブレット型のデバイスが出るのでは、という話が出てますけれど、電子書籍が爆発的に広まるのは間違いないことなので。

紙の本でも欲しい、というときだけ、ボタンを押す。

豪華版 廉価版

紙に合わせたレイアウトにして、特注オンデマンド印刷で、美麗な装幀付、さらに特典。そんなプレミアサービス。
いや、そんな高価な紙の本はいらない、ペーパーバック仕様でテキスト棒組でもいいから欲しい、というときは、廉価版。

んーそういうことができるようになるのかな?