元旦のランニング

今年の正月は仕事もあって遠出できなかったので、一般参賀前の皇居を二周する。
当然ながらいつものようには走れないわけで、外堀通りのほうを走って、一周6kmで計12kmとなった。
今回は、相棒のほかに、大学時代の友人も加わった。
皇居周回するのは初めてとのことで、新年あけおめ走行となった。

神田の銭湯で朝風呂があるとのことで、8時半には神田に。
着替えて、いつもの通りに竹橋あたりから走り出す。
坂を降りていくと桜田門は入れず、そのまま直進して外堀を走ることに。
このコースも悪くない。
2周して銭湯に戻り、汗を流して、神田駅前で新年会。
オフィス街の店はほとんどが閉まっているわけで、ラーメン屋での新年会になったけれども、12km走った後、ということで、とてもおいしかった。
帰りは神田明神を通って帰りました。

さて、神田の銭湯でのできごと。
派遣村の人たちが順番で風呂に入りに来ていた。
ちゃんと入れ替え順番制にして、邪魔にならないように配慮していた。
職を失っても日本人はこういうマナーは忘れない。

冬の夜の寒さは誰でもつらいものだ。
お風呂はありがたいものだろう。
単に体を温めるのではない、心を暖める。

今春の年度末は派遣契約終了で大量解雇も予想されるし、銭湯のようなお風呂がもっと必要になるだろう。
日本人ならシャワーでは疲れがとれない、やはりお風呂がいちばんだ。
都会の銭湯がどんどん消えているなかで、移動式簡易風呂があればいいな、と思った。
自衛隊は、自前でお風呂セット(!)を持っていて、地震災害時には出動していると、銭湯内の張り紙で見たことがある。さすが。
一般の自治体には、移動式銭湯なるものは……ないだろう。
介護用の風呂付特別車はあると思うが、どこかの企業で、移動組立式銭湯を開発して欲しいと思う。

話は脱線するけれど、一人で入るのドラム缶風呂ならなんとでもなりそうな気もする。
いや、ドラム缶じゃなくてそのまま浴槽を使えばいいわけで、ガスと風呂釜と浴槽があれば、DIYの店で材料をそろえる程度でも、できそうに思う。予算は20万もあれば足りるだろう。