富士山を見ればわかる

日本のランドマーク・富士山を見ていれば、静岡や関東近辺の地震のことはわかるでしょう。

先日、静岡で比較的強い地震がありました(静岡地震、静岡沖地震、駿河湾地震などと呼ばれている)。
プレート地殻内の地震で、プレート境界型でプレスリップが予想される「東海地震」に繋がるような「前震」ではない、とされています。
実際、境界での地殻のズレの変化量は変わっていないとのことでひと安心です。

ところで、もしほんとうに大きな地震が起こるとしたら、もっと顕著な先駆現象がたくさん見られるでしょう。
群発地震や比較的大きな地震が起こるようになります。火山が噴火することもあります。
昔は火山の観測もされていなかったので、地震後に噴火して確認されることもあります。
富士山の宝永大噴火は、宝永地震の49日後に起こったのですが、もしそのとき、富士山を科学的に観測していたら、地震の前に地殻の変化がGPSや傾斜計で把握されたのではないでしょうか。また、地熱や地下水の噴出量にも変化があったことでしょう。
大きな被害を与える大地震の前には、さまざまな前兆現象が見られるはずです。

東海地震に関しては、富士山で何か現象が確認されるとか、プレスリップが観測されるでしょう。
関東地震ならば、1年以上前から茨城の鹿島あたりで群発地震が起こったり、東京(江戸)でもなんども地震が起こって、不気味で不安な気持ちにさせることでしょう。

なので、今現在の状況では、東海地震や関東地震が突然、起こるとは考えられないわけです。
今回の静岡地震だけでは。

重要なのは、この地震のほかに、顕著な地殻の活動、地震や火山の噴火といった現象が何度も起こるようなことが起きた場合です。
今日現在(2009年8月16日)、それは起こっていませんが、起こり始めたら注意する必要があるでしょう。
地震に備えて必要なモノやコトを準備する、ということです。
寝室には、外履き用の靴を新しく買って置いておくとか、その程度のことでも、安心です。

参考:
静岡地学,第83号(2001)を一部修正(web化にあたって図表の一部を省略した)
火山としての富士山―その過去・現在・未来―
小山真人(静岡大学教育学部総合科学教室)

富士山と「東海」、気になる関係@静岡新聞

追記:富士山だけでなく、箱根も重要かもしれません。
群発地震が起こっていたんですね。

神奈川県温泉地学研究所
2009年8月9日箱根のやや活発な地震活動(8月9日)
2009年8月4日箱根の活発な地震活動(8月4日)
2009年7月29日箱根のやや活発な地震活動(7月29日)

これと大規模な被害地震との関連性はわかりません。また、先日の地震と関係しているのかもわかりません。
関連性があるかどうかは、専門家が考えてくれるでしょう。
阪神淡路(兵庫県南部)の前には猪名川群発地震もありましたが、すべての群発が大地震に繋がるわけでもありません。

富士山を見ればわかる」への2件のフィードバック

  1. gont 投稿作成者

    確かに。
    水は重要ですね。
    近くに川の源流というか、飲み水にもなる湧水ポイントがあるので、そこに汲みに行こうかと思ってます。
    18リットルのポリタンが役に立ちそうです。
    とはいえ、毎日通うとなったら大変ですが・・・
    あと、沼さんのように登山をされる方なら
    山道具一式がそのままサバイバルの道具ですよね。

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