Category Archives: 電子書籍出版メモ

「ゴーストライターも下請法で守られる」「海賊版サイト対策の著作権法改正案衆院通過」など、出版関連気になるニュースまとめ(2020年5月25日~31日)

 2020年5月25日~31日は「ゴーストライターも下請法で守られる」「海賊版サイト対策の著作権法改正案衆院通過」などが話題に。編集長 鷹野が気になった出版関連ニュースをまとめ、独自の視点でコメントしてあります。 国内 デジタルハリウッド大学、新入生研修を完全オンラインで実施 ~「コロナ後の未来を考える」をテーマに新入生300人が5日間で電子書籍を製作 https://prtimes.jp/mai [...]

編集者依頼の代筆自伝、出版取り止めで原稿料未払いは下請法違反? ~ ライターが自分の身を守るためには

 出版社の編集者から著名人の“自伝”代筆を依頼され、いわゆる“ゴーストライター”として密着取材し数カ月がかりで原稿を執筆。ところが完成間際で出版取り止め、原稿料も支払ってもらえない ―― このような場合、ライターは下請代金支払遅延等防止法(以下、下請法)で守られるのだろうか? 独占禁止法・景品表示法・下請法などを専門とする弁護士・池田毅氏に話を伺った。 下請法の対象は“特注品” ―― 下請法とはど [...]

「電子図書館TRC-DLの4月貸出実績前年同月比423%」「書店向けBooksPROスマホ版と出版社向けBooksPRO Compact」など、出版関連気になるニュースまとめ(2020年5月18日~24日)

 2020年5月18日~24日は「電子図書館TRC-DLの4月貸出実績前年同月比423%」「書店向けBooksPROスマホ版と出版社向けBooksPRO Compact」などが話題に。編集長 鷹野が気になった出版関連ニュースをまとめ、独自の視点でコメントしてあります。 国内 遠隔複写サービス受付再開〈国立国会図書館(2020年5月18日)〉 https://www.ndl.go.jp/jp/new [...]

アメリカの図書館はコロナ禍にどう立ち向かっているか?

 アメリカの図書館は、新型コロナウイルス感染拡大を受け、どのような対応を行っているのだろうか? 知のインフラとしてのアメリカの図書館の取り組み  アジアやヨーロッパに続き、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が猛威を振るうアメリカでは、3月17日に全米図書館協会(American Library Association, 以下ALA)が正式に国内の全図書館の閉鎖を求めた。「すべての学術・公 [...]

「4月書店売上前期比6%減」「中国出版業界のコロナ禍対応解説」など、出版業界気になるニュースまとめ(2020年5月11日~17日)

 2020年5月11日~17日は「4月書店売上前期比6%減」「中国出版業界のコロナ禍対応解説」などが話題に。編集長 鷹野が気になった出版業界のニュースをまとめ、独自の視点でコメントしてあります。 国内 マガジン航 【note分室】 を始めます〈仲俣暁生|note(2020年5月11日)〉 https://note.com/solar1964/n/n2c818c1827ba  HON.jpの理事でも [...]

中国出版業界・書店業界はコロナ禍にどう立ち向かったか

 新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっていた中国では、出版業界や書店業界はどのような取り組みが行われていたのだろうか? 「疫情」下の中国出版業界  全世界がコロナウイルスによるパンデミックの脅威に曝されている。人々は密集を避け家に籠ることを余儀なくされ、生産活動が停滞し消費行動が抑制されている。その中で、日本においては、意外なことに今年の1月から4カ月連続で書店の販売総額が前月を上回る好況を呈し [...]

「コロナ禍での緊急事態延長も一部制限緩和で書店や図書館が再開へ」「米出版社の許諾ガイドライン」など、出版業界気になるニュースまとめ(2020年4月27日~5月10日)

 2020年4月27日~5月10日は「コロナ禍での緊急事態延長も一部制限緩和で書店や図書館が再開へ」「米出版社の許諾ガイドライン」などが話題に。編集長 鷹野が気になった出版業界のニュースをまとめ、独自の視点でコメントしてあります。 国内 販売概況 2020年3月期 販売実績は5.6%減 新型コロナウイルスが各ジャンルの販売に影響〈公益社団法人 全国出版協会・出版科学研究所(2020年4月24日)〉 [...]

コロナ禍対応で米出版社が迅速に「許諾ガイドライン」を更新できた理由

 アメリカの出版社は新型コロナウイルス感染拡大を受け、どのような対応を行っているのだろうか? コロナ禍中でアメリカの出版社が示した Permission Guidelines でリモート授業や読み聞かせに対応  4月末の時点で、アメリカの書籍出版業界の中心地であるニューヨーク市における新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者数は14万人を超え、死者も1万人以上を数える。ロックダウン(都市封鎖 [...]

「TRCの電子図書館3月の貸出前年比255%と急増」「全国の図書館休館率88%に」など、出版業界気になるニュースまとめ(2020年4月20日~26日)

 2020年4月20日~26日は「TRCの電子図書館3月の貸出前年比255%と急増」「全国の図書館休館率88%に」などが話題に。編集長 鷹野が気になった出版業界のニュースをまとめ、独自の視点でコメントしてあります。 ポッドキャスト 国内 新型コロナによる出版社の営業対応公開 出版アナリスト・湯浅氏が独自に収集〈ほんのひきだし(2020年4月20日)〉 https://hon-hikidashi.j [...]

HON.jp News Blogの運営体制変更について

 HON.jp News Blogは「本(HON)のつくり手をエンパワーするメディア」として、論考・解説・意見などの優先順位を従来より高くすべく、5月1日より運営体制を変更いたします。 体制変更の背景  コロナ禍で緊急事態宣言が発令されるなど、いま世の中が大変な状況になっています。書店の臨時休業によって、販売機会の逸失が起きています。また、図書館や公文書館など過去の英知や記録を収集保存し提供する機 [...]

共感を呼び称賛された『武漢日記』が一転、海外版の翻訳出版で批判と中傷に晒されたわけ

 出版社を定年退職したのち北京大学で教鞭を執る馬場公彦氏に、中文圏の出版事情についてコラムを連載いただくことになりました。1回目は、新型コロナウイルス感染症のため都市封鎖された中華人民共和国湖北省の武漢市の様子を綴った『武漢日記』出版をめぐる騒動についてです。 方方『武漢日記』がもたらした波紋  4月8日、新型コロナウイルス最初の感染者が出た武漢市で、2カ月半にわたるロックダウン(封城)がようやく [...]

「アマゾンが出版物など入荷制限」「東野圭吾7作品電子化」「図書館閉鎖で校正に支障」など、出版業界気になるニュースまとめ(2020年4月13日~19日)

 2020年4月13日~19日は「アマゾン、出版物など入荷制限」「東野圭吾7作品電子化」「図書館閉鎖で校正に支障」などが話題に。編集長 鷹野が気になった出版業界のニュースをまとめ、独自の視点でコメントしてあります。 ポッドキャスト 国内 機関向け電子書籍提供サービス「Maruzen eBook Library」で人文社会学系出版6社の指定タイトルが同時アクセス数を臨時拡大 ~ 新型コロナウイルス感 [...]

武漢の作家が封鎖された都市での体験を綴った本の海外版が標的に

 中国・武漢在住の小説家、方方(Fang Fang:ファンファン)が60日間に渡る都市封鎖の体験をブログに綴ったものが英訳され、出版される運びとなった。だがそれを知った中国の人々から様々な脅迫を受けていると、英デイリー・メール紙が伝えている。  方方(本名:汪芳)は2010年に魯迅文学賞を受賞、「風景」「琴断口」、映画「風水」の原作となった「万箭穿心」などの作品がある。(日本語では『コレクション中 [...]

『流星シネマ』吉田篤弘/角川春樹事務所/5月15日刊行予定 ~ 発売前作品のゲラが読める NetGalley 新着作品紹介

 個性的で魅力的な人々が織りなす、静かであたたかな物語。  発売前の本のゲラを読み、レビューを投稿して本のプロモーションを応援できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品紹介です。  書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。 流星シネマ 吉田篤弘/角川春樹事務所 内容紹介  人生の季節は冬に向かっているけれ [...]

『神さまの貨物』ジャン・クロード・グランベール/ポプラ社/10月5日刊行予定 ~ 発売前作品のゲラが読める NetGalley 新着作品紹介

 モリエール賞作家が書いたこの物語は、人間への信頼を呼び覚ます「小さな本」として、フランスから世界へ広まり、温かな灯をともし続けている。  発売前の本のゲラを読み、レビューを投稿して本のプロモーションを応援できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品紹介です。  書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。 神 [...]

米有力地方紙のトリビューン社が給料カットのうえさらなる一時解雇を発表

 シカゴを拠点とする新聞チェーンであるトリビューン・パブリッシング(Tribune Publishing)は、全社に及ぶ3週間の一時休暇(furlough)を発表したとシカゴ・トリビューン紙など複数のメディアが伝えている。  新型コロナウイルスの影響による広告収入の激減を理由としてあげ、5月〜7月にかけ一定の枠内の給与の社員に対して行われる。この間、健康保険は支払われるが給与はなし。一時休暇の代わ [...]

『ルカ・モドリッチ自伝 マイゲーム』ルカ・モドリッチ(著)/ロベルト・マッテオーニ(著)/長束恭行(翻訳)/東洋館出版社/6月1日刊行予定 ~ 発売前作品のゲラが読める NetGalley 新着作品紹介

 バロンドール、ワールドカップMVP、欧州CL三連覇、FIFA世界最優秀選手賞……など、これまで様々なタイトルと栄冠を手にした、クロアチアの英雄ルカ・モドリッチ初の自叙伝。  発売前の本のゲラを読み、レビューを投稿して本のプロモーションを応援できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品紹介です。  書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありま [...]

『小鳥たちの計画』荒内佑/筑摩書房/4月23日刊行予定 ~ 発売前作品のゲラが読める NetGalley 新着作品紹介

 cero荒内佑、初の単行本が遂に刊行!  発売前の本のゲラを読み、レビューを投稿して本のプロモーションを応援できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品紹介です。  書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。 小鳥たちの計画 荒内佑/筑摩書房 内容紹介  シャープな思考と機知に富んだユーモアで紡ぐ〈日常の風 [...]

『交響曲第6番「炭素物語」 地球と生命の進化を導く元素』Robert M. Hazen/化学同人/4月25日刊行予定 ~ 発売前作品のゲラが読める NetGalley 新着作品紹介

 ★うるわしい働き者――炭素の楽しい物語  発売前の本のゲラを読み、レビューを投稿して本のプロモーションを応援できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品紹介です。  書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。 交響曲第6番「炭素物語」 地球と生命の進化を導く元素 Robert M. Hazen/化学同人 内 [...]

「7都府県への緊急事態宣言で、無料公開延長が続々と」「遠隔授業での著作物利用が無許諾で可能に」など、出版業界気になるニュースまとめ(2020年4月6日~12日)

 2020年4月6日~12日は「7都府県への緊急事態宣言で、無料公開延長が続々と」「遠隔授業での著作物利用が無許諾で可能に」などが話題に。編集長 鷹野が気になった出版業界のニュースをまとめ、独自の視点でコメントしてあります。 ポッドキャスト 国内 出版社の休眠資産を掘り起こす「電子復刻」~ 権利処理や売上管理を代行するイーストの狙い〈HON.jp News Blog(2020年4月6日)〉 htt [...]

「マンガ図書館Z」赤松健氏が電流協アワード2020大賞を受賞

 一般社団法人電子出版制作・流通協議会(以下、電流協)は4月17日、「電流協アワード2020」の受賞案件を発表した。今年の大賞は、「マンガ図書館Z」とその立案・運営を行う株式会社Jコミックテラス 取締役会長 赤松健氏が受賞した。  「マンガ図書館Z」と赤松健氏が大賞に選ばれた理由は、 “マンガ図書館Zのビジネスモデルを立案し、読者のニーズである絶版になったマンガや単行本化されていないマンガを作家の [...]

新型コロナウイルス予防対策不備でフランスのアマゾンが営業停止

 フランス法廷は、仏アマゾンの流通倉庫で働く従業員の感染予防が不十分だと判断し、食料品、衛生用品、医療品以外の出荷の制限命令を申し渡した、と複数のメディアが報じている。  今週火曜日に下ったこの判定によれば、水曜日までに命令内容を遂行しなければ1日あたり100万ユーロの罰金を課すとしたが、アマゾン側はこの決定を不服とし、上訴するという。  フランス国内に6カ所ある流通倉庫ではちゃんと予防措置を取っ [...]

『生かさず、殺さず』久坂部羊/朝日新聞出版/6月5日刊行予定 ~ 発売前作品のゲラが読める NetGalley 新着作品紹介

 認知症でがんや糖尿病をもつ患者が集まる病棟では何が起きているのか?  発売前の本のゲラを読み、レビューを投稿して本のプロモーションを応援できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品紹介です。  書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。 生かさず、殺さず 久坂部羊/朝日新聞出版 内容紹介  医長の三杉は他言 [...]

『ひみつのポムポムちゃん とつぜんのシンデレラ』ハタノヒヨコ(イラスト・原案)/村山早紀(著)/講談社/5月19日刊行予定 ~ 発売前作品のゲラが読める NetGalley 新着作品紹介

 「かわいい」の魔法につつまれる ~ 少女と一羽のうさぎが贈る、優しい魔法の物語  発売前の本のゲラを読み、レビューを投稿して本のプロモーションを応援できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品紹介です。  書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。 ひみつのポムポムちゃん とつぜんのシンデレラ ハタノヒヨコ [...]

『パラリンピックと日本 知られざる60年史』田中圭太郎/集英社/4月24日刊行予定 ~ 発売前作品のゲラが読める NetGalley 新着作品紹介

 パラリンピックに、光を当てた人たちがいた。障害者、医師、官僚、教師、そして皇室の人びと。パラリンピック史を彩る人間ドラマのすべて。  発売前の本のゲラを読み、レビューを投稿して本のプロモーションを応援できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品紹介です。  書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。 パラリ [...]

『7タイプ別交渉術』谷原誠/秀和システム/7月24日刊行予定 ~ 発売前作品のゲラが読める NetGalley 新着作品紹介

 交渉では「必勝」「最速」が必ずしも正義とは限らない  発売前の本のゲラを読み、レビューを投稿して本のプロモーションを応援できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品紹介です。  書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。 7タイプ別交渉術 谷原誠/秀和システム 内容紹介  弁護士として相手との交渉が多い著者 [...]

『法の雨』下村敦史/徳間書店/4月28日刊行予定 ~ 発売前作品のゲラが読める NetGalley 新着作品紹介

 無罪乱発 判事が下した一つの判決が 裁判官、検察官、弁護士、被害者、加害者 それぞれの正義を狂わせていく……  発売前の本のゲラを読み、レビューを投稿して本のプロモーションを応援できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品紹介です。  書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。 法の雨 下村敦史/徳間書店 [...]

『あふれる家』中島さなえ/朝日新聞出版/5月7日刊行予定 ~ 発売前作品のゲラが読める NetGalley 新着作品紹介

 鬼才・中島らもの長女でもある著者が、初めて自分の育った「家」をモデルに小説を執筆しました。  発売前の本のゲラを読み、レビューを投稿して本のプロモーションを応援できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品紹介です。  書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。 あふれる家 中島さなえ/朝日新聞出版 内容紹介 [...]

『おおきな森』古川日出男/講談社/4月21日刊行予定 ~ 発売前作品のゲラが読める NetGalley 新着作品紹介

 2001年『アラビアの夜の種族』、2008年『聖家族』、そして2020年――著者渾身の超大作1600枚、ここに誕生!  発売前の本のゲラを読み、レビューを投稿して本のプロモーションを応援できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品紹介です。  書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。 おおきな森 古川日出 [...]

『うめももさくら』石田香織/朝日新聞出版/5月7日刊行予定 ~ 発売前作品のゲラが読める NetGalley 新着作品紹介

 期待の新人作家による、切なさとおかしみをたたえた物語。  発売前の本のゲラを読み、レビューを投稿して本のプロモーションを応援できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品紹介です。  書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。 うめももさくら 石田香織/朝日新聞出版 内容紹介  運送会社の事務で働くママは結婚 [...]