Category Archives: 電子書籍出版メモ

ネットと相性のいいジャンルで、実用性・共感性・娯楽性を意識せよ ~ ダ・ヴィンチニュースの書籍ウェブプロモーション

 株式会社文化通信社は12月11日、都内でフォーラム “本を「WEB」でどう売るか。ネット時代の書籍販促 -ダ・ヴィンチニュースのアンケート結果から-” を開催した。登壇者は株式会社KADOKAWA ビジネス・生活文化局 デジタル・カスタム部部長 大家太氏と、同部生活情報デジタル編集課課長 宮脇大樹氏。有料セミナーなので詳報は控え、ダイジェストでレポートする。 新刊購入時の認知経路  アンケート対 [...]

電子雑誌定額読み放題サービス「マガジン☆WALKER」で徳間書店「月刊エンタメ」が配信開始 ~ 2周年記念の「アニメまつり」キャンペーンも開催中

 株式会社ブックウォーカーは11月30日、同社が運営する電子雑誌読み放題サービス「マガジン☆WALKER」で徳間書店「月刊エンタメ」の配信を開始したことを発表した。また、2周年を記念した「アニメまつり」キャンペーンも開催されている。  徳間書店「月刊エンタメ」は、アイドルカルチャー誌。アイドルへのインタビュー、対談記事、グラビアなどを収録。人気モデルや若手女優、ブレイク寸前の女性タレントなどもクロ [...]

シンポジウム「著作権延長後の世界で、我われは何をすべきか」が1月10日に開催、入場無料・事前申込受付開始

 公開シンポジウム「著作権延長後の世界で、我われは何をすべきか」が、2019年1月10日18時30分より東京ウィメンズプラザで開催される。主催は青空文庫、本の未来基金、デジタルアーカイブ学会、クリエイティブ・コモンズ・ジャパン、インターネットユーザー協会、thinkC。入場は無料だが、事前申込みが必要。申込みはTPPの知的財産権と協議の透明化を考えるフォーラム(thinkTPPIP)の公式サイトか [...]

講談社「DAYS NEO」が正式オープンから7カ月の実績を公開 ~ 投稿数約3700作品、マッチング数220組、連載決定14人など

 株式会社講談社のマンガ投稿サイト「DAYS NEO」は12月8日、正式オープンから7カ月の実績を公開した。11月27日時点で、投稿数は削除済みを除き約3700作品、マッチング数は220組、読み切り掲載が2人、各誌マンガ賞受賞が15人、連載決定14人で、うち7人が連載中となっている。 連載中作品 ニコニコ静画「水曜日のシリウス」&pixivコミック たかはしゆう『もんすたあのえほん』 山田ヒツジ『 [...]

日本のマスコミが伝えない日本の本の海外での評価はどれだけスゴいのかスゴくないのか

 毎年のように村上春樹がノーベル賞をとるんじゃないかと騒ぎ、イギリス人のカズオ・イシグロがとったらとったで“名誉日本人”扱いしたがるほど、日本人は文学賞という「お墨付き」に弱いようだ。  今年は多和田葉子が『遣灯使』で全米図書賞の翻訳部門を受賞し、村田沙耶香の『コンビニ人間』が文芸誌ニューヨーカーの「今年のベスト」に選ばれたと騒いでいるが、実際のところ、これらは地元でどのぐらいの影響力がある栄誉な [...]

発売前の本の“ゲラ”が読める「NetGalley」から新着作品の紹介(2018年12月10日号) #NetGalleyJP

 発売前の本の“ゲラ”を読んでレビューが投稿できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品を紹介いたします。情報提供は株式会社出版デジタル機構です。書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。 これから刊行される予定の本 マーダーズ(長浦京/講談社) 内容紹介 デビュー2作目で、いきなり大藪賞受賞! 2016年ミ [...]

アメリカ最大手取次が2位を買収か? 連邦取引委員会が調査を開始

 米最大手の書籍取次イングラムが、第2位のベイカー&テイラーの買収を打診し、これを受けて連邦取引委員会(Federal Trade Commission, 以下FTC)が調査し始めたことを、出版関連のニュースレターを発行しているShelf Awarenessがすっぱ抜き、続いて業界誌パブリッシャーズ・ウィークリーが伝えるまでになっている。  実現すれば、全米の書店と図書館をカバーする規模の大取次が [...]

マンガアプリ「GANMA!」で広告収益に加え、プレミアム会員の会費収益の一部も作家へ還元する支援プログラムを開始

 コミックスマート株式会社は12月3日、マンガアプリ「GANMA!」とロゴをリニューアル。同時に、作家に対する収益還元を、従来の広告モデルに加え、読み放題モデルを追加したプレミアム会員の収益の一部も対象とするプログラムを開始した。  「GANMA!」は、オリジナルマンガ160作品以上を掲載しているマンガアプリ。累計ダウンロード数は1100万を突破。12月12日にサービス開始から5周年を迎える。連載 [...]

ブラジル、2大書店の倒産で出版危機が深刻化

 先月からブラジルの書店リブラリア・クトゥーラ(Livraria Cultura)とサレイヴァ(Saraiva)が相次いで倒産申請するなど危機的な状況にあり、ブラジルの出版社団体 National Syndicate of Book Publishers が介入を考えている、とグローバル出版ニュースサイト、Publishing Perspectives が伝えている。  20店舗の閉店を発表したブ [...]

ジャストシステム、AI技術採用の「ATOK for Android[Professional]」最新版を本日配信開始 〜 「ATOK for Windows」は来年2月1日に更新、「一太郎2019」は2月8日に発売

 株式会社ジャストシステムは12月4日、「ATOK Passport[プレミアム]」で提供している「ATOK for Android[Professional]」の最新プログラムを配信開始した。また、「ATOK for Windows」を2月1日に更新予定、日本語ワープロソフト「一太郎2019」を2月8日から発売予定であることも発表している。以下、都内で行われた発表会での様子をレポートする。  1 [...]

オトバンク、東京ガスやニッポン放送など5社と資本提携

 株式会社オトバンクは11月27日、東京ガス株式会社、カルチュア・エンタテインメント株式会社(CCCグループ)、株式会社フロンティアワークス(アニメイトグループ)、株式会社VOYAGE VENTURES、株式会社ニッポン放送の5社と資本提携したことを発表した。  オトバンクと東京ガスは2017年7月から、入浴時にオーディオブックを楽しむ「Furomimi」を提供しており、今回の資本業務提携を機に協 [...]

ソニー「Reader Store」でオーディオブックの取り扱いを開始 ~ 「audiobook.jp」のオトバンクと提携

 株式会社ブックリスタと株式会社オトバンクは11月22日、ブックリスタがストアシステムを提供する電子書店「Reader Store」でオーディオブックの取り扱いを開始したことを発表した。購入したオーディオブックは、Android・iOSの「Reader」アプリで再生できる。  本を開くとまず表紙が表示されるので、横書き(左綴じ)の本と同様にページをめくると、再生リンクのあるページが開く。「以下のリ [...]

発売前の本の“ゲラ”が読める「NetGalley」から新着作品の紹介(2018年12月3日号) #NetGalleyJP

 発売前の本の“ゲラ”を読んでレビューが投稿できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品を紹介いたします。情報提供は株式会社出版デジタル機構です。書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。 これから刊行される予定の本 ハニーのためにできること(楠章子、松成真理子/童心社) 内容紹介 ふたばのおばあちゃんが亡く [...]

米雑誌最大手コンデ・ナストのCEOが辞任発表

 アメリカの雑誌社コンデ・ナストで、解雇を含むリストラ案を推進し始めてまだ1年経たないボブ・サウアーバーグCEOが、辞任を発表したと複数のメディアが伝えている。コンデ・ナストはヴァニティー・フェア、GQ、ヴォーグなどの雑誌を発行する、アメリカ最大の雑誌社。  サウアーバーグは、中堅出版社のフェアチャイルド・ファッション・メディアや、ニューヨーク・タイムズなどを経て、2005年にコンデ・ナストに入社 [...]

HON.jp News Blogの編集長 鷹野凌が1月9日のJEPAセミナー「新春講演会 2019年の電子出版はどうなる?」に登壇します

 HON.jp News Blogの編集長 鷹野凌が、1月9日に開催されるJEPAセミナー「新春講演会 2019年の電子出版はどうなる?」に登壇します。2018年9月までブログ「見て歩く者」で、10月以降はHON.jpメールマガジンで毎週配信している「気になるニュースまとめ」から、2018年の電子出版関連の主な動きを振り返り、2019年を予測します。 ■ 詳細・申込みはこちら https://ko [...]

東京地裁、YouTubeの違法マンガネタバレ投稿者の発信者情報開示を命じる仮処分を決定

 東京地方裁判所は11月27日、『闇金ウシジマくん』(真鍋昌平/小学館)の画像や文字情報を投稿する行為が著作権侵害にあたるとし、米YouTube社に対し投稿者の発信者情報開示を命じる仮処分を決定した。株式会社小学館 広報室が明らかにした。  今回の決定は、小学館が東京地裁に対し10月4日に行った「発信者情報開示仮処分命令申立」手続きによるもの。債権者は真鍋昌平氏、保全すべき権利は「著作権に基づく発 [...]

BOOK☆WALKER、角川文庫など約7000点が70時間限定で全文無料試し読みできるフェアを11月30日から開催

 株式会社ブックウォーカーは11月27日、運営する電子書店「BOOK☆WALKER」で、角川文庫創刊70周年を記念して「70時間全文試し読みフェア」を実施すること発表した。期間は11月30日(金)2時から12月2日(日)23時59分まで。同時に、子会社の株式会社トリスタが運営する「読書メーター」では、70時間レビューキャンペーンが行われる。  角川文庫は1949年の創刊。ドストエフスキー『罪と罰』 [...]

2018年ベスト本リストが年内に出回るアメリカの事情

 11月下旬の感謝祭が終わり、人々がクリスマスプレゼントを買い始めるこの時期、普段から書評を載せている新聞や雑誌、そしてウェブサイトから地方のミニラジオ局でも「2018年のベスト」図書リストが発表される。 (まだ年が明けていないのに、2018年のベストを選ぶのはこれから大晦日にかけて刊行されるタイトルにとって不利ではないのか?」と思うかもしれないが、アメリカの商習慣では年内に発売される本であれば、 [...]

HON.jp News Blogのロゴが新しくなりました

 HON.jp News Blog のロゴマークとロゴタイプが新しくなりました。日本独立作家同盟のシンボルマークを継承、進化させました。杉浦昭太郎氏によるデザインです。

インプレスR&D、「Kindle本出したらPOD出版しようよキャンペーン」を開始 ~ 参加者全員にAmazonギフト券がプレゼント

 株式会社インプレスR&Dは11月26日、「Kindle本出したらPOD出版しようよキャンペーン」の開催開始を発表した。12月31日までの期間中、インプレスR&Dの「著者向けPOD出版サービス」を利用して Amazon.co.jp でPOD版を出版し、Kindle版とPOD版に相互リンクが設定された本の著者全員を対象に、Amazonギフト券500円分がプレゼントされる。  著者 [...]

「HON.jp News Blog」が電子出版アワード2018(第12回)候補作品に選出されました

 一般社団法人日本電子出版協会(JEPA)電子出版アワード2018(第12回)のスーパー・コンテンツ賞候補に、「HON.jp News Blog」が選出されました。また、チャレンジ・マインド賞の候補には、HON.jp News Blogの発行元であるNPO法人日本独立作家同盟が展開する別事業「NovelJam」も選出されています。  投票期間は2018年11月26日(月)から12月7日(金)23時 [...]

発売前の本の“ゲラ”が読める「NetGalley」から新着作品の紹介(2018年11月26日号) #NetGalleyJP

 発売前の本の“ゲラ”を読んでレビューが投稿できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品を紹介いたします。情報提供は株式会社出版デジタル機構です。書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。 これから刊行される予定の本 新版 インターネットの心理学(パトリシア・ウォレス(著)、川浦康至(訳)、和田正人(訳)、堀 [...]

グッチがニューヨークで書店をオープン

 ニューヨーク市内で高級ブティックが立ち並ぶソーホー地区にグッチが店内の一角を使って Gucchi Wooster Bookstore をオープンしたとニューヨーク・マガジンが伝えている。  タイトル選びなどを担当したのは、Dashwood Books のデイビッド・ストレットル氏。少し北のノーホー地区にあるダッシュウッド書店は2005年にオープン、現代フォトアートの本を中心とした品揃えの店。一方 [...]

ニューヨーク・コミコンに続く第2回アニメNYCコンベンションの報告

 アジア発のアニメやマンガ業界のコンベンションである Anime NYC が、11月16日から18日にかけてニューヨーク市内最大のコンベンション会場ジャヴィッツ・センターで行われた。初回よりも展示面積が拡大、入場者も増加した。  Anime NYC創業者ピーター・タタラ氏は、去年の1万5000人よりもかなり多い3万6000人の参加があり、のべ人数は5万を超えたと話す。出展社数も増え、日本からはヴィ [...]

大手出版4社と出版デジタル機構が慶應SFCと海賊版サイト対抗手段や電子出版技術基盤などを研究する勉強会を発足

 慶應義塾大学SFC研究所のアドバンスド・パブリッシング・ラボは11月21日、マンガのインターネット流通環境整備に関する勉強会の発足を発表した。海賊版サイトに対抗する手段や、電子出版技術基盤、クリエイターの制作環境整備などに関する研究が主なテーマとなる。  アドバンスド・パブリッシング・ラボ(Advanced Publishing Laboratory、以下APL)は、W3Cで行われるEPUB標準 [...]

W3Cなどが、EPUBCheck新バージョンのリリース前に資金援助を呼びかけ

 EPUBで作った電子書籍のファイルにエラーがないかを公開前にチェックできる、EPUBCheckの新バージョンのリリースにあたって、関連団体が資金援助を求めている。  これは、ウェブの国際標準を決める団体ワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム(World Wide Web Consortium、以下W3C)や、障害者がアクセス可能なデジタル出版物の作成支援団体DAISYコンソーシアムが調整・管理 [...]

フリーフォントの見た目を好きな言葉で比較できるサービス「ためしがき」に縦書き表示機能が追加

 株式会社クリモは11月20日、商用利用可能な日本語フリーフォントを好きな言葉や文章でまとめて比較できる無料のウェブサービス「ためしがき」に、縦書き表示機能を追加したことを発表した。  「ためしがき」は、2018年7月にリリースされた無料サービス。日本語フォントならではの、縦書きで見た目を確認したいという要望があり、今回の機能追加に至ったという。試した言葉はそのままSNSでシェアできる。  今後も [...]

発売前の本の“ゲラ”が読める「NetGalley」から新着作品の紹介(2018年11月19日号) #NetGalleyJP

 発売前の本の“ゲラ”を読んでレビューが投稿できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品を紹介いたします。情報提供は株式会社出版デジタル機構です。書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。 これから刊行される予定の本 やったほうがイイ!邪気祓い(碇のりこ/日本文芸社) 内容紹介 世の中は2通りの人間にわかれま [...]

講談社のマンガ投稿サイト「DAYS NEO」の“婚活サービス”的思想 ~ 「編集者が必要」という作家のファーストチョイスになりたい

 講談社のマンガ投稿サイト「DAYS NEO」では、他社の雑誌にも参加を呼びかけている(参考記事)。これはどういう思想に基づくものなのか? 経緯や現状、展望などについて、「DAYS NEO」「ILLUST DAYS」「NOVEL DAYS」を統括している「ヤングマガジンのスズキ」こと、鈴木綾一氏に話を伺った。 “編集ガチャ”みたいな状態を解消したい ── まず、DAYS NEOの立ち上げ経緯につい [...]

アマゾンジャパン、「Kindleインディーズマンガ」の実績を公表 ~ 無料マンガダウンロード数トップ100のうち25作品がインディーズ

 アマゾンジャパン合同会社は11月15日、Kindleストアで無料マンガをセルフ出版できる「Kindleインディーズマンガ」の、開始から4カ月間の実績を公表した。有名作品を含むKindleストアの無料マンガダウンロード数トップ100のうち、25作品がインディーズ作品とのこと。  Kindleインディーズマンガは、7月5日にサービスを開始している(関連記事)。「Kindleダイレクト・パブリッシング [...]