Category Archives: 電子書籍出版メモ

米国Book Expo America 2015カンファレンスが5月27日〜29日に開催予定、今年のテーマは「D2C」

【編集部記事】米国最大の出版業界カンファレンスである「Book Expo America」が、現地時間5月27日〜29日にニューヨーク市内で開催される。

 今年も引き続き電子書籍関連のセミナーが増え、「BEA Content & Digital Conference」という業界ソリューション系のセミナートラックも追加。電子書籍標準化団体の1つであるInternational Digital Publishing Forum(本部:米国ワシントン州)も、電子書籍コンファレンス「Digital Book 2015」を同会場で並行開催する予定で、近日中にもプログラム内容を公開する予定だ。

 今年の主要テーマはD2C(Direct-to-Consumer)、つまり「作家もしくは出版社による、読者への直販」となる模様。【hon.jp】

問合せ先: Book Expo Americaの公式サイト( http://www.bookexpoamerica.com/

英国の出版権取引所ベンチャーIPR License、米国の個人作家向け権利処理ASP「Digi-Rights」と連携

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「Digital Book World」によると、英国の出版権取引所ベンチャーIPR License(本社:英国ロンドン市)が、米国Digi-Resource社(本社:米国ミシガン州)と提携したとのこと。

 IPR Licenseは、出版エージェント同士で電子書籍・紙書籍の出版権などを取引するためのB2Bサイトで、2012年に設立。今回の提携は、個人作家大国である米国人会員を増やすため、Digi-Resource社が開発・運営する個人作家向け権利処理ASP「Digi-Rights」と連携。Digi-Rightsユーザーは自動的にIPR License会員資格が取得できるようになる。【hon.jp】

問合せ先: Digital Book Worldの記事( http://www.digitalbookworld.com/2015/ipr-license-expands-licensing-opportunities-for-self-published-authors/

Digital Public Library of America役員「電子書籍の市場規模は、統計調査で把握しきれていない」

【編集部記事】名門大学London School of Economicsの学内誌に、米Digital Public Library of America役員のDan Cohen氏が電子書籍市場の現状について寄稿している。

 寄稿でCohen氏は、電子書籍の市場規模について発表されているさまざまな統計調査は、不備が多く、その大きさについてまだほとんど完全に把握しきれていないとのこと。また、個人の見解として2014年あたりに成長が鈍化というもの一時的な現象で、再び加速的な成長を予測しておいたほうが合理的だとしている。【hon.jp】

問合せ先: Dan Cohen氏の寄稿( http://blogs.lse.ac.uk/impactofsocialsciences/2015/03/30/whats-the-matter-with-ebooks/

Amazon、日本・中国などで電子書籍端末「Kindle」最下位モデルにホワイト版を追加

【編集部記事】Amazon社(本社:米国ワシントン州)は現地時間3月30日、日本・中国向けサイトで電子書籍端末「Kindle」最下位モデルに新しくホワイトボディ版を追加した。

 このホワイト版は4月8日出荷予定となっており、現在予約受付中。不思議なことに、米国本家サイトなどでは、従来どおりダークグレー版しかまだ販売されていない模様だ。【hon.jp】

問合せ先: 日本のKindle販売ページ( http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00THPBU4O/

電子書籍PRにも使える、コンテンツ配布用プラスチックカード印刷会社「DropCards.com」

【編集部記事】デジタル化で先行する音楽業界では、インディーズ音楽家が自作をPRするためのツールやサービスが数多く存在する。その中の一つに、コンテンツ視聴用のプラスチックカードを大量制作して配布するというのがあるが、それも電子書籍で流用できそうだ。

 米国の個人作家ニュースサイト「The Book Designer」によると、可能なのはコンテンツ配布用プラスチックカード印刷大手の「DropCards.com」(本社:米国ニュージャージー州)で、ダウンロード用コードや配信URLもすべてセットで用意されるとのこと。

 1,000枚フルセットで400ドル(約48,000円)かかるので、メディア向けプレスリリースキットの一部などに使ったほうがよさそうだ。【hon.jp】

問合せ先: The Book Designerの記事( http://www.thebookdesigner.com/2015/03/dropcards-for-e-books-digital-downloads-with-a-difference/

米Adobe、iPad上でInDesignのラフレイアウト作業が行える「Adobe Comp CC」アプリを追加

【編集部記事】Adobe Systems社(本社:米国カリフォルニア州)は現地時間3月30日、iPad上でInDesignのラフレイアウト作業が行える「Adobe Comp CC」アプリを欧米版iTunes App Storeで公開した。

 Adobe Comp CCアプリは、同社のAdobe Cloud会員向けの無料アプリで、外出先などで思いついたデザインやレイアウトなどを、InDesign/Photoshop/Illustrator形式ファイルに出力できる。指タッチ操作が主体となるため、指をスライドさせるだけでテキストボックスを生成したり、三本指スワイプで作業履歴をさかのぼることができる。

 国内版iTunes App Storeではまだ未公開となっている模様。【hon.jp】

問合せ先: Adobe Comp CCの配信リンク( https://itunes.apple.com/app/id970725481

図書館に低価格で電子書籍の永久ライセンスを提供するベンチャー「eBooks Are Forever」が試験稼働

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「Ink, Bits, & Pixels」によると、図書館に低価格で電子書籍の永久ライセンスを提供するベンチャーeBooks Are Forever社(本社:米国テキサス州)が試験稼働を始めたとのこと。

 同社は、電子書籍啓蒙家としても有名な作家JA Konrath氏などが中心となって設立した電子書籍プラットフォームベンチャーで、1冊分程度の価格で図書館に電子書籍の永久ライセンスを提供しようというもの。

 当面は、紙書籍と同じ1作品1人貸し出し制のライセンスとなるが、将来的にはその制限も緩和していきたいとのこと。【hon.jp】

問合せ先: Ink, Bits, & Pixelsの記事( http://the-digital-reader.com/2015/03/29/ebooks-are-forever-wants-to-solve-the-library-ebook-problem/

文字文化協會、外字をSVG画像フォントで表示したEPUB3電子書籍「シャーロック・ホームズの冒險」を配信開始

【編集部記事】特定非営利法人文字文化協會(本部:東京都大田区)は3月24日、外字をSVG画像フォントで表示したEPUB3電子書籍「シャーロック・ホームズの冒險」(著:アーサー・コナン・ドイル/訳:兼武進)を主要電子書籍ストアで配信開始した。

 本書は、電子書籍でも正字せいじ(もともとの文字。詳しくはこらちのブログ記事を参照)で作品を表示するために「文字鏡SVG画像フォント」を採用。

 「mojikyom_svg_XXXXXX.svg」というSVGファイル群をEPUBファイル内に内包することで、さまざまな端末でも表示再現できるようにしている。【hon.jp】

問合せ先: 文字文化協會のサイト( http://www.pcc.or.jp/

中国Onyx、9.7型に続き、13.3型のE-Inkディスプレイの電子書籍端末を準備中

【編集部記事】ARM系デバイス専門ニュースサイト「Liliputing.com」によると、電子書籍端末メーカーのOnyx International社(本社:中国広東省)が、13.3型E-Inkディスプレイの電子書籍端末を今年秋に発売する模様。

 同社は昨年9.7型の電子書籍端末「Onyx M96M Zeus」をロシア国内で発売したばかりで、この13.3型モデルはE-Ink社が2年前から生産を開始したプラスチックTFT基板モノクロ電子ペーパーパネル「Mobius」を採用する。

 13.3型の電子ペーパー採用機は、すでにソニーの法人向け端末「DPT-S1」が発売されており、複数の台湾メーカーも試作デモ機を披露している。【hon.jp】

問合せ先: liliputingの記事( http://liliputing.com/2015/03/report-onyx-13-3-inch-ereader-coming-this-fall.html

英作家団体が批難、放送禁止用語などを置換表示する電子書籍ビューワアプリ「Clean Reader」

【編集部記事】英The Daily Mail紙によると、放送禁止用語などを自動的に置換表示してくれるiOS/Android向け電子書籍ビューワアプリ「Clean Reader」が、作家たちの間で問題となり、作家団体The Society of Authors(本部:英国ロンドン市)が声明を出す事態にまで発展しているとのこと。

 Clean Readerは、今年公開された電子書籍ストアアプリで、購入した作品に放送禁止用語など卑語が含まれている場合は、「Clean」「Cleaner」「Squeaky Clean」の三段階でフィルタリングできる。

 記事によると、同ストアで販売されていた作品の作家たちはその機能の事を事前に知らされておらず、The Society of Authors側も「機能をオフにする手段が提供されていないのは問題」と声明を出したとのこと。【hon.jp】

問合せ先: The Daily Mailの記事( http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3015950/Authors-backlash-forces-Christian-couple-remove-ebooks-app-bleeps-naughty-words.html

英Nielsen Books、「2014年に電子書籍の販売部数が英国書籍市場全体の30%を突破」

【編集部記事】英The Booksellerによると、英Nelsen Bookscan社が英国の電子書籍市場について最新の統計レポートを発表したとのこと。

 これは同社主催のNielsen BookInsightsカンファレンスで明らかにされたもので、2014年度の電子書籍市場は、部数ベースで、英国書籍市場全体の30%を突破。これは売上規模にして22億英ポンド(3,900億円)相当で、前年比+4%成長とのこと。【hon.jp】

問合せ先: 英The Booksellerの記事( http://www.thebookseller.com/news/online-book-shopping-overtakes-store-first-time

ドイツの電子書籍ニュースサイトが「Kobo H2O」を氷付けにして冷凍実験→問題なく起動

【編集部記事】ドイツの電子書籍端末ニュースブログ「ALLESebook.de」が、防水機能付きの電子書籍端末「Kobo H2O」の冷凍実験を行なったようだ。

 日本でも販売されているKobo H2Oはその防水性が最大のウリで、過去には食洗機で耐久テストを行ったユーザーもいたが、冷凍庫は今回は初めて。記事によると、実験ではまずKobo H2Oを電源が付いたまま、水に浸し、それを16時間ほど-18度の冷凍庫に。途中スリープモードに入っていたが、解凍後も無事ONになり、とくに問題はなかった模様。【hon.jp】

問合せ先: ALLESebook.deの記事( http://allesebook.de/e-book-reader/experiment-kobo-aura-h2o-im-eisblock-eingefroren-und-wieder-aufgetaut-video-62275/

BookLive!の会員数が150万人を突破、4日間限定で電子コミック2,300冊以上を半額に

【編集部記事】株式会社BookLive(本社:東京都台東区)は3月27日、電子書籍ストア「BookLive!」の累計登録会員数が150万人を突破したことを明らかにした。

 BookLive!は総合的なジャンルの電子書籍を取り扱うストアとして2011年2月にオープンし、当初1万数千冊だった取扱いコンテンツ数もすでに37万冊以上に増えている。

 なお、同社ではこれを記念し、4日間限定の電子コミック半額キャンペーンをスタート。2,300冊以上が対象となる。【hon.jp】

問合せ先: BookLive!電子コミック半額キャンペーンの概要( http://booklive.jp/sites/lp/comichalf1503

【ニュースリリース】電子書籍サービス『たびのたね』も北陸エリアに拡大&30%OFF 北陸逸品グルメが当たるプレゼントキャンペーンも実施!

祝・北陸新幹線開業
電子書籍サービス『たびのたね』も北陸エリアに拡大
北陸逸品グルメが当たるプレゼントキャンペーンも実施!
〜さらに2015年4月19日(日)まで、北陸エリアの旅行ガイド・ご当地本がすべて30%OFF!〜

株式会社JTBパブリッシング(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:里見雅行)は、2015年3月26日(木)から電子書籍サービス『たびのたね』サイト( http://tabitane.com )において、北陸新幹線の開業で湧く、北陸エリア(富山県・石川県・富山県)の旅行ガイド・ご当地本のお取扱いを開始しました。

『たびのたね』は、旅行ガイド・ご当地本が購入できる電子書籍サービスとして2014年10月にオープンしました。北海道・沖縄の雑誌・書籍を対象にスタートし、九州、関東と順次対象エリアを拡大しています。『たびのたね』では、旅行ガイドブックなどの「一部の記事だけが欲しい」というご要望にお応えし、雑誌や書籍をエリアや特集ごとの抜粋版でも購入することを可能にしました。また、購入したタイトルをまとめて(「まとめたね」機能)、1冊の電子書籍として利用することができ、ユーザーは出版社や雑誌・書籍の枠を超えて、自分だけのオリジナルパッケージを作ることができます。

今回のエリア拡大においても、JTBパブリッシング発行の『るるぶ情報版』シリーズなどはもちろん、能登印刷、橋本確文堂など北陸エリアを拠点とするご当地出版社と提携し、北陸以外では入手しにくい出版物を多数取り揃えています。また、今後も北陸エリアの出版社との提携を進めてまいります。

エリアの拡大を記念して、4月19日(日)まで北陸エリアの旅行ガイド・ご当地本をすべて30%OFFで販売するほか、対象の旅行ガイド・ご当地本を150円(税込)以上購入したお客様に、抽選で北陸の逸品グルメが当たるプレゼントキャンペーンも実施します( キャンペーン特集ページ http://tabitane.com/special/1503hokuriku/ )。

問合せ先: 株式会社JTBパブリッシング情報戦略部 03-6888-7836

「5%程度の後押し効果」ポット出版が紙書籍に電子書籍を無料で提供する「プラス電書」について中間報告

【編集部記事】ポット出版(本社:東京都渋谷区)は3月26日、昨年11月にスタートした、どこの書店で購入しても電子書籍を無料で提供する「プラス電書」サービスの中間報告を公開した。

 本サービスは、特定の書店チェーンに縛られず、どこで紙書籍を購入しても電子書籍版がもらえるという仕組みで、帯部分に電子書店共通のクーポンコードを印刷。現在、無料電子書籍版がダウンロードできるのはBookLive!・honto・紀伊國屋書店・BOOKSMARTの4サイト。

 中間報告によると、対象タイトルのプラス電書版のダウンロード者は10%で、その60%程度の購入者が「後押しになった」と回答しているとのこと。結果、5%程度の増倍効果の可能性があったと考えられるとのこと。【hon.jp】

問合せ先: ポット出版の中間報告( http://www.pot.co.jp/news/20150324_130727493934948.html

ドイツの電子書籍ソリューション会社readbox publishing「電子書籍はバンドル版がよく売れる」

【編集部記事】ドイツの電子書籍ソリューション会社readbox publishing(本社:ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州)は現地時間3月26日、自社の2014年度の総括をインフォグラフィック形式で公開した。

 それによると、同社経由の電子書籍ファイル販売シェアの大きさはAmazon、Pubbles、Apple、Libri、Kobo、Libreka等の順位となっており、平均売価は4.03ユーロ(約521円)、納品フォーマットのほとんどはEPUB形式。

 旧作をバンドル商品として束ねた場合、タイトルあたりの売上が374%に向上したとのこと。【hon.jp】

問合せ先: readbox社の公式ブログ( https://readbox.wordpress.com/2015/03/26/readbox-rettetick-infografik/

DTPソフト老舗Quark社、電子出版ソリューション市場に関するレポートを無料公開

【編集部記事】DTPソフト老舗のQuark社(本社:米国コロラド州)は現地時間3月26日、電子ドキュメント業界調査会社InfoTrends(本社:米国マサチューセッツ州)がまとめた市場レポート「Digital Publication Platform Market Overview」を無料公開した。

 同レポート(英文)は、世界の電子出版ソリューション市場の現況に関する15ページのPDFレポートで、Adobe社やQuark社など主要ベンダーの占有セグメントを比較したもの。

 無料だが、ダウンロードにはメールアドレス登録が必要。【hon.jp】

問合せ先: Quark社のレポート配布ページ( http://www.quark.com/jp/Solutions/Dynamic_Publishing/Resource_Center/Detail.aspx?rid=115

辰已法律研究所、司法試験対策専門の電子書籍ストア 「辰已のでじ本」をオープン

【編集部記事】司法試験受験対策スクールの老舗である株式会社辰已法律研究所(本社:東京都新宿区)は3月26日、自社書籍専門の電子書籍ストア「辰已のでじ本」をオープンした。

 「辰已のでじ本」では、司法試験受験対策を中心とするコンテンツを中心にまず発売し、その他の法律系専門書についても順次展開していく予定。バックエンドシステムはアイプレスジャパン株式会社(本社:千葉県流山市)の「コンテン堂」モール機能を活用。

 「オープン時のコンテンツは21点ですが、今後順次増やしていく予定です。また、リアルな講義との融合などの新しい試みにも積極的にチャレンジしたいと考えております。」と同社はプレスリリースでコメントしている。【hon.jp】

問合せ先: 「辰已のでじ本」のサイト( http://contendo.jp/store/tatsumi

米軍の水爆開発プロジェクトに参加した物理学者、政府の要請を振り切り電子書籍を出版

【編集部記事】現地主要メディアの報道によると、1950年代に米軍の水爆開発プロジェクトに参加した物理学者Kenneth W Ford氏が今週、政府の要請を振り切り電子書籍を出版した模様。

 この「Building the H Bomb: A Personal History」は、当時の開発現場を様子を明らかにする本で、一部水爆の設計デザインに関する記述について米政府から削除要請が出ている。しかし、Ford氏と出版元のWorld Scientific Publishing社(本社:シンガポール)は今週、そのまま電子書籍を主要ストアで発売した。

 日本国内からはAmazonや楽天Kobo(下記URL)で購入可能。【hon.jp】

問合せ先: 「Building the H Bomb :A Personal History,」の販売リンク( http://rakuten.kobobooks.com/ebook/Building-the-Bomb-Personal-History/book-T0y1Cq1Aq0KztDpoFhbAaw/page1.html

日本電子出版協会、電子書籍関連のエキスパート企業を紹介する「Bizパートナー検索」をサイト上で公開

【編集部記事】一般社団法人日本電子出版協会(本部:東京都千代田区、以後:JEPA)は3月24日、今まで会員向けに公開してきた加盟業者を紹介する「Bizパートナー検索」を、公式サイト上で一般公開した。

 Bizパートナー検索は、JEPAに加盟する電子書籍のエキスパート企業を紹介する専門家データベース。企業名順、専門分野別、キーワードなどを利用して、特定の分野に強い企業をJEPA会員社から探すことが可能とのこと。【hon.jp】

問合せ先: JEPAのプレスリリース( http://www.jepa.or.jp/pressrelease/電子出版のエキスパートを紹介するbizパートナー/

米電子書籍デザイナーLaura Brady氏、EPUB3の「Landmarks」「Page List」機能をもっと活用することを薦める

【編集部記事】電子書籍ファイルを制作するとき、目次のデザイン作業はあまりに機械的で、どうしても後回しになりがちなもの。しかし、米国の電子書籍ニュースサイト「Digital Book World」上で、電子書籍デザイナーLaura Brady氏がその重要性を訴えている。

 Laura Brady氏は、EPUB3で追加された「Landmarks」「Page List」機能の活用方法を紹介。とくにノンフィクション作品の場合、目次とこれらを組み合わせることで読者のナビゲーション機能が大幅に改善されるという。【hon.jp】

問合せ先: Digital Book Worldの記事( http://www.digitalbookworld.com/2015/how-to-build-rich-navigation-in-epub3/

「契約条件を改善せよ!」Paris Book Expo展示会場を作家たちがデモ行進、34年間の歴史で初めて

【編集部記事】仏Le Mondo紙によると、今週パリ市内で開催された国際展示会「Paris Book Fair」会場で、作家たちがデモ行進するという異例の光景が見られたとのこと。

 このデモ行進は作家団体Conseil permanent des Ecrivainsなどが中心になって企画されたもの。プロ作家たちの収入が着実に減る中、社会への認知と、出版契約の改善など複数の訴えがされているという。【hon.jp】

問合せ先: Le Mondo紙の記事( http://www.lemonde.fr/livres/article/2015/03/21/inedit-defile-d-auteurs-en-colere-au-salon-du-livre_4598629_3260.html

ディスカヴァー・トゥエンティワン、編集者がチェックしてくれる小説投稿サイト「novelabo(ノベラボ)」をプレオープン

【編集部記事】株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン(本社:東京都千代田区)は3月17日、クラウドファンディング型の小説投稿サイト「novelabo(ノベラボ)」をプレオープンした。

 「novelabo」は、書籍化へのを希望する作家志望者向けの小説投稿サイトで、投稿された作品に編集者が目を通し、まだ世に出ていない才能を見つける仕組みとなっている。優れた作品は、同社から紙書籍または電子書籍として出版されるとのこと。

 正式オープンは5月中旬の予定。他ユーザーによる二次創作を許諾することを前提に投稿することで、すべての投稿作品の二次創作も可能としている。【hon.jp】

問合せ先: 「novelabo」サイト( http://www.novelabo.com/

BookLive、本にまつわるお役立ち・おもしろネタを届ける情報サイト「ぶくまる」をオープン

【編集部記事】株式会社BookLive(本社:東京都台東区)は3月24日、本に関する面白そうなことを何でもネタにして発信していく情報サイト「ぶくまる」をオープンした。

 同サイトでは、1)すぐ隣の駅に着くまでに読める小ネタ記事「ちょい読み」、2)シリーズ連載や特集などお昼休みや家でゆっくり読める分量の記事「じっくり読み」、の2種類を掲載。本を通じた新しいライフスタイルの提案、取材や実践をベースにした体験記事、作家や編集者への独自の切り口でのインタビューなど、多角的な視点から本に関する情報を発信していきたいとのこと。【hon.jp】

問合せ先: 「ぶくまる」のサイト( http://bkmr.booklive.jp/

電子書籍投稿サイト、違法コンテンツ監視代行会社の警告ボットに激怒→逆に罰金を要求

【編集部記事】P2P業界ニュースサイト「TorrentFreak」によると、電子書籍投稿サイト「The Ultimate Ebook Library」が、違法コンテンツ監視代行会社MUSO(本社:英国ロンドン市)のコンテンツ削除警告ボットに怒り、逆に罰金を要求しているとのこと。

 The Ultimate Ebook Libraryは、Creative Commonsライセンス下の電子書籍に特化した無料投稿・配信サイト。同サイトではたまに違法コンテンツが投稿され、専用フォームを介して警告があると逐次削除していたが、MUSO社はボットを使ってそのCAPTCHA画面をバイパスし、著作権法上問題ない作品についても警告を乱発送信してくるとのこと。

 これに怒ったThe Ultimate Ebook Library管理人は、150ドルの罰金を払うかIPアドレスをブロックされるか選ぶよう、MUSO社に対し声明文を公開したとのこと。【hon.jp】

問合せ先: TorrentFreakの記事( https://torrentfreak.com/ebook-library-punishes-anti-piracy-outfit-for-wrongful-dmca-notices-150311/

米Adobe、アプリ型電子雑誌配信ソリューション「Adobe Publish」を今夏発売へ

【編集部記事】米国のITニュースブログ「Talking New Media」によると、Adobe社(本社:米国カリフォルニア州)が今夏、アプリ型電子雑誌配信ソリューション「Adobe Publish」を今夏発売することを明らかにしたとのこと。

 Adobe Publishは、電子雑誌・電子書籍制作ソリューション「Adobe Digital Publishing Suite」の兄弟版ソリューションで、従来の誌面ベースのコンテンツ配信ではなく、記事単位での配信に特化。これにより、より多くの画面タイプに対応した柔軟レイアウトの電子雑誌の提供が可能になるとのこと。

 現行のAdobe Digital Publishing Suiteユーザーは、このAdobe Publishが無料で使えるようになる予定。【hon.jp】

問合せ先: Talking New Mediaの記事( http://www.talkingnewmedia.com/2015/03/23/adobe-announces-it-will-launch-adobe-publish-this-summer/

米Microsoft、今夏リリース予定の「Windows 10」向けアプリ開発SDKをベータ公開

【編集部記事】Microsoft社は現地時間3月23日、今夏リリース予定のPC・スマートフォン向けOS「Windows 10」のアプリ開発者向けSDKをベータ公開した。

 Windows 10では、PC・スマートフォンを問わず単体アプリ形式(Windows Universal App Platform)で開発できるようになった。今回リリースされたのはその開発を始めるための「Tools for Windows 10 Technical Preview」で、動作にはWindows 10 Technical Preview版+Visual Studio 2015 CTP6以降が必要。【hon.jp】

問合せ先: Windows 10 Technical Preview Tools( http://dev.windows.com/en-US/windows-10-developer-preview-tools

パピレス、電子書籍投稿サービス「upppi(ウッピー)」で恋愛小説ヒーローのキャラクターイラストを公募

【編集部記事】株式会社パピレス(本社:東京都豊島区)は3月23日、株式会社KADOKAWA(エンターブレインBC)が運営する「eロマンス文庫」との共催企画として「eロマンス イラストコンテスト」を開始した。

 本コンテストは恋愛小説のヒーローイラストを募集し、選出されたイラストをイメージとした小説をプロ作家が執筆、電子書籍として販売するというもの。イラスト内の人物は25歳以上の肉食系イケメン男性単体であることなどが条件となる。

 募集期間は4月24日までで、イラスト入稿はPNG形式、サイズは1,200×800ピクセルとなる。【hon.jp】

問合せ先: upppiのコンテスト概要( http://upppi.com/ug/sc/page/201503_e-romance.html

英国の人類学者がGoogle BooksやGutenberg Projectなどで調査「作家は、高齢になるとハッピーな作品が増える」

【編集部記事】英Bristol大学の人類学者Alberto Acerbi氏が、Google BooksやGutenberg Projectなどを使った面白い統計分析結果をブログで公表している。

 Acerbi氏によると、ベストセラー作家を中心に作品を抽出し、執筆時の作家年齢をつき合わせた結果、高齢になるほどプラス感情的な表現が作中で増える傾向が見られるとのこと。【hon.jp】

問合せ先: Alberto Acerbi氏のブログ記事( https://acerbialberto.wordpress.com/2015/03/22/interesting-regularities-in-human-behaviour-older-authors-write-happier-books/

仏・独など4カ国の文化相が共同声明「電子書籍にも低いVAT税率を」、EU司法裁判所の判断を受け

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「Ink, Bits, & Pixels」によると、EU加盟国の間で電子書籍のVAT率(消費税)で大きな格差が生じている件にからみ、フランス・ドイツ・イタリア・ポーランドの4カ国の文化相が電子書籍にも低いVAT税率を求める共同声明を行なったとのこと。

 これは、今月頭にEU司法裁判所(本部:ルクセンブルク)が下した、税法上電子書籍は書籍に分類されないという判断を受けたもので、今後EU圏だけ電子書籍が高税率になることを阻止したい模様だ。【hon.jp】

問合せ先: Ink, Bits, & Pixelsの記事( http://the-digital-reader.com/2015/03/20/french-german-italian-and-polish-govt-call-for-reduced-taxes-on-ebooks/