アニメ映画『河童のクゥと夏休み』の舞台は黒目川

TVのCM見て、大人(大きなお友達?)は見なくていいかな、と思ってたんですが……近所を流れる黒目川(東京都東久留米市)が舞台なんですね。

黒目川は、東京都東久留米市から埼玉県新座市、朝霞市を通って荒川(新河岸川)に合流する小さな川です。

Kuromegawa Spring
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続き

河童の「クゥ」で街おこし 東京・東久留米@asahi.com
アニメには市内の風景が随所に登場する。康一がクゥと出会ったのは黒目川の遊歩道。人目を避けて暮らすクゥをこっそり連れて行ったのは南沢の湧水(ゆうすい)地。いじめを受ける同級生の女の子が1人で過ごすのは小山台遺跡公園のベンチ、という具合だ。

黒目川は浅い川ですが、わき水が豊富で水がとてもきれいです。初夏から秋まで、休日は子ども(川餓鬼)が川に入って遊んでます。

途中で合流する落合川がさらにきれいな水を運んできます。
東京都の湧水100選だそうで。

昔から黒目川の近くに住んでいるという知り合いに聞くと、昭和40年代50年代はとても汚い川だった、台風が来ると川が氾濫して大変だった、とのこと。当時は生活排水が流れ込んでいたのでしょう。その後、下水道が完備され、河川改修も行われて氾濫も治まり、きれいになったようです。

私が引っ越してきたのは、数年前なので、そのときには「きれいな川だなぁ、どうして東京の近くなのにこんなに川がきれいなんだろう?」と思いました。

そんな場所を舞台にしたアニメ、これは見逃せないでしょう。
映画館で見るかは別ですが……
(追記:池袋の映画館で観ました→アニメ『河童のクゥと夏休み』を観たら「子ノ神社」のカットがあったー)

 さて、話は脱線します。
 黒目川に関係する、別の邦画があります。少年が主人公で、しかも、夏休みの出来事。
 タイトルは、『鉄塔武蔵野線』と言います。
 マイナーな邦画ですし、レンタル屋にも置いてないと思いますが……自分はこの映画がとても好きです。

主人公の少年が鉄塔を追って冒険に行ってしまう、という話なんですが、この映画の冒頭に、黒目川の歩道が堂々と(?)出てきます。

都市郊外に育ち、野原で遊ぶ少年時代を過ごしていたなら、この映画を見ると、心の中の何かが変わるでしょう。

ほんとうの野山に囲まれた地域で過ごした人や、逆に都市中心部で育った人は、この映画を見ても、「?」となるようですが……

ともあれ、黒目川はなにかと子どもたちに愛されているようです。

映画『鉄塔武蔵野線』については、『鉄塔武蔵野線』のページ@GONTをご覧ください。

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