Category Archives: 電子書籍出版メモ

TOKYOPOP社のドイツ法人、同国で活躍する和製コミック作家8名を紹介

【編集部記事】欧米圏で和製コミック出版業を行なっているTOKYOPOP社(本社:米国カリフォルニア州)のドイツ法人(本社:ドイツ・ハンブルグ市)が、サイト上で契約中のドイツ人コミック作家たちを紹介している。

 TOKYOPOP社は日本製コミックを米国へ輸出・翻訳した先駆的な出版社だったが、一時大手書店チェーンBorders Group社が倒産したあおりで、2011年〜2013年の2年間ほどドイツ法人単体で経営を続けていた時期もあった。現在では従来どおり、電子書籍市場を中心に、欧米圏のMangaファンたちの育成に励んでいる。

 サイト上では日本でも一部ファンで有名なAnna Hollmann氏など8名がビデオインタビュー形式で紹介されている。【hon.jp】

問合せ先: TOKYOPOPドイツ法人の作家紹介コーナー( http://www.tokyopop.de/unsere-deutschen-mangaka/

【NEWリリース】中学入試受験生のための進学情報誌『私立中高 進学通信』(電子版 )配信開始!

学研グループの株式会社ブックビヨンド(東京・品川/社長:織田信雄)が、教育事業大手の株式会社栄光(東京・千代田/代表:関田美三男)が発行する進学情報誌『私立中高 進学通信』の電子版を、iOS対応の電子雑誌定期購読アプリ「Newsstand」にて、配信開始。

■『私立中高 進学通信』(電子版)詳細
誌名:『私立中高 進学通信』
発行:株式会社栄光
発売日:毎月14日(年10回刊 ※1月、3月発売は合併号)
販売価格(Newsstand):7400円(1年)

◇Newsstand
https://appsto.re/jp/_bFQ2.i

◇詳細は下記URLから↓
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000170.000009949.html

問合せ先: (株)ブックビヨンド http://bookbeyond.co.jp/

「無地の本に、電子書籍を投影してみる」米デザイン系大学生チームが作品発表

【編集部記事】米国のアート系出版社Draw Down Booksが先週、あるデザイン系大学生たちの卒業作品発表会で見かけた、面白い電子書籍端末コンセプトを報告している。

 このProjected Bookは、Rhode Island School of Design(本部:米国ロードアイランド州)のチーム作品発表会で展示されたもので、無地の本に、センサー付きのプロジェクターを使い、電子書籍ページをマッピング投影するというもの。技術的には、市販PC用ブックスキャナーの応用デバイスともいえる。【hon.jp】

問合せ先: Draw Down BooksのInstagram( https://instagram.com/p/2-4gbvBLW6/?taken-by=drawdownbooks

パピレス、小説をキャラクター画像付きで読み進むビジュアル電子書籍「絵ノベル」に音声・BGMを追加

【編集部記事】株式会社パピレス(本社:東京都豊島区)は5月26日、昨年2月から販売を開始したビジュアル電子書籍「絵ノベル」を拡張し、音声・BGM再生にも対応した。

 「絵ノベル」は、スマホユーザーを意識して縦スクロールするタイプの電子書籍で、さらにRPGゲーム風に台詞場面でキャラクター画像も表示。これにより、ストーリーをより読みやすく、分かりやすい形で表現することが可能になったとのこと。現在32社の出版社・ゲーム会社がこの形式で487作品を配信中。

 今回、音声・BGM再生対応の作品第一弾として、“枯れ専”(オジサマ好き)乙女ゲーム「制服の王子様 松本悠一」(株式会社マッドボックス)「Summer Snow」(KOYONPLETE)「ハーレクインキャストノベル 秘密の妻」(ハーレクイン)の3作品を電子書籍レンタルストア「Renta!」で配信開始した。【hon.jp】

問合せ先: Renta!の「絵ノベル」作品群( http://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/page/index_n.htm

オールアバウト、同人系電子書籍販売サイト大手「DLmarket」をグループ傘下に

【編集部記事】株式会社オールアバウト(本社:東京都渋谷区)、同人系電子書籍販売ストア大手「DLmarket」の運営会社である株式を100%取得し、子会社化することを発表した。

 「DLmarket」は、「DMM.com」「DLsite」などと並び、同人系デジタルコンテンツに強いECサイトで、現在の運営元シーズネット株式会社(本社:大阪府大阪市)から分割される子会社ディー・エル・マーケット株式会社(本社:東京都練馬区)に継承される予定。オールアバウト側は後者株式を100%取得する。

 オールアバウトでは、将来的には自社発行の電子書籍や、手芸分野の講師を育成支援する生涯学習事業の教材動画など、商品ラインナップの強化をしていきたいとのこと。【hon.jp】

問合せ先: オールアバウトのプレスリリース( http://corp.allabout.co.jp/corporate/press/2015/150525_01.html

米Google、違法電子書籍ユーザーへの対応のため「Google Play Books」出版社登録を5日間停止

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「Ink, Bits, & Pixels」によると、Google社(本社:米国カリフォルニア州)は現地時間5月25日、電子書籍ストア「Google Play Books」の管理画面「パートナーセンター」での新規アカウント登録を5日間限定で停止した模様。

 記事によると、Google Play Booksでは最近、違法コピー作品を販売するベンダーが増えており、その対応に向けたシステム改修とみられる。【hon.jp】

問合せ先: Ink, Bits, & Pixelsの記事( http://the-digital-reader.com/2015/05/25/google-shutters-its-play-books-publisher-portal-in-order-to-improve-its-content-management-capabilities/

教育的な効用はどちらのほうが高い? 教師が作る電子書籍 vs. 生徒が作る電子書籍

【編集部記事】iPad向け電子書籍オーサリングアプリ「Book Creator」を販売する英アプリデベロッパーRed Jumper Studios社(本社:英国サマセット州)の公式ブログが、教育現場での電子書籍オーサリングについてTwitterで始まった一風変わった議論を紹介している。

 Book CreatorアプリはiPadを導入した教育現場で人気の高いアプリの1つで、生徒が簡単に絵本から複雑なマルチメディアEPUB3電子書籍を簡単なUIで制作できるようにするもの。一方、Apple社(本社:米国カリフォルニア州)のiBooks Authorも人気の高い類似ソフトではあるが、どちらかというと教師用である。

 Twitter上での議論テーマは今まであまり議論されていなかった「教師が作る電子書籍vs.生徒が作る電子書籍」というもので、比較的新しいこの分野も着実に成長・セグメント化しつつあるのがわかる。【hon.jp】

問合せ先: Red Jumper Studiosのブログ記事( http://www.redjumper.net/blog/2015/05/ibooks-author-vs-book-creator/

ブランジスタ、旅行がテーマの電子雑誌「旅色」6月号を無料公開

【編集部記事】株式会社ブランジスタ(本社:東京都渋谷区)は5月25日、Webブラウザ向け電子雑誌「旅色」6月号を公開した。

 「旅色」は同社が2010年に創刊した月刊電子雑誌で、幻冬舎が編集を担当。6月号では鳥取市タイアップ企画「海と砂丘。初夏の鳥取ドライブ旅[鳥取県]」「女優・夏菜 旅は、私を成長させてくれる貴重な時間」などの特集記事を掲載している。【hon.jp】

問合せ先: 「旅色」6月号のサイト( http://tabiiro.jp/special/tottori/

米Alibiris社、IBMの人工知能システム「Watson」を使った作家レコメンデーションシステムをデモ公開

【編集部記事】中古教科書オークションサイトなどを運営するAlibiris社(本社:米国カリフォルニア州)が、IBM社(本社:米国ニューヨーク州)の人工知能システム「Watson」を使った作家レコメンデーションシステムをデモ公開した。

 このAuthors Personalitiesデモは、有名作家2,000名の執筆スタイル要素47点を解析・データベース化し、それを元に類似する他の作家を推奨するというもの。開発自体は、マーケティング分野向けビッグデータ分析ベンチャーNextUser社(本社:米国カリフォルニア州)が担当し、Watson APIを使っている。

 ちなみに、「Haruki Murakami」を選択すると、類似作家として「Joanna Lumley」が出てくる。【hon.jp】

問合せ先: Authors Personalitiesデモサイト( http://www.alibris.co.uk/author-personalities

米作家団体The Authors Guild会長「ブログメディア上でPR執筆活動する商業作家たちに疑問」

【編集部記事】英The Booksellerが、米国の作家団体The Authors Guild(本部:米国ニューヨーク州)のMary Rasenberger代表のインタビュー記事を掲載している。

 これは、年々所得が減っている商業作家たちの現況について応えたもので、従来どおりAmazon社やGoogle社の批判に加えて、新しくブログメディア上で自身のPR目的で執筆活動をしている商業作家たちに疑問を呈している。記事中、Rasenberber代表は「露出を高めたい意図はわかるが、本当に効果があるかどうかは疑問」「結果的に、コンテンツ無料化の手助けをしていることにならないか」などと意見を述べている。 【hon.jp】

問合せ先: 英The Booksellerの記事( http://www.thebookseller.com/news/authors-guild-warns-authors-over-contributing-online-articles-free

【学研リレーSALE】ペット関連の電子書籍12タイトル、半額キャンペーン開始!!

学研グループのデジタル事業会社である株式会社ブックビヨンド(東京・品川/社長:織田信雄)は主要電子書籍ストアにて、学研リレーSALEとして、2015年6月4日(木)までの期間限定でペット関連本12タイトルの半額販売を実施。

■企画概要
見ているだけで癒されるビジュアル満載のペット(ねこ、いぬ、うさぎ)関連電子書籍を半額セールでお届けします。
キャンペーン名称:学研リレーSALE「ペット(ねこ、いぬ、うさぎ)関連の電子書籍 半額キャンペーン」
販売価格(税抜):通常価格各762〜1238円→SALE価格381〜619円
期間:2015年5月22日(金)〜2015年6月4日(木)

◇詳細は下記URLから↓
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000169.000009949.html

問合せ先: (株)ブックビヨンド http://bookbeyond.co.jp/

福岡市で難病者が電子書籍出版ベンチャーをスタート、Amazon上でいっきに20タイトルを発売

【編集部記事】今年1月に設立されたばかりの電子書籍出版ベンチャーのマスズレ出版(本社:福岡県福岡市)が5月21日、作品群第一弾となる20タイトルをAmazon上でいっきに発売した。

 マスズレ出版は、「強直性脊椎炎」患者である本田耕介氏の電子書籍出版社で、ライトノベル関連書を中心に企画。就床生活が中心でありながら、海外市場向けに一部英語版も制作済み。

 本田氏は、創業のきっかけとして「日常生活に支障をきたすまでになった創業者にとって救いとなったのが、スマートフォンで軽々と扱える電子書籍でした」とコメントしている。【hon.jp】

問合せ先: マスズレ出版の作品群( http://www.amazon.co.jp/s/ref=ntt_athr_dp_sr_1?_encoding=UTF8&field-author=%E7%9C%9F%E9%87%8C%E8%B0%B7&search-alias=digital-text

日本電子出版協会、東京書籍「新しいデジタル教科書」セミナーを6月25日に東京都・飯田橋で開催

【編集部記事】一般社団法人日本電子出版協会(本部:東京都千代田区、以後:JEPA)は6月25日午後、東京・飯田橋の研究社英語センターで東京書籍株式会社(本社:東京都北区)によるセミナー「新しいデジタル教科書」を開催する。

 本セミナーは、同社のデジタル教科書事業の現況を紹介するもの。同社ICT事業本部・川瀬徹氏と高野勉氏が登壇予定。

 一般の参加費は3,000円、JEPA会員社は無料。概要は下記サイト参照のこと。【hon.jp】

問合せ先: 「新しいデジタル教科書」セミナーの概要( http://kokucheese.com/event/index/291224/

オーストラリアの視覚障碍者支援団体、CD郵送コスト削減のため、DAISY端末にSIMカード搭載

【編集部記事】IT業界雑誌「CIO Magazine」の豪州版によると、視覚障碍者支援団体がCD郵送コスト削減のため、DAISY端末のCDプレイヤー部分をSIMカード通信パーツに交換する作業を続けているとのこと。

 このプロジェクトを運営しているのはNPO法人Vision Australia(本部:豪州ニューサウスウェールズ州)で、シンガポールの大手携帯電話キャリアSingTel系の現地法人と提携し、1年前から最初の試作機2,600台を会員に配布。

 プロジェクト担当者であるMichael Simpson氏は「3,000台にまで伸ばせば、1年間に焼いていたCD枚数を65万枚から25万枚に減らせることができる」とコメントしている。【hon.jp】

問合せ先: CIO Magazineの記事( http://www.cio.com.au/article/575493/keeping-blind-connected/

米Google社、Android版ChromeのソースコードをChromium Projectに追加、自作ブラウザ開発を促進

【編集部記事】ARM系デバイス専門ニュースサイト「Liliputing.com」によると、Google社(本社:米国カリフォルニア州)がWebブラウザ「Chrome」のAndroid版ソースコードを、オープンソース公開したとのこと。

 Chromeのオープンソース版であるChromiumを使った自作PCアプリはすでに多数存在するが、Android版関連ソースコードがまだ公開されていなかったため、Androidアプリの開発はまだまだ難易度が高かった。

 Android向け電子書籍ビューワ開発者は、チェックしてみる価値があるかもしれない。【hon.jp】

問合せ先: liliputingの記事( http://liliputing.com/2015/05/most-source-code-for-chrome-for-android-now-available-build-your-own-browser.html

文藝春秋、ピース又吉「火花」電子書籍版の予約受付をスタート

【編集部記事】株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区)は5月22日、米国の有名作家スティーヴン・キング氏の電子書籍を主要ストアで予約受付開始した。

 お笑い芸人のピース又吉(又吉直樹)氏のベストセラー「火花」の電子書籍版を6月11日に発売することを決定し、本日から主要電子書籍ストアで予約の受付を開始する。

 同作品は、3月の発売後わずか1週間で35万部を突破した純文学作品。笑いとは何か、人間とは何かを描ききった内容となっている。価格は1,000円(税別)。【hon.jp】

問合せ先: 文藝春秋の電子書籍コーナー( http://books.bunshun.jp/list/ebook

日本独立作家同盟、添削付き「文章生活20年。現役ライターが初めて教える文章のコツ講座」を6月20日開催

【編集部記事】日本独立作家同盟は6月10日午後、電子雑誌トルタル編集長・古田靖氏による「文章生活20年。現役ライターが初めて教える文章のコツ講座」を、東京都・渋谷で開催する。

 文章だけで20年間食べてきた敏腕ライターでもある古田靖氏が、まず「取材のコツ、構成のキモ」をテーマにテクニックを伝授。さらに特典として、出席者の原稿(規定あり)を複数のライター・編集者ともに添削してくれる。

 会員は無料で、一般は2,000円の入場料が必要。【hon.jp】

問合せ先: 「文章生活20年。現役ライターが初めて教える文章のコツ講座」概要( http://peatix.com/event/91206/

出版社がプロ作家の作品をボツ→旧作ごと持って個人作家に転向→出版社をボツにする立場に

【編集部記事】米Huffington Postで、Christina Larmerというオーストラリアの女性プロ作家が、個人作家に転向するまでの顛末を紹介している。

 Larmer氏はもともと個人作家に興味はなかったものの、最新作が出版社にボツにされたことを契機に調査開始。Amazonサイト上で電子書籍を執筆しているRod Hoisingtonという個人作家にメールでいろいろとテクニックを聞くうちに、彼らのオープンな人柄に感動し、自身も転向することを決意したとのこと。

 そして、旧作の権利ごと持って個人作家に転向した結果、今度は出版社をボツにする立場になれたという。【hon.jp】

問合せ先: 米Huffington Postの記事( http://www.huffingtonpost.com/christina-larmer/give-me-a-selfpublished-a_b_7310200.html

日本電子出版協会、「なぜジーニアスはトップを走り続けられるのか」セミナーを東京都・飯田橋で6月17日開催

【編集部記事】一般社団法人日本電子出版協会(本部:東京都千代田区、以後:JEPA)は6月17日午後、東京・飯田橋の研究社英語センターで「なぜジーニアスはトップを走り続けられるのか」セミナーを開催する。

 本セミナーは、大修館書店「ジーニアス英和辞典」の歴史や成功秘話、電子版のリッチ化とビジネスモデルなどについて紹介するもの。電子出版開発室室長や取締役を歴任した元・大修館書店の飯塚利昭氏が登壇予定。

 一般の参加費は3,000円、JEPA会員社は無料。概要は下記サイト参照のこと。【hon.jp】

問合せ先: 「なぜジーニアスはトップを走り続けられるのか」セミナー概要( http://kokucheese.com/event/index/295492/

米Vook社が電子書籍出版プラットフォーム「Pronoun」を発表、無料データ分析サービスなども提供

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「Digital Book World」によると、電子書籍出版プラットフォーム中堅のVook社(本社:米国カリフォルニア州)が、新型の電子書籍出版プラットフォーム「Pronoun」を発表したとのこと。

 Vook社はもともと、マルチメディア型電子書籍の配信プラットフォームを出版社向けに販売する電子書籍制作請負ベンチャーとして2008年に創業。その後、プラットフォームを個人作家にも開放し、同分野拡大のため最近ではBooklr社やByliner社などを買収していた。今回の新プラットフォームへの移行は、この2社のデータ分析サービスなどを統合する契機に行われた模様。

 社名もPronounに変更されるが、サービス無料である点は変わらないとのこと。【hon.jp】

問合せ先: Digital Book Worldの記事( http://www.digitalbookworld.com/2015/vook-to-relaunch-as-free-self-publishing-platform-pronoun/

ACCESS韓国法人が権利獲得、ディズニー作品の電子書籍の韓国語版の発行元に

【編集部記事】株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区)は5月21日、韓国現地法人がディズニー作品の電子書籍の韓国語版を今夏にも提供開始することを明らかにした。

 これはThe Walt Disney Company韓国法人との間で、ディズニー作品のデジタルコンテンツを韓国市場向けにローカライズ・開発・配信するためのライセンス権を取得した事に伴い実現。毎年ディズニーよりリリースされる約160本のディズニー作品のデジタルコンテンツ(英語)の中から、韓国語版を開発し、発行元としてスマートフォン・タブレットや、PCを介してB to C向けに提供する予定。【hon.jp】

問合せ先: ACCESS社のプレスリリース( http://jp.access-company.com/news_event/archives/2015/20150521/

出版デジタル機構、POD書店への電子書籍データ取次サービスを開始

【編集部記事】電子書籍取次会社の株式会社出版デジタル機構(本社:東京都千代田区)は5月20日、プリントオンデマンド(以後:POD)製本サービスを行なっている書店向けに、電子書籍データを取次ぐサービスを開始したことを発表した。

 同社は出版物のデジタルデータの保管、各電子書店・電子取次への配信業務、図書館に対する窓口機能等の業務を行なうため、出版社10数社・印刷会社2社・官民投資ファンド1社が株主となって2012年に設立されたベンチャー。

 この新サービスにより、まずAmazon社と三省堂書店のPODサービスで、公益法人日本交通公社の書籍データを納品し、読者がPOD版を購入できるのこと。【hon.jp】

問合せ先: 出版デジタル機構のプレスリリース( http://www.pubridge.jp/wp/wp-content/uploads/2015/05/20150520_pubridge_press-release_013.pdf

海外在住のイラン人作家たち、政府の検閲(けんえつ)を迂回するため電子書籍をフル活用、国営テレビが糾弾へ

【編集部記事】Frankfurt Book Fair事務局が運営する米国向け出版業界ニュースサイト「Publishing Perspectives」によると、イラン国内の出版社が政府の検閲を迂回するため電子書籍をフル活用しており、それに対し政府側も国営テレビを使って糾弾キャンペーンを始めているとのこと。

 イランは中国などと並び国により出版物の検閲が厳しい国で、反イスラム思想や同性愛などに関する書籍は出版できないが、紙価格の高騰により、紙書籍の読者が減少して電子書籍ユーザーが急増。結果、電子書籍出版社Nogaam(本社:英国ロンドン市)などの海外在住イラン人たちの作品の露出が増え、政府が警戒を始めたとのこと。【hon.jp】

問合せ先: Publishing Perspectivesの記事( http://publishingperspectives.com/2015/05/using-e-books-to-circumvent-censors-in-iran/

ブランジスタ、30代女性向け美容電子雑誌「MALENA」6月号を無料公開

【編集部記事】株式会社ブランジスタ(本社:東京都渋谷区)は5月20日、Webブラウザ向け無料女性美容誌「GINGER mirror」を創刊した。

 「MALENA」は同社が昨年9月に創刊した月刊の電子雑誌で、6月号では「モテメイクのススメ」「一触即LOVE ボディメイク」「クリニック体験レポート:水着姿に自信が持てる! 医療レーザーでVIO 脱毛」などの特集記事を掲載している。【hon.jp】

問合せ先: 「MALENA」6月号( http://malena.jp/book/vol9/

米Google、電子書籍に特化した英文フォント「Literata」を発表、Google Play Booksアプリに導入

【編集部記事】米GalleyCatによると、Google社(本社:米国カリフォルニア州)は現地時間5月19日、電子書籍アプリ「Google Play Books」に新開発の英文フォント「Literata」を導入・追加したのこと。

 Literataは、フォントデザイン事務所TypeTogether(本社:チェコ共和国プラハ市)と2014年から共同開発しているもので、電子書籍らしさと何かを追求してデザインされている。【hon.jp】

問合せ先: 米GalleyCatの記事( http://www.adweek.com/galleycat/google-reveals-new-typeface-for-ebooks/103654

米国の図書館向け映画・音声ストリーミングASP「Hoopla」、電子書籍・電子コミックの配信にも参入

【編集部記事】米国の図書館向け映像・音楽DVD卸老舗Midwest Tape(本社:米国オハイオ州)は現地時間5月15日、図書館向け映画・音声ストリーミングASP「Hoopla Digital」において、電子書籍・電子コミックの配信も開始したことを明らかにした。

 Midwest Tape社はその社名どおり、もともとは図書館向けにカセットテープソフトを販売する会社として創業。現在、主力サービスを映画・音声ストリーミングASP「Hoopla Digital」に移しつつあり、図書館とソフト供給社側の権利仲介を行なっている。【hon.jp】

問合せ先: 現地報道( http://www.sanduskyregister.com/opinion/jackson-street-book-club/8165036

作家・藤井太洋氏が電子書籍の創作テクニックを伝授、日本独立作家同盟の第1回セミナーで

【編集部記事】日本独立作家同盟は5月16日午後、作家・藤井太洋氏によるセミナー「電子時代、独立作家の執筆・出版手法」セミナーを東京都・渋谷で開催した。

 本セミナーでもっとも注目されたのが、編集から電子書籍の出版までを一人で行ない、Kindleストアの「ベスト・オブ・2012 小説・文芸部門」で一位を獲得した藤井氏独自のテクニック群。「起承転結」ではなく「三幕構成」を強く薦める理由、原稿チェック時の小技など、多くの出席者たちを魅了していた。【hon.jp】

問合せ先: 日本独立作家同盟のサイト( http://www.allianceindependentauthors.jp/

電子書籍ファイル変換ツール「Calibre」がアップデート、電子書籍→Word変換に初対応

【編集部記事】フリーの電子書籍ファイル変換ソフトで有名な「Calibre」が現地時間5月15日、バージョン2.28にアップデートし、電子書籍→Word変換に初対応した。

 Calibreは、Pythonユーザーの間で人気のドキュメント生成キット「Sphinx」をベースにつくられたオープンソースの電子書籍ファイル変換ツールで、Linux/Windows/Mac版が公開中。Calibreは本来は電子書籍ファイル間を変換するためのツールとして開発が始まり、最近では本棚機能やサードパーティ製プラグイン機能も搭載し、‘万能ナイフ’的なツールとして定着している。

 電子書籍→Word変換は、一見するとあまりニーズがなさそうに思えるが、EPUBベースで設計されたプラットフォームから、Wordしか使えないクライアントに原稿を引き渡すケースでは重宝しそうだ。【hon.jp】

問合せ先: Calibre公式アップデート情報( http://calibre-ebook.com/whats-new

スイス議会、電子書籍の税率を8%→2.5%に下げる方向で調整開始

【編集部記事】ドイツの出版ニュースサイト「buchreport.de」によると、スイス議会が電子書籍のVAT(付加価値税)税率を8%→2.5%に下げる方向で調整を始めたとのこと。

 EU圏では今年から、電子書籍などデジタルコンテンツのVAT(付加価値税)の税率が、法人登記国ではなく購入国側の税率に準じることになった。しかし、税率そのものは各国の税法で決められているため、VAT税率が20%に跳ね上がった国も出ている。

 業界各社のシステム改修コストや、国内出版社団体からの要請もあり、スイスでは電子書籍の税率も紙書籍と同じ2.5%に下げる方向で改正法案が議会に提出されたとのこと。【hon.jp】

問合せ先: buchreport.deの記事( http://www.buchreport.de/nachrichten/nachrichten_detail/datum/2015/05/15/eidgenoessische-ermaessigung.htm

IDPFのMarkus Gylling氏など、今月末開催の電子書籍カンファレンス「Digital Book 2015」用のスライドをGitHub公開

【編集部記事】今月27〜28日にニューヨーク市内で開催される電子書籍カンファレンス「Digital Book 2015」に向け、技術セッションの1つである「The covergence of EPUB and the Web」のメンバーが準備中スライドをGitHub上で公開した。

 Digital Bookカンファレンスは最大の出版業界カンファレンスである「Book Expo America」に同時開催される、毎年恒例の電子書籍関係者向けイベント。

 今回スライドを公開したのは登壇者Tzviya Siegman(Wiley社)・Markus Gylling(IDPF)・Ivan Herman(W3C)のセッション。電子書籍業界側(IDPF)とWeb業界側(W3C)の仲介役を担っているDigital Publishing Interest Group(W3C)の最新の活動状況について報告した内容となっている。【hon.jp】

問合せ先: GitHub「The covergence of EPUB and the Web」スライド( http://w3c.github.io/dpub/idpf-digital-book-2015/