Category Archives: 電子書籍出版メモ

LINE、講談社・小学館・メディアドゥと4社共同で電子コミック世界配信会社「LINE Book Distribution株式会社」を設立

【編集部記事】LINE株式会社(本社:東京都渋谷区)は10月8日、講談社・小学館・メディアドゥの3社と共同で電子コミック世界配信会社「LINE Book Distribution 株式会社」を設立した。

 LINE Book Distribution社は、スマートフォン向け電子コミックプラットフォーム「LINEマンガ」のノウハウをベースに、海外向け和製コミックコンテンツを配信するためのベンチャーで、当面は英語圏・中国語圏をターゲットとする。

 資本金は3億円で、実際のサービス開始は年内を予定している。【hon.jp】

問合せ先: LINE株式会社のプレスリリース( http://linecorp.com/press/2014/1008822

英Nielsen「2014年前半の米国内での電子書籍販売部数シェアは23%、フィクション系に絞ると30%」

【編集部記事】米Publishers Weeklyによると、英Nielsen Bookscan社が今年前半の米・英2国における電子書籍の販売部数概要を明らかにしたとのこと。

 この数字は今週ドイツで開催されるFrankfurt Book Fair 2014カンファレンスに合わせて発表されたもので、2014年前半の米国内での電子書籍売上部数シェアは23%、フィクション系に絞ると30%で、とくにヤングアダルトフィクション分野の伸びが大きいとのこと。

 なお、同社の統計にはKindle個人作家などの電子書籍の売上は含まれていない。【hon.jp】

問合せ先: Publishers Weeklyの記事( http://www.publishersweekly.com/pw/by-topic/international/Frankfurt-Book-Fair/article/64256-frankfurt-book-fair-2014-nielsen-e-books-growth-continues-in-u-s-and-u-k.html

電子ペーパーディスプレイのワープロ専用機「Fusion Writer」がファンド募集開始、完成は2年後

【編集部記事】カナダのアプリ開発者が、電子ペーパーディスプレイのワープロ専用機を「indiegogo.com」でクラウドファンディングを開始した。

 このワープロ専用機は「Fusion Writer」で、まだまだコンセプト段階。台湾E-Ink社の13型電子ペーパーにキーボードを付け、Android OSを採用。ワープロ用途を想定しているため、バッテリも最長2ヶ月を目標とし、防水加工されるという。

 プロトタイプ機もなく、なおかつ納品は2年後となっているため、ファンド参加者は皆無のようだが、今までありそうでなかった電子ペーパー機器のアイデアだ。【hon.jp】

問合せ先: Fusion Writerのクラウドファンディングページ( https://www.indiegogo.com/projects/waterproof-and-durable-eink-word-processor

LINE、講談社・小学館・メディアドゥと共同で電子コミック世界配信会社「LINE Book Distribution 株式会社」を設立

【編集部記事】LINE株式会社(本社:東京都渋谷区)は10月8日、講談社・小学館・メディアドゥの3社と共同で電子コミック世界配信会社「LINE Book Distribution 株式会社」を設立した。

 LINE Book Distribution社は、スマートフォン向け電子コミックプラットフォーム「LINEマンガ」のノウハウをベースに、海外向け和製コミックコンテンツを配信するためのベンチャーで、当面は英語圏・中国語圏をターゲットとする。

 資本金は3億円で、実際のサービス開始は年内を予定している。【hon.jp】

問合せ先: LINE株式会社のプレスリリース( http://linecorp.com/press/2014/1008822

英Publishing Technology社が調査「18-24歳の層ではKindleとiBooksのユーザーシェアはほぼ互角」

【編集部記事】米Forbes誌の記事によると、Amazon優勢となっている電子書籍市場で、若年層でApple社に追い上げがみられるとのこと。

 これは英国の出版ソリューション老舗Publishing Technology社(本社:英国オックスフォード)が英・米両国で行なった独自調査によるもので、18-24歳の層ではKindleとiBooksのユーザーシェアはほぼ互角であるとのこと。その理由としてiPhoneシリーズ販売の好調が背景にあるという。【hon.jp】

問合せ先: 米Forbesの記事( http://www.forbes.com/sites/davidnicholson/2014/10/07/apples-ibook-prepares-to-overtake-kindle-in-war-of-the-mobile-readers/

米Adobe「一部修正する」、電子書籍ビューワーソフト「Adobe Digital Editions 4.0」の読書ログ問題について

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「Digital Book World」によると、昨日発覚したAdobe Systems(本社:米国カリフォルニア州)のWindows・Mac向け電子書籍ビューワーソフト「Adobe Digital Editions 4.0」のユーザー読書ログ取得騒ぎについて、一部修正することを明らかにしたとのこと。

 記事によると、Adobe側は出版社側のビジネスモデルに応じてユーザーの読書ログを取得するのは以前から利用規約に明記済みだとしながらも、電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」で指摘されているハードディスク内の他電子書籍ファイルを詮索していた件については「問題があった」と認め、近日アップデートを行なう旨を明らかにしたという。【hon.jp】

問合せ先: Digital Book Worldの記事( http://www.digitalbookworld.com/2014/adobe-confirms-its-gathering-ebook-readers-data/

米Adobe、電子書籍ビューワーソフト「Adobe Digital Editions 4.0」を介してユーザーの読書ログを取得か

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、米Adobe Systems(本社:米国カリフォルニア州)が先月Windows・Mac向けにリリースした電子書籍ビューワーソフト「Adobe Digital Editions 4.0」がユーザーの読書ログをAdobe本社に送信していることが確認できたとのこと。

 Adobe Digital Editionsは2007年から開発が続けられている無料電子書籍ビューワーソフトで、2012年夏には日本語の縦組EPUB3電子書籍にも対応したVersion 2.0をリリース。

 送信されているのはJSON形式のプレインテキストファイルで、読者の読書行動だけでなく、ハードディスク上に保有する電子書籍ファイルもリストアップして送信している模様。【hon.jp】

問合せ先: The Digital Readerの記事( http://the-digital-reader.com/2014/10/06/adobe-spying-users-collecting-data-ebook-libraries/

出版社→ECプラットフォーム化? 米HarperCollinsが電子書籍作家の個人Webサイト向けに購入ボタンを提供

【編集部記事】News Corporation系列で世界第2位の出版社HarperCollins社(本社:米国ニューヨーク州)は10月2日、7月から始めた自社の電子書籍直販サイトの拡張サービスとして、作家が自身のWebページやブログにも購入ボタンを付けられるようにすると発表した。

 HarperCollins社では、電子書籍の直販へ移行を進めており、「中抜きできた分を作家に還元する」として35%ロイヤリティープログラムを開始している。【hon.jp】

問合せ先: 米HarperCollinsのプレスリリース( http://corporate.harpercollins.com/us/press-releases/412/

米Adobe Systems、DTPソフト「InDesign CC」をアップデート、EPUB3電子書籍への対応を強化

【編集部記事】Adobe Systems(本社:米国カリフォルニア州)は現地時間10月6日、Photoshopなど自社ソフトが定額制サービス「Adobe Creative Cloud」の各ソフトを大幅アップデートした。

 今回のアップデートされた「Adobe InDesign CC 2014」では、固定型EPUB3電子書籍でのインタラクティブ機能の強化およびプレビュー機能の追加、リフロー型EPUB作品内における内部リンクも対応した。利用にはAdobe Creative Cloudへの加入が必要。【hon.jp】

問合せ先: InDesign CCの最新アップデート情報( http://helpx.adobe.com/indesign/using/whats-new.html#oct_2014

【リリース】10 月14 日「鉄道の日」を記念し、各電子書籍書店で「鉄道図書」キャンペーンを開始!(JTBパブリッシング)

10月14日「鉄道の日」を記念し、各電子書籍書店で「鉄道図書」キャンペーンを実施
最大50%オフの大幅割引や、オリジナル電子書籍プレゼントも!

JTBグループの旅行関連情報の出版・販売、Web関連事業会社、株式会社JTBパブリッシング(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:里見 雅行/以下、JTBパブリッシング)は、10月14日の「鉄道の日」を記念して、電子書籍版の鉄道図書の割引キャンペーンを実施いたします。

10月14日「鉄道の日」前後は、各地で様々な「鉄道イベント」が開催される予定です。各イベントではコアなファンの方々にはもちろん、親子で鉄道に触れられるなど、鉄道の魅力を楽しむ機会も多くなります。
鉄道を取り巻く環境もますます変わってまいります。東海道新幹線は2014年10月1日に開業50周年を迎えました。2015年3月には北陸新幹線の長野〜金沢間が開業、さらに2016年には北海道新幹線の新青森〜新函館北斗間も予定されています。また、日本初のクルーズトレイン 「ななつ星 in 九州」に続き、JR東日本、JR西日本もクルーズトレインの運行を計画中で、今後の鉄道旅行シーンはますます盛り上がりをみせること間違いありません。
JTBパブリッシングでは、『図解でよくわかる 今乗りたい鉄道大百科』をはじめとする「JTBの交通ムック」シリーズ、鉄道ファン必携の「キャンブックス」シリーズなど、充実した鉄道図書ラインナップを揃えています。最大50%オフとお求めやすい価格でご利用いただけるこの機会に、ぜひ電子書籍で鉄道図書をお楽しみください。

各電子書籍書店でのキャンペーンの内容は、以下のとおりとなります。

■雑誌オンライン+BOOKS (運営 雑誌オンライン株式会社)
実施中〜10/14の期間、「鉄道図書」54点について販売価格最大47%オフ。
URL:http://www.zasshi-online.com/content/campaign/train/201410/
■BookLive! (運営 株式会社BookLive)
実施中〜10/16の期間、「鉄道図書」最大55点について販売価格最大50%オフ。
URL:http://booklive.jp/index/magazine
■Google Play™ (運営 Google Inc.) Google、Google Play™は、Google Inc.の商標です。
10/8〜10/15の期間、「鉄道図書」54点について販売価格最大50%オフ。
URL:https://play.google.com/store/books
■紀伊國屋書店 電子書籍Kinoppy (運営 株式会社紀伊國屋書店)
10/8〜10/21の期間、「鉄道図書」54点について販売価格最大47%オフ。「時刻表復刻版」9点セット50%オフ。
URL:http://k-kinoppy.jp/JTB/tetsudo2014/ (サイトオープンは10/8から)
■Reader™ Store (運営 ソニーマーケティング株式会社)
10/8〜10/23の期間、「鉄道図書」55点について販売価格最大47%オフ。「時刻表復刻版」9点セット50%オフ。
URL:http://ebookstore.sony.jp/collection/R000000275/ (サイトオープンは10/8から)
■eBookJapan (運営 株式会社イーブックイニシアティブジャパン)
10/10〜10/23の期間、「鉄道図書」55点について販売価格最大50%オフ。
URL:http://www.ebookjapan.jp/ebj/special/st/railway.asp (サイトオープンは10/10から)
■いつでも書店 (運営 いつでも書店株式会社)
10/10〜10/23の期間、「鉄道図書」55点について販売価格最大50%オフ。
URL:http://itsudoco.com/
■BOOK☆WALKER (運営 株式会社ブックウォーカー)
10/10〜10/23の期間、「鉄道図書」55点について販売価格最大50%オフ。また、期間中に対象図書をご購入のお客様にオリジナル電子書籍「特別付録『時刻表復刻版 1964年10月号』東海道新幹線開業特集抜粋版」をプレゼント。
URL:http://bookwalker.jp/campaign/767/ (サイトオープンは10/10から)

問合せ先: 株式会社JTBパブリッシング 情報戦略部 TEL:03-6888-7856  E-mail:edits@rurubu.ne.jp  担当:菅沼、佐藤、井野口

日本電子出版協会、「メディアドゥが描く電子書籍配信ビジネスの未来」セミナーを10月30日に東京都・飯田橋で開催

【編集部記事】一般社団法人日本電子出版協会(本部:東京都千代田区、以後:JEPA)は10月30日、「メディアドゥが描く電子書籍配信ビジネスの未来」セミナーを東京都・飯田橋で開催する。

 本セミナーでは、米OverDrive社との提携による電子図書館サービスの概要など、株式会社メディアドゥ・溝口敦取締役が紹介する予定。

 参加費はJEPA会員は無料で、一般者は2,000円(領収書発行)。Webページでの事前参加登録(下記)が必要だ。【hon.jp】

問合せ先: 「メディアドゥが描く電子書籍配信ビジネスの未来」セミナーの概要ページ( http://kokucheese.com/event/index/223328/

Apple社がiOS 8から標準搭載した電子書籍ビューワ「iBooks」の改善点

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースブログ「ePUBSecrets」が、iOS8に標準搭載されている電子書籍ビューワ「iBooks」の新機能などを取り上げている。

 記事によると、最新のiBooksでは電子書籍ストア「iBookstore」へのアクセスが容易になり、同じ作品シリーズ群もまとめて表示できるように。さらに夜間モードの追加、HTML5/CSS3/JavaScriptへの対応改善も確認されているとのこと。

 ただ、iOS 8の目玉機能の1つある新ブラウザエンジン「WKWebView」がバックエンドで使われているかどうか不明のまま。【hon.jp】

問合せ先: ePUBSecretsの記事( http://epubsecrets.com/whats-new-in-ios-8-ibooks.php

米Amazon、電子書籍の個人作家のためのコミュニティ機能「WriteOn by Kindle」をベータ公開

【編集部記事】Amazon社(本社:米国ワシントン州)は現地時間10月1日、電子書籍の個人作家のためのコミュニティ機能「WriteOn by Kindle」をベータ公開した。

 これは、同社のKindle Digital Publishingフォーラム上で告知されたもので、個人作家は未発売の作品を投稿し、他の個人作家からのフィードバックや修正を受けることができる。まだ未実装だが、将来的には無料配信中にある一定のダウンロード数を獲得した作家を抽出し、Amazonスタッフの審査を経て、アドバンス1,500ドル(約16万円)+50%ロイヤリティ保証の出版契約を結ぶ権利が与えられる模様。

 ベータサイト(下記URL)にログインするための招待コードも公開されたが、すでに制限人数一杯になってしまっているようだ。【hon.jp】

問合せ先: Amazon社のWriteOnページ( https://writeon.amazon.com/beta/code?ref_=ign_l_st_co

BookLive、全32万作品の電子書籍を対象に「20%OFFクーポンキャンペーン」をスタート

【編集部記事】株式会社BookLive(本社:東京都台東区)は10月3日、電子書籍ストア「BookLive!」で電子書籍全作品を対象に「20%OFFクーポンキャンペーン」を開始した。

 本キャンペーンは、BookLive!サイトの電子書籍32万作品すべてが対象となり、20%OFFクーポンは10月8日までの期間限定。専用クーポンページ(下記URL参照)で入手できる。【hon.jp】

問合せ先: BookLive!の20%オフクーポン( http://booklive.jp/feature/index/id/all20pcpn1410

ロシアのECサイト大手Ulmart、サブスクリプション制の電子書籍配信サービスを開始

【編集部記事】米Bloombergによると、ロシアのECサイト大手Ulmart社(本社:ロシア・サントペテルスブルグ市)が、系列の電子書籍ストア「Bookmate」でサブスクリプション制サービスを開始したとのこと。

 ロシア国内のEC業界では昨年あたりからAmazon上陸の噂が出てており、別のECサイト大手Ozon Holdings社(本社:ロシア・モスクワ市)も電子書籍販売サイト大手「LitRes」に出資して初参入するなど、活発な動きを見せている。

 ロシア国内の電子書籍市場規模はまだまだ小さいが、3年後には100億円を突破することが見込まれている。【hon.jp】

問合せ先: 米Bloombergの報道(http://www.bloomberg.com/news/2014-10-01/russian-retailers-bet-on-e-books-before-amazon-entry.html

米Google、電子雑誌アプリ「Google Play Newsstand」を大幅アップデート、誌面レイアウトをブログ形式に自動変換

【編集部記事】Google社(本社:米国カリフォルニア州)は現地時間10月2日、Android・iOS向けに提供している電子雑誌アプリ「Google Play Newsstand」を大幅アップデートし、スマートフォン画面に合わせて雑誌ページレイアウトをブログ形式に自動変換する機能を追加した。

 Google Play Newsstandは同社の電子雑誌ストアのための専用ビューワアプリだが、PDF形式などで入稿される雑誌はそのままだとスマートフォンでは読みづらく、評判はあまり良くなかった。そこで、同社ではページ上のテキスト・画像を抽出し、ブログ形式のレイアウトに再変換させるようにした模様。

 まずはAndroid版のみがこの新機能に対応しているとのこと。【hon.jp】

問合せ先: 米Googleの公式ブログ( http://officialandroid.blogspot.jp/2014/10/a-new-look-for-google-play-newsstand.html

米労働省が調査、平均的な米国人の読書予算、紙書籍と電子書籍がほぼ同じであることが判明

【編集部記事】米国労働省(本部:米国ワシントンD.C.)は先月末、2013年度の米国人の読書予算・業界就業動向に関する調査結果を発表した。

 同省によると、一般的な米国人の読書予算の用途分布の半分は、紙書籍と電子書籍が月約30ドル前後とほぼ同レベルに達しており、とくに35〜44歳代の層で電子書籍ユーザーの比率が突出しているとのこと。

 一方、出版業界の就業人口については、出版社・書店とも減少トレンドが続いていることも明らかにされている。【hon.jp】

問合せ先: 米労働省の発表( http://www.bls.gov/opub/ted/2014/ted_20140926.htm

米国の作家団体The Authors Guild、Amazon vs. Hachette電子書籍ロイヤリティ騒動に参戦

【編集部記事】米国の作家団体の1つであるThe Authors Guild(本部:米国ニューヨーク州)は現地時間10月2日、Amazon社と仏Hachette Livre社の米国法人の間で起こっている電子書籍の料率をめぐるバトルへの参戦を表明した。

 米国内では、Hachette支持作家たちの団体「Authors United」が、米司法省へAmazon社に対し、独禁法違反調査を要請することを明らかにしているが、The Authors Guild側も、すでに先行して似たような要請を行なっているとのこと。

 司法省は現時点ではとくに反応を見せていないが、とりあえずネット上での舌戦はまだまだ続きそうだ。【hon.jp】

問合せ先: The Authors Guildの声明文( http://www.authorsguild.org/advocacy/authors-guild-makes-public-its-call-for-antitrust-scrutiny-of-amazon/

米Ingramグループ、電子教科書をインタラクティブ化するため電子書籍ファイル変換ベンチャーMetrodigi社と提携

【編集部記事】米国の書籍流通大手Ingramグループの電子書籍部門Ingram Content社(本社:米国テネシー州)は現地時間の10月1日、教育機関向けに展開している電子教科書流通サービス「Vital Source」増強のため、電子書籍ファイル変換ベンチャーMetrodigi社(本社:米国カリフォルニア州)と提携した。

 Ingramグループは昨年からVital Sourceの拡販を積極化しており、欧州・中東・北アフリカ圏にも参入。今年3月には電子教科書アプリベンダーのCourseSmart社を買収している。一方のMetrodigi社は2010年設立の電子書籍ファイル専門のファイル変換サービス会社で、すでに英PearsonグループのEPUB3変換業務などを請け負っている。

 Ingramグループでは、今回の提携により、Vital Source上の電子教科書コンテンツのインタラクティブ化を進めたいとしている。【hon.jp】

問合せ先: Ingram Content Groupのプレスリリース( http://www.ingramcontent.com/pressreleases/Pages/Vital-Source-Collaborates-with-Metrodigi-to-Enable-Production-of-Interactive-Content.aspx

日本電子出版協会、「バチカン図書館の長期デジタル保存プロジェクト紹介」セミナーを11月5日に東京都・飯田橋で開催

【編集部記事】一般社団法人日本電子出版協会(本部:東京都千代田区、以後:JEPA)は11月5日、NTTデータが行なっているバチカン図書館デジタル化プロジェクトに関するセミナー「バチカン図書館の長期デジタル保存プロジェクト紹介」を東京都・飯田橋で開催する。

 本セミナーでは、バチカン図書館CTO・Luciano Ammenti氏とNTTデータ・杉野博史部長が登壇し、約8万冊の手書き文献をデジタル化するという同プロジェクトの概要を紹介する。

 参加費はJEPA会員は無料で、一般者は2,000円(領収書発行)。Webページでの事前参加登録(下記)が必要だ。【hon.jp】

問合せ先: 「バチカン図書館の長期デジタル保存プロジェクト紹介」セミナー概要ページ( http://kokucheese.com/event/index/221595/

インドで個人作家たちの電子書籍カンファレンス「Publishing Next 2014」開催、急成長市場の現状が明らかに

【編集部記事】欧米圏の出版社から注目されているインドの電子書籍市場だが、インドのベンチャー情報サイト「Your Story」が、先月ゴア州で開催された電子書籍カンファレンス「Publishing Next 2014」の様子を伝えている。

 このカンファレンスは、インド国内の個人作家たちが不定期で開催している電子書籍カンファレンスで、今年はEPUB3から電子教科書、紙書籍マーケットを牛耳る英国系出版大手の対応など、多くのテーマが議論された模様。

 記事によると、インドの電子書籍市場は現在ちょうど5年前の米国と同レベルにあり、さっそく多くの地元ベンチャーが立ち上がっているようだ。【hon.jp】

問合せ先: Your Storyサイトの記事( http://yourstory.com/2014/10/publishing-next-2014/

英小売最大手Tesco社が不正会計スキャンダルで大揺れ、オープンしたばかりの電子書籍ストアなどを緊急売却へ

【編集部記事】英The Guardian紙によると、スーパー・小売業界世界3位のTesco社(本社:英国ハートフォードシャー州)が、今春オープンしたばかりの電子書籍ストア「blinkbox books」などデジタルビジネス部門の緊急売却を検討開始したとのこと。

 Tescoは日本を含め世界に6,351店舗を展開するスーパー・小売大手だが、ここ数年はデジタル音楽などコンテンツ事業への投資を積極化しており、昨年後半から電子書籍プラットフォーム会社Mobcast Services(本社:英国ロンドン市)など買収。元Facebooks社の欧州担当役員のGavin Sathianathan氏を引き抜いて話題となっていた。

 しかし、先月新CEOになったばかりのDavid Lewis会長が、旧経営陣による2.5億英ポンドもの利益水増しが発覚したことを先週発表し、一転して経営危機がささやかれることに。Lewis会長はグループ企業の財務状況の再調査とリストラ案の策定に奔走しており、その中にデジタルコンテンツ事業が含まれている模様。【hon.jp】

問合せ先: 英The Guardian紙の記事( http://www.theguardian.com/media/2014/oct/01/tesco-planning-sell-or-close-down-blinkbox

NYヤンキーズ引退のDerek Jeter選手、プロスポーツ選手専門のオンライン出版社「The Players’ Tribune」を立ち上げ

【編集部記事】国を問わず、有名プロスポーツ選手が引退後にビジネスを立ち上げるのは珍しくないが、NYヤンキーズを引退したことが今週日本でも報道されたDerek Jeter選手は、オンライン出版社を選んだようだ。

 Jeter選手は現地時間10月1日、プロスポーツ選手がマスコミを通じないで直接コミュニケーションするための出版社「The Player’s Tribue」を立ち上げ、その準備サイトを公開した。同氏によると、プロスポーツ選手はマスコミ業界特有のさまざまな束縛から、日々の思いや本心をファンに伝えられずにおり、それを可能性にする自主運営メディアの必要性を以前から感じていたという。【hon.jp】

問合せ先: The Players' Tribuneのサイト( http://www.theplayerstribune.com/

旅行ガイド、ローカル出版物を「いいとこどり」。JTBパブリッシングが、あなたのたびを作る 電子書籍サービス『たびのたね』サイトをオープン!

〜提携出版社・コンテンツ提供元は35社、厳選のおよそ500コンテンツから。自分だけのオリジナルガイドができる〜
2014年10月1日(水) 北海道・沖縄エリアのガイドブック・雑誌からスタート!!

株式会社JTBパブリッシング(東京都新宿区、代表取締役社長:里見雅行)は、2014年10月1日(水)に新しい電子書籍サービス『たびのたね』サイト( http://tabitane.com )をオープンします<特許出願中>。

『たびのたね』では、旅行ガイドブックや観光地を特集した雑誌、ご当地出版社が発行するローカル出版物などを、テーマや特集、エリアなどで抜粋したオリジナル版で購入することができます。さらに購入したコンテンツをまとめて、自分だけのオリジナルガイドを作ることができる電子書籍サービスです。

JTBパブリッシング発行の『るるぶ情報版』『ココミル』『楽楽』などのシリーズはもちろん、ダイヤモンド・ビッグ社の国内ムック『地球の歩き方 Cheers!』、枻出版社の『トリコガイド』、マガジンハウスの『Hanako』などの人気旅行ガイドブック・雑誌とも提携しました。また、ご当地出版社発行の地元ならではの魅力ある雑誌や書籍には今回初めて電子化となるコンテンツもあります。

<『たびのたね』の3つの「いいとこどり」>
1.電子書籍化初のご当地出版社の旅行コンテンツも
〜主要旅行ガイドブックだけではなく、ご当地出版社のコンテンツも取り扱います〜
2.エリアや特集ごとの抜粋版も購入可能
〜1冊まるごとではなく、欲しい記事だけをセレクトして購入することができます〜
3.自分だけのオリジナルガイド
〜複数の電子書籍ファイルを1つにまとめて、お好きなデバイスで楽しめます〜

ご当地出版社が発行する出版物には、旅行者の方が読んでも楽しめる雑誌や書籍が多いものの、入手が容易ではありませんでした。『たびのたね』では、これまで電子書籍化されたことのないご当地出版社が発行する雑誌や書籍も積極的に取り扱います。また、自治体が地域観光プロモーションとして制作した旅行ガイドブックも無料で提供します。サービス開始時は、35社の出版社・コンテンツ提供元と提携(別紙)、北海道・沖縄エリアのガイドブック・雑誌などからスタートし、順次エリアや提携出版社を拡大します。

これまでの旅行ガイドブックは、「一部の記事だけが欲しい」という要望に対応することができませんでした。また、定期雑誌で「特集や連載企画だけが読みたい」という声も多く聞かれました。『たびのたね』では雑誌や書籍がエリアや特集ごとの抜粋版でも購入することができます。1コンテンツあたりの価格は50円〜200円程(最多価格帯)に設定されており、出版社や雑誌・書籍の枠を超えて、より多くのコンテンツを横断的に楽しむことができます。

『たびのたね』では、「まとめたね」機能により、購入した電子書籍ファイルを1つにまとめて、自分だけのオリジナルパッケージにすることができます。また、著作権管理にソーシャルDRMを利用することにより、ユーザはPC、スマートフォン、タブレット等(*)で、お好きな電子書籍アプリ、ソフトを使って楽しむことができます。サイトでは、旅行記者や著名人などによる特集記事も掲載し、新しい旅行のスタイル、旅行の楽しみ方を提案します。

Webでさまざまな旅行情報が取得できる時代、『たびのたね』は、「make your travel story」をコンセプトに、出版社やコンテンツ提供元がこだわりぬいて編集した記事の魅力を、そのままいつでも、どこでも楽しめる手段を提供することで、新しい旅の楽しみを発見し、地域を訪れたくなる機会を創出できる場となることを目指します。
* 利用可能なデバイスについてはサイトのご利用ガイドをご覧ください。
サイトオープン記念として10月7日(火)まで全商品30%割引キャンペーンを実施します。

提携出版社様・コンテンツ提供元様一覧(予定)

・株式会社アスペクト
・株式会社アドネット
・アノニマ・スタジオ
・株式会社亜璃西社
・株式会社あるた出版
・一般社団法人泡盛マイスター協会
・一般社団法人うるま市観光物産協会
・有限会社エアーダイブ
・株式会社枻出版社
・エイチエス株式会社
・一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー
・株式会社沖縄教販
・オフィスユニゾン
・株式会社近代美術
・株式会社クルーズ
・光文堂コミュニケーションズ株式会社
・株式会社コミチャン
・株式会社コスモメディア
・座間味村/渡嘉敷村
・株式会社主婦と生活社
・新星出版株式会社
・スパイスビーチ
・株式会社ダイオキ
・株式会社ダイヤモンド・ビッグ社
・東京農業大学出版会
・中西出版株式会社
・有限会社ナチュラリー
・NPO法人北海道冒険芸術出版
・株式会社マガジンハウス
・NPO法人まちなか研究所わくわく
・丸正印刷株式会社
・むぎ社
・メイツ出版株式会社
・株式会社ヤマト
・株式会社林檎プロモーション
・株式会社JTBパブリッシング

問合せ先: 株式会社JTBパブリッシング 情報戦略部 担当:青木、村上、井野口 TEL:03-6888-7836  tabitane@rurubu.ne.jp

デジタルコンテンツ決済仲介のGumroad社、購入電子書籍も読めるiPhone/iPadビューワアプリを公開

【編集部記事】デジタルコンテンツ決済仲介のGumroad社(本社:米国カリフォルニア州)は現地時間9月30日、同社としては初めてとなるiPhone/iPadビューワアプリをiTunes App Storeで公開した。

 Gumroadは、すでに電子書籍販売向けに多くの機能を提供しているが、もともと購入者が購入したデジタルコンテンツはGumroadサーバー上で保管されるため、過去の分も含め、Webブラウザ上で直接閲覧したりダウンロードできるようになっていた。

 今回の新アプリは、売買機能はないが、その自分の購入済みコンテンツを閲覧するためのもの。【hon.jp】

問合せ先: Gumroad社のブログ( http://blog.gumroad.com/post/98809688483/gumroad-library-for-iphone

ドイツ書店チェーン大手4社とDeutsche Telekom社、電子書籍端末「Tolino」シリーズの防水モデルを来週発表か?

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、ドイツで通信最大手Deutsche Telekom社と書店チェーン大手4社は来週、昨年春から販売している電子書籍端末「Tolino」シリーズの防水モデルを発表する可能性があるとのこと。

 Tolinoシリーズはドイツ語圏ではKindleに続き第2位のシェアを誇る電子書籍端末で、大手書店チェーンThalia/Weltbild/Hugendubel/Club Bertelsmannの店頭で販売されている。この防水モデルは4モデル目となるもので、現行モデル「Tolino Vision」とほぼ同じ外見になるとのこと。【hon.jp】

問合せ先: The Digital Readerの記事( http://the-digital-reader.com/2014/09/30/tolino-launch-waterproof-vision-ebook-reader-frankfurt-book-fair/

デジタルハリウッド大学、研究内容を紹介する「DHU JOURNAL」をEPUB/PDF電子書籍で無料公開

【編集部記事】デジタルハリウッド大学(本部:東京都千代田区)は9月30日、デジタルメディア・デジタルコンテンツ分野の研究を行なっている同大学のメディアサイエンス研究所の活動内容を紹介する研究誌「DHU JOURNAL」をネット上で創刊した。

 DHU JOURNALはその名のとおり学術誌で、季刊で発行していく予定。今回のVol.1では「学生がオンライン・クラス評価を行うことで講師の能力を向上させる」など複数の論文や報告を掲載。EPUB・PDF形式の電子書籍として無料ダウンロードできる。【hon.jp】

問合せ先: 「DHU JOURNAL」の公開ページ( http://msl.dhw.ac.jp/journal/

急成長の米アダルト電子書籍出版社Ellora’s Caveで売上粉飾疑惑?追求したブログが提訴される羽目に

【編集部記事】米Los Angeles Times紙によると、米国のアダルト電子書籍出版社Ellora’s Cave(本社:米国オハイオ州)が出版業界ブログ「Dear Author」のブログ主を名誉毀損で訴えた模様。

 Ellora’s Caveは電子書籍専門のアダルト出版社で、ここ数年の電子書籍ブームに乗って急成長。しかし、今年になって売上低下を理由を著者へのロイヤリティ支払を延滞していた。不振に思ったDear Authorブログが創業者周辺を取材。すると、創業者たちは高級別荘を購入するなど豪遊していたことなどが判明し、売上粉飾の可能性があるとネット上で指摘していた。【hon.jp】

問合せ先: Los Angeles Times紙の記事( http://www.latimes.com/books/jacketcopy/la-et-jc-erotica-publisher-elloras-cave-sues-dear-author-book-blog-20140929-story.html

日本経済新聞社グループ、11月に電子書籍販売サイト「日経ストア」「日経BPストア」を1つに統合

【編集部記事】日本経済新聞社(本社:東京都千代田区)と日経BP社(本社:東京都港区)は11月に、それぞれが運営する電子書籍販売サイトを1つに統合する。

 現在、日本経済新聞社は「日経ストア」、日経BP社は「日経BPストア」と別々に電子書籍販売サイトを運営しているが、両者とも作品数が増え、前者の日経IDへの統合も兼ねて新「日経ストア」としてリニューアルする。

 なお、現行の「日経BPストア」で購入済みの電子書籍は、新サイトでも引き続き読めるとのこと。【hon.jp】

問合せ先: 「日経ストア」のサイト( http://store.nikkei.com/

「物語は子供自身がつくる!」台詞のないiPad電子絵本アプリ「Imagistory」

【編集部記事】米国のベンチャー情報サイトSpringwise.comが面白い電子アプリを紹介している。

 紹介されているのはiPad向けにiTunes App Storeで公開された電子絵本アプリ「Imagistory」で、台詞がまったく絵本を表示させ、子供がStory(物語)を自らImagine(想像)するというコンセプト。読者は絵を見ながら自分で物語を頭でつくり、それを録音していきながら次のページに進むという情操教育アプリだ。

 この方式なら、日本の絵本も台詞翻訳コストなしで世界に配信できそうだ。【hon.jp】

問合せ先: Springwise.comの記事( http://www.springwise.com/picture-book-app-encourages-creative-storytelling/