Category Archives: 電子書籍出版メモ

Jコミ、ガン再発の漫画家・くりた陸氏を支援する「くりた陸 応援FANディング」を明日からスタート

【編集部記事】株式会社Jコミ(本社:東京都練馬区)は明日3月29日正午から、ガンが再発した漫画家・くりた陸氏を支援するための義援イベント「くりた陸 応援FANディング」をスタートする。

 少女コミック界で有名な同氏は、絶版電子コミックサイト「Jコミ」でも作品を提供していることから、代表の赤松健氏がクラウドファンディング「JコミFANディング」を使い、身辺整理に伴う生原稿や原画の販売を兼ねてファンディングを企画。

 前回の海明寺裕氏のファンディングでは目標額60万円に対して、500名が賛同し196.2万円を集めている。前回同様、応援メッセージも集め、くりた陸氏に渡す予定だ。【hon.jp】

問合せ先: 赤松健氏による案内( http://d.hatena.ne.jp/KenAkamatsu/20140327/p1

米書店チェーン第2位Books-A-Million社もクリスマス商戦が不発、2013年度は売上5.6%減で赤字転落

【編集部記事】米国書店チェーン第2位のBooks-A-Million社(本社:米国アラバマ州)は現地時間3月20日、2013年度(2013年3月〜2014年2月)の業績を発表した。

 米国ではすでに書店チェーン第1位のBarnes & Noble社の業績不振が明らかになり、本店売却などを実施しているが、2位のBooks-A-Million社も同様にクリスマスシーズンが不発だった模様で、売上高4.7億ドル(約480億円)の損失150万ドル(約1.5億円)となったとのこと。【hon.jp】

問合せ先: 地元紙の報道( http://www.heraldonline.com/2014/03/20/5790246/books-a-million-inc-announces.html

英国の出版社Verso Books、国を問わず、紙書籍の購入者すべてに電子書籍版を無料提供へ

【編集部記事】英国の中堅出版社Verso Books(本社:英国ロンドン市)は4月から、紙書籍の購入者に電子書籍版を無料提供することを明らかにした。

 紙書籍+電子書籍のバンドル販売は珍しくないが、Verso Books社ではウォーターマーク方式で電子書籍ファイルを作成することで、国外の購入者にも対応する。購入者はVerso Books社の電子書籍ストアに会員登録し、作品管理やダウンロードを行なう必要があるとのこと。【hon.jp】

問合せ先: Verso Books社のプレスリリース( http://www.booktrade.info/index.php/showarticle/53105

電子書籍エージェンジー問題、電子書籍ストア2社目が大手出版5社を民事提訴

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、老舗電子書籍販売サイトのDiesel eBook Storeに続き、電子書籍ストア2社目がエージェンシーモデル問題によって受けた損害に対する賠償訴訟を、大手出版5社とApple社に対して起こした模様。

 提訴したのは昨年まで電子書籍ストア「BooksOnBoard」を運営していたAbbey House Media社(本社:米国テキサス州)で、すでに提訴しているDiesel eBook Store同様、エージェンシーモデル契約を強要されたことで競争の自由を阻害され、損害を被ったと主張している。【hon.jp】

問合せ先: The Digital Readerの記事( http://www.the-digital-reader.com/2014/03/26/defunct-indie-ebook-retailer-booksonboard-files-antitriust-lawsuit-against-apple-5-publishers-2/

「次回は半自動化したい」iBooks Authorで3,300ページの保存版を制作した米国の有名Webコミック作家

【編集部記事】2012年末に、米国の有名Webコミック作家Rich Stevens氏が自身の作品「Diesel Sweeties」のアーカイブ版をiBooks Authorで制作するプロジェクトをクラウドファンディングしたニュースをお伝えした。その実際の作業の感想を、米MacWorldサイトがインタビューしている。

 記事によると、Stevens氏が収録した話数は約3,000で、PDF換算で約3,300ページ相当。Retinaディスプレイ機向けに画像を再調整したり、画像用タグをExcelシート上にまとめたりなど、さまざまな苦労があった模様。

 同氏によると、iBooks Authorでの不満は画像の一括インポート機能がないことと、アニメGIFが使えない点。次回からは、同ソフトではなく、EPUB形式ファイルに変換するスクリプトを自作したいという。【hon.jp】

問合せ先: Macworldの記事( http://www.macworld.com/article/2105963/interview-how-rich-stevens-built-a-3300-page-ibooks-author-ebook.html

出版UD研究会、4月25日に「特別な支援を必要とする子ども・学生の立場から合理的配慮のあり方を考える」セミナー

【編集部記事】目の不自由な人などの読書環境について研究を行なっている出版UD研究会が4月25日、東京都・飯田橋の東京しごとセンターで「特別な支援を必要とする子ども・学生の立場から合理的配慮のあり方を考える」セミナーを開催する。

 同セミナーでは、「障害者差別解消法」が昨年6月に成立し、2016年4月1日から公立学校・大学・学校図書館・大学図書館・公共図書館などにおいて一定のアクセシビリティ義務が発生することを受け、近藤武夫氏(東京大学先端科学技術研究センター)がその概要を解説する予定。

 先着100名で参加料は700円。出席予約方法については下記URLを参照のこと。【hon.jp】

問合せ先: 出版UD研究会の告知( http://blog.goo.ne.jp/ud-pub_blog/e/e3e7f30661d92e0ad40b62da0ec07f24

電子書籍エージェンシー・モデル訴訟、Amazon社とBarnes & Noble社が大手出版社への過払い金をユーザーに返金

【編集部記事】現地報道によると、大手出版6社がApple社との間で交わしていた電子書籍のエージェンシー・モデル価格契約が独占禁止法違反であると昨年7月に判決が下った件にからみ、電子書籍ストアのAmazon社(本社:米国ワシントン州)とBarnes & Noble社(本社:米国ニューヨーク州)は過去の過払い金をユーザーに返金開始した模様。

 本裁判はまだApple社が控訴審で戦っているが、出版社陣営はすでに司法省と和解しているため、Amazon社とBarnes & Noble社は早々に返金事務を始めた模様。  

 もし現地アカウントで大手出版社の電子書籍を購入したことがある人は、メールボックスに中に届く連絡に要注意だ。【hon.jp】

問合せ先: 米CBSの報道( http://www.cbsnews.com/news/why-you-may-have-surprise-loot-from-amazon-or-barnes-noble/

米O’Reilly Media、今春稼働予定の電子書籍制作プラットフォーム「Atlas」では原稿もHTML5形式に統一

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「Digital Book World」によると、IT専門書出版社のO’Reilly Media社(本社:米国カリフォルニア州)が今春サービス開始予定にしている電子書籍制作プラットフォーム「Atlas」では、原稿ファイルフォーマットはHTML5に統一されているとのこと。

 Atlasは、Gitをベースにした共同作業方式の電子書籍制作プラットフォームで、Web版エディタやWord形式ファイルを使った原稿執筆に対応。あらかじめ登録しておいたCSSテンプレートを適用したり、LaTeXやMathMLでの数式入力、Javascriptコードの挿入、電子書籍ファイルや製本用PDFファイルの出力も実現する。

 日本の編集現場では、原稿ファイル形式といえば、テキスト・Word・TeX・InDesign / Illustrator/ Photoshop等々が連想されるが、O’Reilly Media社では未来を見据えてHTML5に一本化することが妥当と判断した模様だ。【hon.jp】

問合せ先: Digital Book Worldの記事( http://www.digitalbookworld.com/2014/next-generation-book-publishing-of-the-html-by-the-html-for-the-html/

凸版印刷とVIBE、雑誌記事を購入できるAndroidアプリ「中吊りアプリ」をGoogle Playアプリストアで公開

【編集部記事】凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区)とバンダイナムコグループの株式会社VIBE(本社:東京都中央区)は3月26日、雑誌コンテンツを記事単位で購入できるAndroidアプリ「中吊りアプリ」をGoogle Playアプリストアで公開した。

 中吊りアプリは、その名のとおり電車の中吊りを連想させる見出し式UIで読みたい雑誌記事を選択・購入できる電子雑誌ビューワで、1記事あたり50円〜で提供。SNSとの連動や、無料記事クーポンの配布など、スマートフォン世代向けのサービスを充実させている。

 公開時点、購入できるのは「FLASH」「週刊女性」「週刊SPA!」「週刊東洋経済」「サンデー毎日」「週刊エコノミスト」「週刊サッカーダイジェスト」「MEN’S CLUB」など12社14誌。【hon.jp】

問合せ先: GooglePlay「中吊りアプリ」のリンク( https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.nakaduri

パピレス、「電子貸本Renta!」英語版サイトを米ドル決済に対応

【編集部記事】株式会社パピレス(本社:東京都豊島区)は3月26日、同社のマルチプラットフォーム対応電子書籍レンタルサイト「電子貸本Renta!」の英語版サイトをクレジットカードでのドル決済に対応したことを発表した。

 英語版「電子貸本Renta!」サイトは2011年に海外ユーザー向けにオープン。今まではPayPalまたはクレジットカード(日本円)決済となっていたが、会員ユーザーからドル決済導入のリクエストが多かった。そこで今回、北米をはじめとした海外ユーザー向けにドル決済に対応し、さらにインターフェイスのリニューアルも実施。

 英語版サイトでは、パソコンはもちろん、iPhone、iPadをはじめKindle Fire、Nexus7などさまざまなデバイスのWebブラウザ上で、いつでも・どこでも・簡単にコンテンツを閲覧できるようになっている。【hon.jp】

問合せ先: パピレスのプレスリリース( http://www.papy.co.jp/info/index.php?page=/release/140326.htm

三省堂書店チェーン、雑誌を購入すると電子雑誌がもらえる「デジ本プラス」サービス

【編集部記事】株式会社三省堂書店(本社:東京都千代田区)は今月末から、紙書籍を購入すると電子書籍がもらえる「デジ本」サービスを拡張し、「デジ本プラス」として本格運用を開始した。

 デジ本は、三省堂書店チェーン店頭で書籍を購入すると、レシートに電子書籍をもらうためのIDコードがレシート中に印刷されるというバンドリング・サービス。今年から段階的にスタートし、今月から小学館・集英社・世界文化社の一部雑誌やNHKテキストなどにも拡大。本校執筆時点で「Begin 5月号」「non-no 5月号」などがすでに提供開始となっている。

 電子版は電子書籍ストア「BookLive!」会員として登録後、取得できる。【hon.jp】

問合せ先: 三省堂書店の「デジ本プラス」概要サイト( http://www.books-sanseido.co.jp/digi-pon/

米MacMillan系の漫画翻訳出版社Seven Seas Entertainment、「ノーゲーム・ノーライフ」コミック版を英語化へ

【編集部記事】米Anime News Networkサイトによると、ドイツの大手出版グループGeorg von Holtzbrinck(本社:独バーデンヴュルテンベルク州)のMacmillan米国法人系列の漫画翻訳出版社であるSeven Seas Entertainment社(本社:米国カリフォルニア州)は今秋、「ノーゲーム・ノーライフ」(原作:榎宮祐、漫画:柊ましろ)を英語化するとのこと。

 同作品はもともとライトノベル作品としてメディアファクトリー社(現在はKADOKAWAグループ)から発売され、今年4月からアニメ化される予定。今回Seven Seas社が翻訳するのはコミック版のほうで、「月刊コミックアライブ」で連載中のもの。電子コミック配信大手のComiXology社などを介して電子コミックとして10月から配信されるものと予想される。【hon.jp】

問合せ先: Anime News Networkの記事( http://www.animenewsnetwork.com/news/2014-03-24/seven-seas-licenses-no-game-no-life-manga

英小売最大手Tesco社、電子書籍ストア「blinkbox books」をオープン

【編集部記事】スーパー・小売業界世界3位のTesco社(本社:英国ハートフォードシャー州)は現地時間3月25日、電子書籍ストア「blinkbox books」をオープンした。

 Tescoは日本を含め世界に6,351店舗を展開するスーパー・小売大手だが、ここ数年はデジタル音楽などコンテンツ事業への投資を積極化しており、昨年後半から電子書籍プラットフォーム会社Mobcast Services(本社:英国ロンドン市)など買収。元Facebooks社の欧州担当役員のGavin Sathianathan氏を引き抜き、電子書籍ストアへの参入計画を明らかにしていた。

 ビューワアプリはiOS・Android版で提供され、同社が店頭販売する低価格Androidタブレット「Hudl」にもいずれプリインストールされるものと予想される。Tesco会員カードの保有者はポイント獲得もできるとのこと。【hon.jp】

問合せ先: blinkbox booksのサイト( https://www.blinkboxbooks.com/

電子書籍アプリも“お友達プレイ”化できる? iOS 7のP2P無線通信API「Multipeer Connectivity Framework」

【編集部記事】iPhone・iPadなどに搭載されているiOS 7には、AirDropやiBeaconなどBluetooth通信を使った無線通信APIが標準搭載されているが、米国のAppleファンサイト「Cult of Mac」によると、もう1つ強力なアプリ開発者向けAPIが提供されているという。

 それは昨年のApple社の開発者カンファレンスで静かに発表された「Multipeer Connectivity Framework」というもので、近くのiOSアプリユーザーとBluetooth/WiFi通信できるというもの。機能的には、任天堂DSやソニーPSPなどでおなじみの“お友達プレイ”機能を開発アプリに実装できるものだが、米国では最近になってこのAPIを使ったチャットアプリや名刺交換アプリなどがようやく登場しつつある。

 ゲームアイテムや名刺感覚で、知人同士で電子書籍ファイルを交換するような電子書籍ビューワアプリも開発可能だ。【hon.jp】

問合せ先: Cult of Macの記事( http://www.cultofmac.com/271225/appreciated-ios-7-feature-will-change-world/

スクウェア・エニックス、Hachette傘下の米Yen Pressを介して電子コミック175タイトルを200カ国以上に配信

【編集部記事】米国の出版業界ニュースサイト「Publishers Weekly」によると、株式会社スクウェア・エニックス(本社:東京都新宿区)はHachette米国法人傘下の漫画翻訳出版社Yen Press(本社:米国ニューヨーク州)を介して、4月から電子コミック175タイトルを200カ国以上に配信するとのこと。

 発表によると、Yen Press社はまず「Full Metal Alchemist (鋼の錬金術師)」などを4月8日から紙書籍版と電子書籍版の両方を発売。とくに後者については、Apple・Amazon・Kobo・Barnes & Nobleなど複数ルートを介して、200カ国に配信されるという。【hon.jp】

問合せ先: 米Publishers Weeklyの記事( http://www.publishersweekly.com/pw/by-topic/industry-news/comics/article/61552-yen-press-square-enix-ink-global-digital-manga-pact.html

米Microsoft、無料電子書籍「Network Virtualization and Cloud Computing」をEPUB/MOBI/PDF形式で公開

【編集部記事】米Microsoft社は現地時間3月24日、同社の無料電子書籍シリーズに「Microsoft System Center: Network Virtualization and Cloud Computing」を追加し、公開した。

 今回無料公開されたのは、すでにWindows Server 2012とMicrosoft System Center 2012を使っている法人システム管理者向けのもので、Hyper-VとMicrosoft Cloud OSをベースにしたクラウドシステムの構築ユースケースを紹介している。【hon.jp】

問合せ先: MSDN公式ブログ( http://blogs.msdn.com/b/microsoft_press/archive/2014/03/24/free-ebook-microsoft-system-center-network-virtualization-and-cloud-computing.aspx

KADOKAWAが3月21日にオープンした無料コミックサイト「ComicWalker」、ACCESS社の電子書籍ソリューションを採用

【編集部記事】株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区)は3月24日、電子出版プラットフォーム「PUBLUS(パブラス)」が、21日にオープンした株式会社KADOKAWA(本社:同)の多言語・マルチデバイス対応Webコミックサービス「ComicWalker(コミックウォーカー)に採用されたことを明らかにした。

 「PUBLUS」はWebブラウザ・パソコン・スマートフォンを問わず、クラウド側でEPUBコンテンツのレンダリング処理を行なう総合電子書籍プラットフォーム。ComicWalkerサイトでは、PUBLUSに多言語対応機能を追加し、ワンクリックでコミック閲覧用言語を日本語・英語・中国語(繁体字)の3言語のいずれかに切られるようにしている。

 ComicWalkerサイトでは、KADOKAWAが発行する23種類のコミック誌とWebマガジンからセレクトされた連載150作品、さらにサイト完全オリジナル50作品の計200作品がすべて無料で読める。【hon.jp】

問合せ先: ACCESSのプレスリリース( http://jp.access-company.com/news_event/archives/2014/20140324/

出版社が電子書籍ストアに訴えられる時代、米老舗Diesel eBooks社がエージェンジー問題で大手出版5社を民事提訴

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、2004年創業の老舗電子書籍販売サイトのDiesel eBook Store(本社:米国ヴァージニア州)が今月、エージェンシーモデル問題によって受けた損害に対する賠償訴訟を、大手出版5社とApple社に対して起こした模様。

 Diesel eBook Store側は、エージェンシーモデル契約を強要されたことで競争の自由を阻害され、損害を被ったと主張している。【hon.jp】

問合せ先: The Digital Readerの記事( http://www.the-digital-reader.com/2014/03/24/indie-ebook-retailer-diesel-ebooks-files-antitrust-lawsuit-over-agency-pricing/

日本電子出版協会、「セルフパブリッシング(自己出版)の現状と今後」セミナーを東京都・飯田橋で4月18日に開催

【編集部記事】一般社団法人日本電子出版協会(本部:東京都千代田区、以後:JEPA)は4月18日午後、東京・飯田橋の研究社英語センターで「セルフパブリッシング(自己出版)の現状と今後」セミナーを開催する。

 本セミナーは、日本独立作家同盟を立ち上げたフリーライター・鷹野凌氏をスピーカーとして招き、電子出版のデバイス・ストア・権利問題の状況など、鷹野凌氏自身が取り組んでいるセルフパブリッシング(自己出版)の現状と今後について講演してもらうという内容。

 定員は200名(先着)で一般の参加費は2,000円、JEPA会員社は無料。Webでの事前登録(下記URL参照)が必要だ。【hon.jp】

問合せ先: 「セルフパブリッシング(自己出版)の現状と今後」セミナー概要ページ( http://kokucheese.com/event/index/159266/

W3CのDigital Publishing Interest Group、電子書籍にからみPublic Draft二案を公開

【編集部記事】World Wide Web Consortium(本部:米国マサチューセッツ州、以後:W3C)の電子出版全般に関わる討議を行なっているグループ「Digital Publishing Interest Group」は現地時間3月21日、電子書籍にからみPublic Draft二案を公開した。

 昨年6月に創設されて以来初となるPublic Draftは、1)ソーシャルリーディングなど付箋データ共有のユースケースを列記した「Annotation Use Cases」と、2)ラテン語組版の要件を記した「Requirements for Latin Text Layout and Pagination 」。

 それぞれ、EPUB電子書籍ファイルとしてもダウンロードできる。【hon.jp】

問合せ先: W3CのLiza Daly氏の告知( http://www.w3.org/blog/2014/03/digital-publishing-interest-group-publishes-its-first-public-working-drafts/

BookLive、本日から缶コーヒー「Roots」を購入するとBookLive!ポイント500円分などが当た るキャンペーン

【編集部記事】株式会社BookLive(本社:東京都台東区)は3月24日から、日本たばこ産業株式会社(本社:東京都港区)と共同で、缶コーヒー「Roots」を購入するとBookLive!ポイント500円分などが当た
るキャンペーンを開始する。

 対象となるのは、応募シールが貼られた「ルーツ アロマブラック 300g」「ルーツ アロマレボリュート微糖」のいずれかで、専用サイトにアクセスしてゲームで遊び、抽選20,000名に音楽や映画などデジタルコンテンツが当たるというもの。電子書籍部門はBookLive社が担当し、500円相当のBookLive!ポイントをプレゼント提供している。

 なお、5回はずれた人には、電子書籍端末「Lideo」などのデジモノグッズが抽選で当たるダブルチャンスも用意されているとのこと。【hon.jp】

問合せ先: BookLive社のプレスリリース( http://booklive.co.jp/release/2014/03/141602.html

電子書籍流通会社ePubDirect社CEO「中国の電子書籍市場に参入する前の基礎知識」

【編集部記事】アイルランドの電子書籍流通ベンチャーePubDirect社(本社:アイルランド・コーク州)CEOであるGareth Cuddy氏が、中国の電子書籍市場へ参入するためのポイントを、米Digital Book Worldサイトに寄稿している。

 Cuddy氏によると、中国の電子書籍市場はまだ黎明期にあり、流通している作品はまだ13,000タイトルくらいしか確認できないとのこと。さらに、中国政府の認可を受けた現地法人を介して、検閲を通過する必要がある。とくに注意すべきが通貨で、現地の電子書籍は一般的に1〜8人民元(16円〜131円)前後が平均価格帯でありながら、本国への送金はドルなど外貨で行なわないといけない法律になっている。

 ただ、このような状況ではあるものの、Cuddy氏は中国の人口規模から考えて、参入して損はないと強く勧めている。【hon.jp】

問合せ先: Digltal Book Worldの記事( http://www.digitalbookworld.com/2014/ebook-strategy-for-publishers-china/

インプレスR&D、電子書籍関係者向け電子雑誌「OnDeck Weekly」3月20日号を無料公開

【編集部記事】インプレスグループの株式会社インプレスR&D(本社:東京都千代田区)は3月20日、電子書籍・電子出版プロフェッショナル向けEPUB/MOBI形式の電子雑誌「OnDeck weekly(オンデッキ・ウィークリー)」3月20日号を無料で公開した。

 最新号では「OnDeck weekly 100号記念:電子書籍の業界が取り組むべき課題」「ニューススタンド:ウェブ構想誕生25周年」などを掲載している。

 なお、「OnDeck weekly」はメール登録制の無料メディア(コントロールド・サーキュレーション)となっており、アンケート・フィードバックに答えた登録ユーザーに無料配信する方式になっている。

情報開示●弊社hon.jpも一部コーナーで執筆協力しております。

【hon.jp】

問合せ先: OnDeckの配信サイト( http://on-deck.jp/

米国で人気の電子書籍ビューワアプリ「Marvin」開発者、設計説明スライドをSlideshareで公開

【編集部記事】米国のヘビー電子書籍ユーザーの間で人気の電子書籍ビューワアプリ「Marvin」開発者が、同アプリの設計思想を説明したPowerPointスライドをスライド共有サイト「Slideshare」で公開した。

 Marvinは、地中海のMalta大学(本部:マルタ共和国)で人工知能を研究しているKristian GuillaumierというプログラマーがiOS向けに開発・公開しているEPUB2電子書籍ビューワで、機械学習アルゴリズムや構文解析機能を標準搭載。通常の電子書籍ビューワとして使えるだけでなく、登場人物リストの抽出やWikipedia検索、作品内容の要約、Dropboxとの連携なども行なえるようになっているため、プロ達の間でも評価が高い。

 残念ながらEPUB3や日本語作品にはまだ対応しそうにないが、スライド内容はとても示唆に富んだもので、ビューワ開発者なら必見だろう。【hon.jp】

問合せ先: Marvin開発者のスライド( http://www.slideshare.net/booknetcanada/kristian-guillaumier-book-net-tech-forum-2014

米Amazonがブラジル教育省から受注、既存の認定教科書を電子化・全国の学校に配信

【編集部記事】英The Booksellerサイトによると、Amazon社(本社:米国ワシントン州)は今週、ブラジルの教育省(本部:ブラジル・ブラジリア市)から同国の紙教科書の電子化教務を受託したとのこと。

 この契約は現行の認定教科書を電子教科書に変換し、Amazon社のKindle端末・アプリ経由で国内全校に配信できるようにするというもの。Amazon社はすでに同国で高校を対象に電子教科書を配信する実証実験を行なっており、それが評価された模様だ。【hon.jp】

問合せ先: 英The Booksellerの記事( http://www.thebookseller.com/news/amazon-signs-brazil-school-textbook-contract.html

Jeff Bezos氏の米Washington Post紙、電子版で地方紙をバンドル販売することを発表

【編集部記事】Jeff Bezos氏が所有する米Washington Post紙は3月18日、電子版のサービス拡充のため、地方紙をバンドル販売することを発表した。

 ネットの台頭により、米国でも新聞業界はNew York Times紙など有名紙を含め大不振に陥っているが、さらに深刻なのが地方紙。Washington Post紙は電子版で地方紙とバンドル販売していくことで、共闘していく戦略のようだ。【hon.jp】

問合せ先: Washington Post紙の発表( http://www.washingtonpost.com/pr/wp/2014/03/18/washington-post-pilots-new-partner-program-expanding-access-to-post-digital-content/

デジタルハリウッド、InDesignを使ったEPUB・電子雑誌の制作が学べる「DTP/電子出版デザイン講座」を4月開講

【編集部記事】デジタルハリウッド株式会社(本社:東京都千代田区)は4月26日から、出版関係者向けにAdobe InDesignを使ったEPUB・電子雑誌の制作が学べる「DTP/電子出版デザイン講座」を開講する。

 新講座はデジタルハリウッドSTUDIO渋谷校で開講されるもので、出版業界の新入社員から中堅社員が対象。DTPの基礎から学ぶ標準プラン(450,000円、6ヶ月)と、DTP経験者が電子出版部分だけを学べるDTP経験者プラン(200,000円、3ヶ月)の2種類が選択可能。

 講師は電子出版ラボ(本部:東京都港区)の徳永修氏と増田久男氏。【hon.jp】

問合せ先: デジタルハリウッド「DTP/電子出版デザイン講座」( http://school.dhw.co.jp/p/digitalbook/

米書店チェーン最大手Barnes & Noble社、個人作家向け電子書籍出版サービス「NOOK Press」を欧州7カ国でもオープン

【編集部記事】米書店チェーン最大手Barnes & Noble社(本社:米国ニューヨーク州)は現地時間3月18日、電子書籍端末「NOOK」シリーズにおける個人作家出版サービス「NOOK Press」を欧州7カ国でもサービスインしたことを発表した。

 Barnes & Noble社は2010年夏から個人作家向けの電子書籍出版サービス「PubIt!」を運営していたが、基本的にはライバルのAmazon社の「Kindle Digital Publishing」と同じEPUB/Word原稿をアップロードし、売上管理をするというシンプルなものだった。1年前に「NOOK Press」としてリニューアルし、Webブラウザ上での作品執筆・編集機能も追加され、原稿ファイルなしですぐに作品執筆・販売できる。

 今回あらたにサービスインした国は、英・仏・独・蘭・伊・スペイン・ベルギー。【hon.jp】

問合せ先: 米Barnes & Noble社のプレスリリース( http://www.barnesandnobleinc.com/press_releases/3_18_14_nook_press_international_launch.html

「出版契約書に“書籍”とは書いてあるが、“紙書籍”とは書いていない」米大手出版社Harper Collinsが元CEOの電子書籍出版社に勝訴

【編集部記事】米出版業界ニュースサイト「Publishers Weekly」によると、大手出版社HarperCollins(本社:米国ニューヨーク州)が2012年に同社の元CEOが経営する電子書籍出版社Open Road Integrated Media社(同)を著作権侵害で訴えた裁判で、前者が勝訴したとのこと。

 この訴訟は、Open Road Integrated Media社が作家と共同で2012年8月に名作児童書「Julie of the Wolves(邦題: 狼とくらした少女ジュリー)」の電子書籍版を発売したところ、HarperCollins側が1971年当時の出版契約書を根拠に、そもそも作家本人に電子化の権利はないと抗議していた。

 焦点となったのは、1971年当時の出版契約書での電子書籍の解釈。担当判事は判決理由として、「出版契約書に“書籍”とは書いてあるが、“紙書籍”とは書いていない」と説明しているとのこと。【hon.jp】

問合せ先: Publishers Weeklyの記事( http://www.publishersweekly.com/pw/by-topic/digital/content-and-e-books/article/61471-judge-rules-for-harpercollins-in-open-road-e-book-dispute.html

ブルーな月曜日の出勤も、官能小説で楽しくなる? 英国で女性向け電子書籍「Blue Mondays」が配信スタート

【編集部記事】英The Booksellerによると、仏Hachette Livreグループ系の出版社Hodder & Stoughton(本社:英国ロンドン市)が今週から、通勤途中の女性読者をターゲットにした官能電子書籍「Blue Mondays」(著:Emily Dubberley)を連載スタートしたとのこと。

 本作品は、月曜日の通勤途中に読めるよう毎週1章単位で、それも月曜日0:00AMに、主要電子書籍ストアで発売される。現時点の計画では、8週間(計8章)続けられる予定。主人公はもちろん、ロンドンの地下鉄で通勤する女性と男性の“濃厚”な愛憎ストーリー。

 憂鬱な月曜日の出勤も、これを読んだら元気スッキリになるというのがウリ文句のようだ。【hon.jp】

問合せ先: 英The Booksellerの記事( http://www.thebookseller.com/news/hs-targets-commuters-erotic-serial.html