Category Archives: 電子書籍出版メモ

Apple社、学校・企業向け電子書籍・アプリ大量一括購入ポータル「Volume Purchase Program」を刷新

【編集部記事】米国のMac系ニュースサイト「Apple Insider」によると、Apple社(本社:米国カリフォルニア州)は今週、iPadやiPhoneを導入している学校・企業のシステム管理者向けの電子書籍・アプリ大量一括購入ポータル「Volume Purchase Program」を刷新し、より運用を楽にしたとのこと。

 日本でも公開されているVolume Purchase Programは、管理下にある多数のiOS機器にアプリ等を一括インストールしたい場合に、割引購入できるポータル。今回の刷新では、従来採用されていたiTunesクーポンコードの配信方式をやめ、管理者側で対象ユーザーのiOS機器に強制インストールできるようになった。

 これにより、ユーザー側もiTunesポータルでわざわざクーポンコード入力して手動ダウンロードする手間がなくなるとのこと。【hon.jp】

問合せ先: AppleInsiderの記事( http://appleinsider.com/articles/13/11/05/apple-simplifies-bulk-book-and-app-deployment-with-new-managed-distribution-program

日本電子出版協会、「EDUPUB:デジタル教科書の国際標準化」セミナーを12月4日に東京都・飯田橋で開催

【編集部記事】一般社団法人日本電子出版協会(本部:東京都千代田区、以後:JEPA)は12月4日午後、東京・飯田橋の研究社英語センターで「EDUPUB:デジタル教科書の国際標準化」セミナーを開催する。

 本セミナーは、先月末にボストン市で行なわれた電子書籍ファイルフォーマット「EPUB3」の電子教科書対応に関する会議と、11月25〜26日に韓国で開催される Digital Publishing & Learning Technology Convergence Fair 2013」の報告会。「EDUPUBワークショップ報告(概要、eLearningの見地から)」(田村恭久氏)「EDUPUB報告(EPUB 3/HTML5の見地から)」(村田真氏)の2部構成となっている。

 一般の参加費は2,000円、JEPA会員社は無料。概要は下記サイト参照のこと。【hon.jp】

問合せ先: 「EDUPUB:デジタル教科書の国際標準化」セミナー参加申し込みページ( http://kokucheese.com/event/index/122786/

Google社、米国内で無料電子書籍「Android Quick Start Guide, Android 4.4 (KitKat)」を公開

【編集部記事】Google社(本社:米国カリフォルニア州)は現地時間11月5日、先週日本でも注文受け付けを開始したスマートフォン「Nexus 5」に搭載されている新Android OS 4.4(コード名:Kitkat)の入門電子書籍を電子書籍ストア「Google Play Books」米国版で無料公開した。

 本書はハードウェアではなく、新UIや新アプリの操作に関する基本入門書。本稿執筆時点では、米国内からしかダウンロードできないようになっている。【hon.jp】

問合せ先: 「Android Quick Start Guide, Android 4.4 (KitKat)」配信ページ( https://play.google.com/store/books/details?id=3SfNAQAAQBAJ ※米国内のみ)

Adobe社のデータ流出問題でついに各アカウントのバスワードが解読される、人気No.1は「123456」

【編集部記事】米国のパスワード解析ベンチャーStricture Consulting Group社(本社:米国ワシントン州)が、先月Adobe Systems社(本社:米国カリフォルニア州)が発表した会員データ流出事件について、1.3億人のパスワード解析実験を行なったとのこと。

 最大1.5億人分のユーザー会員が流出した可能性がある本事件では、会員のパスワードは暗号化されているためとくに大きな支障はないとされていたが、Stricture Consulting Group社は実はそれらも簡単に復号できることを発見。

 同社では参考としてAdobe流出アカウントTOP100を公開し、圧倒的人気No.1が「123456」であることも発見したとのこと。【hon.jp】

問合せ先: AdobeユーザーのパスワードTOP100( http://stricture-group.com/files/adobe-top100.txt

EPUB電子書籍ファイル出力やWordPress投稿できる、米国の共同執筆Webワープロ「Editorially」

【編集部記事】WikiやGoogle DocsなどWebブラウザ向け共同執筆システムは珍しくないが、それをさらに高機能にしようという新ベンチャーEditorially社(本社:米国デラウェア州)が今夏からベータテストを開始している。

 Editoriallyはブロガーや編集者などが集まって開発を進めているMarkdownベースの共同執筆Webワープロで、最大のウリは履歴管理や指摘コメントの確認UI。ある意味、執筆家向けGithubともいえる。そして同社は今月から、EPUB電子書籍ファイルやLatex形式ファイルへの出力機能、WordPress投稿やDropbox保存機能を追加した。

 追加してほしい文書フォーマットがあれば、リクエスト受付中とのこと。【hon.jp】

問合せ先: Editoriallyの公式ブログ記事( http://stet.editorially.com/articles/take-your-words-with-you/

米Google、電子書籍ストア「Google Play Books」米国版で「Android Quick Start Guide, Android 4.4」を公

【編集部記事】Google社(本社:米国カリフォルニア州)は現地時間11月5日、先週日本でも注文受け付けを開始したスマートフォン「Nexus 5」に搭載されている新Android OS 4.4(コード名:Kitkat)の入門電子書籍を電子書籍ストア「Google Play Books」米国版で無料公開した。

 本書はハードウェアではなく、新UIや新アプリの操作に関する基本入門書。本稿執筆時点では、米国内からしかダウンロードできないようになっている。【hon.jp】

問合せ先: 「Android Quick Start Guide, Android 4.4 (KitKat)」配信ページ( https://play.google.com/store/books/details?id=3SfNAQAAQBAJ ※米国内のみ)

【開発者向け】米Google、Android OS 4.4“Kitkat”からWebView APIをChromiumベースに

【編集部記事】Google社(本社:米国カリフォルニア州)は現地時間11月1日、先週日本でも注文受け付けを開始したスマートフォン「Nexus 5」に搭載されている新Android OS 4.4(コード名:Kitkat)に関連し、アプリ開発者向けにいくつかの情報を発信開始した。

 とくに電子書籍ビューワ関係者にとって大きいのは、AndroidのブラウザAPIであるWebViewが、Google Chromeブラウザと同じChromium Projectベースに移行したこと。基本的には同じWebkitベースのブラウザエンジンではあるが、Android 4.3以前のWebViewではできなかったChrome同等の高度な表現ができるようになるとのこと。

 同社では既存開発者向けの移行ガイドなども掲載している。【hon.jp】

問合せ先: Google社のChromiumブログ記事( http://blog.chromium.org/2013/11/introducing-chromium-powered-android.html

米Amazon、書籍発売1ヶ月前に電子書籍版を無料・低価格で提供するサービス「Kindle First」を発表

【編集部記事】Amazon社(本社:米国ワシントン州)は現地時間11月1日、米国内向けに、書籍発売1ヶ月前に電子書籍版を無料提供する「Kindle First」サービスを発表した。

 Kindle Firstサービスは、同社の出版子会社Amazon Publishingの編集スタッフが発売1ヶ月前の書籍群の中から毎月数冊を選び、それを1.99ドル(約195円)もしくは無料(Amazon Prime会員のみ)で先行提供するというもの。

 11月のKindle Firstタイトルとして、「Things We Set on Fire」(著:Deborah Reed)など5タイトルが提供開始されている。【hon.jp】

問合せ先: 米Amazonのプレスリリース( http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=176060&p=irol-newsArticle&ID=1871360

中国で急成長中の低価格スマートフォンメーカーXiaomi社、電子書籍ストア「小米小説」をオープン

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、中国の低価格スマートフォン市場を席巻している新興スマートフォンベンチャーのXiaomi社(本社:中国・北京市、北京小米科技有限公司)が今月、独自の電子書籍ストア「小米小説」をオープンしたとのこと。

 Xiaomi社は2010年設立に新興ベンチャーで、Android OSベースの独自OS「MIUI」を搭載した低価格スマートフォン・タブレットを発売。その後いっきに中国全土でユーザーを増やし、中国国内のトップメーカーの1社に数えられるようになった。

 記事によると、今回オープンした「小米小説」は電子書籍端末KindleのOS・ファームウェアをハイジャックするツールで有名なITベンチャーDuokan社(本社:中国北京市、北京多看科技有限公司)を買収したことによって実現されたもので、閲覧文字数での課金モデルを採用したとのこと。【hon.jp】

問合せ先: The Digital Readerの記事( http://www.the-digital-reader.com/2013/11/01/xiaomi-launches-ebookstore-china-will-soon-prove-serious-threat-amazon/

iPadでマルチメディアEPUB3電子書籍が制作できる「Book Creator for iPad」、イラスト作成ツールを追加

【編集部記事】英国のアプリデベロッパーRed Jumper Studios社(本社:英国サマセット州)は現地時間10月31日、iPad専用の電子書籍オーサリングアプリ「Book Creator for iPad」のVerson 3.0をiTunes App Storeで発売した。

 同アプリは主にiPadを導入した教育現場で人気の高いアプリで、生徒が簡単に絵本から複雑なマルチメディアEPUB3電子書籍を簡単なUIで制作できるようにするもの。今回、指で誌面上に直接グラフィックを描けるドローツールを搭載したことで、より個性的でデザインあふれる電子書籍が制作できるようになったとのこと。

 文字処理やレイアウトばかりに偏りがちな電子書籍オーサリングツールに、イラストツールを標準搭載するのはなかなか良い発想といえるだろう。なお、日本のiTunes App Storeでの価格は500円で、無料版も公開されている。【hon.jp】

問合せ先: Read Jumper Studios社の告知( http://ipadapps4school.com/2013/10/31/book-creator-for-ipad-now-supports-handwriting/

電子書籍版「るるぶ東北’14」、楽天Koboで通常600円が77円に。おめでとう日本一!東北楽天ゴールデンイーグルス優勝記念セール!

JTBグループの旅行関連情報の出版・販売、Web関連事業会社、株式会社JTBパブリッシング(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:里見 雅行/以下、JTBパブリッシング)は、東北楽天ゴールデンイーグルスの日本シリーズ優勝を記念して、楽天株式会社の子会社「Kobo Inc.」が運営する電子書籍ストア「楽天koboイーブックストア」で電子書籍版「るるぶ東北’14」の特別価格キャンペーンを実施いたします。

東北楽天ゴールデンイーグルスの活躍は、全国のイーグルスファンの方々はもちろん、被災地をはじめ多くの東北の皆様に力を与えてくれました。そのゆかりの「東北」にちなみ、電子書籍版「るるぶ東北’14」を、通常600円のところ期間限定で77円(約87%オフ)の特別価格で販売いたします。

「るるぶ東北’14」は、世界遺産・平泉をはじめ、NHK大河ドラマ「八重の桜」の舞台となった会津若松、町歩きが楽しい城下町、憧れの秘湯や大自然など、今年人気の旅行先として注目を集めている東北の魅力を徹底紹介。ビジュアルな誌面で最新情報を掲載し、旅行者はもちろん、地元の方にも役立つ、身近でおトクな情報満載のムックとなっています。
キャンペーンの内容は、以下のとおりとなります。

■楽天Kobo(運営 楽天株式会社)
11/4 00:00〜11/6 23:59の72時間、電子書籍版「るるぶ東北’14」を、標準価格600円のところ、約87%オフの77円で販売。
URL
http://bit.ly/1awXjNI (短縮URL)
http://kobo.rakuten.co.jp/event/camp-eagles2013thanks/?scid=wi_grp_gmx_kob_eagles13js_campaign#ttl03

■「るるぶ東北’14」の主な内容
【特集】
・大河ドラマ「八重の桜」の舞台 会津若松へ
・黄金の理想郷 世界遺産 平泉
【青森】奥入瀬・弘前・白神山地
【岩手】盛岡・花巻・八幡平
【秋田】角館・乳頭・田沢湖
【宮城】仙台・松島
【山形】山寺・蔵王・銀山温泉
【福島】会津・磐梯・いわき
【特別付録】町歩き便利MAP、東北ドライブMAP

問合せ先: 株式会社JTB パブリッシング 情報戦略部 edits@rurubu.ne.jp

Jコミ、無料電子コミックのオンデマンド印刷サービス「Jコミで印刷できるってよ」を11月3日からベータ公開

【編集部記事】株式会社Jコミ(本社:東京都練馬区)は11月3日〜11月30日まで間、同社の無料電子書籍サイト「Jコミ」のオンデマンド印刷サービス「Jコミで印刷できるってよ」をベータ公開する。

 「Jコミで印刷できるってよ」サービスは、最近マンガ業界で増えている、「単行本の1巻目は出たものの、2巻目が(描いたのに)出ない」または「そもそも1巻さえ出ない」という現象に対抗すべく開発された、漫画家と読者と出版社に優しい画期的なシステム。作品をボタン一つで「紙の書籍」として印刷し、約一週間で読者の手元に届ける。【hon.jp】

問合せ先: 赤松健氏のブログ記事( http://d.hatena.ne.jp/KenAkamatsu/20131101/p1

Jコミ、無料電子コミックをオンデマンド印刷サービス「Jコミで印刷できるってよ」を11月3日からベータ公開

【編集部記事】株式会社Jコミ(本社:東京都練馬区)は11月3日〜11月30日まで間、同社の無料電子書籍サイト「Jコミ」のオンデマンド印刷サービス「Jコミで印刷できるってよ」をベータ公開する。

 「Jコミで印刷できるってよ」サービスは、最近マンガ業界で増えている、「単行本の1巻目は出たものの、2巻目が(描いたのに)出ない」または「そもそも1巻さえ出ない」という現象に対抗すべく開発された、漫画家と読者と出版社に優しい画期的なシステム。作品をボタン一つで「紙の書籍」として印刷し、約一週間で読者の手元に届ける。【hon.jp】

問合せ先: 赤松健氏のブログ記事( http://d.hatena.ne.jp/KenAkamatsu/20131101/p1

Apple社、iBookstore上で配信されるiBooks Author電子教科書は「Ver.2.1.1」以降が必須に、年明けから

【編集部記事】米国の電子出版ニュースブログ「Talking New Media」によると、Apple社(本社:米国カリフォルニア州)は現地時間10月31日、電子書籍販売ストア「iBookstore」の販売会員に向け、年明けからの仕様変更について告知したとのこと。

 記事によると、先月Mac OS X版iBooksアプリがリリースされたことに伴ない、同社のMacソフト「iBooks Author」で電子書籍・電子教科書コンテンツ制作しているユーザーはVersion 2.1.1以降での入稿が必須になるとのこと。【hon.jp】

問合せ先: Talking New Mediaの記事( http://www.talkingnewmedia.com/2013/10/31/apple-announces-new-ibooks-features-and-updates/

HarperCollins英国法人、書店チェーンFoylesの店頭で紙書籍・電子書籍のバンドル実験

【編集部記事】英「The Bookseller」サイトによると、News Corporation系列の大手出版社HarperCollins社(本社:米国ニューヨーク州)の英国法人が、英老舗書店チェーンFoyles(本社:英国ロンドン市)の店頭で紙書籍・電子書籍のバンドル販売実験を開始したとのこと。

 記事によると、実験販売されるのは8タイトルで、バンドル版は密封包装され、EPUB電子書籍版がダウンロードできるコードが挟み込まれている。バンドル版の価格は+5英ポンド(790円)で設定されており、クリスマスギフト向けに考えられたとのこと。【hon.jp】

問合せ先: 英The Booksellerの記事( http://www.thebookseller.com/news/harpercollins-and-foyles-set-bundle.html

英PearsonのPaul Belfanti氏とIDPFのBill McCoy氏、EPUB3形式での電子教科書制作について語る

【編集部記事】業界標準電子書籍ファイルフォーマット「EPUB」を推進するIDPF(本部:米国ワシントンD.C.)は今週、EPUB3形式での電子教科書制作を推進するワークショップ「EDUPUB」をボストン市で開催し、電子教科書制作ソリューション企業Aptra社(本社:米国ヴァージニア州)がブログ上でキーパーソン2名のインタビュー記事を掲載した。

 インタビューを受けたのは英PearsonグループのPaul Belfanti氏とIDPFのBill McCoy氏。Belfanti氏によると、Pearsonでは社内での電子教科書制作に「PXE」という社内統一XMLフォーマットを策定し、その一部を EDUPUB Output Profileとして公開する予定。2014年の本稼働に向けてワークフロー刷新を行なっているとのこと。

 一方、Bill McCoy氏は上記PXEを参考に、電子教科書向けにもEPUB3のメタデータ部分の拡充に着手したいとしている。【hon.jp】

問合せ先: Aptara社のブログ記事( http://ww3.aptaracorp.com/lp/pearson_edupub_2.html

BookLive、三省堂書店で「ジャンプコミックス」を購入するとカラー版の特別お試し読み電子コミックを提供

【編集部記事】株式会社BookLive(本社:東京都台東区)は本日11月1日から、全国の三省堂書店チェーン店頭で「ジャンプコミックス」を購入すると、カラー版の特別お試し読み電子コミックが貰えるキャンペーンを開始した。

 コミック購入者は、対象作品は「ONE PIECE」(尾田栄一郎)「NARUTO―ナルト―」(岸本斉史)「DRAGON BALL 魔人ブウ編」(鳥山明)「るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―」(和月伸宏)「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」(荒木飛呂彦)の5作品から電子コミック1作品を選べる。

 キャンペーン期間は11月30日までとなっている。【hon.jp】

問合せ先: Booklive社のプレスリリース( http://booklive.co.jp/release/2013/10/311400.html

「人類滅亡後、宇宙人でも読めるように」オランダの研究者、バイナリーデータをそのまま印刷した書籍を制作

【編集部記事】オランダのWillem de Kooning Academy芸術大学の研究者であるAymeric Mansoux氏が、バイナリーデータをそのまま印刷したアート書籍を制作した。

 この書籍は、同氏が参加するオランダのアート集団「SKOR」の協力を元に制作されたもので、仮に人類が滅亡しても宇宙人でも読めるよう、83点の写真やサウンドをドット形式のバイナリーデータとして印刷し、300ページの中性紙で製本。バイナリー化はPythonスクリプトを使い、データ圧縮などもあえて行なわず、8冊を世界各所に寄贈したとのこと。

 PDF版が下記URLで公開されているので、暗号解読マニアの人は挑戦してみると面白いだろう。【hon.jp】

問合せ先: Aymeric Mansoux氏の作品ダウンロードサイト( http://societeanonyme.la/

米HarperCollins社が世界対応の電子書籍・直販システムを稼働、Accenture社が開発

【編集部記事】英「The Bookseller」サイトによると、News Corporation系列の大手出版社HarperCollins社(本社:米国ニューヨーク州)が、グループ全体で世界対応の電子書籍・直販システムを導入し、稼働させたとのこと。

 記事によると、すでに傘下レーベルのサイトのいくつかで稼働が始まっており、当面は英語圏のネットユーザーのみに絞って展開していくとのこと。設計・開発したのは世界最大の経営コンサルティングファームであるAccenture社とそのグループ会社。【hon.jp】

問合せ先: 英The Booksellerの記事( http://www.thebookseller.com/news/harpercollins-goes-direct-consumer-global-e-book-sales.html

【個人作家向け】ネットを使って、どの表紙デザイン・タイトル案がもっとも効果的かテストする方法

【編集部記事】電子書籍の個人作家にとって、表紙デザイン・タイトル・フォント決めはもっとも悩ましい作業の1つだが、その基本フローを英国の編集プロダクション「electronic bindery」がブログ上で公開している。

 ブログで薦めている手法は、1)検索キーワードを決めて写真販売ポータルサイトで背景写真の候補を絞る、2)Amazonサイトでライバル書籍の表紙画像を集める、3)2)を参考にInDesign試用版で複数の表紙デザイン・タイトル・フォント案を制作する、4)無料テストサイト「usabilityhub.com」でそれらを公開し、匿名ユーザーたちに投票させる、というもの。

 もっとも面白いのは4)の部分で、作家本人のお気に入りとは違う候補が好まれるケースが多いという。【hon.jp】

問合せ先: electronic binderyのブログ記事( http://electronicbindery.com/design-and-crowd-test-your-kindle-cover/

米BISGがレポート「電子書籍ユーザーの大半は、購入作品が出版社のものか個人作家のものか気にしない」

【編集部記事】米国の出版業界調査団体Book Industry Study Group(本部:米国ニューヨーク州、以後BISG)は現地時間10月30日、月単位でアンケート調査を行なっている米国内の電子書籍ユーザー動向レポート「Consumer Attitudes Toward E-Book Reading VOLUME FOUR」最新版での発見を発表している。

 記事の分析によると、同レポートの最新版「Report Two」では、「ユーザーの48%が電子書籍・紙書籍のバンドル版に興味がある」「半数強が、作品を転売できれば価格プレミアムを支払う」「大半は、購入作品が出版社のものか個人作家のものか気にしない」などの発見が見られたとのこと。【hon.jp】

問合せ先: 米BISGのプレスリリース( http://www.bisg.org/news-5-861-now-available-report-two-of-consumer-attitudes-toward-e-book-reading-volume-4.php

米Barnes & Noble社、電子書籍端末「NOOK GlowLight」を今夜にも発売

【編集部記事】現地報道によると、米書店チェーン最大手のBarnes & Noble社(本社:米国ニューヨーク州)が今夜未明にも電子書籍端末の新モデル「NOOK GlowLight」を発売する模様。

 事前プレスリリースを受け取った各サイト記事によると、このNOOK GlowLightは最新のライバル機種同様にE-Ink電子ペーパーの“画面リフレッシュ”現象を大幅に改善し、ボディデザインもより強靱・軽量なものに変更されたとのこと。

 価格は119ドル(約1.1万円)で、書店員のノウハウを活かしたなんらかの“人力”レコメンドシステムも導入されるという。【hon.jp】

問合せ先: The Vergeの記事( http://www.theverge.com/2013/10/30/5044378/barnes-nobles-new-nook-glowlight-lighter-faster-full-of-ideas

Adobe社のデータ流出問題は当初予想よりも深刻、1.5億人分のユーザー会員が流出した可能性

【編集部記事】米国のMac専門誌サイト「MacWorld」が、今月10月3日にAdobe Systems社(本社:米国カリフォルニア州)が発表した会員データ290万人分流出事件が予想以上に深刻で、最大1.5億人分のユーザー会員が流出した可能性があると報道している。

 記事によると、AnonNews.orgというAnonymous系サイトでそれと思われるデータがアップロード公開され、1.5億人分のAdobeユーザーのIDとパスワードが確認されたとのこと。

 本件は電子書籍業界にも影響があり、パスワード認証方式でユーザーを識別するAdobe DRMも、クラッカーたちによって解錠不能にされる可能性がある。【hon.jp】

問合せ先: 米MacWorldの記事( http://www.macworld.com/article/2059002/adobe-security-breach-worse-than-originally-thought.html

米Microsoft、Windows 8.1アプリ公式プログラミング書のプレビュー版をPDF形式で無料公開

【編集部記事】米Microsoft社は現地時間10月29日、Windows 8.1の公式プログラミング書「Programming Windows Store Apps with HTML, CSS, and JavaScript, Second Edition」プレビュー版を、PDF形式の電子書籍で無料公開した。

 今回無料公開されたのは昨年公開された同名タイトルをWindows 8.1向けに改訂したもので、来春にEPUB・MOBI形式で出版するため執筆作業中のもの。

 最終版では20章まで執筆される予定だが、本プレビュー版ではまだ12章までしか執筆が完了していないとのこと。【hon.jp】

問合せ先: 米Microsoft公式ブログ( http://blogs.msdn.com/b/microsoft_press/archive/2013/10/29/free-ebook-programming-windows-store-apps-with-html-css-and-javascript-second-edition-second-preview.aspx

eBookJapanが10月28日から東証一部に市場変更、セレモニーで人気コミック着ぐるみたちも参加

【編集部記事】株式会社イーブックイニシアティブジャパン(本社:東京都千代田区)は10月28日、東証マザースから東証一部への株式市場変更を果たし、同日東京取引証券所で関係者たちによる上場セレモニーを行なった。

 イーブックイニシアティブジャパン社は電子書籍販売サイト「eBookJapan」の運営元で、2010年に上場した株式会社パピレス(本社:東京都豊島区)と並ぶ電子書籍販売の老舗。2011年10月に東証マザースへの上場を果たし、今回の市場格上げを果たした。

 なお、セレモニーでは東証の歴史上初めて、「鬼太郎」「ケロロ軍曹」のコミック着ぐるみたちが駆けつけたとのこと。【hon.jp】

問合せ先: テレビ東京の報道( http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/market/post_52932

70,000作品以上も、米Amazonの紙書籍・電子書籍をバンドル販売する「Kindle MatchBook」サービスが好スタート

【編集部記事】Amazon社(本社:米国ワシントン州)は現地時間10月29日、先月発表したとおり、米国内で紙書籍と電子書籍をバンドル販売する「Kindle MatchBook」サービスをスタートした。

 Kindle MatchBooksサービスは、1995年以降にAmazon.comで紙書籍を購入した会員に、割引価格もしくは無償でKindle版を提供するもので、当初は約10,000作品程度でスタートする予定だったが、POD版を併用した個人作家の作品が大量に参加し、結果として70,000作品以上での好スタートとなった。

 Amazon社では引き続き、本サービスに参加するよう、同社のKindle Direct Publishingサービスを使っている作家たちへの呼びかけをしている。【hon.jp】

問合せ先: 米Amazonのプレスリリース( http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=176060&p=irol-newsArticle&ID=1869627

New York Times紙、来週の日曜版にデジタル版4週間無料トライアル権がもらえるステッカーを貼り付け

【編集部記事】電子化への移行を急ぐ米国の新聞業界だが、New York Times紙が今週末にちょっと面白い実験を行なう。

 米ITニュースサイト「GigaOM」によると、実験が行なわれるのは11月3日の日曜版で、同紙のデジタル版4週間無料トライアル権コードが印刷されたステッカーを貼り付けられるという。米国ではクーポン広告が集中する日曜版だけを購入する家庭が多いため、そのような一般読者にもデジタル版への移行を推進したい狙いのようだ。

 経営難がささやかれているThe New York Times紙は、今年8月にグループ新聞のBoston Globe紙を野球チームBoston Redsoxのオーナーに7,000万ドル(約70億円)で売却したばかり。【hon.jp】

問合せ先: GigaOMの記事( http://gigaom.com/2013/10/24/new-york-times-will-give-newsstand-buyers-a-free-4-week-digital-trial/

ACCESS、Readium SDKを採用したEPUB3電子書籍ビューワ「PUBLUS(パブラス) Reader Ver.2.0」を発表

【編集部記事】株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区)は10月29日、電子出版プラットフォーム「PUBLUS(パブラス)」の電子書籍ビューワ「PUBLUS Reader」のVersion 2.0を発表した。

 ACCESS社のPUBLUSは、ブラウザのみで電子書籍コンテンツの閲覧・決済を可能とする電子出版プラットフォームで、マルチプラットフォームに対応するためクラウド側でEPUBコンテンツのレンダリング処理を行うソリューション。今回アップグレードされるのはビューワ部分で、「PUBLUS Reader v2.0」は、世界で初めてReadium FoundationのWebkitベースの電子書籍ビューワSDKを採用した商用製品となる。

 採用第1号は株式会社ブックウォーカー(本社:東京都千代田区)の運営する電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」となる予定で、2013年内を目処に提供開始される。【hon.jp】

問合せ先: ACCESSのプレスリリース( http://jp.access-company.com/news_event/archives/2013/1029/

日本電子出版協会、「コルク:電子書籍の次にくるもの」セミナーを11月29日に東京都・飯田橋で開催

【編集部記事】一般社団法人日本電子出版協会(本部:東京都千代田区、以後:JEPA)は11月29日午後、東京・飯田橋の研究社英語センターで「コルク:電子書籍の次にくるもの」セミナーを開催する。

 本セミナーは、昨年10月に講談社のコミック編集部門を退社して作家エージェント会社のコルクを創業した佐渡島庸平氏による講演会。

 一般の参加費は2,000円、JEPA会員社は無料。概要は下記サイト参照のこと。【hon.jp】

問合せ先: 「コルク:電子書籍の次にくるもの」セミナー概要ページ( http://kokucheese.com/event/index/122785/

【ギーク向け】Mac OS X版iBooksアプリのデバッグメニューを表示する方法

【編集部記事】ベテランMacユーザーのCharles Edge氏が、先週リリースされたばかりのMac OS X Mavericks付属のiBooksアプリでデバッグメニューを表示させる方法を紹介している。

 Edge氏によると、以前からiTunes側にため込んでいた自前の電子書籍ファイル群がなぜかiBooks側にインポートできなかったため、コマンドラインからデバッグメニューを呼び出し、「Migrate from iTunes」コマンドを発見。それを使い、うまくiTunes側からiBook側に作品を移すことに成功したとのこと。【hon.jp】

問合せ先: Charles Edge氏の記事( http://krypted.com/mac-os-x/debugging-and-deploying-ibooks/