Category Archives: 電子書籍出版メモ

米国議会図書館プログラマーのChris Adams氏、OpenCVを使ってスキャン書籍から図版だけ抽出する方法を解説

【編集部記事】米国議会図書館で書籍スキャンシステムの開発に携わっているプログラマーのChris Adams氏が、オープンソースのグラフィック処理ライブラリ「OpenCV」を使ってスキャン書籍から図版だけ抽出する方法を解説している。

 Adams氏は、実験システムにOpenCV、Python(スクリプト言語)、numpy(Python用数値演算ライブラリ)を使用。手動でフィルタ値をスライダー調整しながらイラスト部分の質感を検知する方式のため、全自動とはいかないが、スキャン書籍や新聞などからかなり高精度に図版の抽出に成功したとのこと。

 今後これを発展し、デジタル化蔵書の検索ポータルなどの新UI開発に活用したいとのこと。【hon.jp】

問合せ先: Chris Adams氏のブログ記事( http://chris.improbable.org/2013/08/31/extracting-images-from-scanned-pages/

日本電子出版協会、講演会「さようなら、『電子書籍』」を10月2日に東京都・神保町で開催

【編集部記事】一般社団法人日本電子出版協会(本部:東京都千代田区、以後:JEPA)は10月2日午後、東京・神保町の日本教育会館で「電子の黒船は来たけれど、なかなか文明開化しない出版市場/第2弾〜さようなら、『電子書籍』」講演会を開催する。

 本講演会は、先月Wired.jpで同タイトルの記事を公開し、関係者の間で話題となった「マガジン航」編集人・仲俣暁生氏によるもの。出版社から出る本だけが電子書籍である、という思い込みから離れたほうが「出版」という行為はずっと自由になれる。そして「電子書籍」の発展を熱望するがゆえに「電子書籍」というぎこちない言葉を、そろそろ脱ぎ捨てよ、と説く本人がその真意を熱く語る予定。

 一般の参加費は2,000円、JEPA会員社は無料。概要は下記サイト参照のこと。【hon.jp】

問合せ先: セミナー概要ページ( http://kokucheese.com/event/index/111415/

SF電子書籍と単語暗記ソフトを融合させたようなテキストベースのiOSゲームアプリ「Blackbar」

【編集部記事】米国のアプリ開発者Neven Mrgan氏が先週iPhone・iPad向けに販売開始したゲームアプリ「Blackbar」がなかなか高評価を得ている。

 Blackbarは、近未来の独裁国家が個人のメール通信をすべて検閲し、不都合な部分だけ“黒塗り”してしまうという世界のSFストーリー。プレイヤーはViという女性とメールの黒塗り部分をキーボード入力で埋めて解読し、次々とメールをやり取りをしながらストーリーを進めていく。

 受験でおなじみの赤シート英単語暗記を連想させるUIだが、ユーザーがまさにストーリーに参加しているかのような感触が楽しめるため、インタラクティブ電子書籍の一種と考えていいだろう。【hon.jp】

問合せ先: ゲームアプリ「Blackbar」の配信リンク( https://itunes.apple.com/jp/app/id672002602?mt=8

BookLive、三省堂書店で電子書籍専用端末「BookLive!Reader Lideo(リデオ)」敬老の日ギフトセットを発売

【編集部記事】株式会社BookLive(本社:東京都台東区)は9月1日、電子書籍端末「BookLive!Reader Lideo(リデオ)」敬老の日ギフトセットを全国の三省堂書店チェーン店頭で発売した。

 本セットは、通常のLideo本体価格8,480円(税込)だけで、純正ブックカバー(1,500円相当)、濱文様てぬぐい本、「BookLive!Reader Lideoカンタン!電子書籍マニュアル」の4点が買えるお得なセット。さらに、店頭で初期設定を行なった客には500円デジタル図書券がプレゼントされる。

 販売期間は9月16日(敬老の日)までとなっている。【hon.jp】

問合せ先: BookLiveのプレスリリース( http://booklive.co.jp/release/2013/08/301009.html

オランダGembird社、電子書籍端末ならぬ電子ペーパー“プリンタ”「ePP2」を今週末IFA Berlin会場でデモ披露へ

【編集部記事】PC関連機器商社のGembird社(本社:オランダ・フレヴォラント州)は、ドイツ・ベルリン市で9月6日から開催予定のIT業界カンファレンス「IFA Berlin」展示会場で電子ペーパー“プリンタ”「ePP2」をデモ披露する模様。

 ePP2は、9.7型の大型ペン入力式電子ペーパーを搭載したAndroid端末で、ハードウェア的には電子書籍端末と呼んでもまったく問題ないもの。ただ、最大の売りはUSBケーブル経由でPCのプリンタとして動作する点で、ePP2上でペン入力修正した文書をPC側に送り返すこともできる。このため、同社ではあえて電子ペーパー“プリンタ”と呼んでいるようだ。

 予想価格は399ユーロ(約5.1万円)〜499ユーロ(約6.5万円)となっている。【hon.jp】

問合せ先: 「ePP2」製品概要ページ( http://energenie.com/item.aspx?id=7548

BookLiveがカメラアプリ第3弾、「孤独のグルメ」の世界観で撮影できる無料iOSカメラアプリを公開

【編集部記事】株式会社BookLive(本社:東京都台東区)は8月29日、TVドラマ化もされた人気グルメ漫画「孤独のグルメ」(原作:久住昌之/作画:谷口ジロー)のコマをフレームとして撮影できる「孤独のカメラ」アプリを、iPhone・iPad向けに無料公開した。

 本アプリは、同コミックの世界観を再現できるカメラアプリで、コミック・カメラアプリシリーズの第3弾。「孤独のグルメ」から厳選された14シーンをフレームとして写真を撮影でき、簡単にfacebookやTwitter、LINEなどのSNSで共有して遊べるようになっている。

 なお、同社ではアプリ公開を記念して、本日8月30日から9月12日まで、電子書籍ストア「BookLive!」にて、同作品第1巻を購入すると56ポイント付与するキャンペーンを実施する。【hon.jp】

問合せ先: BookLiveのプレスリリース( http://booklive.co.jp/release/2013/08/291100.html

インドの電子書籍ストア「Rockstand」、オープン1年足らずで1TB/日のダウンロード数を突破

【編集部記事】現地報道によると、インドのモバイルソフトハウスHandygo Technologies社(本社:インド・デリー市)傘下の電子書籍ストア「Rockstand」がオープン1年足らずで1TB/日のダウンロード数を突破した模様。

 Rockstandは昨年10月にオープンしたAndroid向け電子書籍ストアアプリで、多言語国家であるインドに配慮し、各地方に合わせて商業電子雑誌やコミックを配信するのが特長。今年に入りAmazon社もようやく参入したばかりのインドだが、成長ペースは変わらず、ついに1TB/日、約15,000作品/日のラインを突破したとのこと。

 ユーザーの7割はスマートフォンユーザーとのこと。【hon.jp】

問合せ先: 印MobiGyaanの記事( http://www.mobigyaan.com/rockstand-touches-1-tb-content-download-per-day

大手広告代理店JCDecaux UK社、お薦め電子書籍のツイートを駅構内などのデジタルサイネージで表示開始

【編集部記事】フランスの大手広告代理店JCDecauxの英国法人であるJCDecaux UK社は現地時間8月29日、お薦め電子書籍のユーザーツイートを駅構内などのデジタルサイネージで表示開始した。

 デジタルサイネージを取り扱う広告代理店にとって、コンテンツ不足は常に悩みの種。そこで、JCDecaux UK社ではユーザーのTwitter上のツイートを活用することを発案。「#BookClubShorts」ハッシュタグでユーザーからお薦め書籍情報を集め、選んだものを主要駅に配置している大型のデジタルサイネージ画面でランダム表示する。

 記事によると、電車の通勤客の81%はなんらかの書籍読者で、そのうち38%は電子書籍端末ユーザーとのこと。採用されたツイート主には、報酬として電子書籍クーポンが提供される。【hon.jp】

問合せ先: 英mediaweekの記事( http://mediaweek.co.uk/news/rss/1209622/jcdecaux-launches-twitter-book-club-digital-screens/

デジタルカタパルト、ブログ・Twitter・Facebookなどで電子書籍販売サイト「ソク読み」の試し読みを共有可能に

【編集部記事】デジタルカタパルト株式会社(本社:東京都文京区)は8月29日、電子書籍販売サイト「ソク読み」の試し読みのリンクをブログ・Twitter・Facebookなどでリンク共有できるサービスを開始した。

 本サービスはブラウザ上ですぐに閲覧できる「ソク読み」の配信システムを応用したもので、作品PRだけでなく、書店では難しい本の中身をご紹介する場として、エンドユーザー同士でコンテンツの魅力に触れてもらうことが目的。利用方法は簡単で、作品詳細ページに表示されている「試し読みURLを共有する」をクリックし、URLを取得するだけ。

 なお、同社では画像・キャラクター等を使用してアイコン・壁紙・コンピュータソフト等を作成し掲載・頒布するこなど、著作権・著作物複製等についてのお願いも告知している。【hon.jp】

問合せ先: 「ソク読み」サイト( http://sokuyomi.jp/

日本電子出版協会、「Appleの電子出版:iBookstoreとiBooks Author」セミナーを9月25日に東京都・飯田橋で開催

【編集部記事】一般社団法人日本電子出版協会(本部:東京都千代田区、以後:JEPA)は9月25日午後、東京・飯田橋の研究社英語センターで「Appleの電子出版:iBookstoreとiBooks Author」セミナーを開催する。

 本セミナーは、「iBookstoreのメリット・デメリット」「iBooks用のEPUB制作」「iBooks Authorでのコンテンツ制作」「iBooks Authorで利用できる便利ツール」などあまり知られていないiOS上での電子書籍に関する、制作者向け講座。登壇するのは「EPUB 3 スタンダード・デザインガイド」著者でもある林拓也氏。

 一般の参加費は2,000円、JEPA会員社は無料。概要は下記サイト参照のこと。【hon.jp】

問合せ先: セミナー概要ページ( http://kokucheese.com/event/index/110860/

電子書籍エージェンシー・モデル訴訟、Denise Cote判事「iTunes App Store内のルールについては干渉しない」

【編集部記事】現地報道によると、先月大手出版社がApple社と交わした電子書籍のエージェンシー・モデル価格契約を違法とする判決が下った裁判について、Apple社への制裁案に関する司法省(本部:米国ワシントンD.C.)の要請について、ニューヨーク連邦地裁のDenise Cote判事はその大半に難色を示す見解を明らかにした模様。

 司法省は、来年5月までの裁定を目指しているApple社への制裁案として、iTunes App Storeで公開されているサードパーティ製電子書籍アプリに外部リンクを認めるよう強く主張していた。一方、Apple社はそれに対し「政府による経営への干渉であり、あげくにはAmazon社の独占を促進する」と反対。

 結果、第2回目となる今回の意見陳述ヒアリングでCote判事「iTunes App Store内のルールについては干渉しない」との姿勢を明らかにし、両者にさらなる歩み寄りを促した。【hon.jp】

問合せ先: MacRumorsの記事( http://www.macrumors.com/2013/08/27/e-books-judge-pledges-to-avoid-unnecessary-intrusion-into-apples-business/

学術系のリフロー型電子書籍ファイルにCSSで段落ID番号を自動付与するよう提唱、ハンガリーのSzeged大学

【編集部記事】ハンガリーのSezeged大学内(本部:ハンガリー・セゲド市)でアメリカ文化学関連の電子ジャーナル・電子書籍を発行するAMERICANA eBooksが、学術系の電子書籍ファイル制作ベンダーに、相互引用しやすくするCSSテクニックを紹介している。

 学術系の書籍では引用元となる参考文献の記述が欠かせないが、EPUBやMOBIなどリフロー型の電子書籍にはページという概念がないため、ピンポイントで参照元を記述できないというジレンマがある。そこで、AMERICANA eBooksではCSSを使い、本文内の段落に自動的にID番号を振るコード例を紹介。

 これを発展させれば、iPadであろうがKindleであろうが、引用元の記述がより詳細に行なえるとして提唱を始めている。【hon.jp】

問合せ先: AMERICANA eBooksの記事( http://ebooks.americanaejournal.hu/about/

英国の視覚障碍者協会「電子書籍の普及で目が不自由な人もベストセラー作品の大半が読めるようになった」と高評価

【編集部記事】英国の出版業界ニュースサイト「The Bookseller」によると、英国の王立視覚障碍者協会(本部:英国ロンドン市)が、電子書籍のアクセシビリティに関するレポートを公開したとのこと。

 同レポートによると、2010年にベストセラー1,000作品のうち目が不自由な人も読める作品はわずか45%だったものの、その後の電子書籍の普及で2012年には84%にまで大幅向上。電子書籍を試算から外すと、その割合はいっきに0.23%にまで下がるため、電子書籍が視覚障碍者にとってきわめて重要なメディアであることが明らかにされている。【hon.jp】

問合せ先: 英The Booksellerの記事( http://www.thebookseller.com/news/e-books-much-more-accessible-blind-people.html

eBookJapan、電子コミック「はだしのゲン」の売上が昨年同時期の12倍に

【編集部記事】株式会社イーブック イニシアティブ ジャパン(本社:東京都千代田)は8月27日、電子書籍販売ストア「eBookJapan」における電子コミック「はだしのゲン」(中沢啓治、中央公論新社)の売上が昨年同時期の12倍に達したことを明らかにした。

 コミック「はだしのゲン」は島根県松江市教育委員会の閲覧制限で話題となり、紙書籍版は増刷待ちの状態。そこで、電子書籍は売切れ・絶版がなく、いつでもどこでも購入することができるということで、eBookJapanにも多くのユーザーが殺到しているようだ。【hon.jp】

問合せ先: eBookJapan ( http://www.ebookjapan.jp/ebj/ )

インターナル、モノクロ作品を自動カラー化してくれるWindows向け電子コミックビューワ「コミゾー」を公開

【編集部記事】PCソフトハウスの株式会社インターナル(本社:神奈川県横浜市)は8月28日、白黒作品を自動着色してくれるWindows向け電子コミックビューワ「コミゾー」を公開した。

 「コミゾー」はPDF・JPG・ZIP形式で配布されている電子コミック作品のビューワソフトで、最大の特徴はその自動着色機能。まだまだ日本国内の電子コミックは白黒作品が大半となっているが、同ソフトでは専用の3種類の疑似着色アルゴリズムを使い、ユーザー閲覧時に自動着色。計算速度を考えマルチスレッド設計となっており、色を付けたデータはそのまま出力できるようになっているため、スマホやタブレット等に入れて楽しむこともできる。

 対応PCはWindows XP/Vista/7/8。同社では、同人誌、同人漫画の電子版が急増中で、そういった電子書籍をより便利に閲覧できるよう同ソフトの無料公開をしたとのこと。【hon.jp】

問合せ先: 「コミゾー」のダウンロードサイト( http://www.comizo.jp/

楽天グループの加Kobo、電子書籍端末「Kobo Aura」1モデルと液晶タブレット機「Kobo Arc」3モデルを発表

【編集部記事】楽天グループのKobo社(本社:カナダ・オンタリオ州)が現地時間8月27日、クリスマス商戦向けに電子書籍端末「Kobo Aura」1モデルと液晶タブレット機「Kobo Arc」3モデルを発売することを発表した。

 今回の製品ラインナップの中心は、どちらかというと液晶タブレット「Kobo Arc」のほうで、それぞれ7・7HD・10HDの3モデルを用意。一方、電子ペーパーモデルとなる「Kobo Aura」は6型E-Inkディスプレイを採用し、フロントライト内蔵。各機は9月から順次、英語圏を中心に発売される予定だ。

 なお、Koboシリーズ標準のコンテンツ推奨機能「Reading Life」も大幅に強化され、今回から電子雑誌もレコメンドするように拡張されたとのこと。【hon.jp】

問合せ先: Kobo社のプレスリリース( http://cafe.kobo.com/press/releases/kobo-unveils-new-ereading-lineup-taking-readers-beyond-the-book

デジタルコンテンツ決済仲介のGumroad社が予約販売に対応、既存客へのインセンティブ・マーケティングにも

【編集部記事】デジタルコンテンツ決済仲介のGumroad社(本社:米国カリフォルニア州)は現地時間8月27日、電子書籍などデジタルコンテンツを販売するユーザー向けに、予約販売機能を追加した。

 Gumroadは、今月頭にデジタルコンテンツのサブスクリプション課金などに対応したばかりで、立て続けの新機能となる。今回追加されたのは予約販売機能で、作家側は販売開始日時をタイマーセットするだけ。設定日時までの間、販売ページに予約ボタンが表示されることになる。

 Gumroad社では、既存客ネットワークを活かして、彼らへ追加コンテンツを販売するときに有効だろうとアドバイスしている。【hon.jp】

問合せ先: Gumroad社の公式ブログ( http://blog.gumroad.com/post/59500585422/counting-your-eggs-before-they-hatch-the-plus-sides-of

Google Book Searchフェアユース審理スタートに向け、Amazon社の「なか見!検索」機能の解釈が焦点に

【編集部記事】2005年から双六ゲーム状態になっているGoogle Book Search裁判だが、来月からフェアユースの論点での審理が始まる。

 米国のITニュースサイト「GigaOM」によると、被告側のGoogle社(本社:米国カリフォルニア州)と原告側の作家団体The Authors Guildが、それぞれ意見陳述書をニューヨーク連邦地裁に提出。両者ともAmazon社の「なか見!検索」機能を引き合いに出し、著作物の「変容的利用」を中心に争うかまえだ。【hon.jp】

問合せ先: 米GigaOMの記事( http://gigaom.com/2013/08/27/google-calls-book-scanning-transformative-in-latest-push-for-fair-use-ruling/

【お知らせ】hon.jpサイトの検索対象に「DMM.com」がくわわりました

【編集部記事】いつも電子書籍検索サイト「hon.jp」をご利用いただき、まことにありがとうございます。

本日8月28日より、株式会社DMM.com運営による電子書籍販売サイト「DMM.com」が検索対象としてくわわりました。
「DMM.com」の配信作品は約12万冊相当7万6,000タイトル。同人作品も多く取り扱っており、コミックやイラスト/CGなど約3万5,000作品が今回あらたに検索対象となりました。

弊社では今後も順次電子書籍販売サイトの登録を増やしていく予定です。引き続き電子書籍検索サイト「hon.jp」ご愛顧下さいますようお願い申し上げます【hon.jp】

問合せ先: hon.jpお問い合わせ窓口(info@hon.jp)

オランダ議会で大手電子書籍プラットフォームeBoekhuisの電子透かしシステムが問題に、プライバシー保護に関連し

【編集部記事】現地報道によると、今月オランダ・ベルギーの総合物流大手CB(本社:オランダ・ヘルダーラント州)の電子教科書配信プラットフォーム「eBoekhuis」が電子透かし監視業務をP2P違法コピー監視団体BREIN(本部:同・北ホラント州)に委託した件が、オランダ議会で問題となっている模様。

 eBoekhuisはオランダの電子書籍プラットフォーム最大手で、今月15日に電子透かしの違法コピー監視業務をBREINに委託し、BitTorrentなど主要P2Pネットワークでの違法コピー監視を大幅に強化することを発表していた。 

 これについて、オランダ労働党が法人間で顧客データベースを共有するのはプライバシー保護法に抵触するのではないかと、議会で司法省を詰問しているとのこと。【hon.jp】

問合せ先: オランダTweakers.netの記事( http://tweakers.net/nieuws/90880/brein-e-book-aanbieders-gaan-klantinformatie-doorspelen-bij-piraterij.html

中国当局、中国国民全体の読書率を改善するための法案を策定中、上海ブックフェアでも話題に

【編集部記事】中国国内の報道・出版市場を監視する国家新聞出版総署(本部:中国北京市)は今月上旬、中国国民全体の読書率を改善するための法案を策定するため、専門委員会を招集することを公示した。

 具体的な法案の内容は不明だが、なんらかの外郭団体の設置が想定されている模様。関連省庁や知識人を中心に法案を策定し、年末を目処に立法化したいとのこと。

 現地出版関係者の間では1966年の「文化大革命」を連想する人も少なくなく、先週末に上海市で開催されたShanghai Book Fair 2013展示会場でも、電子書籍と並び本件が大きな話題となっていたようだ。【hon.jp】

問合せ先: 国家新聞出版総署の公示( http://www.gapp.gov.cn/news/1656/153888.shtml

小学館、無料WEB漫画サイト「やわらかスピリッツ」で水木しげる氏の描き下ろし読切作品を公開

【編集部記事】株式会社小学館(本社:東京都千代田区)は8月27日、無料WEB漫画サイト「やわらかスピリッツ」で、水木しげる氏の描き下ろし読切作品を公開した。

 「やわらかスピリッツ」サイトは、「週刊スピリッツ」「月刊!スピリッツ」に次ぐ“第3のスピリッツ”として始まったWeb漫画サイトで、“ゆるっと、くすっと笑える”ショート作品の連載を中心としている。今回の企画は同サイトの「やまスピ祭り」の一環で実現。

 今回の水木しげる作品は「河童の三平 家の神」という描き下ろし作品で、戦後から紙芝居・貸本・月刊誌・週刊誌と媒体を問わず活躍しつづけてきた水木氏にとって初めてのWEB漫画となり、“戦後の漫画媒体すべてに執筆”という偉業を達成する記念作品となる。【hon.jp】

問合せ先: 「やまスピ祭り」サイト( http://yawaspi.com/yawafes2013/index.html

紙書籍・電子書籍の価格比較サイト「電子書籍サーチ」を大幅アップグレード、作家が検索データを直接編集可能に

【編集部記事】フリープログラマーのfujinyo氏は8月27日、紙書籍・電子書籍の価格比較ができるサイト「電子書籍サーチ」を大幅アップグレードし、作家が検索データを直接編集可能にできるようにした。

 「電子書籍サーチ」サイト、は電子書籍の“価格.com”のようなサイトで、紙書籍の13桁ISBN番号や作品名などを検索入力することで、「ブックオフ」などを含め、ネット上の紙書籍・電子書籍の価格が一覧比較ができるサイト。ユーザーからの多数フィードバックを反映して、「XX電子書店でYYという作品が出たら」自動的にメールアラートを送信する機能も搭載している。

 今回のアップグレードでは、サイト会員機能を初めて追加。それにより、作家が自作品の検索データを直接編集可能にできるようにすると同時に、検索ユーザーによる書評の投稿、今春からベータ公開していた電子書籍PR用サービス「KENPON」の正式有料版も同時公開となっている。【hon.jp】

問合せ先: fujinyo氏のブログ記事( http://www.hachi-log.com/densyo-search-discoverability/

中国のタブレットODMメーカーTopjoy、約3,800円の4.3型電子ペーパーの電子書籍端末を法人受注開始

【編集部記事】米国のARMデバイス情報サイト「ARMdevices.net」によると、タブレットODMメーカーのTop Joy International Development Group社(本社:中国・深圳市)が39ドル(約3,800円)の4.3型電子書籍端末の法人受注を開始したとのこと。

 今回紹介されているのははRockchip 2906を搭載したLinux OSベースの端末で、ミニマム仕様。Wifi回路の内蔵も別オーダーとなるが、欧州系ベンダーを中心にすでに月5万台の出荷を開始しているとのこと。【hon.jp】

問合せ先: ARMdevices.net( http://armdevices.net/2013/08/22/topjoy-shows-39-e-ink-e-reader-on-rockchip-2906-2818-and-some-mt8389-mediatek-tablets/

【お知らせ】hon.jpサイトにおけるサーバー障害について(復旧ずみ)

【編集部記事】いつも電子書籍検索サイト「hon.jp」をご利用いただき、まことにありがとうございます。
 8月25日より26日10:30頃にかけて、アクセス集中による過負荷のため、下記hon.jp系列サイトへのアクセスがしづらい状況となりました:

● パソコン版/ケータイ版/Android版「hon.jp」
●REST API「hon.jp Webサービス」
●Android用アプリ「NEWSげっと!!」「i書籍&コミックNAVI」

 修復作業も完了し、すでにサービスも復旧しております。ご利用中のユーザー様にご迷惑をおかけいたしまして、大変申し訳ございませんでした。【hon.jp】

問合せ先: sysem-web@hon.jp

大人気ミステリー作家・湊かなえ氏の作品が初の電子書籍化、「白ゆき姫殺人事件」がBookLive!で発売

【編集部記事】株式会社BookLive(本社:東京都台東区)は8月23日、「白ゆき姫殺人事件」(湊かなえ、集英社)を電子書籍ストア「BookLive!」で発売した。

 湊かなえ(みなとかなえ)氏は2007年に「聖職者」で小説推理新人賞を受賞し、翌年同作を収録した「告白」でデビュー。2009年の本屋大賞1位に輝き、映画化、大ヒットとなった。初の電子書籍となる本作は、「女の噂話の怖さ」「憶測報道の怖さ」などをフィーチャーした、一筋縄ではいかない「意地悪目線のミステリー作品」として、2014年春に映画化も決定した話題作。

 なお、「BookLive!」では、当作品の配信を記念して、本日から9月5日まで購入者に50ポイントバックするキャンペーンをスタートしている。【hon.jp】

問合せ先: BookLiveのプレスリリース( http://booklive.co.jp/release/2013/08/231100.html

スウェーデンAxiell社、出版社<->図書館向けの電子書籍ライセンス・トレーディングシステム「Atingo」を発表

【編集部記事】北欧大手の図書館向けシステム開発会社Axiell Group社(本社:スウェーデン・ルンド市)は現地時間8月21日、出版社図書館向けの電子書籍ライセンス相対(あいたい)取引システム「Atingo」を発表した。

 Atingoは、出版社と図書館が個々で電子書籍ライセンス価格についてリアルタイム取引するためのプラットフォームで、同国の電子書籍プラットフォームベンチャーPublit社と共同開発し、別法人化。

 イメージ的には、株式トレーディングシステムの“電子書籍ライセンス専用版”と考えるとわかりやすいだろう。【hon.jp】

問合せ先: Axiell社のプレスリリース( http://www.axiell.com/press#/pressreleases/atingo-a-new-company-that-radically-changes-the-conditions-for-the-lending-of-e-books-at-the-library-896293

「カッターだけで、あら不思議!」本好きのための、WiFiルーター専用カバー制作

【編集部記事】すでに多くの家庭に普及しているWiFiルーターだが、インテリア的にイマイチなのは今も変わらない。そこで、英国の児童書出版社Hot Key Booksが、公式ブログ上で本好きのためのWiFiルーター専用カバー制作方法を紹介している。

 用意するのは、適度なサイズのいらないハードカバー本とカッター。ページ部分をすべて切り取り、ルーター本体をカバー部分ではさむだけという手軽さだ。実際の写真を見ると、予想以上に部屋にマッチしていて、面白い。【hon.jp】

問合せ先: Hot Key Booksブログ記事( http://www.hotkeyblog.com/books-wifi-router-a-book-art-diy-project/

インプレスR&D、電子書籍関係者向け電子雑誌「OnDeck Weekly」8月22日号を無料公開

【編集部記事】インプレスグループの株式会社インプレスR&D(本社:東京都千代田区)は8月22日、電子書籍・電子出版プロフェッショナル向けEPUB/MOBI形式の電子雑誌「OnDeck weekly(オンデッキ・ウィークリー)」8月22日号を無料で公開した。

 最新号では「キーパーソンインタビュー:日本が誇る「青空文庫」の軌跡 富田倫生氏」「ニューススタンド:Harlequinがデジタルファーストを拡大」などを掲載している。

 なお、「OnDeck weekly」はメール登録制の無料メディア(コントロールド・サーキュレーション)となっており、アンケート・フィードバックに答えた登録ユーザーに無料配信する方式になっている。

情報開示●弊社hon.jpも一部コーナーで執筆協力しております。

【hon.jp】

問合せ先: OnDeckの配信サイト( http://on-deck.jp/

ACCESS、HTML5ベースのEPUB 3ビューワ「PUBLUS(パブラス) Reader」を楽天ShowTimeサイトに供給

【編集部記事】株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区)は8月22日、ブラウザのみで電子書籍コンテンツの閲覧を可能とする電子出版プラットフォーム「PUBLUS(パブラス)」のビューワを楽天グループのアニメ・ビデオコンテンツストア「楽天ShowTime」に提供開始した。

 ACCESS社では、すでにEPUB3ビューワ「NetFront BookReader EPUB Edition」を国内外の多くのベンダーに提供しているが、TizenやFirefox OSなど今後登場するHTML5ベースのデバイスを想定し、今夏からブランド名を「PUBLUS」に変更し、クラウド側でEPUBコンテンツのレンダリング処理を行う仕組みを構築。

 「楽天ShowTime」ユーザーは今後ビデオ以外にコミック等もブラウザ上で楽しめるようになる。【hon.jp】

問合せ先: ACCESSのプレスリリース( http://jp.access-company.com/news_event/archives/2013/130822/