Category Archives: 電子書籍出版メモ

「改正著作権法解説」が1位 ~ HON.jp News Blog 国内記事ランキング(2018年)

 HON.jp News Blogで2018年に掲載した国内ニュースやコラムの中から、多くの人に読まれた記事をピックアップしました。10位から1位までのカウントダウン形式でご紹介します。 10位: 2017年度電子出版市場は2556億円で前年度比12.2%増と推計 ~ インプレス総合研究所『電子書籍ビジネス調査報告書2018』  株式会社インプレスのシンクタンク部門であるインプレス総合研究所は7月 […]

2019年、米出版業界が期待するのはオーディオブックのさらなる成長

 アメリカではオーディオブック産業は昔から人気のある分野だったが、スマホ普及のおかげで、2017年はグーグル、ウォルマート、インスタリードなどが参戦し、2018年は特にその流通チャンネルが整った年だといえる。ゆえに2019年はどの出版社もこの汽車に乗り遅れてはならないと考えている、と経済誌フォーブスが伝えている。  Audiobooks.com のイアン・スモールはこの業界を14年もウォッチしてき […]

HON.jp News Blog wins JEPA Award

Our own HON.jp News Blog, published by the Alliance of Independent Authors in Japan, was honored with this year’s JEPA Super Contents Award by Japan Electronic Publishing Association (JEPA) on Decembe […]

「HON.jp News Blog」がJEPA電子出版アワード2018スーパー・コンテンツ賞を受賞

 日本独立作家同盟が運営するニュースメディア「HON.jp News Blog」はこのたび、一般社団法人日本電子出版協会(JEPA)が実施する「電子出版アワード2018」のスーパー・コンテンツ賞を受賞いたしました。  「HON.jp News Blog」は、出版の未来を拓く非営利のニュースメディアです。国内外の広義の出版に関わる情報をお届けしています。たとえば「著作権の […]

米印刷工場のボトルネックでクリスマス商戦に本が間に合わない事態に

 政治ニュースでめまぐるしかった2018年のアメリカだが、出版社にとっては意外な「当たり年」だった。ハードカバー売上冊数が上がり、インディペンデント書店の売上も前年比で5%増と、版元だけでなく著者やエージェントにとってこれはうれしい悲鳴のはずだが、クリスマス商戦という1年で最も大事なかき入れどきに印刷工場では注文が捌き切れず、在庫が足りなくなっているタイトルもある、とニューヨーク・タイムズが報じて […]

インスタグラムはインディペンデント書店を救うか

 インターネットがインディペンデント書店を殺した、のではないかもしれない。1995年以来アマゾンの台頭で「ブリック&モルタル」と呼ばれるリアル書店の危機が言われてきたし、2007年にキンドルのデバイスを発表すればしたで紙の本がなくなるとまで言われていた。だが大手チェーンのバーンズ&ノーブルの迷走やボーダーズ倒産にもかかわらず、家族経営のインディペンデント書店数は微増している。そして本を殺すといわれ […]

大笑いで読み聞かせするスコットランドのおばあちゃんが児童書ヒットメーカーに

 オーストラリア在住のジャニス・クラークがこの夏、孫に『Wonky Donkey(ふらつくロバさん)』という絵本を読み聞かせしながら、涙が出るほど笑っている映像が世界中でバズった。ニュージーランドで絶版になっていたクレイグ・スミス著のこの本は世界各国で復刻され、ベストセラー入りした。  ヒットメイカーとして有名になったクラークはその後も読み聞かせの様子をSNSに上げていたが、どうやら第2弾はドーバ […]

「Yahoo!ブックストア」が来春、「ebookjapan」へ統合 ~ その前準備として本棚連携機能が追加

 株式会社イーブックイニシアティブジャパンとヤフー株式会社は12月20日、「Yahoo!ブックストア」で購入した本を「ebookjapan」で閲覧できる、本棚連携機能をリリースした。また、来春以降に「Yahoo!ブックストア」を、「ebookjapan」に統合することも発表した。  「Yahoo!ブックストア」は2011年11月に、それまでPC専用だった「Yahoo!コミック」を総合型の書店にリニ […]

好きな本を誰かにギフトとして贈ることが可能な電子書店

 あなたが好きな電子書籍を、家族や友人などにギフトとして贈ってみませんか? 金券的なギフトカードではなく、任意の本をギフトとして購入して誰かにプレゼントできる電子書店を集めてみました。 honto 電子書籍ストア  大日本印刷株式会社が運営するハイブリッド型総合書店「honto」の電子書籍ストアでは、商品詳細ページの「ギフト購入」から、送付先のメールアドレス・宛名・メッセージを添えてプレゼントでき […]

クレジットカード使い込みで訴えられたハリー・ポッター著者のアシスタントが法廷で反論

 クレジットカードで使い込みをしたとして、『ハリー・ポッター』著者のJ・K・ローリングに訴えられていたアシスタントが、法廷で「気っ風はいいけれど、忙しすぎる上司だった」と証言した、と英ガーディアン紙が伝えている。  このアシスタントは35歳のアマンダ・ドナルドソンで、2017年に勝手にクレジットカードで買い物したり、ハリー・ポッターグッズを2万4000ポンド分(編注:約340万円)を使い込んだとし […]

要約を活用した読書コミュニティ「flier book labo」が3月から開始、無料体験会の参加申込み受付中

 本の要約サイト「flier」を運営する株式会社フライヤーは12月19日、要約を活用した読書コミュニティ「flier book labo」を3月から正式スタートすることを発表した。2月に2回実施される無料体験会の参加申込み受付が開始されている。  フライヤーは、メディアドゥグループでメディア・プロモーション事業を担う企業。本の要約サイト「flier」は、ビジネス書の要約が読めるサービス。無料ユーザ […]

文藝春秋、2018年の電子書籍ダウンロード数ランキングを発表 ~ 合本の強さと電子オリジナル作品の台頭が特徴

 株式会社文藝春秋は12月18日、同社の電子書籍編集部が扱っている約4100点のラインアップの、2018年におけるダウンロード数を元に集計したランキングを発表した。また、ランキングをまとめた無料冊子『2018年文藝春秋電子書籍ベスト100』を、各電子書店で配信している。  ベスト10は以下のとおり。 1位 宮下奈都『羊と鋼の森』 2位 村田沙耶香『コンビニ人間』 3位 又吉直樹『火花』 4位 若林 […]

インターネット技術の世界的標準化推進団体W3Cにメディアドゥホールディングスが加盟

 株式会社メディアドゥホールディングスは12月18日、インターネット技術の世界的標準化推進団体である W3C(World Wide Web Consortium)に加盟したことを発表した。これによりメディアドゥホールディングスは、電子書籍の国際標準規格策定への提言活動をより強化するのと同時に、未来の出版に関する世界最先端の技術や情報を入手することが可能になったとしている。  電子書籍の国際標準規格 […]

多様化するウェブ雑誌のライターらが労組結成

 雑誌が電子版に移行するにつれて、その従業員が割を食わないよう労働組合を作る動きがこのところ活発化している、とメディア/マーケティング業界のニュースサイト Digiday が報じている。  今週だけでも、雑誌社ジフ・デイビスや、ニューヨーク・マガジンで従業員が労組結成に賛成票を投じ、ニュースウェブマガジンの Slate では、経営側が right-to-work(労組に属さなくても仕事を得られる労 […]

海賊版教科書にアマゾンがおとり捜査で鉄槌、あおりを食らう古書店も

 アマゾンがシアトルの買い手を装って古本の教科書を注文、届いた本が海賊版だったとして約20店の古書店アカウントを閉鎖したと、ビジネスTVチャンネルのCNBCのウェブサイトが伝えている。  アメリカでは高等教育の教科書の値段は数百ドルと高額で、新しくEブック版を買うより、安価な古本を買い求める学生が多いことから、教科書の古書を扱うのが手堅いビジネスになるという土壌がある。教科書業界は近年、海賊版の対 […]

コミックシーモアが「タテヨミ」に対応、comicoオリジナル作品の配信を開始 ~ セルシス「CLIP STUDIO READER」が採用

 エヌ・ティ・ティ・ソルマーレ株式会社は12月5日、同社が運営する電子書店「コミックシーモア」が縦スクロール形式に対応したことを発表、第1弾として、NHN comico株式会社の「comico」オリジナル作品の配信を開始した。縦スクロール表示のビューアには、株式会社セルシスの「CLIP STUDIO READER」が採用されている。  コミックシーモアでは、この縦スクロール形式を「タテヨミ」と呼称 […]

発売前の本の“ゲラ”が読める「NetGalley」から新着作品の紹介(2018年12月17日号) #NetGalleyJP

 発売前の本の“ゲラ”を読んでレビューが投稿できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品を紹介いたします。情報提供は株式会社出版デジタル機構です。書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。 これから刊行される予定の本 おっさんたちの純情商店街(池永陽/潮出版社) 内容紹介 いつまでも純情なおっさんたちの恋と人 […]

凸版印刷、AI技術を活用した自動校閲・校正支援システムの実証実験をみずほ銀行と開始

 凸版印刷株式会社は12月6日、AI技術を活用した校閲・校正支援システムの実証実験を、株式会社みずほ銀行と開始することを発表した。凸版印刷が開発したウェブや情報誌の編集業務を効率化するシステムを導入し、みずほ銀行における広告制作物の校閲・校正業務の精度向上や自動化へ向けた検証を行う。  このAI技術を活用した校閲・校正システムは、凸版印刷がこれまでさまざまな企業の媒体制作を通じて培ってきた校閲・校 […]

デジタル図書館貸出カードはアメリカの非識字率低下に貢献できるか

 アメリカでは1億6000万人が図書館貸出カードを持っておらず、1600万人が字を読めず、その根幹にあるのは収入格差問題だと指摘されている。ひとつの対策として、オーバードライブ社が手がける Instant Digital Card プログラムでは、この15ヶ月間で6万5000人のユーザーを獲得したと、経済誌フォーブスが伝えている。  このサービスを使えば、図書館貸出カードを持たない者でも、どこから […]

米上訴審で使用済み音楽ファイル転売は著作権法違反の判決、出版業界も安堵

 ReDigi社が2011年に初めて試みた著作権付き「使用済み」音楽ファイルの市場(具体的にはユーザーが既に購入したiTunesの曲を売り買いするプラットフォーム)を作るのは、著作権法に抵触するという合衆国控訴裁判所の判決がようやく下ったと、業界誌パブリッシャーズ・ウィークリーをはじめとする複数のメディアが伝えている。  この訴訟は、音楽・音声ファイルに限らず、Eブック、ビデオ、ゲーム、ソフトウェ […]

ネットと相性のいいジャンルで、実用性・共感性・娯楽性を意識せよ ~ ダ・ヴィンチニュースの書籍ウェブプロモーション

 株式会社文化通信社は12月11日、都内でフォーラム “本を「WEB」でどう売るか。ネット時代の書籍販促 -ダ・ヴィンチニュースのアンケート結果から-” を開催した。登壇者は株式会社KADOKAWA ビジネス・生活文化局 デジタル・カスタム部部長 大家太氏と、同部生活情報デジタル編集課課長 宮脇大樹氏。有料セミナーなので詳報は控え、ダイジェストでレポートする。 新刊購入時の認知経路  アンケート対 […]

電子雑誌定額読み放題サービス「マガジン☆WALKER」で徳間書店「月刊エンタメ」が配信開始 ~ 2周年記念の「アニメまつり」キャンペーンも開催中

 株式会社ブックウォーカーは11月30日、同社が運営する電子雑誌読み放題サービス「マガジン☆WALKER」で徳間書店「月刊エンタメ」の配信を開始したことを発表した。また、2周年を記念した「アニメまつり」キャンペーンも開催されている。  徳間書店「月刊エンタメ」は、アイドルカルチャー誌。アイドルへのインタビュー、対談記事、グラビアなどを収録。人気モデルや若手女優、ブレイク寸前の女性タレントなどもクロ […]

シンポジウム「著作権延長後の世界で、我われは何をすべきか」が1月10日に開催、入場無料・事前申込受付開始

 公開シンポジウム「著作権延長後の世界で、我われは何をすべきか」が、2019年1月10日18時30分より東京ウィメンズプラザで開催される。主催は青空文庫、本の未来基金、デジタルアーカイブ学会、クリエイティブ・コモンズ・ジャパン、インターネットユーザー協会、thinkC。入場は無料だが、事前申込みが必要。申込みはTPPの知的財産権と協議の透明化を考えるフォーラム(thinkTPPIP)の公式サイトか […]

講談社「DAYS NEO」が正式オープンから7カ月の実績を公開 ~ 投稿数約3700作品、マッチング数220組、連載決定14人など

 株式会社講談社のマンガ投稿サイト「DAYS NEO」は12月8日、正式オープンから7カ月の実績を公開した。11月27日時点で、投稿数は削除済みを除き約3700作品、マッチング数は220組、読み切り掲載が2人、各誌マンガ賞受賞が15人、連載決定14人で、うち7人が連載中となっている。 連載中作品 ニコニコ静画「水曜日のシリウス」&pixivコミック たかはしゆう『もんすたあのえほん』 山田ヒツジ『 […]

日本のマスコミが伝えない日本の本の海外での評価はどれだけスゴいのかスゴくないのか

 毎年のように村上春樹がノーベル賞をとるんじゃないかと騒ぎ、イギリス人のカズオ・イシグロがとったらとったで“名誉日本人”扱いしたがるほど、日本人は文学賞という「お墨付き」に弱いようだ。  今年は多和田葉子が『遣灯使』で全米図書賞の翻訳部門を受賞し、村田沙耶香の『コンビニ人間』が文芸誌ニューヨーカーの「今年のベスト」に選ばれたと騒いでいるが、実際のところ、これらは地元でどのぐらいの影響力がある栄誉な […]

発売前の本の“ゲラ”が読める「NetGalley」から新着作品の紹介(2018年12月10日号) #NetGalleyJP

 発売前の本の“ゲラ”を読んでレビューが投稿できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品を紹介いたします。情報提供は株式会社出版デジタル機構です。書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。 これから刊行される予定の本 マーダーズ(長浦京/講談社) 内容紹介 デビュー2作目で、いきなり大藪賞受賞! 2016年ミ […]

アメリカ最大手取次が2位を買収か? 連邦取引委員会が調査を開始

 米最大手の書籍取次イングラムが、第2位のベイカー&テイラーの買収を打診し、これを受けて連邦取引委員会(Federal Trade Commission, 以下FTC)が調査し始めたことを、出版関連のニュースレターを発行しているShelf Awarenessがすっぱ抜き、続いて業界誌パブリッシャーズ・ウィークリーが伝えるまでになっている。  実現すれば、全米の書店と図書館をカバーする規模の大取次が […]

マンガアプリ「GANMA!」で広告収益に加え、プレミアム会員の会費収益の一部も作家へ還元する支援プログラムを開始

 コミックスマート株式会社は12月3日、マンガアプリ「GANMA!」とロゴをリニューアル。同時に、作家に対する収益還元を、従来の広告モデルに加え、読み放題モデルを追加したプレミアム会員の収益の一部も対象とするプログラムを開始した。  「GANMA!」は、オリジナルマンガ160作品以上を掲載しているマンガアプリ。累計ダウンロード数は1100万を突破。12月12日にサービス開始から5周年を迎える。連載 […]

ブラジル、2大書店の倒産で出版危機が深刻化

 先月からブラジルの書店リブラリア・クトゥーラ(Livraria Cultura)とサレイヴァ(Saraiva)が相次いで倒産申請するなど危機的な状況にあり、ブラジルの出版社団体 National Syndicate of Book Publishers が介入を考えている、とグローバル出版ニュースサイト、Publishing Perspectives が伝えている。  20店舗の閉店を発表したブ […]

ジャストシステム、AI技術採用の「ATOK for Android[Professional]」最新版を本日配信開始 〜 「ATOK for Windows」は来年2月1日に更新、「一太郎2019」は2月8日に発売

 株式会社ジャストシステムは12月4日、「ATOK Passport[プレミアム]」で提供している「ATOK for Android[Professional]」の最新プログラムを配信開始した。また、「ATOK for Windows」を2月1日に更新予定、日本語ワープロソフト「一太郎2019」を2月8日から発売予定であることも発表している。以下、都内で行われた発表会での様子をレポートする。  1 […]