8月
21
【編集部記事】ドイツの出版社団体Boersenverein des Deutschen Buchhandels(本部:ドイツ・フランクフルト市)が現地時間8月16日、2017年1〜6月期の電子書籍市場の動向について、最新の数値を発表した。
これによると、今年の1〜6月期は読者1人あたりの購入部数が前年同期比で+15.2%となったものの、購入者総数は250万人と-12.3%減となった。この結果、売上高では前年比で-3.4%となった。
この値は、音楽市場調査会社Gfk Entertainment社(本社:ドイツ・バーデン=バーデン市)が25,000人の成人を対象にアンケート調査しているもの。【hon.jp】
問合せ先:Boersenverein des Deutschen Buchhandelsのプレスリリース( http://www.boersenverein.de/de/portal/Presse/158382?presse_id=1357541 )
8月
18
【編集部記事】米国の電子書籍端末ニュースサイト「The eBook Reader」によると、ノルウェーの電子書籍端末ベンチャーreMarkable社(本社:ノルウェー・オスロ市)が、昨年末に発表した10.3型の電子ノート端末「reMarkable」の最初の1.1万台を、当初の予定どおり今月末から開始するとのこと。
reMarkableは2013年に立ち上げられた電子書籍端末デザインベンチャー。これはその第1号機となるもので、E-Ink製の電子ペーパーディスプレイを採用した電子ノート端末で、LinuxをOSとして搭載、英文PDF/EPUB電子書籍ファイルの表示が可能。最大のウリはそのデザインで、専用スタイラスの反応速度50〜60ミリ秒を実現し、紙に近い書きごこちの実現に注力。
10月出荷分については現在も予約受け付け中で、479ドル(約5万円)となっている。【hon.jp】
問合せ先:The eBook Readerの記事( http://blog.the-ebook-reader.com/2017/08/16/10-e-ink-remarkable-ereader-and-notepad-starts-shipping-this-month/ )
8月
18
【編集部記事】今年5月、日本国内に参入することを表明していた米国クラウドファンディングサイト大手「Kickstarter.com」が、事前メール登録者に対し、日本版サイトの公開日が9月13日に決定したことを発表した。
北米では出版物関連のクラウドファンディング企画も多く投稿されるKickstarter.comは、2008年創業。クリエイターは日本の銀行口座・身分証明書を使って、プロジェクトを立ち上げることができるようになるとのこと。
なお、日本版準備ページはすでに5月から公開されている。【hon.jp】
問合せ先:Kickstarter.comの日本版準備ページ( https://www.kickstarter.com/japan/ )
8月
16
【編集部記事】公正取引委員会(本部:東京都千代田区)は8月15日、Amazon社(本社:米国ワシントン州)の日本国内での電子書籍販売を担当するAmazon Services International Inc.(登録国外事業者)から、出版社等との販売契約における「最優遇条項」を排除するとの報告を受けたと発表した。
Amazon社は欧州圏で先行して、EU取引委員会による独禁法違反調査を回避するための妥協案として、電子書籍販売契約で「ライバル電子書籍ストアより優遇するように」と明文化されている部分を無効化し、今年5月に当局からの合意を取り付けている。日本国内でも、この条項を自発的に無効化し、公正取引委員会に報告したとのこと。【hon.jp】
問合せ先:公正取引委員会の発表( http://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/h29/aug/170815.html )
8月
15
【編集部記事】現地報道によると、ロシアの検索ポータル最大手Yandex傘下のネット課金サービスYandex.Money社(本社:ロシア・モスクワ市)が今月、1月〜7月の書籍分野の課金状況についてレポートを発表したとのこと。
それによると、同国では紙書籍を書店で購入する読者が引き続き多いが、他国同様、ECサイト上での購入者が着実に増えている。その結果、ネット課金回数で見ると、電子書籍版vs.紙書籍版の比率は、1読者平均で3.4冊:1.7冊だったという。この要因として、電子書籍の低価格性をあげている。【hon.jp】
問合せ先:現地報道( https://roem.ru/04-08-2017/256372/yandex-dengi-books/ )
8月
09
【編集部記事】米Amazon(本社:米国ワシントン州)は現地時間8月8日、傘下のオーディオブック配信大手Audible社(本社:米国ニュージャージー州)と自社IoTスピーカーデバイス「Amazon Echo」ユーザー向けの新サービスとして、飼い犬向けオーディオブック・シリーズ「Audible for Dogs」を配信開始した。
Audible for Dogsは、屋内留守番中の愛犬のストレス軽減などを目的としたオーディオブック・シリーズ。作品は別に犬語というわけではなく、「ハックルベリー・フィンの冒険」など人間向けの一般的な英語オーディオブックだが、米国の愛犬家TV番組の人気トレーナーであるCeasar Millan氏自身が最適な作品を選定し、効果的な使用方法を考案。実際に、飼い犬+飼い主の関係強化にも好影響があるとしている。【hon.jp】
問合せ先:Audible for Dogsのページ( http://www.audible.com/mt/dogs )
8月
09
【編集部記事】株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区)は8月8日、株式会社集英社(本社:株式会社小学館)のiOS/Android/Web電子コミックアプリ・サイト「サンデーうぇぶり」で、自社の電子出版ソリューション「PUBLUS」が採用されたことを明らかにした。
「サンデーうぇぶり」は、 少年サンデー」「ゲッサン」「サンデーGX」で連載中の作品や歴代の名作が無料電子コミックサイトで、今回アプリ版リリースを機会にリニューアル。ACCESS社のPUBLUSは、Webブラウザ・パソコン・スマートフォンを問わず、クラウド側でEPUBコンテンツのレンダリング処理を行なう総合電子書籍プラットフォーム。【hon.jp】
問合せ先:ACCESS社のプレスリリース( https://jp.access-company.com/news_event/archives/2017/0808/ )
8月
09
【編集部記事】米国のネットDVDレンタル・オンラインビデオ配信大手のNetflix社(本社:米国カリフォルニア州)は現地時間8月7日、英国の有名コミックアーティストMark Millar氏が家族経営するコミック出版社Millarworldを買収した。
オンラインビデオ配信業界では、オリジナル作品の獲得競争が激化しており、多数のSFアクション映画化で成功している同社を買収することを決定。Netflix社としては初めての外部企業買収になるとののこと。【hon.jp】
問合せ先:Netflix社の日本語プレスリリース( https://media.netflix.com/ja/press-releases/netflix-acquires-millarworld-1 )
8月
07
【編集部記事】米国の読書端末系ユーザーフォーラム「Mobileread」によると、Rakuten Kobo社(本社:カナダ・オンタリオ州)が今年11月から、購入済みPDF電子書籍ファイルのローカルダウンロード機能を廃止する模様。
この告知は、北米圏の該当Koboユーザーの間で確認され始めたとのこと。日本を含め、Koboユーザーは購入済み電子書籍を「Myページ」管理画面で一覧確認できるが、ごく少数の出版社・個人作家では、その画面上でPDFファイルとしてPC等にダウンロードし他社デバイスやAdobe DRM系ビューワアプリでも読めるオプションを提供している。
日本版Koboストアでも、このPDFローカルダウンロード機能が廃止されるかどうかは不明。【hon.jp】
問合せ先:Mobilereadの記事( https://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=289210 )
8月
02
【編集部記事】ドイツの個人作家向け電子書籍ニュースサイト「Die Self-Publisher Bibel」が、Amazon社(本社:米国ワシントン州)がドイツ・オーストリア両国内で先月スタートしたAmazon Prime会員向け無料電子書籍サービス「Prime Reading」について検証している。
Amazon Prime Readingは、Amazon社が昨年米国でスタートした新サービスで、すでに行なっている電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」や月1冊に限り無料で電子書籍が読める「Kindle Owner’s Library」とは別モノ。今年5月に英国、6月からドイツ語圏であるドイツ・オーストリア両国内でもスタートした。
同記事では、Kindle Unlimited/Kindle Owner’s Library人気作品向けボーナス金制度「KDP Select All-Stars」(注:このサービスも日本ではまだスタートしていない)への影響を中心に検証。Amazon社から運良くPrime Reading対象に選定されたKDP電子書籍は、閲覧ページ数が増加し結果として収入プラスとなる。しかし、その影響で、「KDP Select All-Stars」に選ばれるために必要な最低閲覧ページ値も上がり、後者の難易度が上がってしまったとのこと。【hon.jp】
問合せ先:Die Self-Publisher Bibelの記事( http://www.selfpublisherbibel.de/kindle-allstar-boni-fuer-juni-2017-deutlich-nach-oben-durch-prime-reading/ )
8月
02
【編集部記事】米Talking New Mediaによると、同国の出版社業界団体の1つであるAssociation of American Publishers(本部:米国ニューヨーク州)が米国の2017年1〜3月期の市場統計情報の速報値を発表した模様。
今回は教育書が+24.3%と絶好調で、一般商業書籍は+0.9%と横ばい。電子書籍部門の売上高は、個人作家の台頭で大手出版5社のシェア減少が続いており、下降ペースは改善せず前年同期比で-5.3%。一方、紙書籍側は従来パターンから一転してペーパーバック本が-4.7%と不調で、逆にハードバック本が+8.2%と復活した。
なお、本統計は会員出版社の純売上(卸売)アンケートを元に算出されているため、Kindle上でもっとも大きな販売部数シェアを誇る個人作家たちの売上数字は上記に含まれていない。【hon.jp】
問合せ先:Talking New Mediaの記事( http://www.talkingnewmedia.com/2017/08/01/aap-reports-book-sales-revenue-4-9-q1-ebook-sales-revenue-falls-5-3/ )
8月
02
【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、米Amazon社(本社:米国ワシントン州)が電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」作家への閲覧ページ数ベースの支払い算定式「Kindle Edition Normalized Page Count (以後:KENPC)」をアップデートし、「KENPC 3.0」として運用開始したとのこと。
「Kindle Unlimited」とAmazon Prime会員向け無料電子書籍サービス「Kindle Owners’ Lending Library」の作家への報酬金は、このKENPCという閲覧ページ値を元に算定されている。昨年2月、Amazon社はKENPCの算定式を微調整し、行間やフォントサイズをより厳密に計算させるように「KENPC v2」に更新していた。
記事によると、今回のKENPC 3.0はAmazonランキング操作業者への対策が主目的となっている模様で、「non-linear reading(ページ飛ばし)」行為に対する測定精度を高めたことを示唆しているという。これにより早々、北米KDP作家の間では、「閲覧ページ値が下がった」「前と変わらない」など複数の報告が上がり始めている。【hon.jp】
問合せ先:The Digital Readerの記事( https://the-digital-reader.com/2017/08/01/kindle-unlimiteds-kenpc-3-0-releases-no-visible-changes/ )
8月
01
【編集部記事】台湾の「創業新聞」サイトが、昨年9月に電子書籍ベンダーRakuten Kobo社(本社:カナダ・オンタリオ州)がオープンした台湾版ストアの現況について、担当者インタビューを掲載した。
台湾には以前から独立系の電子書籍ストアが複数存在するが、Amazon社やApple社はまだ参入していない。台湾版Koboでは、昨年9月オープン時点、現地作品(繁体字)は数千タイトルからスタートさせ、簡体字や洋書のラインナップが中心となっていた。インタビュー記事によると、繁体字作品が、ようやく3万点を突破した模様。【hon.jp】
問合せ先:創業新聞サイトの記事( https://meet.bnext.com.tw/articles/view/41270 )
7月
28
【編集部記事】現地報道によると、中国の電子書籍ストア・電子書籍端末ベンダーの掌閲科技(本社:中国北京市)が、20世紀の中国文学の名作「囲城」(著:銭鍾書)の電子書籍化およびその独占販売について、出版元である人民文学出版社と契約した模様。
同著は日中戦争勃発直前の1930年代を舞台としたシニカルコメディで、各国で翻訳されている(日本では岩波書店が「結婚狂詩曲―囲城」というタイトルで発売)。公式な電子書籍版がまだ存在しないため、中国国内では違法ダウンロード版が数多く流通している。掌閲科技は、今回の電子書籍化に100万人民元(約:1,600万円)を投じるとのこと。【hon.jp】
問合せ先:sina.comの報道( http://finance.sina.com.cn/roll/2017-07-28/doc-ifyinryq6720078.shtml )
7月
28
【編集部記事】株式会社インプレス(本社:東京都千代田区)は来週7月31日、毎年恒例の電子書籍市場調査レポート「電子書籍ビジネス調査報告書2017」(著・編:インプレス総合研究所)を発売する。
これに合わせ、同社では日本国内の2016年度の電子書籍市場規模を発表。それによると、電子書籍市場は順調に拡大し1,976億円(+24.7%増)、引き続き電子コミックがその8割と牽引役となっている。さらに電子雑誌市場も302億円(+24.8%増)を記録。両者を合わせた電子出版市場は1,826億円となる。2021年度には、電子書籍+電子雑誌合わせて3,560億円程度になると予測している。
なお、本データなどが掲載された調査報告書は、PDF版が68,000円(税別)、PDF+紙冊子版が78,000円(税別)の2形態で発売される予定だ。【hon.jp】
問合せ先:インプレスのプレスリリース( https://www.impress.co.jp/newsrelease/2017/07/20170727-01.html )
7月
28
【編集部記事】株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区)は本日7月28日、先週芥川賞の受賞作品となった「影裏」(沼田真佑)を紙書籍・電子書籍で同時発売した。
同著は第157回芥川賞の受賞作となる。岩手県へ出向した会社員男性の、友人と東日本大震災をめぐるストーリー。【hon.jp】
問合せ先:電子書籍版「影裏」の作品概要ぺージ( http://books.bunshun.jp/ud/book/num/1692043000000000000Y )
7月
27
【編集部記事】カナダの出版団体BookNet Canada(本部:カナダ・オンタリオ州、以後:BNC)は現地時間7月26日、同国における2017年前期の書籍市場概況を発表した。
同団体によると、紙書籍を含めた書籍市場全体は、前年同期比で売上高ベースで-2.7%と引き続き市場縮小傾向が続いているとのこと。一方、これとは別に966名の読者を対象に意識調査アンケートを行なった結果、電子書籍への選好は前年同期比で3%上昇し、引き続き成長している模様。【hon.jp】
問合せ先:BNCのプレスリリース( https://www.booknetcanada.ca/press-room/2017/7/26/ebooks-online-shopping-see-gains-in-first-half-of-2017 )
7月
25
【編集部記事】米Techcrunchによると、同国では児童/ヤングアダルト向けのチャット型小説スマホアプリが好調の模様。
記事によると、一番人気は2015年に公開されたチャット型の小説アプリ「Hooked」で、”SnapChat世代”を対象にヤングアダルト作品に特化。2位は「Yarn」で、その動きを受け昨年末からはAmazon社(本社:米国ワシントン州)が「Amazon Rapids」を、今年からは電子書籍コミュニティサイト大手「Wattpad」(本社:カナダ・オンタリオ州)が「Tap」を投入。競争が激化しつつあるとのこと。【hon.jp】
問合せ先:米Techcrunchの記事( https://techcrunch.com/2017/07/24/amazons-chat-fiction-app-rapids-ties-up-with-amazon-studios-with-launch-of-signature-stories/ )
7月
25
【編集部記事】英The Booksellerサイトで、英国で電子書籍・電子出版について研究しているSimon Rowberry氏の寄稿記事を公開している。
同記事は英国内の電子書籍市場の現況について論じたものだが、KindleやEPUBなど現行の電子書籍ファイルフォーマットの技術的限界についても言及。とくに興味深いのが、今年からWorld Wide Web Consortium(本部:米国マサチューセッツ州、以後:W3C)が規格策定を管轄することになったEPUB形式フォーマットの今後についての部分。
W3C内では2年前からすでに、電子出版全般に関わる討議を行なっているDigital Publishing Interest Groupにおいて、Webブラウザ上でオンライン/オフライン両方で読める書籍・文書フォーマット「Portable Web Publication for the Open Web Platform(以後:PWP)」のWorking Draftを公開しており、Rowberry氏は将来、EPUBとこのPWPが融合されるシナリオも否定できないとしている。【hon.jp】
問合せ先:英The Booksellerの記事( http://www.thebookseller.com/futurebook/ebook-dead-format-595431 )
7月
25
【編集部記事】米Publishers Weeklyで、電子書籍業界のDRM事情に詳しいBill Rosenblatt氏のインタビュー記事が掲載されている。
本記事は、電子書籍ファイルの著作権保護対策として「電子透かし」の現況についてインタビューしたもの。Rosenblatt氏によると、電子透かし技術はPDFが一般的な学術系出版社はすでに普及しているが、EPUB形式など商業系電子書籍については、米国のAmazonなど大手電子書籍ベンダーではまだDRM派が主流で、どちらかというと欧州圏でのケースが目立っている状態だとしている。その原因として、大手出版社が電子透かしの有効性について社内検証してもその結果は公開されることがなく、オープンな学術研究論文がまだ皆無であるという現状をあげている。
ただ、Rosenblatt氏自身は、実際に現在も電子透かしを使い続けている出版社があることから、著作権保護対策として有効なのだろうと推測している。【hon.jp】
問合せ先:米Publishers Weeklyの記事( https://www.publishersweekly.com/pw/by-topic/digital/copyright/article/74298-does-watermarking-actually-cut-down-on-e-book-piracy.html )
7月
25
【編集部記事】電子書籍市場調査サイト「Author Earnings」なども運営する有名個人作家Hugh Howey氏が、個人ブログサイトにおいて、作家専用ワープロソフト「Neo」の開発構想について語っている。
同氏によると、Scrivenerなど現在の作家向けワープロソフトの多くが多機能化・巨大化してしまい、使いづらくなってしまったという。Neoでは、USBスティックからも起動できるほど小さなプログラムとすることを目指し、MOBI/EPUB形式ファイルをインポート可能にする。
Neoは、まだあくまでもHowey氏個人の構想段階にあるため、実際の開発チーム集めはこれからだとしているが、記事上で紹介している設計や搭載機能には興味深いものも多い。【hon.jp】
問合せ先:Hugh Howey氏のブログ記事( http://www.hughhowey.com/neo-a-word-processor-for-authors/ )
7月
21
【編集部記事】株式会社ミツエーリンクス(本社:東京都新宿区)は7月21日、EPUB電子書籍ファイルを制作する法人向けに「EPUBアクセシビリティ診断」サービスを開始した。
同社は、従来から業務の1つとしてWebアクセシビリティ診断関連サービスを行なっており、今回新しく追加された「EPUBアクセシビリティ診断」サービスはその新メニュー。所定のEPUB電子書籍ファイルが、EPUB Accessibility 1.0規格を満たしているかどうか診断・レポートを作成し、改善策を提示する。【hon.jp】
問合せ先:「EPUBアクセシビリティ診断」サービスの概要( https://www.mitsue.co.jp/service/accessibility/diagnostics/epub.html )
7月
18
【編集部記事】ノーベル平和賞受賞者の中国人権活動家・劉暁波氏が先週亡くなったことで中国政府のネット検閲が強化されているが、英The Booksellerによると、「クマのプーさん」もその影響で検閲対象になっているという。
記事によると、中国国内のネット活動家たちの間では数年前から「クマのプーさん」の画像が習近平・総書記の隠喩キャラクターとして使われるようになっており、今回の政治体制批判を封じるための一環として検閲対象に組み込まれた模様。なお、同作の登場キャラでは、オバマ前大統領は「ティガー」、安倍首相は「イーヨー」がよく使われるという。【hon.jp】
問合せ先:英The Booksellerの記事( http://www.thebookseller.com/news/winnie-pooh-blocked-social-media-china-591831 )
7月
18
【編集部記事】現地報道によると、今月EU議会(本部:ベルギー)で、WIPOのマラケシュ条約(Marrakesh VIP Treaty)に対応するための著作権法改正について投票が行わなわれ、圧倒的賛成多数で通過したとのこと。
マラケシュ条約(Marrakesh VIP Treaty)では、現在のような認定団体だけでなく、一般個人でも自由に書籍のアクセシビティ対応化作業が行なえるようにするもの。ただ、EUでは著作権料徴収を求める出版社業界からの反発が強く、EU政府内での調整がずっと難航していた。その結果、今回の改正案では妥協点がいくつか含まれることとなり、欧州の視覚障碍者団体European Blind Unionなどは不満を表明している模様。【hon.jp】
問合せ先:Intellectual Property Watchの記事( https://www.ip-watch.org/2017/07/06/eu-parliament-adopts-marrakesh-treaty-blind-union-prepared-fight-publisher-compensation/ )
7月
18
【編集部記事】電子書籍啓蒙家としても有名な個人作家David Gaughran氏が、Amazonの電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」を狙った、Amazonランキング操作代行業者の台頭について警鐘を鳴らしている。
Gaughran氏のブログによると、偽装会員ネットワークを使って偽レビュー投稿や購入を代行するKindle上でのAmazonランキング引き上げ業者の存在は珍しくないが、最近ではそれら業者の手法も多様化し、電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」での閲覧者数を有償で保証する業者が増えているとのこと。
その一例として、先週末にどこからどもなく突然ランキング1位に急浮上したSF小説「Dragonsoul」を例に挙げ、Amazon社の監視チームがそれらの新手法に対応し切れていないのではないかと懸念を表明した。【hon.jp】
問合せ先:David Gaughran氏のブログ( https://davidgaughran.wordpress.com/2017/07/15/scammers-break-the-kindle-store/ )
7月
14
【編集部記事】株式会社新潮社(本社:東京都新宿区)は7月14日、8月22日に刊行予定の新作小説「ルビンの壺が割れた」(著:宿野かほる)の全文をWeb・電子書籍で無料公開した。
同社によると、宿野かほる氏は、ある日突然原稿を送ってきた、まったく名前の知られていない完全覆面作家。「前代未聞な小説ゆえに納得のゆくキャッチを書けずにいる担当編集に代わって、腕に覚えのある読者のお力をぜひお借りしたい」という趣旨で、先行して「キャッチコピーください!」キャンペーンを企画。本日〜7月27日の期間限定で全文無料公開することにしたとのこと。
キャッチコピーを提供してくれた電子読者の中から、優秀作品に選ばれた5名に、5千円分の図書カードと応募キャッチコピーが帯になった特装本をプレゼントするという。【hon.jp】
問合せ先:新潮社「キャッチコピーください!」キャンペーンサイト( http://www.shinchosha.co.jp/rubin/ )
7月
14
【編集部記事】日本マクドナルド株式会社(本社:東京都新宿区)は7月20日〜8月31日まで、Kindle電子書籍11作品が無料で読める「Kindle本プレゼントキャンペーン」を開始する。
本キャンペーンは、「マクドナルドFREE Wi-Fi」サービスを導入している約2,100店舗で実施されるもので、同Wi-Fiへの接続と、iOS/Android版「Kindle」アプリが必要。ダウンロードできるのは1日1作品となっているため、全作品をダウンロードするには11日間マクドナルド店舗に出向く必要がある。
対象作品や詳細については、下記公式プレスリリースを参照のこと。【hon.jp】
問合せ先:日本マクドナルドのプレスリリース( http://www.mcd-holdings.co.jp/news/2017/release-170713a.html )
7月
14
【編集部記事】米Microsoft社は現地時間7月11日、同社が今まで無料で配信してきた電子書籍シリーズのダウンロードリンクを1ページにまとめ、公開した。
Microsoft社は過去数年間、自社製品ユーザー向けにPDF/EPUB/MOBI形式で無料の電子書籍を逐次公開しており、3年ほど前からは定期的にそれらのダウンロード先リンクを1ページにまとめるようにしている。担当者のEric Ligmanシニアマネジャーは、Windows系開発者たちにこの最新リンク集ページをできるだけ知らせてほしいとしている。【hon.jp】
問合せ先:Microsoft社の最新無料電子書籍リンク集ページ( https://blogs.msdn.microsoft.com/mssmallbiz/2017/07/11/largest-free-microsoft-ebook-giveaway-im-giving-away-millions-of-free-microsoft-ebooks-again-including-windows-10-office-365-office-2016-power-bi-azure-windows-8-1-office-2013-sharepo/ )
7月
14
【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、Bookbaby社(本社:米国オレゴン州)が、複数の個人向け電子書籍出版サービス15社と共同で行なった個人作家向けWebアンケート調査の結果をPDFレポートとして公開したとのこと。
BookBaby社は、米インディーズ音楽配信最大手のCDBaby社(同)の電子書籍専門取次会社で、作品がいくら売れても仲介料率を取らないというビジネス方式と、Wordファイルを無料でEPUBに変換するサービスなどをウリとしている。
今回公開されたのは、昨年11月に協力を呼びかけていたWebアンケートの結果をまとめた「2017 Self-Publishing Survey」で、7,677名が回答。内容的には自作品のPR/露出テクニックなどを中心に「売上5、000ドル以上」「売上100ドル以下」の2つの作家層を比較したもの。
有力なSNS媒体としてはTwitter/Facebookと従来と変わらないが、やはり有名書評ブロガーへのレビュー要請、Amazon作品ページ上でレビューを増やすことが大事とのこと。また、作品数が多い作家ほど有利となっていることも明らかにされている。【hon.jp】
問合せ先:The Digital Readerの記事( https://the-digital-reader.com/2017/07/13/bookbaby-2017-self-publishing-survey-report-now/ )
7月
13
【編集部記事】現地報道によると、Apple社(本社:米国カリフォルニア州)が現地時間7月12日、北米・欧州など複数国で、iTunes App Store/Apple Music/iBooksなどデジタルコンテンツの支払方法に、課金システム運営大手のPayPal社(本社:同)を追加したとのこと。
Apple社では従来、アプリや電子書籍の購入にはクレジットカード/自社プリペイドカードが使えたが、PayPalも選択可能となるのは今回が初めて。対象となるのは、北米・欧州・オーストラリア・イスラエルなど複数国(日本は含まれていない)。
なお、PayPalで電子書籍購入といえば、この4月からMicrosoft社が米国内限定でオープンしたWindows 10専用電子書籍ストアでも採用されている。【hon.jp】
問合せ先:PayPal側のプレスリリース( https://www.paypal.com/stories/us/paypal-now-available-on-app-store-apple-music-itunes-more )