Category Archives: 電子書籍出版メモ

英Pearsonグループ、保有するPenguin Random House株を独Bertelsmannグループに売却開始

【編集部記事】現地報道によると、出版社最大手Penguin Random House社(本社:米国ニューヨーク州)の株式47%を保有する英Pearsonグループが、9月にも22%相当を独Bertelsmannグループに売却することが決定した模様。

 Penguin Random House社は、英Pearsonグループ傘下のPenguin社と、独Bertelsmannグループ傘下の米Random House社が、2012年に合併してできた米国の商業系出版社最大手。今年1月、教育事業分野への経営資源集中を明らかにしているPearsonグループは同社株の売却を公式に決定、もう一方の大株主である独Bertelsmannグループとその買取金額について協議に入っていた。

 実行後、独BertelsmannグループのPenguin Random House株式保有率は75%となる予定。【hon.jp】

問合せ先:ロイターの記事( https://www.reuters.com/article/us-pearson-m-a-randomhouse-idUSKBN19W0FO

米Amazonの2017年前半期の電子書籍トップセラー20、Amazon自社レーベル作品が12作品を占める

【編集部記事】米Publishers Weeklyによると、Amazon社(本社:米国ワシントン州)が米国における今年前半の電子書籍トップセラー20を発表し、そのうちの12作品が「Lake Union」「Thomas & Mercer」「Little A」「Montlake Romance」などAmazon Publishing社(本社:同)のレーベルだったとのこと。

 これは昨年同期と比べても異例の結果。記事によると、Amazon社広報は、自社の電子書籍読み放題サービス「Prime Reading」「Kindle Unlimited」などでの閲覧数が反映された結果だとしている。【hon.jp】

問合せ先:米Publishers Weeklyの記事( https://www.publishersweekly.com/pw/by-topic/digital/content-and-e-books/article/74183-the-bestselling-books-of-2017-so-far.html

Frankfurt Book Fair事務局、年次レポート「The Business of Books 2017」を公開

【編集部記事】毎年ドイツで秋に開催される世界最大の国際ブックフェア「Frankfurt Book Fair」を運営するFrankfurt Book Fair事務局は先週、年次レポート「The Business of Books 2017」をPDF形式で公開した。

 この「The Business of Books」は、フェアPR向けに毎年制作されている出版業界白書で、15ページ程度のPDF。例年どおり、欧州各国の電子書籍市場についての総括に、多くのページが割かれている。もともと再販制度を採用している国が多く、電子書籍の相場価格が比較的高い欧州であるが、セルフパブリッシング作品や読み放題サービス等の台頭により、総じて低価格作品vs.高価格作品という市場の二極化が進んでいるとのこと。【hon.jp】

問合せ先:The Business of Books 2017公開ページ( http://www.book-fair.com/en/whitepaper/ ※要:サイト会員登録

フランスの出版社団体SNEがレポート、2016年度の電子書籍市場は引き続き安定成長

【編集部記事】フランスの電子書籍ニュースサイト「ID BOOX」によると、フランスの出版社団体Syndicat national de l’édition(本部:フランス・パリ市、以後:SNE)が6月29日、同国の2016年度の書籍市場レポートを発表した。

 同団体は今回から、電子出版物については分類方法を変更し「大学機関/プロフェッショナル」「文芸」「一般書(文芸以外)」「学参」の4ジャンルに分けて集計。「大学機関/プロフェッショナル」「文芸」「一般書(文芸以外)」「学参」。それぞれ前年比+35.9%、+6.3%、+8.2%、+26.3%と、総じて順調だった模様。

 なお、この数字に個人作家の電子書籍の売上数値は入っていない。【hon.jp】

問合せ先:ID BOOXの記事( http://www.idboox.com/etudes/marche-du-livre-papier-et-numerique-perspectives-2016-2017/

英国の大学生向け電子教科書読み放題ベンチャーPerlego社、Bloomsbury社も作品供給へ

【編集部記事】英The Booksellerによると、英国の月額定額制の電子教科書読み放題ベンチャーPerlego社(本社:英国ロンドン市)に、「Harry Potter」シリーズの出版元として有名な英国Bloomsbury Publishing社(本社:同)が人文書7,000作品ほど供給開始したとのこと。

 電子書籍や電子雑誌の読み放題サービスは珍しくないが、Perlego社は大学生をターゲットに月額11.99英ポンド(約1,700円)で電子教科書や電子ジャーナル誌を読み放題にするという2016年8月設立の新興ベンチャーで、今年1月からベータサイトを公開。すでにWiley社やOxford University Press社、Packt社などの作品を含め、20,000作品が読めるようになっている。

 なお英国には、同様なベンチャーとしてBibliotech Education社も存在する。【hon.jp】

問合せ先:英The Booksellerの記事( http://www.thebookseller.com/news/perlego-joins-bloomsbury-582091

日本電子出版協会、「デジタル時代の明治20年問題」セミナーを7月20日に東京都・紀尾井町で開催

【編集部記事】一般社団法人日本電子出版協会(本部:東京都千代田区、以後:JEPA)は7月20日午後、東京・紀尾井町で「デジタル時代の明治20年問題」セミナーを開催する。

 本セミナーでは、神田神保町の古書店「誠心堂書店」の店主・橋口侯之介氏が登壇し、明治20年頃に起こった「木版和装本→活版洋装本」変革と、それによって発生した人材入れ替わりについて講演予定。

 定員120名で、JEPA会員は無料、一般の参加費は3,000円となる。概要は下記サイト参照のこと。【hon.jp】

問合せ先:「デジタル時代の明治20年問題」セミナーの概要( http://kokucheese.com/event/index/476702/

米・加研究チーム、1〜2歳児102名を対象に「電子絵本vs.紙絵本」の読み聞かせ効果を検証

【編集部記事】欧米ではここ数年、幼稚園・小学校現場での電子書籍導入の影響について、肯定派/否定派双方の研究結果がいくつか発表されているが、米国・カナダの研究者2名が、従来研究よりもはるかに低年齢である1〜2歳児への読み聞かせ実験結果を行ない、その結果について論文を発表している。

 この実験を行ったのは米University of South Dakota大学のGabrielle A. Strouse氏と加Toronto大学のPatricia A. Ganea氏。カナダ国内の指定のプレイルーム内で1〜2歳児102名の親に実際に読み聞かせを行なわせ、ビデオカメラで記録。

 結論としては、電子絵本vs.紙絵本の明確な差異についての言及は避けられたが、電子絵本では幼児の”指差し行為”と画面への集中力の増加が顕著に見られるなど、独特な効用が確認されたとのこと。【hon.jp】

問合せ先:米Science Dailyの記事( https://www.sciencedaily.com/releases/2017/06/170621103103.htm

米OverDrive、サービスブランド名および公式ロゴを「Rakuten OverDrive」に、社名は変更せず

【編集部記事】楽天グループの図書館向け電子書籍プラットフォーム大手OverDrive社(本社:米国オハイオ州)は今月から、他の楽天グループ参加企業と合わせるため、サービスブランド名を「Rakuten OverDrive」とすることを発表した。

 楽天グループの電子書籍関連企業ではRakuten Kobo社(本社:カナダ・オンタリオ州)がもっとも有名だが、OverDrive社については今回は法人名は変更せず、まずはブランド統一のみとし、さっそく公式ロゴの変更を開始している。【hon.jp】

問合せ先:OverDrive社のプレスリリース( http://blogs.overdrive.com/front-page-library-news/2017/06/30/overdrive-aligns-global-tech-leader/

オーストラリア保険省、民間療法「ホメオパシー」啓蒙電子書籍を配信していた大手業者を調査へ

【編集部記事】英The Guardian紙によると、オーストラリアで、民間療法「ホメオパシー」を啓蒙する電子書籍「Little Book of Natural Medicines for Children」を配信していた大手業者について、同国保険省が調査を開始した模様。

 ホメオパシーは、先進国の医学会で否定されている民間療法の1つで、サプリメント商品等と同様に、その広告手法については厳しい制限がかけられている。調査の対象となっているのはホメオパシー関連商品販売大手のBrauer社(本社:南オーストラリア州)で、医学的にその有効性が証明されているかのような内容になっているため、配信停止など行政処分を命じる方向で動いているとのこと。【hon.jp】
問合せ先:英The Guardianの記事( https://www.theguardian.com/lifeandstyle/2017/jun/30/homeopathy-company-investigated-over-ebook-advocating-treatment-of-babies

集英社、「ジョジョの奇妙な冒険」30周年記念公式アプリを公開、ACCESS社の電子出版ソリューション「PUBLUS」を採用

【編集部記事】株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区)は6月30日、株式会社集英社(本社:株式会社集英社)が本日公開したiOS/Android向け「ジョジョの奇妙な冒険」30周年記念公式アプリで、自社の電子出版ソリューション「PUBLUS」が採用されたことを明らかにした。

 「ジョジョの奇妙な冒険」アプリは、 1日1話同コミックを無料で読める仕組みとなっており、電子書籍アプリならでは企画コーナーも搭載。ACCESS社のPUBLUSは、Webブラウザ・パソコン・スマートフォンを問わず、クラウド側でEPUBコンテンツのレンダリング処理を行なう総合電子書籍プラットフォームで、集英社関連アプリでは他にも「少年ジャンプ+」「ジャンプBOOKストア!」 「マーガレットBOOKストア!」などでも採用されているとのこと。【hon.jp】

問合せ先:ACCESS社のプレスリリース( https://jp.access-company.com/news_event/archives/2017/0630-2/

独BookRix、個人作家向け「電子透かし」サービスをベータ公開、1ダウンロードあたり1.10ドルで

【編集部記事】ドイツの個人作家向けニュースサイト「Die Self-Publisher Bibel」によると、同国の大手出版社Bastei Lübbeの傘下の個人作家向け電子書籍取次プラットフォーム大手BookRix.com(本社:ドイツ・バイエルン州)が、個人電子書籍作家向けの電子透かしサービス「eBook WaterMark」をベータ公開したとのこと。

 既存の電子書籍DRMソリューションは法人向けで高価であるため、個人作家は、EPUB等の電子書籍ファイルをブログ公開するときなどはDRMフリーで公開するのが一般的。このeBook WaterMarkサービスは、基本的には電子書籍ファイルのメール送信代行サービスとなっており、メール送信時に個別の電子透かしコードを電子書籍ファイルに埋め込み、作家側は専用画面で1つ1つの送信先の動向を監視できるようになっている。

 有償サービスで、価格は1ダウンロードあたり1.10ドルもしくは1作品/1ヶ月あたり55ドル。【hon.jp】
問合せ先:Die Self-Publisher Bibelの記事( http://www.selfpublisherbibel.de/neuer-service-e-books-sicher-an-rezensenten-testleser-und-blogger-versenden/

米Smashwords社が個人作家たちの電子書籍市場について恒例の年次レポート「トップセラーの73%はロマンス小説」

【編集部記事】個人作家・インディーズ系電子書籍サービスのSmashwords社(本社:米国カリフォルニア州)CEOであるMark Coker氏は今月、毎年恒例の自社会員の個人作家たちの最新売上分析結果を公開した。

 Coker氏の分析によると、ここ数年のデータ傾向と変わらず、同社会員作家ではフィクション作品が圧倒的なシェアを誇っており、トップセラー200作品の73%は女性向けロマンス小説。その多くが、予約期間中に稼いでいることを強調している。【hon.jp】

問合せ先:Smashwords社の公式ブログ記事( http://blog.smashwords.com/2017/06/smashwords-survey-2017.html

Amazon中国法人とChina Mobile子会社が提携、電子書籍端末「Kindle X Migu」を来月発売

【編集部記事】現地報道によると、Amazon中国法人とChina Mobileグループのデジタルコンテンツ配信子会社China Mobile Migu(咪咕)社と提携し、独自版のKindle電子書籍端末「Kindle X Migu」の予約受付を開始した。

 Kindle X Miguは、ハードウェア的には既存のエントリーモデル版「Kindle」と同じ。ただし、背面のロゴが「Kindle X Migu」となっており、China Mobile社の携帯電話キャリア決済での電子書籍購入にも対応する。7月10日に発売予定となっているが、中国Amazonサイトではすでに予約受付開始されており、China Mobileグループの販売店舗チェーン店頭でも販売される予定となっている。【hon.jp】

問合せ先:中国版Amazonの製品販売ページ( https://www.amazon.cn/dp/B01I235KH4/

教科書出版の学校図書、ACCESS社の電子書籍ビューワソリューション「Lentrance Reader」を採用

【編集部記事】株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区)は6月28日、教科書出版社の学校図書株式会社(本社:東京都北区)が自社の電子書籍ビューワ「Lentrance Reader」が採用したことを明らかにした。

 学校図書は1948年の創業の教育図書出版社。文部科学省による教科書検定を経て、来春より教科となる「小学校道徳」の教科書のデジタル化も視野に入れ、ACCESS社のソリューションを採用したとのこと。Lentrance Readerは、 EPUB電子書籍フォーマットに対応した指導者用・学習者用の双方に利用できるWindows/iOS用電子書籍ビューワで、音声の埋め込みやテキスト読み上げ(TTS)に対応。動画・画像・PDFといったファイルをEPUBと同様に本棚に並べることが可能となっている。

 なお、ACCESS社によると、Webブラウザ対応版も現在開発中とのこと。【hon.jp】

問合せ先:ACCESS社のプレスリリース( https://jp.access-company.com/news_event/archives/2017/0628/

慶應義塾大学SFC研究所、次期電子書籍ファイルフォーマット規格「EPUB 3.1」を睨み複数出版社と2年間の研究プロジェクト

【編集部記事】慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスのSFC研究所(本部:神奈川県藤沢市)は6月27日、産学協同研究の新プロジェクトとして、KADOKAWA/講談社/集英社/小学館/出版デジタル機構の5社と未来の出版に関する研究をおこなう「Advanced Publishing Laboratory(APL)」を設置することで合意したと発表した。

 2年間限定で想定されているこのAPLでは、World Wide Web Consortium(本部:米国マサチューセッツ州、以後:W3C)が今年1月にRecommended Specificationとした次期電子書籍ファイルフォーマット「EPUB 3.1」を中心に、W3C/Keioを通じて標準化団体への議論と会合参加、人材育成を進める。

 EPUB 3.1の現仕様では、商業出版界よりも、教科書出版界に大きな影響を与えることが予想されており、海外の電子書籍ビューワ開発各社でも事前検証作業がスローペースながら進められている。【hon.jp】

問合せ先:慶應義塾大学SFC研究所のプレスリリース( https://www.kri.sfc.keio.ac.jp/ja/press_file/20170627_aplab.pdf ※PDF形式

中国ネット大手Tencent、グループ初の電子書籍端末を「QQ」ブランドで発売

【編集部記事】現地報道によると、ネット大手Tencent(本社:中国広東省)グループが今月から、人気メッセンジャーソフト「QQ」のブランド名を冠した6型の電子書籍端末を発売したとのこと。

 ECサイト・SNS・ネット広告代理店などを多数運営するTencentグループは、電子書籍子会社China Reading(本社:中国上海市、閲文集団)を年内にもIPOを計画するなど電子出版関連の投資に積極的だが、自社ハードウェアを投入しない経営方針で有名だった。ただ、米Amazon社などが自社ハードウェアを次々と投入して成功していることを受け、この電子書籍端末を皮切りに自社ハードウェアの開発・販売を積極化させることが予想されているという。【hon.jp】

問合せ先:現地報道( http://www.cnbeta.com/articles/tech/623613.htm

米Amazon、電子書籍の新呼称「eBook」「Digital Book」など複数候補をA/Bテスト中

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、Amazon社(本社:米国ワシントン州)が自社ECサイト上の書籍販売ページで、電子書籍版の新呼称をいろいろと試し始めている模様。

 米国Amazon.comサイトでは従来、電子書籍版を「Kindle Edition」と表記していたが、ブラウザ種類やデバイスによっては「eBook」「Digital Book」などと表示されるようになり、もっとも効果的な新呼称をA/Bテスト方式で実験・検討中のようだ。【hon.jp】

問合せ先:The Digital Readerの記事( https://the-digital-reader.com/2017/06/24/amazon-beta-testing-label-digital-books/

米大手出版社HarperCollins、公共図書館向けの電子書籍ライセンスモデルを変更、同時閲覧可能に

【編集部記事】米Publishers Weeklyによると、News Corporation傘下の大手出版社HarperCollins社(本社:米国ニューヨーク州)が電子書籍版の旧作について、公共図書館向けのライセンスモデルを変更した模様。

 これは、旧作15,000作品を対象としたもので、従来一般的だった「図書館向けライセンス料で作品購入」「複数名での同時閲覧は不可」というモデルから、昨年あたりから一部電子図書館システムベンダーが採用し始めたDL単位での後請求とするもの。実質的には一般の電子書籍ストアとほぼ同じライセンス方式だが、大手出版5社でこの新モデルを試すのは同社が初めてとのこと。

 ただし、新刊作品については、旧来型のライセンスモデルを継続する。【hon.jp】

問合せ先:Publishers Weeklyの記事( https://www.publishersweekly.com/pw/by-topic/digital/content-and-e-books/article/74043-harpercollins-hoopla-to-offer-multi-user-e-book-access-to-libraries.html

米書店チェーン最大手Barnes & Nobleが業績発表、今期の売上高は-6.5%、来期も引き続きマイナス予測

【編集部記事】米書店チェーン最大手Barnes & Noble社(本社:米国ニューヨーク州)は現地時間6月22日、今期(2016年5月〜2017年4月)の業績発表を行ない、通期の売上高が前年比で-6.5%になったことを発表した。

 同社は2012年から売上高の減少を続けており、株価が今年2月頃から危険水域の10ドル以下に突入している。なお、次年度の予想についても、引き続き減少する見込みであるとコメントしている。【hon.jp】

問合せ先:Barnes & Noble社のプレスリリース( http://investors.barnesandnobleinc.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=1031056

米NPO団体Benetech、教育機関向けにEPUB電子書籍ファイルのアクセシビリティを認証する「Global Certified Accessible」プログラムを開始

【編集部記事】米国の電子書籍製作者向けブログサイト「EPUBSECRETS」によると、読書技術開発推進NPO団体Benetech(本部:米国カリフォルニア州)が、アクセシビリティ規格に準拠したEPUB電子書籍ファイルかどうかを認証する「Global Certified Accessible」プログラムを開始したとのこと。

 Benetechは、視覚障碍者や学習障碍者専用の電子書籍図書館プラットフォーム「Bookshare」の運営元であり、米国の提携教育機関を中心に、現在42.5万人のユーザーが同サービスを利用している。【hon.jp】

問合せ先:EPUBSECRETSの記事( http://epubsecrets.com/certified-accessible-ebooks.php

日本電子出版協会、「米国電子出版動向2017」セミナーを7月13日開催

【編集部記事】一般社団法人日本電子出版協会(本部:東京都千代田区、以後:JEPA)は7月13日午後、東京・紀尾井町で「米国電子出版動向2017」セミナーを開催する。

 本セミナーは例年、毎年5月に米国で開催されるBookExpoカンファレンスの報告を主題としてきたが、今年はこの1年の電子出版動向、最新トレンドなどを紹介する予定。登壇するのはデジタルタグボート株式会社・辻本英二氏。

 一般の参加費は3,000円、JEPA会員社は無料。概要は下記サイト参照のこと。【hon.jp】

問合せ先:「米国電子出版動向2017」セミナーの概要( http://kokucheese.com/event/index/475533/

W3C、電子書籍ファイルフォーマット「EPUB」に関する初カンファレンス「W3C Publishing Summit」を11月9日〜10日に開催

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、業界標準電子書籍ファイルフォーマット「EPUB」を推進するWorld Wide Web Consortium(本部:米国マサチューセッツ州、以後:W3C)が現地時間11月9日〜10日、旧IDPF(本部:米国ワシントンD.C.)との組織統合後として初となる業界カンファレンス「W3C Publishing Summit」をサンフランシスコ国際空港近くのホテルで開催する。

 旧IDPFは昨年6月にW3Cとの統合計画を明らかにし、11月4日に会員130社による投票を実施し、賛成多数で可決。すでに正式に活動停止している。このため、今年から米国の書籍業界カンファレンス「BookExpo」での電子書籍業界関係者向けカンファレンスが開催されなくなり、代替イベントの開催が待たれていた。

 なお、このW3C Publishing Summitはまだ講演内容など詳細なスケジュールが未確定となっているが、W3C会員だけでなく、一般人も入場可能となる予定。【hon.jp】

問合せ先:The Digital Readerの記事( https://the-digital-reader.com/2017/06/20/w3c-hold-ebook-publishing-summit-november/

ルクセンブルクの歌唱家団体INECC、絶版となっていたカセットテープ・CD教材をインタラクティブiBooks電子書籍で

【編集部記事】フランスの電子書籍ニュースサイト「ID BOOX」によると、ルクセンブルク大公国の歌唱家振興団体INECC(本部:同)が、絶版状態となっていたルクセンブルク語の幼稚園向け民謡音楽教材「Zinglabumm」をインタラクティブiBooks電子書籍「Zinglibook」シリーズとして復刊させたとのこと。

 Zinglabummは、主に幼稚園などで長年カセットテープ・CD付き教材として使われていたものだが、再生機器の変化などに伴い絶版状態となってしまい、教師や保護者などからデジタル化を求める声が高かった。INECCでは、文化省の助成金などを使いインタラクティブ電子書籍として復刊。公式サイトではお試し用EPUBファイルも公開されている。【hon.jp】

問合せ先:ID BOOXの記事( http://www.idboox.com/applis-et-ebooks-enfants/zinglabumm-la-serie-de-livres-chants-luxembourgeois-en-ebook-interactif/

米ロマンス小説系電子書籍出版社JK Publishingの代表、作家ロイヤリティ窃盗の疑いで逮捕される

【編集部記事】米国の電子出版知財ブログ「The Passive Voice」によると、米国の電子書籍出版社JK Publishing(本社:米国コロラド州)のJana Leigh Koretko代表が、作家ロイヤリティ窃盗の疑いで逮捕された模様。

 記事によると、JK Publishing社はロマンス小説作家でもあるKoretko代表が運営している電子書籍出版社で、2014〜2015年のロイヤリティ数字がおかしいと会員作家たちが同州Weld郡検察官に刑事事件としての調査を依頼。JK Publishing側と、同社が契約していた電子書籍配信サービスSmashwords社(本社:米国カリフォルニア州)の2社間で差異が確認され、作家側へ販売部数が過少報告されていたことが明らかになった模様。【hon.jp】

問合せ先:The Passive Voiceの記事( http://www.thepassivevoice.com/2017/06/erotica-publisher-author-charged-for-manipulating-book-sales/

背面に電子ペーパーを搭載したAndroidスマートフォン「YotaPhone」、新モデル「Yota3」を正式発表

【編集部記事】米Engadgetによると、香港の投資会社Baoli Technologies Holdings社(旧社名:REX Global Entertainment Holdings)傘下のスマホデザインメーカーYota Devices社(本社:ロシア・サンクトペテルブルク市)が、背面に電子ペーパーディスプレイを搭載したAndroidスマートフォン「YotaPhone」シリーズの新モデル「Yota3」を正式発表したとのこと。

 4年ぶりとなるこの新モデルは、Yota Devices社のロシア語ホームページ上で今年4月にティーザー告知されていたが、今回の正式発表ではスペック概要等を発表。ハードウェア製造は中国スマートフォン製造大手CoolPad Group(本社:中国広東省)が担当し、背面の電子ペーパーディスプレイは4.7型→5.1型にサイズアップ。ユーザーターゲットをミッドレンジ層に変更し、約350ドル(約3.8万円)と低コスト化する予定。

 今秋、ロシア・中国市場を中心に発売を計画している模様。【hon.jp】

問合せ先:米Engadgetの記事( https://www.engadget.com/2017/06/18/yotaphone-3-yota3-specs-snapdragon-625/

ドイツの出版市場、2016年の電子書籍売上高は前年比+2.6%の成長

【編集部記事】ドイツの出版社団体Boersenverein des Deutschen Buchhandels(本部:ドイツ・フランクフルト市)が、同国の2016年の書籍市場規模について、レポートを公開した。

 2016年の書籍市場規模は前年比+1%の成長に収まった。電子書籍は、販売部数が前年比+4.1%だったものの、低価格志向もあって売上高でみると前年比+2.6%の成長。書籍市場全体でのシェアは4.6%で、電子書籍ユーザーは380万人。この値は、音楽市場調査会社Gfk Entertainment社(本社:ドイツ・バーデン=バーデン市)がアンケート調査しているもの。【hon.jp】

問合せ先:Boersenverein des Deutschen Buchhandelsの英文プレスリリース( https://www.boersenverein.de/de/portal/Presse/158382?presse_id=1341659

AAP発表、米国内の2016年の書籍市場規模は前年比-6.6%、電子書籍は-13.9%

【編集部記事】米Publishers Weeklyによると、同国の出版社業界団体の1つであるAssociation of American Publishers(本部:米国ニューヨーク州)が米国の2016年度の市場統計情報の速報値を発表した模様。

 書籍市場全体でみると、教育書・実用書部門の不振のため全体として前年比-6.6%のマイナスに。また、電子書籍部門の売上高は、個人作家の台頭で大手出版5社のシェア減少が続いており、下降ペースは改善せず-13.9%と不調が続いている。

 なお、本統計は会員出版社の純売上(卸売)アンケートを元に算出されているため、Kindle上でもっとも大きな販売部数シェアを誇る個人作家たちの売上数字は上記に含まれていない。【hon.jp】

問合せ先:Publishers Weeklyの記事( https://www.publishersweekly.com/pw/by-topic/industry-news/financial-reporting/article/73991-industry-sales-dropped-6-6-in-2016.html

英Web業界市場調査Fast Web Media、若者たちの間で急成長中の「eSports」市場レポートを無料公開

【編集部記事】英国のWeb業界市場調査会社Fast Web Media社(本社:英国グレーター・マンチェスター)は現地時間6月12日、若者たちの間で急成長中の「eSports」市場についての市場概要レポートを、PDF形式で無料公開した。

 eSportsとは、オンライン対戦ゲームのプロたちの試合を、一般ゲーマーたちが一般プロスポーツ感覚でライブ観戦するという急成長中のビデオコンテンツ市場。同レポートによると、「eSportsファン」と分類されるユーザー数は全世界で3.85億人で、3年後には5.89億人にまで成長すると予想。英国に限定すると、女性ファンのほうが多いとのこと。

 主要な専業ベンダーやファン層の分布などをわかりやすく紹介している。【hon.jp】

問合せ先:英Fast Web Media社のレポート公開ページ( https://fastweb.media/esports ※要:メールアドレス登録

韓国の電子書籍ストアベンチャー「RidiBooks」、VC等が22億円を追加出資

【編集部記事】Tech in Asiaサイトによると、韓国の電子書籍ベンチャーRidi社(本社:韓国ソウル市)が、複数のベンチャーキャピタルから2,000万ドル(約22億円)の追加出資を受けたとのこと。

 Ridi社は電子書籍ストア「RidiBooks」の運営元で、スマートフォンブーム初期時の2009年創業。電子書籍端末「Ridi Paper」なども販売している。日本国内の電子書籍ストアと似た作品ラインナップ(コミック、BL、TL)を中心に取り揃えていることで有名で、すでに250万会員を突破したとのこと。【hon.jp】

問合せ先:Tech in Asiaの記事( https://www.techinasia.com/korean-ebook-platform-ridibooks-raises-20m-fresh-funds

【個人作家向け】電子書籍PRプラスチックカード制作サイト「conca(コンカ)」、Bitcoin/モナコイン決済に対応

【編集部記事】フリープログラマーのfujinyo氏は6月13日、個人作家が自作デジタルコンテンツをPRするためのプラスチックカード制作代行サイト「conca(コンテンツカードの略称)」をアップデートし、Bitcoin/モナコイン決済での支払いにも対応した。

 同サイトは、プレス配布・展示会配布用のダウンロードURL付きプラスチックカードを20枚〜ロットで制作代行するサイト。従来はクレジットカード/コンビニ/銀行振込決済のみ対応していたが、今回初めて、仮想通貨での支払いにも対応した。【hon.jp】

情報開示●fujinyo氏は弊社の技術アドバイザーです。

問合せ先:Conca開発者ブログでの告知( http://blog.conca.cc/entry/update_v5.2