Category Archives: 電子書籍出版メモ

加Rakuten Kobo社、ドイツの電子書籍プラットフォーム最大手「Tolino」を今月末に買収予定

【編集部記事】楽天グループのRakuten Kobo社(本社:カナダ・オンタリオ州)は現地時間1月2日、ドイツ語圏の電子書籍プラットフォーム最大手「Tolino」のシステム運営会社であるDeutsche Telekom社から買収する計画を発表した。

 これは、Tolinoブランドやそのプラットフォームは維持したまま、システム運営会社としての権利を取得するもので、今後もサービス面でTolinoユーザー側には影響ない。買収金額は非公開となっており、ドイツの公正取引委員会の判断待ちもあり、買収が実行されるのは早くても今月末となる予定。

 Tolinoは、ドイツ国内ではAmazon社とほぼ同格のシェアを持っており、複数の電子書籍端末モデルを、提携書店チェーンで販売している。【hon.jp】

問合せ先:Rakuten Kobo社のプレスリリース( http://news.kobo.com/press/releases/change-in-technology-partner-at-the-tolino-alliance

【お知らせ】年始年末のニュース記事の配信スケジュールに関するお知らせ(12月31日〜1月4日)

【編集部記事】2016年も電子書籍検索サイト「hon.jp」をご訪問いただきましてまことにありがとうございました。

12月31日(土)から年明け1月4日(水)の年始年末期間、一部スタッフの冬季休暇により、下記サイトの電子書籍ニュース記事の配信を実質停止いたします:

●電子書籍ニュースサイト「hon.jp DayWatch」

記事配信のフル再開は1月5日(木)を予定しております。読者の皆さまには、新年も引き続き電子書籍検索サイト「hon.jp」をご愛顧いただけますようどうぞよろしくお願い申しあげます。【hon.jp】

問合せ先:hon.jpシステム部( system-web@hon.jp )

中国・掌閲科技、6.8型の電子書籍端末「iReader Plus」が2016年「10大文化創造商品」に選ばれる

【編集部記事】現地報道によると12月29日、中国の掌閲科技(本社:中国北京市)の6.8型の電子書籍端末「iReader Plus」が、地元・北京市の産業協会によって今年の「10大文化創造商品」の1つに選ばれたとのこと。

 同社はもともと、スマートフォン電子書籍ビューワアプリ「iReader」で成長したソフトハウスで、昨年から同名の電子書籍端末「iReader」を発売。今回選出された「iReader Plus」は今年5月に発売された最新モデルで、E-Ink社の6.8型E-Ink Carta電子ペーパーを採用することで、ライバルKindleよりも広い画面サイズを実現。中国語作品数の多さで定評がある同社だが、EPUBなど複数ファイルフォーマットに対応し、価格も999人民元(約1.7万円)と手頃なことから、現地ネットユーザーたちからは好評価を受けていた。【hon.jp】

問合せ先:北京市メディアの報道( http://cul.sohu.com/20161229/n477300576.shtml

イオングループの未来書店チェーン、対象雑誌を購入すると電子版を無料ダウンロードできる「デジ増し(デジマシ)」サービス開始

【編集部記事】イオングループの書店チェーンを運営する株式会社未来屋書店(本社:千葉市美浜区)は12月27日、対象雑誌を購入すると電子版を無料ダウンロードできる「デジ増し(デジマシ)」サービス開始した。

 この新サービスでは、対象雑誌にクーポンコード「mibonコード」を封入し、未来屋書店が運営する電子書籍ストア「mibon電子書籍」でそのコードを入力すると、対象雑誌と同じ内容の電子版が丸ごと一冊分無料でダウンロードが可能。

 まずは14誌+32店舗でスタートし、2017年8月までに全店、対象誌は2017年12月までに200誌を目指す。【hon.jp】

問合せ先:未来書店の告知( http://mibon.jp/c-digimashi2017.php

ドイツのJohanna Wanka教育・研究大臣、学校教室デジタル化に6,100億円規模の予算を想定、早ければ2018年から

【編集部記事】現地報道によると、ドイツ連邦政府のJohanna Wanka教育・研究大臣が、2013年から構想としてあげていた同国における学校教室デジタル化について、初めて予算規模と実行時期を明らかにした模様。

 Johanna Wanka教育・研究大臣は、2013年の就任時からドイツ国内全土の教室デジタル化の必要性を訴えてきたが、今年10月に初めて予算規模について言及。50億ユーロ(約6,100億円)ほどの投資予算が必要であるとし、年明け2017年から各州政府との協議に入る。協議がうまくいけば、2018年中にはパイロットプログラム第一弾をスタートさせたいとしている。【hon.jp】

問合せ先:現地新聞のインタビュー記事( http://www.rnz.de/politik/hintergrund_artikel,-Zeit-die-digitale-Bildung-voranzubringen-_arid,240574.html

イタリアの出版業界団体が発表「電子書籍市場は2016年前期で+21%成長」

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「Good E-Reader」によると、イタリアの出版業界団体L’Associazione Italiana Editori(本部:イタリア・ミラノ市)が10月、2016年前期に関する市場レポートをの英語版を公開しており、同国の電子書籍市場が順調に成長していることが判明したとのこと。

 この市場レポートによると、2016年前期の売上高は前年同期比で+21%成長。イタリアでは電子書籍版は紙書籍版よりも大幅に安く販売されており、過去4年間は順調に普及。当初は英書翻訳本がけん引役だった同市場だったが、ここにきてようやく現地イタリア語書籍の電子化が浸透したことも要因としてあげられている。【hon.jp】

問合せ先:Good E-Readerの記事( http://goodereader.com/blog/e-book-news/the-italian-e-book-market-is-on-the-rise

Amazon中国法人、今年の電子書籍購入率トップ地区は「浙江省寧波市」2位は「江蘇省無錫市」

【編集部記事】中国江蘇省の地元ニュースサイトによると、Amazon中国法人が今月16日に北京市において開催したKindle電子書籍ベストセラー表彰式典において、電子書籍購入率トップ10地区を発表し、同省の無錫市が2位にランクインしたと報道している。

 Amazon中国法人は年末にKindle電子書籍ベストセラー表彰式を開催しており、式典中に人口あたり購入率トップ地区も明らかにされたとのこと。それによると、トップに輝いたのは浙江省寧波市、2位が江蘇省無錫市、3位が山東省莱蕪市、4位が山東省東営市、5位が福建省廈門市だった。【hon.jp】

問合せ先:江蘇省の地元ニュースサイト( http://www.wxrb.com/news/mszx/201612/t20161225_1255908.shtml

小学館、藤子・F・不二雄「キテレツ大百科」の電子コミック版を本日から配信スタート

【編集部記事】株式会社小学館(本社:東京都千代田区)は12月28日、「コミック小学館ブックス」で名作コミック「キテレツ大百科」(藤子・F・不二雄)の電子コミック版を配信スタートした。

 同コミックは「ドラえもん」「オバケのQ太郎」と並ぶ代表的な藤子不二雄作品で、1987年から1996年まで10年にわたってテレビアニメとしても放送されていた。なお、「ドラえもん」「オバケのQ太郎」はすでに電子コミック版が配信されているが、「キテレツ大百科」は今回が初めて。アニメ化30周年記念企画の一環として配信開始されることになった。【hon.jp】

問合せ先:コミック小学館ブックスの「キテレツ大百科」販売ページ( http://csbs.shogakukan.co.jp/book?book_group_id=11998

ビジネス機械・情報システム産業協会、「第13回電子ペーパーシンポジウム」を2月17日に東京都・日比谷で開催

【編集部記事】社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会(本部:東京都港区)は2月17日、「第13回電子ペーパーシンポジウム」を東京都・日比谷で開催する。

 本シンポジウムは毎年、電子ペーパー技術・ビジネス動向について会員社たちが共同調査している「電子ペーパーコンソーシアム」の成果発表を行なっているもの。大日本印刷・小林 潤平氏、東京大学・天沢逸里氏、専修大学・植村八潮氏も電子書籍に関連するセミナーに登壇する予定。

 参加費は3,000円で、事前申し込み制となっている。紹介は下記URLを参照のこと。【hon.jp】

問合せ先:一般社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会のセミナー告知( http://www.jbmia.or.jp/event_seminar/seminar.php?id=88

カナダの個人作家、Windows 10用電子書籍執筆アプリ「Wrinkle」を開発中、招待ベータユーザーを募集

【編集部記事】カナダの電子書籍作家Ivan Samokish氏が、来年公開予定のWindows 10用電子書籍執筆アプリ「Wrinkle」のベータユーザーを募集している。

 Samokish氏はScrivener/Ulysses/Vellumなど多数の電子書籍執筆ソフトを使ってきたが、個人的な欲求から新規でアプリ開発をスタート。EPUB/MOBI/iBook形式ファイルへの出力に対応し、タブ形式のメモ画面、ライブプレビュー画面などを搭載。正式バージョンの完成に向け、ベータユーザーを募集している。

 将来的にはMac版も開発する予定とのこと。【hon.jp】

問合せ先:Wrinkleの概要サイト( http://samokish.ca/winkle-writing-app/

米Barnes & Noble社、先月発売した50ドル電子書籍タブレット「NOOK Tablet 7」も中国の盗聴ファームウェア対策へ

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、ZTE社やHuawei社など、中国ADUPS製ファームウェアを搭載したAndroid端末ユーザーの間で現在大騒ぎとなっている盗聴騒ぎに、米国の書店チェーン最大手Barnes & Noble社(本社:米国ニューヨーク州)も巻き込まれたようだ。

 記事によると、先月同社が発売された50ドル電子書籍タブレット「NOOK Tablet 7」もこのADUPS製ファームウェアを採用していることが発覚し、Barnes & Noble社では応急処置としてファームウェアアップデートを実施。今後数ヶ月かけて、ADUPS製ファームウェアの完全に取り除く方針を明らかにしたとのこと。【hon.jp】

問合せ先:The Digital Readerの記事( http://the-digital-reader.com/2016/12/22/bn-already-dealt-malware-infesting-new-nook-android-tablet/

ストリーミング化が当たり前になったデジタルコンテンツ業界と希薄化する”所有権”について問う英書「The End of Ownership」

【編集部記事】米国の電子出版知財ブログ「The Passive Voice」が、デジタルコンテンツ業界動向と米国著作権法の間で生じている乖離について分析した電子書籍を紹介している。

 今年10月に発売されたこの「The End of Ownership: Personal Property in the Digital Economy」(著:Aaron Perzanowski/Jason Schultz)は、音楽・ビデオ・電子書籍など、非所有・ストリーミング化が当たり前になりつつあるデジタルコンテンツ業界で、着実に希薄化しつつある”所有権”の概念について分析したもので、今後の著作権法改正のアプローチについてもいくつかの面白い提案が書かれているとのこと。【hon.jp】

問合せ先:The Passive Voiceの記事( http://www.thepassivevoice.com/2016/12/what-does-ownership-mean-in-the-digital-age/

インドネシアの雑誌・新聞出版最大手Kompas Gramedia、現地電子書籍ストア最大手「SCOOP」を完全買収

【編集部記事】現地報道によると、インドネシアで雑誌・新聞などを多数発行する出版最大手のKompas Gramediaグループ(本社:インドネシア・ジャカルタ氏)は12月16日、同国最大の電子書籍ストア「SCOOP」を完全買収し、グループ子会社化したとのこと。

 「SCOOP」は、Apps Foundry社(本社:シンガポール)がインドネシア語圏を中心に東南アジア複数国で運営されている160万ユーザー数を誇る最大の電子書籍ストア。Kompas GramediaグループはもともとApps Foundry社の大口出資元。Kompas Gramedia社では、自社が保有するデジタル系メディアとの拡充を目的に、今回の買収を実施した模様。【hon.jp】

問合せ先:kompas.comの記事( http://tekno.kompas.com/read/2016/12/16/14054577/kompas.gramedia.akuisisi.penyedia.layanan.e-book.scoop

ドイツ版Amazon、電子書籍トップ100の半数が個人作家の作品によって占められる

【編集部記事】ドイツの個人作家向けニュースサイト「Die Self-Publisher Bibel」によると、ドイツ版Amazonの電子書籍セールスランキングトップ100の半数が、個人作家たちによって占められていることが確認されたとのこと。

 記事によると、キーとなっているのは月額読み放題サービス「Kindle Unlimited」での露出拡大・ランキング上昇効果によるもの。Kindle Unlimitedでは、1回の貸し出しも1冊販売とランキングスコアに加算され、ストア上での露出が優先されているため、ランキングの下降ペースが通常のKindle電子書籍よりも緩やかで、有利になっているとのこと。ただ、Kindle Unlimitedに個人作家が作品を登録するには「Kindle Select」プログラムに加入(=Tolino社など他社の大手電子書籍ストアでは販売できなくなる)が必須条件となっているため、現地の個人作家でも50%程度しかこの仕組みを利用していないという。

 結果、ロイヤリティ収入よりもAmazonランキング重視派の個人作家たちが、Kindleランキング上位に集中する傾向が見られるという。【hon.jp】

問合せ先:Die Self-Publisher Bibelの記事( http://www.selfpublisherbibel.de/warum-eine-exklusive-bindung-an-amazon-gut-fur-den-autor-ist-und-warum-nicht/

Disneyフランス法人、iPad専用の児童読み聞かせ向け電子書籍アプリ「Star Wars : un nouvel espoir」を発売

【編集部記事】フランスの電子書籍ニュースサイト「ID BOOX」によると、米Disneyグループのフランス現地法人が今月、iPad電子書籍アプリ「Star Wars : un nouvel espoir」を同国のiTunes App Storeで発売したとのこと。

 この「Star Wars : un nouvel espoir」はフランス専用のもので、映画「スター・ウェーズ:エピソードIV」のストーリーを短時間で紹介する児童読み聞かせアプリ。画面下部に設置された操作コントロールパネルを使い、文字の拡大・縮小や音声ナレーション再生を行なるようになっている。【hon.jp】

問合せ先:ID BOOXの記事( http://www.idboox.com/applis-et-ebooks-enfants/star-wars-un-nouvel-espoir-un-ebook-pour-tous-les-enfants-dyslexiques-ou-pas/

米Smashwords社が独Tolino系列の電子書籍ストアに作品供給開始、一部作品ダブりも発生

【編集部記事】ドイツの個人作家向けニュースサイト「Die Self-Publisher Bibel」によると、米国の個人作家・インディーズ系電子書籍サービスのSmashwords社(本社:米国カリフォルニア州)が、ドイツのTolino系列電子書籍ストアに作品供給を開始し、それに伴い作品が二重表示されるトラブルが発生しているとのこと。

 Tolinoは、ドイツの大手通信+大手書店チェーンなどが中心となって販売している電子書籍端末/電子書籍ストアグループで、大手書店チェーンThalia/Weltbild/Hugendubel/Club Bertelsmannなどがそれぞれ系列下で電子書籍ストアを運営中。

 ただ、SmashwordsとTolinoの電子書籍出版サービス「Tolino Media」の両ルートで同じ作品を販売している個人作家は、システム上の都合で別商品IDが割り振られるため、ストアでは作品が二重で登録・表示されるという。その現象に悩まされている個人作家は、Smashwords側の管理画面で供給先リストからTolino社を取り外せば問題が解消されるとのこと。【hon.jp】

問合せ先:Die Self-Publisher Bibelの記事( http://www.selfpublisherbibel.de/doppeltes-lottchen-warum-ihr-e-book-doppelt-in-den-laeden-liegt/

日本電子出版協会が「電子出版アワード2016」を発表、大賞は「医書.jp」

【編集部記事】一般社団法人日本電子出版協会(本部:東京都千代田区、以後:JEPA)は12月21日、日本の電子出版の普及促進を目的とした「電子出版アワード2016」の受賞式を開催し、各部門賞を発表した。

 「電子出版アワード」は2007年に創設され、その年に電子出版に貢献したと思われる製品やサービスなどをジャンル別に表彰するもの。大賞は「医書.jp」が獲得した。

 なお、各部門賞は下記のとおり:

30周年特別賞●天谷幹夫氏 (パピレス会長)
30周年特別賞●鈴木雄介氏 (イーブック イニシアティブ ジャパン名誉会長)
30周年特別賞●小林敏氏 (W3C日本語組版の要件 編者)
デジタル・インフラ賞●Maruzen eBook Library (丸善雄松堂)
スーパー・コンテンツ賞●西尾維新デジタルプロジェクト (講談社)
エクセレント・サービス賞●医書.jp (医書ジェーピー)
チャレンジ・マインド賞●ターゲットの友 (旺文社)
エキサイティング・ツール賞●Picassol (出版デジタル機構)

【hon.jp】

問合せ先:JEPAのプレスリリース( http://www.jepa.or.jp/pressrelease/20161221-2/

米国の電子書籍DRMベンダーDatalogics社、ソニー系DRMを採用したiOS向け電子書籍ビューワアプリを公開

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、電子書籍DRMベンダーの1社であるDatalogics社(本社:米国イリノイ州)が、iOS向け電子書籍ビューワアプリ「Bookvia」をiTunes App Storeで公開したとのこと。

 Datalogics社は今年4月、ソニー子会社の株式会社ソニーDADCジャパン(本社:静岡県榛原郡)のサードパーティ向けEPUB電子書籍DRMソリューションの拡販にからみ業務提携。このDRMは、ソニーの電子書籍部門や音楽部門が従来から開発を続けてきたMarlin-DRMベースの技術で、まだ米国の主要電子書籍ストアでは採用されていないが、まずは電子書籍ビューワアプリの開発・公開を先行させたかたちとなる。【hon.jp】

問合せ先:The Digital Readerの記事( http://the-digital-reader.com/2016/12/20/datalogics-launches-bookvia-reading-app/

スペインの出版社団体関係者「電子書籍の海賊版による被害額は年間2億ユーロ程度と推定」

【編集部記事】フランスの電子書籍ニュースサイト「ID BOOX」によると、スペインのカタルーニャ州の出版社団体Gremi d’Editors de Catalunya(本部:スペイン・カタルーニャ州)の代表が、同国における電子書籍の海賊版について、年間被害額は2億ユーロ(約244億円)だろうと推定値を示したとのこと。

 スペインでは別報告で国民の24%程度がすでに電子書籍を体験済みだが、書籍市場で占める売上高シェアは5%程度と、緩やかな成長となっている。この差異について、同団体のPatrici Tixis代表は違法海賊版によるものだと持論を展開したとのこと。

 ただ、本件についてID BOOXサイトは、Tixis氏の推計は急増する無料電子書籍の存在を無視しているのではないかと指摘している。【hon.jp】

問合せ先:ID BOOXの記事( http://www.idboox.com/infos-ebooks/ebooks-le-piratage-couterait-200-millions-deuros-a-lespagne/

台湾E-Ink Holdings社、各種の電子ペーパー部品を公式ECサイトで一般個人に直接販売開始

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、電子ペーパーパネル最大手のE-Ink Holdings社(本社:台湾・台北市)が、自社が製造する電子ペーパー部品各種をネット上で販売するECサイトをオープンした。

 E-Ink Holdings社は、旧Prime View International社が米国E-Ink社買収を契機に社名変更した電子ペーパーパネル最大手。今までは、一般個人が部品を入手する場合は提携の電子工作系DIYパーツ販売サイトから購入する必要があったが、今回、公式ECサイトをオープンしたことで、より安くパーツ購入することが可能となる。【hon.jp】

問合せ先:The Digital Readerの記事( http://the-digital-reader.com/2016/12/19/e-ink-now-selling-epaper-screen-units-direct-public/

【年末年始のサイト工事のお知らせ】hon.jpサイトのWebデザイン修正(12月21日から1月31日まで)

【編集部記事】いつも電子書籍検索サイト「hon.jp」をご愛用いただき誠にありがとうございます。今後予想される日本国内の電子書籍タイトル急増に対応するため、hon.jpサイトは年末・年始の休暇期間中(12月21日〜1月31日)に断続的なWebデザイン修正作業を実施いたします。

弊社は年明け1月初旬から、出版社・個人作家・IT企業・官民を問わず、無料電子書籍作品のPRサービスを続々と追加してまいります。

新しいhon.jpサイトのデザイン

上記にともなうWebデザイン修正作業期間中、一時的にWebサイトにつながりにくい状況が幾度か発生することが予想されますので、あらかじめご了承ください。

ご利用の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますこと深くお詫び申し上げます。

hon.jpでは今後もサイト機能の向上のため、システムのアップグレードを継続してまいります。どうぞ今後とも電子書籍検索サイト「hon.jp」をよろしくお願い申し上げます。【hon.jp】

問合せ先:hon.jpシステム部( system-web@hon.jp

日本電子出版協会、「2016年の電子出版関連ニュース振り返りと、2017年の動向予測」セミナーを1月20日に東京都・竹橋で開催

【編集部記事】一般社団法人日本電子出版協会(本部:東京都千代田区、以後:JEPA)は年明け1月20日午後、東京・竹橋で「2016年の電子出版関連ニュース振り返りと、2017年の動向予測」セミナーを開催する。

 本セミナーでは、今年1月に開催された同セミナー同様、フリーライター鷹野凌氏が登壇し2016年の電子出版関連の主な動きを振り返り、2017年を予測する。

 一般の参加費は3,000円、JEPA会員社は無料。概要は下記サイト参照のこと。【hon.jp】

問合せ先:「2016年の電子出版関連ニュース振り返りと、2017年の動向予測」セミナーの概要( http://kokucheese.com/event/index/445074/

中国Amazon、2016年度の電子書籍トレンドを発表、「電子書籍+紙書籍融合ベストセラー賞」も新設

【編集部記事】Amazon中国法人は現地時間12月16日、同国の2016年におけるKindle電子書籍および紙書籍のベストセラーリストを発表し、北京市において表彰式典およびトレンドレピート報告会を実施した。

 Amazon中国法人は昨年まで、電子書籍部門と紙書籍部門それぞれ分離してベストセラー作家の表彰を行なっていたが、今回から新たに「電子書籍+紙書籍融合ベストセラー賞」も新設。中国でベストセラー作家の常連となっている東野圭吾氏を含め、両フォーマットを並行販売する作家や出版社が増えており、実際にそのようにしたほうが相乗効果でランキング上位・売上拡大につながるとし、両フォーマットの融合式典に変更したとのこと。【hon.jp】

問合せ先:Amazon中国法人のプレスリリース( https://www.amazon.cn/gp/press/pr/20161216/ref=amb_link_102458612_1/453-7765871-7417361

小学館、自社雑誌購入者を対象に「どこでもドア」VR体験イベントを企画、抽選で250組を招待

【編集部記事】株式会社小学館(本社:東京都千代田区)は12月20日、来春3月4日公開予定のアニメ映画「のび太の南極カチコチ大冒険」のPR企画および雑誌購入促進策の一環として、250組(500名)を対象に同映画にからむVR体験イベントの開催を発表した。

 本イベントは、「ドラえもんVR「どこでもドア」」というもので、VRゴーグルと体感マシンを使い、のび太の部屋の中を再現した360度の仮想空間に入り込み、部屋を自由に歩き回ったり、「どこでもドア」を使って映画の舞台の南極へ行き来する仮想体験できるというもの。

 応募方法は、小学館の指定雑誌を購入し、誌面上に記載されているパスワードを官製はがきに記載する方式となっている。【hon.jp】

問合せ先:ドラえもんVR「どこでもドア」概要サイト( http://doraeiga-vr.com/

ホワイトハウスの児童向け電子図書館アプリ「Open eBooks」、来年にKindle Fire/Chromebookにも対応予定

【編集部記事】米ホワイトハウス主導で今年iOS版アプリが公開された児童向け電子図書館アプリ「Open eBooks」について、運用団体を担っている非営利プロジェクト「Open eBooks」が、次年度の計画についてプレスリリースを発表した。

 Open eBooksアプリは、昨年5月にオバマ大統領が貧困家庭の教育支援のため図書館の電子書籍購入を推進するために立案したプログラム「ConnectedED Library Challenge」に準ずるもので、予算規模2.5億ドル(約278億円)で大手出版各社も電子書籍作品を66,000作品提供。今年2月末にオバマ大統領夫人が主導してiOS版アプリがまず公開され、累計100万ダウンロードを記録。現在の運営は図書館団体や大手出版社が中心となって運営されているOpen eBooksプロジェクトが担っている。

 現在、Open eBooksアプリはiOS/Android版のみが提供されているが、プレスリリースによると来年にはKindle Fire版、Chromebook版の提供も予定しており、さらに閲覧できる家庭の所得制限も取り除くとしている【hon.jp】

問合せ先:Open eBooksプロジェクトのプレスリリース( http://openebooks.net/press_release_new_content_1216.pdf

10月に発生した米国著作権局長の更迭騒ぎ、議会図書館が適任者要件についてWeb上で一般国民アンケート

【編集部記事】米国の図書館業界誌「Library Journal」のサイトによると、米国議会図書館が、10月に管轄下にある米国著作権局のMaria Pallante局長を即日解任した件を受け、今後の適任者について一般国民向けWebアンケートを公開した。

 著作権局長の即日更迭は異例の事態で、なおかつ大統領選挙直前だったため、議会を含め、現地の知財関係者の間ではちょっとした騒ぎになっている。現在、新任のMarybeth Peters局長が同ポジションの業務を引き継ぎ作業を開始しているが、議会図書館側では今後の参考のため、適任者の要件について一度は公の場で意見しておくべきだと判断した模様。【hon.jp】

問合せ先:Library Journalのサイト記事( http://www.infodocket.com/2016/12/16/online-survey-posted-librarian-of-congress-seeks-input-on-register-of-copyrights/

米国の出版社団体AAP、トランプ次期大統領宛てに著作権法強化を求める声明「ネットの脅威から守って」

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、同国の出版社業界団体の1つであるAssociation of American Publishers(本部:米国ニューヨーク州、以後:AAP)が、次期トランプ大統領宛てに著作権法と出版業界保護を訴える声明文を発表し、書簡として送付したとのこと。

 次期大統領のドナルド・トランプ氏は、もともと読書嫌いとして有名な人物で、選挙公約の中でも知財関連の政策については一切言及していない。AAPは、トランプ氏自身も書籍を出版(注:ほとんどが口述ベースの共著モノ)しているという事実を元に、ネットコンテンツの脅威と、書籍出版業界の存続の重要性を訴えている。また、それが米国の国益につながるとアピールしている。

 AAPは出版業界のロビー団体としての役割も担っているが、今回の声明から、AAP側が次期トランプ政権の政策運営方針を不安視していることが容易にうかがえる。【hon.jp】

問合せ先:The Digital Readerの記事( http://the-digital-reader.com/2016/12/15/aap-sends-letter-trump-cavalierly-dismisses-online-creators-inferior/

108年ぶりに大リーグ優勝した球団シカゴ・カブスの電子書籍が発売、地元ライターがシーズン前から執筆

【編集部記事】米国の電子知財ニュースブログ「The Passive Voice」によると、今年108年ぶりに大リーグでワールドシリーズ優勝した球団シカゴ・カブスの電子書籍「The Weight Lifted: How the Cubs ended the longest drought in sports history」(著:Paul Sullivan)が電子書籍で発売されたとのこと。

 シカゴ・カブスは1908年(第一次世界大戦前)を最後にワールドシリーズ優勝経験がなく、米国スポーツファンの間では”呪われた球団”として有名。本書は、シーズン前からChicago Tribune紙向けに取材ルポ形式で同球団の動向を執筆されたもので、地元ライターのPaul Sullivan氏が執筆。その1年間の記事を電子書籍にまとめたもので、執筆開始当初、著者本人もまさか同チームが優勝するとは思っていなかったため、ドラマチックな展開内容になっている。【hon.jp】

問合せ先:The Passive Voiceの記事( http://www.thepassivevoice.com/2016/12/cubs-e-book-the-weight-lifted-now-available/

英Pearsonグループ、教育現場のデジタル化を受け、自社の教材デザイン指針ガイドをCreative Commons形式で公開

【編集部記事】英The Booksellerによると、世界最大の出版社である英Pearsonグループが、教育現場のデジタル化を受け、自社の学術書/教科書制作現場の指針として活用しているデザインガイド集「Learning Design Principle」をCreative Commonsライセンス化で、PDF公開したとのこと。

 欧米圏の大学ではここ数年、学術書の高騰が続いており、Pearsonグループ経営陣は販売不振を補うため、電子書籍やコースウェアなど、グループ全体をデジタル化に舵を切るよう奔走している。今回の「Learning Design Principle」はその普及促進活動の一環として公開されたもので、教育現場ニーズに合った教材をするためのプロ用デザインチェックシート。【hon.jp】

問合せ先:英The Booksellerの記事( http://www.thebookseller.com/news/pearson-shares-learning-design-under-creative-commons-license-448226

ドイツの個人作家ニュースサイト「Die Self-Publisher Bibel」、電子書籍ファイル制作入門ガイドを発売

【編集部記事】ドイツの個人作家向け電子書籍ニュースサイト「Die Self-Publisher Bibel」は現地時間12月14日、同サイトの取材ノウハウを元に、個人作家向けの作品制作入門ガイド「Selfpublisherbibel: Autoren-Handbuch für verlagsunabhängiges Publizieren」を電子書籍で発売した。

 本著は、同サイト運営者でもありドイツの電子書籍業界に精通したジャーナリストMatthias Matting氏によって執筆されたもので、電子書籍ファイルの制作方法を含め、500ページ程度。ドイツ語で書かれており、価格は39.95ユーロもしくは無料(Kindle Unlimited会員のみ)となっている。【hon.jp】

問合せ先:Die Self-Publisher Bibelの記事( http://www.selfpublisherbibel.de/wissen-zum-systematischen-nachlesen-die-selfpublisherbibel-als-buch/