Category Archives: 電子書籍出版メモ

日本独立作家同盟、小説創作イベント「NovelJam(ノベルジャム)」を東京都・市ヶ谷で年明け2月4日〜5日に開催

【編集部記事】NPO法人日本独立作家同盟は年明け2月4日〜5日の2日間、東京都・市ヶ谷で小説創作イベント「NovelJam(ノベルジャム)」を開催する。

 本イベントは、著者と編集者の双方が集まってチームを作り、わずか2日間で小説の完成・販売までを目指す、ハッカソン形式の短期集中型の作品制作企画。定員は著者20名、編集者10名となっており、応募者多数の場合は事務局にて選考を行なう。小説のテーマは「破」で、ジャンルは問わないが、作品本編(3,000字以上)/タイトル(16字以内)/キャッチコピー(32字以内)/概要(100字以内)/紹介文(400字程度)/表紙をセットにしてEPUB電子書籍ファイル化し、電子書店で販売するところまでを目指す。

 初日に作家・藤井太洋氏と編集者・三木一馬氏による講演、2日目にEPUB制作ワークショップなどを行ない、完成した作品をその場で審査し、賞を授与する予定。【hon.jp】

問合せ先:NovelJam参加概要ページ( http://noveljam.strikingly.com/

作家J.K. Rowling氏に電子書籍をプレゼントされたシリアの「Harry Potter」ファン少女、自宅が空爆される

【編集部記事】米GalleyCatによると、数日前に「Harry Potter」シリーズの作家J.K. Rowling氏が「Harry Potter」電子書籍版をプレゼントした、シリア・アレッポ市内に住む同作品ファンの少女の自宅が空爆を受け、家族全員が避難したとのこと。

 アレッポ市は、数年前からシリアで現在起こっている内戦の激戦地で市内の商業施設がほとんど閉店・崩壊状態にある。そのような街に住むHarry Potterファンの7歳少女の母親が、J.K Rowling氏に本が入手できない状況をTwitterメッセージを送ったところ、Rowling氏がHarry Potter電子書籍版7冊をプレゼント送信したと報道されたばかり。

 少女および母親など家族は無事の模様だが、避難のため、Twitter上でのツイートを一旦中断するとメッセージを残している。【hon.jp】

問合せ先:米GalleyCatの記事( http://www.adweek.com/galleycat/harry-potter-readers-house-in-aleppo-bombed/127431

加Rakuten Kobo社、ブラジルの小規模書店チェーン「Blooks Livraria」と提携、店舗オリジナル電子書籍も出版へ

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、Rakuten Kobo社(本社:カナダ・オンタリオ州)が先週、ブラジルの小規模チェーンBlooks Livraria社と提携し、後者の独自レーベルでの電子書籍出版も予定しているとのこと。

 今回の提携は、電子書籍端末の店頭販売など従来式のものとは異なり、Blooks Livraria側が店頭商品と競合しないよう、在庫切れ中の作品のみを自社電子書籍ストアでキュレーション販売。また、Kobo社を介し、同店オリジナル電子書籍の出版レーベル「eBlooks」の販売も予定している。【hon.jp】

問合せ先:The Digital Readerの記事( http://the-digital-reader.com/2016/11/27/kobo-partners-blooks-sell-ebooks-brazil/

韓国・教育部、来年度採択予定の歴史教科書を電子書籍で公開、一般市民からコメント収集

【編集部記事】韓国の英字新聞「The Korea Herald」によると、政府の教育行政を司る韓国教育部(本部:ソウル市)が現地時間11月28日、来年度に採択予定となっている中学校・高校向け歴史授業教科書のドラブト版をインターネット上で一般公開し、市民からのコメント収集を始めたとのこと。

 韓国政府は数年前から教科書の電子化に取り組んでいるが、歴史授業向けの教科書のドラフト版を一般市民にネット公開するのは異例。従来の歴史教科書が、とくに北朝鮮や日本軍占領前後の用語の使い方について、一部市民団体から”左派的である”と指摘され続けられていたこともあり、昨年10月に採択システムの刷新を決定。執筆者名たちの名前も公開され、今回のドラフト公開につながった模様。【hon.jp】

問合せ先:The Korea Heraldの記事( http://www.koreaherald.com/view.php?ud=20161128000552

電子教科書向けウィジェット販売ストア「BookWidgets」、世界各国にエバンジェリスト「BookWidgets Ambassadors」を配置

【編集部記事】電子教科書オーサリングソフト「iBooks Author」専用ウィジェットを販売するストア「BookWidgets」が、世界各国のベテランユーザーたちをエバンジェリストとして紹介するプログラム「BookWidgets Ambassadors」をスタートした。

 ウィジェットとは、iBooks AuthorやWebブラウザ等で制作者が追加できるインタラクティブ部品パーツで、JavaScript/HTML5/CSSを使い制作する。しかし、Webプログラミング知識がない人のために、あらかじめ制作しておいたウィジェットを有償販売するのがこのBookWidgetsストア。

 BookWidgets Ambassadorsでは、ベテランユーザー(大半が学校教師)が、導入を検討している周辺の仲間たちからのナマの質問を受け付けるコミュニティサービスで、協力参加者たちの募集を開始している。【hon.jp】

問合せ先:BookWidgets Ambassadorsの紹介ページ( https://www.bookwidgets.com/ambassadors

作家J.K. Rowling氏、シリアの激戦地に住む「Harry Potter」ファン少女に電子書籍版をプレゼント送信

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「Good E-Reader」によると、「Harry Potter」シリーズの作家J.K. Rowling氏が、シリアのアレッポ市内に住む同作品ファンの少女のために、電子書籍版を無料でプレゼントしたとのこと。

 アレッポ市は、数年前からシリアで現在起こっている内戦の激戦地で市内の商業施設がほとんど閉店・崩壊状態にある。そのような街に住むHarry Potterファンの7歳少女の母親が、J.K Rowling氏に本が入手できない状況をTwitterメッセージを送ったところ、Rowling氏がHarry Potter電子書籍版7冊をプレゼント送信したとのこと。【hon.jp】

問合せ先:Good E-Readerの記事( http://goodereader.com/blog/e-book-news/jk-rowling-sends-syrian-girl-the-harry-potter-ebook-collection

中国浙江省の小学校、校内に「電子図書室」を設置、電子書籍端末50台を設置

【編集部記事】中国浙江省の教育関係者向け新聞「浙江教育新聞」によると、杭州市が管轄の小学校において、電子読書を推進する未来型図書室の導入実験を開始したとのこと。

 記事で紹介されているのは導入校の1つである西湖紫萱小学校で、70平方メートル程度の専用ルームを新設し、電子書籍端末50台を設置。生徒はそこで、10,000作品の電子書籍作品が読めるようになっているとのこと。杭州市は、図書室の占有スペース削減と電子読書教育の両面でこの実験をスタートした模様で、今後作品数を増やしていく予定だという。【hon.jp】

問合せ先:浙江教育新聞の記事( http://edu.zjol.com.cn/system/2016/11/25/021380112.shtml

加Rakuten Kobo社、大手量販店チェーンFnac社のスペイン国内店舗でも電子書籍端末を販売へ

【編集部記事】Rakuten Kobo社(本社:カナダ・オンタリオ州)は現地時間11月24日、フランスの大手量販店チェーンFnac社との提携を拡大し、後者チェーンのスペイン国内店舗でも電子書籍端末「Kobo」シリーズの販売を開始することを発表した。

 Fnac社は、フランスを拠点に欧州各国で書籍・家電製品などを販売する量販チェーン大手で、すでにフランス・ポルトガルの2国では、Kobo社の電子書籍端末も店頭販売している。今回の提携はそれを拡大したもので、スペイン国内の店舗も追加。Fnacのスペイン専用ECサイト上でも専用ストアを設置し、同サイト会員ユーザーも直接電子書籍作品が購入できるようになった。【hon.jp】

問合せ先:Rakuten Kobo社のプレスリリース( http://news.kobo.com/press/releases/rakuten-kobo-and-fnac-partner-to-lead-the-digital-book-industry-in-spain

フランスの作家団体Sofia、EU司法裁判所の判決を受け、20世紀の商業書籍のデジタル化作業を見合わせ

【編集部記事】フランスの電子書籍ニュースサイト「ID BOOX」によると、EU司法裁判所(本部:ルクセンブルク大公国)が先週、フランスが2012年に施行した「流通されていない20世紀の商業書籍のデジタル化に関する法律(Loi relative à l’exploitation numérique des livres indisponibles du XXe siècle)」を違法であるとの判断を下した件について、作家団体Société Française des Intérêts des Auteurs de l’écrit(以後:Sofia)が同プロジェクトへの参加を見合わせたとのこと。

 Sofiaは、フランス文科省が認定しているもっとも大きな作家団体。フランス国内では2012年から同法が施行され、2000年12月31日以前に出版された書籍で現在流通していない作品を、文化省認定団体が電子化権を強制取得し、電子化権を発行元出版社・フランス国立図書館にライセンスできるようにした。それを受けSofia側も協力団体になることを表明し、書店組合Cercle de la Librairie(本部:フランス・パリ市)が絶版書の電子書籍化を行なう仏ベンチャープロジェクト「FeniXX」を開始していた。

 EU司法裁判所では先週、2名からのフランス人作家の訴えを支持し、強制取得(Opt-out)型ではなく、任意登録(Opt-in)方式であるべきとの判断を下している。【hon.jp】

問合せ先:ID BOOXの記事( http://www.idboox.com/economie-du-livre/europe-ebooks-reedition-des-livres-indisponibles-la-sofia-reduit-la-voilure/

米Apple社、電子書籍の文中で用語「iBook」を使用した作品を販売停止に、旧ノートブック機の商標だとして

【編集部記事】米BoingBoingによると、米国の作家がApple社(本社:米国カリフォルニア州)の電子書籍ストア「iBookstore」で、商品名がらみで販売停止処分にされた事例を紹介している。

 これはAaron Perzanowski/Jason Schultz氏の共著作品「The End of Ownership: Personal Property in the Digital Economy」で、文中にiBookstore上の作品の事を「iBook」と俗称で3回記述したことが、原因とのこと。Apple社は、2006年に販売中止となった「iBook」というノートブック機を商標登録しており、後者との混同を理由に訂正を求めた模様。

 作者側は、Apple側の主張をおかしいと嘲笑しつつも、該当箇所を訂正し、再審査に提出したとのこと。【hon.jp】

問合せ先:BoingBoingの記事( https://boingboing.net/2016/11/22/apples-ebook-store-bans-book.html

米大手書店チェーンBarnes & Noble社、2017年度第2四半期の業績発表、売上高が前年同期比でマイナス4%

【編集部記事】米GalleyCatによると、米書店チェーン最大手Barnes & Noble社(本社:米国ニューヨーク州)は現地時間11月22日、2017年度第2四半期(2016年8月〜10月)の業績を発表した。

 それによると、紙書籍部門は「Harry Potter」新作の売上が絶好調だったものの、前年同期比で-3.5%減の8.3億ドル(約940億円)、電子書籍部門は-19.4%減の0.35億ドル(約39億円)と引き続き縮小ペースを続けている。同社は今年8月、1年前に着任したばかりのCEOのRon Boire氏の解任を発表し、直近5年間でCEOが5人交代する異例の事態となっている。【hon.jp】

問合せ先:米GalleyCatの記事( http://www.adweek.com/galleycat/barnes-noble-q2-2017-sales-down-4/127337

米シンクタンク調査、「米国人の26%はここ1年間、1冊も本を読んでいない」「スマホも持っていない」

【編集部記事】米国のPew Research Center(本部:米国ワシントンD.C.)は現地時間11月23日、今年9月に公開した米国人の読書状況に関するレポートについて、フォロー分析の記事を公開した。

 Pew Research Centerは、2004年に設立された米国内における社会学調査を専門とする民間系の非営利シンクタンクで、毎年米国人の読書についての意識調査レポートを公開している。

 今回は、過去1年間に書籍(電子書籍を含む)をまったく読んでいない層(全体の26%)について詳細に分析。結果、最終学歴・所得との相関係が強いだけでなく、この層はスマートフォン・タブレット等のデバイス所有率も低いという傾向が明らかになったとのこと。 【hon.jp】

問合せ先:Pew Research Centerの記事( http://www.pewresearch.org/fact-tank/2016/11/23/who-doesnt-read-books-in-america/

「表紙カバーや著者名を隠し、まず本文1ページ目を読ませる」書籍レコメンドサイト「Recommend Me a Book」

【編集部記事】米The Vergeが、面白い書籍レコメンドサイト「recommendmeabook.com」を紹介している。

 同サイトは、一般的な書籍レコメンドサイトとは異なり、表紙カバー絵・著者名を隠したまま、直接Webブラウザー上に本文の冒頭テキストをひたすらランダム表示させるというもの。ユーザーはその文体やストーリーでピンと来たら、クリックして作品名・著者名・Amazon購入リンクが初めて判明するという。

 自作品をPRしたい作家は、同サイトに有償で作品登録し、露出させることができる。立ち読みシステムの進化版ともいえるが、記事では「作品名当てクイズのような、ゲーム的要素も感じられる」としている。【hon.jp】

問合せ先:The Vergeの記事( http://www.theverge.com/2016/11/19/13680564/recomendmeabook-book-recommendation-website-first-page

漁師向け専門書が3,000冊、中国浙江省の漁協に巨大スマホ型の24時間電子書籍貸出機が登場

【編集部記事】中国の漁業関連ニュースサイト「中国水産養殖網」によると、浙江省台州市の水産技術センター構内に、24時間電子書籍貸出機が設置されたとのこと。

 これは他省の区民館や公共機関で設置され始めている端末と同タイプのもので、スマートフォン形状の巨大液晶タッチディスプレイ。ただし、1点異質なのは、本機は地元の漁師・水産業界関係者の教育用に設置されたため、貸し出し電子書籍3、000冊のほとんどは水産業関連の専門書になっているとのこと。

 漁師たちは、画面上の本棚画面から電子書籍をタッチ操作で検索し、借りたい作品のQRコードを撮影して、自分のiPhone/Androidスマートフォンに専用アプリをダウンロードするようになっている。【hon.jp】

問合せ先:「中国水産養殖網」の記事( http://www.shuichan.cc/news_view-303094.html

スイスの”相乗り通勤”ベンチャーBePooler、公共駐車場に電子ペーパー・パーキングメーターを設置

【編集部記事】米国のデジタルサイネージ関連ニュースサイト「DailyDOOH」によると、欧州各国を中心に展開している相乗り通勤促進アプリ・ベンチャーのBePooler社(本社:スイス)が、自国の鉄道駅に電子ペーパー型のパーキングメーターを設置開始したとのこと。

 BePoolerは、スマホアプリで、自動車通勤する社員・従業員たちの”相乗り”を促進する法人向けサービス。その付加サービスとして、社内駐車場の予約機能も提供している。今回の新パーキングメータは、後者サービスを公共駐車場と連携させるために設置開始されたもので、まずはスイスの鉄道会社と提携。BePooler会員の自動車が、Ponte Tresa駅の駐車場の場所を予約できるようにし、迅速に電車に乗り換えできるようにしているという。【hon.jp】

問合せ先:DailyDOOHの記事( http://www.dailydooh.com/archives/119730

Microsoft社、来春実施予定のWindows 10大幅アップグレードで、Webブラウザ「Edge」をEPUB電子書籍対応に

【編集部記事】Microsoft社(本社:米国ワシントン州)は現地時間11月17日、来春に実施予定しているPC用OS「Windows 10」の大規模アップグレード(コードネーム:Windows 10 Creators Update)において、標準Webブラウザ「Edge」でEPUB形式の電子書籍ビューワ機能を追加する。

 これは同社の公式ブログで発表されたもので、同日開発者向けにそれを反映したプレビュービルド版「Build 14971」を公開。3種類の表示テーマや、音声認識コマンド機能「Cortana」を使った単語辞書検索などにも対応する予定とのこと。【hon.jp】

問合せ先:Microsoft社の公式ブログ( https://blogs.windows.com/windowsexperience/2016/11/17/announcing-windows-10-insider-preview-build-14971-for-pc/

EU司法裁判所、フランスの「流通されていない20世紀の商業書籍のデジタル化に関する法律」を違法と判断

【編集部記事】フランスの電子書籍ニュースサイト「ID BOOX」によると、EU司法裁判所(本部:ルクセンブルク大公国)が、フランスでが2012年に施行した「流通されていない20世紀の商業書籍のデジタル化に関する法律(Loi relative à l’exploitation numérique des livres indisponibles du XXe siècle)」を違法であるとの判断を下したとのこと。

 フランス国内では2012年から同法が施行され、2000年12月31日以前に出版された書籍で現在流通していない作品を、文化省認定団体が電子化権を強制取得し、電子化権を発行元出版社・フランス国立図書館にライセンスできるようにした。それを受け同国では、書店組合Cercle de la Librairie(本部:フランス・パリ市)が絶版書の電子書籍化を行なう仏ベンチャープロジェクト「FeniXX」を開始している。

 今回、EU司法裁判所では2名からのフランス人作家の訴えを支持し、強制取得(Opt-out)型ではなく、任意登録(Opt-in)方式であるべきとの判断を下したとのこと。【hon.jp】

問合せ先:ID BOOXの記事( http://www.idboox.com/economie-du-livre/ebooks-leurope-juge-que-la-numerisation-des-oeuvres-indisponibles-nest-pas-conforme/

ドイツの出版市場、今年1〜9月期は電子書籍販売数が+1.7%の成長ペース、書籍市場におけるシェアは5.2%

【編集部記事】ドイツの出版業界ニュースサイト「buchreport.de」によると、同国の出版社団体Boersenverein des Deutschen Buchhandels(本部:ドイツ・フランクフルト市)が電子書籍市場の動向について、最新の数値を発表したとのこと。

 これによると、今年1月〜9月期における電子書籍販売数は前年同期比+1.7%の成長ペースを維持。この期間中、最低1冊以上の電子書籍を購入したドイツ国民は330万人。しかし、作品の低価格化が進み、売上高ベースでは前年比0.1%増とほぼ横ばいになったとのこと。

 この値は、音楽市場調査会社Gfk Entertainment社(本社:ドイツ・バーデン=バーデン市)が25,000人の成人を対象にアンケート調査しているもの。【hon.jp】

問合せ先:Barnes & Noble社の製品概要ページ( https://www.buchreport.de/2016/11/17/e-book-absatzplus-bei-fallenden-durchschnittspreisen/

米Barnes & Noble社、クリスマス商戦向けに49.99ドルの電子書籍タブレット「NOOK Tablet 7″」を発表

【編集部記事】米国の書店チェーン最大手のBarnes & Noble社(本社:米国ニューヨーク州)は現地時間11月16日、同社として初めてとなる”50ドル”電子書籍タブレット「NOOK Tablet 7″」を発表した。

 タブレット型Nookシリーズは、2014年から韓国Samsung製のAndroidタブレットのカスタマイズ版に完全移行しており、自社のNookビューワアプリに加え、複数有名誌のバックナンバーを同梱。全米のBarnes & Noble店舗でも販売されている。しかし、Amazon社が昨年末に投入した人気50ドルタブレット「Fire」に相当するモデルがなく、対策が求められていた。

 本タブレットは数年ぶりに自社Barnes & Nobleブランドで発売されることとなり、すでに予約受付が開始されている。【hon.jp】

問合せ先:Barnes & Noble社の製品概要ページ( http://www.barnesandnoble.com/w/nook-tablet-7-inch-barnes-noble/1124589342

AAP発表、米国内の前半期の書籍市場規模は前年同期比-3.4%、電子書籍の値上げが直撃

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、同国の出版社業界団体の1つであるAssociation of American Publishers(本部:米国ニューヨーク州)が米国の2016年前半期の市場統計情報の速報値を発表した模様。

 電子書籍部門の売上高は、個人作家の台頭で大手出版5社のシェア減少が続いており、下降ペースは改善せず。結果、一般書部門全体で前年同期比で-1.1%だが、個人作家が市場占有シェアが拡大する中での電子書籍価格引き上げが全体の売上低下を引き起こすという悪循環を招いており、電子書籍部門は-20%と不調が続いている。

 なお、本統計は会員出版社の純売上(卸売)アンケートを元に算出されているため、Kindle上でもっとも大きな販売部数シェアを誇る個人作家たちの売上数字は上記に含まれていない。【hon.jp】

問合せ先:The Digital Readerの記事( http://the-digital-reader.com/2016/11/16/aap-reports-ebook-trade-revenues-first-half-2016/

AAP発表、米国内の前半期の書籍市場は前年同期比-3.4%、電子書籍の値上げが直撃

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、同国の出版社業界団体の1つであるAssociation of American Publishers(本部:米国ニューヨーク州)が米国の2016年前半期の市場統計情報の速報値を発表した模様。

 電子書籍部門の売上高は、個人作家の台頭で大手出版5社のシェア減少が続いており、下降ペースは改善せず。結果、一般書部門全体で前年同期比で-1.1%だが、個人作家が市場占有シェアが拡大する中での電子書籍価格引き上げが引き続き売上高の低下を招く構造となっており、電子書籍部門は-20%と不調が続いている。

 なお、本統計は会員出版社の純売上(卸売)アンケートを元に算出されているため、Kindle上でもっとも大きな販売部数シェアを誇る個人作家たちの売上数字は上記に含まれていない。【hon.jp】

問合せ先:The Digital Readerの記事( http://the-digital-reader.com/2016/11/16/aap-reports-ebook-trade-revenues-first-half-2016/

米BookBaby、電子書籍の個人作家向けアンケート調査を開始「人気作家の露出テクニックを調査」

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「Digital Book World」によると、Bookbaby社(本社:米国オレゴン州)が、複数の個人向け電子書籍出版サービスと共同で、個人作家向けWebアンケート調査をスタートしたとのこと。

 BookBaby社は、米インディーズ音楽配信最大手のCDBaby社(同)の電子書籍専門取次会社で、作品がいくら売れても仲介料率を取らないというビジネス方式と、Wordファイルを無料でEPUBに変換するサービスなどをウリとしている。今回開始されたWebアンケート「2017 Self-Publishing Survey」は100万人程度の個人作家を対象に案内が送られており、人気作品のPR/露出テクニックなどを中心に20分程度の細かい設問群によって構成されているという。【hon.jp】

問合せ先:Digital Book Worldの記事( http://www.digitalbookworld.com/2016/bookbaby-launches-2017-self-publishing-survey/

英作家団体The Society of Authors、公共図書館での電子書籍貸し出しに関するEU司法裁判所の判決を歓迎

【編集部記事】英国の作家団体The Society of Authors(本部:英国ロンドン市)が、EU司法裁判所(本部:ルクセンブルク大公国)が今週下した公共図書館での電子書籍貸し出しに関する判決について、歓迎する声明文を公開した。

 EUは2006年、民間での書籍レンタルについての可否は著作権者に判断を委ねつつも、公共図書館に限りその除外対象とすべきと加盟国に指令を発している。しかし、電子書籍の取り扱いについては文中に含まれていなかったため、オランダ国内ではその解釈を巡り公共図書館協会Vereniging Openbare Bibliotheken(本部:オランダ・デンハーグ市)と複写権徴収団体Stichting Leenrecht(本部:オランダ・北ホラント州)で解釈に相違が発生し、今週「紙書籍のように、1作品の同時閲覧者数を1名に制限できるのであれば、2006年のEU指令が適用される」と図書館協会側の主張が認められたばかり。

 一方、英国では、数年前から電子書籍も公共貸与権(Public Lending Rights)の対象とすべきかどうか実証実験を続けており、その法制化を含めた「デジタル経済法案(Digital Economy Bill)」の改正審議が英国議会で進行中。The Society of Authorsでは、会員作家たちの収入源の拡大を目指しており、今回の判決が改正に向けたロビー活動への追い風になるとして大歓迎している模様。【hon.jp】

問合せ先:The Society of Authorsの声明文( http://www.societyofauthors.org/News/News/2016/November/European-Court-ruling-opens-the-way-for-PLR-on-ebo

パピレス、実用書の中から欲しい部分だけを購入できる電子書籍ストア「犬耳書店(いぬみみしょてん)」をオープン

【編集部記事】株式会社パピレス(本社:東京都千代田区)は11月15日、実用書の中から欲しい部分だけを購入できる電子書籍ストア「犬耳書店(いぬみみしょてん)」をオープンした。

 「犬耳書店」は、2014年にオープンした章・記事単位の販売ストア「パピレスプラス」ストアを全面リニューアルしたもの。ビジネス書など実用書を中心に8万作品からスタートし、スマホ/PCを問わず、Webブラウザ上で購入・閲覧できるようになっている。ユーザーは検索キーワードで、調べたい用語を入力すると、全文検索を行ない、ヒットした周辺の段落数百文字(読書時間にして数分程度)を電子書籍ビューワ形式で閲覧できるようになっている。ポイント購入式となっており、ユーザーは必要に応じてその電子書籍をまるごと購入することも可能。

 なお、「犬耳」のネーミングの由来は、英語の「dog-ear」で、目印代わりにページの隅を折る行為のことを指す。【hon.jp】

問合せ先:パピレスのプレスリリース( http://www.papy.co.jp/info/index.php?page=/release/161115.htm

中国ECサイト大手「dangdang.com」が毎年恒例の2日間限定書籍セールを実施、電子書籍1,000万冊を販売

【編集部記事】現地報道によると、中国ECサイト大手の1つ「dangdang.com」(本社:中国北京市、当当網)が現地11月9日〜11日の2日間に実施した、毎年恒例の書籍大セールの結果を発表し、期間中に紙書籍5,000冊+電子書籍1,000冊の販売を記録したことを明らかにしたのこと。

 同セールは今年で11年目となる恒例の大型セール企画。dangdang.comはもともと書籍販売に強いEC大手サイトだが、4年前から電子書籍の販売に参入し、自社独自の電子ペーパー型電子書籍端末「doucon(都看)」も販売している。【hon.jp】

問合せ先:「東方網」の報道( http://focus.21cn.com/society/a/2016/1114/11/31702899.shtml

米国Apple社、AppleTVユーザー向け電子書籍ビューワアプリ「iBooks StoryTime」を公開、児童書専用

【編集部記事】米Apple社(本社:米国カリフォルニア州)は先週末、同社が販売するテレビ向け小型ネットデバイス「AppleTV」ユーザー向けに、電子書籍ビューワアプリ「iBooks StoryTime」を公開した。

 AppleTV向けの電子書籍ビューワアプリはまだまだ珍しいが、iBooks StoryTimeは児童書読み聞かせ専用となっており、音読データを再生しながら大画面を使ってページをめくっていく設計となっている。合成音声コマンド入力機能Siriを搭載した専用リモコン「Siri Remote」に、ページめくりを指示することも可能。

 同社のiPhone/iPad/Mac向け電子書籍ストア「iBooks」の専用コーナーとなっており、作品自体の購入自体はそれらのデバイス上で行なうこともできる。まずは米国のみでのスタートだが、アプリ自体は、すでに日本語を含め、英語以外の主要各言語にも対応済み。【hon.jp】

問合せ先:米国Apple社のiBooks StoryTime案内ページ( https://support.apple.com/ja-jp/HT205930

中国の青島市、市民向け電子図書館サービス「青雲図」を公開、紙書籍も自宅に無料配送可能

【編集部記事】現地報道によると、中国の青島市の南区図書館が現地時間11月13日、市民向け電子図書館サービス「青雲図」を試験稼働し、6,000作品の貸し出しをスタートしたとのこと。

 中国では各地の公共エリアでベンダー製のキオスク端末型の電子書籍図書館ブースが続々と設置開始されているが、この「青雲図」はそれらとは異なる独自プラットフォームで、紙書籍の貸し出しにも対応。貸し出し要請した市民の自宅に配送業者が無料(市側が負担)で届け、返却は近所の図書館まで持っていく方式。まずは6,000作品から試験的に貸し出しスタートするとのこと。もちろん、電子書籍での閲覧も選択可能。【hon.jp】

問合せ先:「半島都市報」の報道( http://www.qdxin.cn/qingdao/2016/90218.html

日本エンタープライズと東京都書店組合、「第2回・東京ブックアワード」スタート、書店+電子書籍ストアで大賞選定

【編集部記事】日本エンタープライズ株式会社(本社:東京都渋谷区)と東京都書店商業組合は11月10日、書店店頭+電子書籍ストア「BOOKSMART」において、「第2回・東京ブックアワード」プロジェクトを開始した。

 同プロジェクトは作家の発掘・育成を支援する企画で、候補7作品(選定済み)を参加書店店頭+BOOKSMARTの両方でPRし、読者からの評価や販売実績などをもって大賞作品を決めるというもの。実施期間は年明け1月31日まで。
 
 BOOKSMARTは、一般書店などとの連携を目指して2年前にオープンした電子書籍ストアで、東京都書店商業組合などが協力。スマートフォン/PC向けに運営されている。【hon.jp】

問合せ先:日本エンタープライズのプレスリリース( http://www.nihon-e.co.jp/ir/press/pr-20161111-01.pdf ※注意:PDF形式

フランスの「ストーリー分岐式」電子書籍出版ベンチャーAdrénaLivre社、EPUB3ファイルフォーマットにも出力対応予定

【編集部記事】フランスの電子書籍ニュースサイト「ID BOOX」によると、ストーリー分岐式のインタラクティブ電子書籍出版ベンチャーのAdrénaLivre社(本社:フランス・ノール県)を紹介している。

 同社は昨年設立されたインタラクティブ電子書籍ベンチャーで、自社オーサリングツールを使い、作家や出版社とストーリー分岐対応のインタクラクティブ電子書籍の制作・出版を行なっている。記事によると、すでに同社では技術デモとして複数作品をiOS/Androidアプリとして公開しているが、年内にもEPUB3形式ファイルへの出力にも対応し、より広範囲の読者への配信を狙っているという。【hon.jp】

問合せ先:ID BOOXの記事( http://www.idboox.com/infos-ebooks/adrenalivre-une-offre-debooks-enrichis-innovante-et-un-concept-pour-les-editeurs/

日本電子出版協会、「国立国会図書館の役割と電子書籍・電子雑誌収集実証実験」セミナーを12月6日に東京都・飯田橋で開催

【編集部記事】一般社団法人日本電子出版協会(本部:東京都千代田区、以後:JEPA)は12月6日午後、東京・飯田橋で「国立国会図書館の役割と電子書籍・電子雑誌収集実証実験」セミナーを開催する。

 本セミナーでは、同館が昨年末より実証実験を開始した商用電子書籍など有償オンライン資料の国立国会図書館への納本・保存・閲覧についての現況や今後の予定について報告する予定。登壇するのは、国立国会図書館収集書誌部主任司書の小熊美幸氏。

 一般の参加費は3,000円、JEPA会員社は無料。概要は下記サイト参照のこと。【hon.jp】

問合せ先:「国立国会図書館の役割と電子書籍・電子雑誌収集実証実験」セミナーの概要( http://kokucheese.com/event/index/438293/