5月
06
【編集部記事】英国の個人作家向け電子書籍出版サイト「Reedsy」(本社:英国ロンドン市)が、個人出版にかかる平均的なコストを調査し、インフォグラフィックにまとめている。
Reedsyはもともと、個人作家と電子書籍の表紙デザイナー・イラストレーター・編集者などフリーランス・アーティストのマッチングサイト。サイトの性格上、電子書籍ファイル制作ツールはあえて提供していなかったが、今年からWebブラウザ上で複数メンバーと共同作業が可能な電子書籍エディタ機能を追加したばかり。
自社ユーザーを過去15ヶ月間にわたり調査した結果によると、編集+表紙デザインの両方で、1作品あたり平均1,250ドル(約13.4万円)の制作コストを作家側は想定しておくべきとのこと。【hon.jp】
問合せ先:Reedsyの公式ブログ記事( http://blog.reedsy.com/cost-to-self-publish-a-book )
5月
06
【編集部記事】ドイツの電子書籍執筆コミュニティサイト「Inkitt.com」(本社:ドイツ・ベルリン市)が、自社サイト上でビッグデータ分析を使い、選出した商業化作品第1号を発表したとのこと。
Inkitt.comは昨年オープンしたばかりの英語圏向け電子書籍コミュニティサイトで、審査員やレビュー数にたよらず、詳細なビッグデータ分析のみで商業化に向く作品を選出することを企画。その第1号としてファンタジー小説作品「Bright Star」(著:Erin Swan)が選ばれ、SF小説出版社Tor Books(本社:米国ニューヨーク州)と提携し、来年にも英語圏向けに発売するとのこと。
小説コミュニティサイトと出版社が企画コラボする事例は日本を含め昔からあるが、ビッグデータ分析のみにたよった作品選定を謳うケースは珍しい。【hon.jp】
問合せ先:FLAVORWIREの記事( http://flavorwire.com/573931/the-end-of-the-human-publisher-introducing-the-first-novel-to-be-chosen-by-an-algorithm )
5月
06
【編集部記事】米BuzzFeed Newsによると、Google社(本社:米国カリフォルニア州)がより対話的な検索UIを実現するための実験として、ロマンス小説2,865作品をAIに読ませたとのこと。
この実験は、同社AI研究チームが検索UIをより日常会話風に近づけるため、数ヶ月前から行っているもの。ディープラーニングAIアルゴリズムに作品を読ませたところ、それらしい短文を自動執筆できるところまではチューニングできた模様。研究チームのAndrew Dai氏によると、女性向けロマンス小説を選んだ理由は、作品数が多い割に、ほとんどブロットが似ているからだという。
まだあくまでも社内実験の段階で、それが検索UIに実装される時期も未定。また、小説家レベルまで育てられる可能性については、原理的には将来可能なのかもしれない、Dai氏は答えているという。
【hon.jp】
問合せ先:米BuzzFeed News記事( https://www.buzzfeed.com/alexkantrowitz/googles-artificial-intelligence-engine-reads-romance-novels )
5月
06
【編集部記事】米国の電子出版知財ブログ「The Passive Voice」によると、給与制ではなく完全出来高制で編集者を雇う”ハイブリッド出版社”ベンチャーのBooktrope社(本社:米国ワシントン州)が5月にもサービス停止に向けた準備作業を契約作家たちに告知した模様。
ハイブリッド出版社とは、フリーの在宅編集者たちが共同作業で個人作家の作品をプロ作品に仕上げるというもので、報酬は売上金のレベニューシェアのみ。編集者たちはタダ働きするわけにはいかないので、候補リストに上がった作品群の中から有望かつ報酬条件のいいものを選び、作家やベータ読者と一緒に編集作業に携わる。Booktrope社はその代表格で、個人作家とフリーランスの編集者・デザイナー等をサイト上でお見合いさせ、出版作業チームを編成。報酬は完全出来高制。売上分配率の基本パターンは作家33%・統括マネジャー24%・編集者7%・校正者2%・デザイナー4%というモデルだった。
Booktrope社によると、1,000近い作品を送り出すことに成功したものの、常勤スタッフ(11名)を維持できるほどの売上は期待できないとの判断から、サービス閉鎖に向けた事前作業を開始したとのこと。【hon.jp】
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問合せ先:The Passive Voiceの記事( http://www.thepassivevoice.com/2016/04/booktrope-gone/ )