Category Archives: 電子書籍出版メモ

作家J.K. Rowling氏、「Harry Potter」シリーズ電子書籍版を電子書籍ストアへ直接納入開始、ソニーとの契約切れに伴い

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、「Harry Potter」シリーズの作家J.K. Rowling氏が、同シリーズの電子書籍ファイルをAmazon社やRakuten Kobo社、Barnes & Noble社などのサードパーティ電子書籍ストア上でも直接購入できるようにしたとのこと。

 Harry Potterシリーズ電子書籍版は2012年から発売。J.K. Rowling氏が運営する専用コミュニティサイト「Pottermore.com」上でしか購入できなかったが、同サイトの運営パートナーであったソニーと交わしていた独占配信契約の期限が切れたため、一般の作品のように主要電子書籍ストアへ納入する方式に切り替えた模様。【hon.jp】

問合せ先:The Digital Readerの記事( http://the-digital-reader.com/2016/01/07/harry-potter-ebooks-now-available-in-the-kindle-nook-store-as-pottermore-abandons-exclusivity/

ウォール街の証券アナリスト「Barnes & Noble社は小規模書店の開拓に注力すべき」

【編集部記事】米CBSが、昨年末に株価が10ドル以下に急落した書店チェーン最大手Barnes & Noble社(本社:米国ニューヨーク州)の今後について、株主でもある中堅証券会社のアナリストをインタビューしている。

 インタビューに答えているのはGabelli & Co社の証券アナリストJohn Tinker氏で、Barnes & Noble株の推奨レーティングを「買い」のまま維持する予定。Tinker氏によるとECサイト部門は同社にとっては鬼門で、「赤字が続くNook電子書籍部門も、ヘビー読者を多く抱えており、撤退はできない」と分析。しかし、業績面での本当の問題は大規模店主義への固執にあるとし、Amazon対抗策としての有効性を疑問視。「今後は、小規模書店の開店に注力すべき」と主張している。【hon.jp】

問合せ先:米CBSの報道( http://www.cbsnews.com/news/whats-barnes-nobles-next-chapter/

米国で電子書籍安売りメールサービス「BookBub」が2015年の成果を発表、700万会員を突破

【編集部記事】英語圏向けに電子書籍セール情報を知らせるメールサービス最大手「BookBub」(本社:米国マサチューセッツ州)が、2015年の成果を発表している。

 同社発表によると、昨年末時点で購読者会員が700万人を突破し、そのうち100万人は英国・カナダ・インドなど国外読者。電子書籍作家7,631名が同社プラットフォームを使って12,308件のセールキャンペーンを実施し、2,000万ダウンロード以上の販売に寄与したとのこと。

 BookBubは2012年にベータオープンして以来会員数を増やしており、昨年だけで23名のスタッフを新規雇用している。【hon.jp】

問合せ先:BookBub社の発表( http://insights.bookbub.com/bookbub-by-the-numbers-in-2015/

翔泳社、アマゾンでのPOD出版を開始へ、1冊単位で印刷・出荷する体制に

【編集部記事】IT出版の株式会社翔泳社(本社:東京都新宿区)は1月5日、Amazon社(本社:米国ワシントン州)のプリント・オン・デマンド製本(以後:POD)サービスを採用し、その第一弾として「[ワイド版]Linux教科書 LPICレベル1 Version4.0対応」などのIT資格本を順次発売することを発表した。

 PODは、電子書籍ファイルなどのデジタルデータを元に1冊単位で印刷・製本する方式で、その新フォーマットを活用して図版・文字などを拡大した「ワイド版」シリーズを制作。並行してデジタルファースト(POD版と電子書籍版)販売にも着手し、こちらも10点刊行する予定とのこと。【hon.jp】

問合せ先:翔泳社のプレスリリース( http://www.shoeisha.co.jp/press/detail/291

米Amazon、電子書籍の立ち読みビューワを「共有」ボタンと統合、ボタン一発でSNS上で埋め込み可能に

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、Amazon社(本社:米国ワシントン州)は近日中にも、ブログ等で電子書籍の立ち読みビューワを表示させる方法を改善・簡略化させるとのこと。

 Amazon社は6年前からブログ等に電子書籍立ち読みビューワーをリンクさせる「Kindle for Web」機能を提供していたが、それは当時主流だったプロブロガー向けのHTML/Javascriptコード貼り付け形式で、その後TwitterやFacebookユーザー等の台頭で一般的となった「リンク共有」ボタンとは別系統のままとなっていた。今回、Amazonでは立ち読みビューワも後者側に統合し、商品ページ上の共有ボタンクリックだけで、ブログやSNS等に直接立ち読みビューワを貼り付けられるようにするとのこと。【hon.jp】

問合せ先:The Digital Readerの記事( http://the-digital-reader.com/2016/01/05/95903/

米OverDrive、 2015年の図書館における電子書籍貸し出し総数は1.69億回、前年比+24%

【編集部記事】米Digital Book Worldによると、楽天グループの図書館向け電子書籍プラットフォーム大手OverDrive社(本社:米国オハイオ州)が2015年の実績報告を発表したとのこと。

 記事によると、提携する公共図書館などでの電子書籍(オーディオブック含む)の貸し出し総数は1.69億回で、前年比で+24%の成長。33箇所の公共図書館ネットワークが貸し出し1億回以上を記録し、人気作品No.1はPenguin Random House社のスリラー小説「The Girl on the Train」(Paula Hawkins)。

 なお、OverDrive社は別プレスリリースで、Penguin Random House社の図書館向け新ライセンス方式(ライセンス消滅期限ナシ+電子書籍プラットフォームベンダーを変更してもその権利を保障)に対応したことも発表している。【hon.jp】

問合せ先:Digital Book Worldの記事( http://www.digitalbookworld.com/2016/libraries-lend-record-numbers-of-ebooks-and-audiobooks-in-2015/

電子書籍普及NPO団体Worldreader、アフリカなどの対象地域の人気タイトルランキングを発表

【編集部記事】アフリカの開発途上国を中心に活動する電子書籍普及NPO団体Worldreader(本部:米国カリフォルニア州)は現地時間1月5日、団体として初めて、人気タイトルランキングを発表した。

 Worldreaderは、低速3G回線しか普及していない国々の子供たちにも読書の機会を提供するため2010年に設立されたNPO団体。数年前からタンザニアを中心にアフリカの貧困地域の学校に電子書籍端末を配布する活動を行なっており、米国の出版社から無償で多くの作品を提供してもらっている。昨年から対象国を増やしており、アフリカ・東南アジア・南米でのユーザー数が600万人を突破したばかり。

 ランキング報告によると、それらの国々でもやはり人気検索キーワードNo.1は「Sex」で、もっとも読まれた作家は有名ロマンス作家のHeather Graham Pozzessere氏。【hon.jp】

問合せ先:WorldreaderのプレスリリースPDF( http://www.worldreader.org/wp-content/uploads/2016/01/Top-Books-Read-2015.pdf

米Penguin Random House、個人出版大手Authors Solutions社をファンドに売却

【編集部記事】英The Booksellerによると、英語圏出版最大手のPenguin Random House社(本社:米国ニューヨーク州)は現地時間12月31日、傘下の個人出版大手Authors Solutions社(本社:米国インディアナ州)をファンドに売却したとのこと。

 Authors Solutions社は合併前の旧Penguin社(本部:英国ロンドン市)側が2012年に買収した、プロフェッショナル書専門の個人作家向け書籍・電子書籍出版の大手で、当時の買収金額は1.16億ドル(約137億円)。しかし、買収前から作家たちの間では自費出版社ライクな強引な有償サービス押し売りで悪評が高く、出版タイトル数が激減。また、Penguin Random House社から旧Penguin側の親会社である英Peasonグループが撤退する噂が浮上しており、それに向けた社内政治もあって早々の売却を決断した模様。 

 CEOは引き続き旧Penguin側のAndrew Phillips氏が担当する予定。売却先は独立系ファンドのNajafi Companies(本社:米国アリゾナ州)で、売却金額は明らかにされていない。【hon.jp】

問合せ先:英The Booksellerの記事( http://www.thebookseller.com/news/prh-sells-author-solutions-319499

加Rakuten Kobo社、6〜8歳児専用の電子書籍ビューワアプリをベータ公開

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、Raukten Kobo社(本社:カナダ・オンタリオ州)は先月、Android向けに6〜8歳児専用の電子書籍ビューワアプリ「Kobo Kids for Android」をベータ公開したとのこと。

 幼児向け電子絵本ストアはすでに多数のベンダーが参入しているが、小学生低学年はそれとはまったく異なる別のマーケット。Kobo社では後者に特化したアプリを出すことで、テストマーケティングしたい模様だ。【hon.jp】

問合せ先:The Digital Readerの記事( http://the-digital-reader.com/2016/01/02/kobo-launches-a-kids-reading-app-for-android/

米作家団体Authors Guild、出版契約見直し要求のため出版社団体AAPの会員社を1社ずつ面談へ

【編集部記事】米Publishers Weeklyによると、作家団体The Authors Guild(本部:米国ニューヨーク州)は今年、会員作家たちの経済状況を改善させるため、出版社を1社ずつ面談する計画とのこと。

 The Authors Guildの会員作家たちは高齢化が進んでおり、その多くが絶版から抜け出せないという古い契約上の問題もあって、出版社経由の年間所得が激減中。昨年春の調査時点でその額は、フルタイム作家で17,500米ドル(約211万円)、兼業作家で4,400米ドル(約53万円)にまで落ち込んでおり、貧困状態に陥る作家が増えている。

 Authors Guildでは、出版社団体Association of American Publishersをターゲットに、大・小を問わず、1社ずつ面談し出版契約改訂を要求する計画とのこと。面談の会場として、欧米圏の主要な出版業界カンファレンス会場を活用する。【hon.jp】
Publishers Weeklyの記事( http://www.publishersweekly.com/pw/by-topic/industry-news/publisher-news/article/69050-authors-guild-begins-letter-writing-campaign-to-meet-with-publishers.html

韓国Samsung、巨大液晶タッチディスプレイ付きの冷蔵庫をCES展示会でデモ予定

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「Teleread.com」によると、韓国サムスン電子(本社:韓国・ソウル市)が、来週ラスベガス市で開催される「CES 2016」展示会で巨大液晶タッチディスプレイを搭載した高級冷蔵庫をデモする予定とのこと。

 同社はすでに小型液晶ディスプレイを搭載したモデルを販売しているが、ドアそのものに近いサイズのものを搭載するのは今回が初めて。カレンダーやショッピングなど、いくつかキッチン向けアプリが標準搭載されるとのこと。【hon.jp】

問合せ先:Teleread.comの記事( http://www.teleread.com/chris-meadows/will-you-e-read-on-your-e-frigerator/

日本では江戸川乱歩、欧州ではヒトラーとアンネ・フランク、カナダではマルコムXの作品が著作権切れに

【編集部記事】2016年を迎え、主要各国で今年パブリックドメイン(著作権切れ)入りとなった古典作品のデジタル化作業が始まっている。

 日本では、青空文庫が江戸川乱歩・谷崎潤一郎などの故人作家の作品をリストに加えたことを発表。一方、欧州ではアンネ・フランクやアドルフ・ヒトラー、カナダではT.S. エリオットやマルコムXが加わったことが発表されている。

 なお、米国だけは、著作権保護期間の延長の影響で、2019年まで作家の追加は行なわれない予定だ。【hon.jp】

問合せ先:米Duke大学Public Domain Dayサイト( http://web.law.duke.edu/cspd/publicdomainday

Google Book Search裁判、作家団体Authors Guildが昨年10月の判決結果の検証を最高裁に嘆願

【編集部記事】米作家団体Authors Guild(本部:米国ニューヨーク州)は現地時間12月31日、昨年10月にフェアユースが判決で認められた「Google Book Search裁判」について、最高裁に検証を求める嘆願書を送付したとのこと。

 10年前に始まったGoogle Book Search裁判は、2013年5月からフェアユース面での是非を問うかたちで裁判が仕切り直しになり、同年11月に一連の訴状はニューヨーク連邦地裁のDenny Chin判事に棄却され、被告側のGoogle社(本社:米国カリフォルニア州)の勝利。控訴審も「Google Book Searchの部分検索・部分表示はフェアユースの範囲」と3対0で認めたばかり。

 米作家団体Authors Guildは「最高裁は過去20年間フェアユースに関連した審理を行なっておらず、その間の時代の進歩で概念が大きく変質していている」として、取り上げてもらうよう要請している。【hon.jp】

問合せ先:Authors GuildのPDFプレスリリース( https://www.authorsguild.org/wp-content/uploads/2015/12/AG_Google_SCOTUS_PRESS-RELEASE-FINAL.pdf

米国の電子書籍エージェンシー・モデル裁判、米司法省がApple社の上告について意見

【編集部記事】米Publishers Weeklyによると、Apple社の電子書籍エージェンシー・モデル価格契約を違法とする2013年の裁判で上告中の件について、司法省(本部:ワシントンD.C.)は現地時間12月23日、上告は受理すべきではないとの意見書を最高裁判所に提出したとのこと。

 この裁判は、2012年に司法省が大手出版社やApple社と交わしている電子書籍のエージェンシー・モデル価格契約を違法であると告発した裁判で、翌年2013年7月にApple社に有罪判決が下った。Apple側は最高裁での審理を要求中で、それについて司法省側が意見したもの。

 司法省側は「地裁での判決に問題点はなく、争点を歪曲しているだけ」とし、Amazonの独占を止めるために必要な処置だったという出版社団体などからの擁護意見についても「どの業界も同等に取り扱うべきで、新興市場だからといって法律の解釈を曲げてはいけない」と反論している。【hon.jp】

問合せ先:Publishers Weeklyの記事( http://www.publishersweekly.com/pw/by-topic/digital/retailing/article/69042-doj-urges-supreme-court-to-deny-apple-s-e-book-appeal.html

【お知らせ】年始年末のニュース記事の配信スケジュールに関するお知らせ(12月31日〜1月3日)

【編集部記事】2015年も電子書籍検索サイト「hon.jp」をご訪問いただきましてまことにありがとうございました。

本日12月31日(木)から年明け1月3日(日)の年始年末期間、一部スタッフの冬季休暇により、下記サイトの電子書籍ニュース記事の配信を実質停止いたします:

●電子書籍ニュースサイト「hon.jp DayWatch」

記事配信のフル再開は1月4日(月)を予定しております。読者の皆さまには、新年も引き続き電子書籍検索サイト「hon.jp」をご愛顧いただけますようどうぞよろしくお願い申しあげます。【hon.jp】

問合せ先:hon.jpシステム部( system-web@hon.jp )

米国で電子書籍安売りメールサービスが活況、出版社「魅力的な価格にすることが大事」

【編集部記事】米Dow Jones Business Newsによると、電子書籍の安売り情報メール配信サービスが活況とのこと。

 電子書籍のセール情報を知らせてくれる英語圏向けサービスはBookBub社(本社:米国マサチューセッツ州)が最大手で、今年だけで2,000万部の販売に寄与する勢い。それを見て、Penguin Random House社やHarperCollins社など大手出版社も独自サービスを立ち上げている。

 記事中、この状況についてOpen Road Integrated Media社CEOのJane Friedman氏は「大半の人は読書家ではない。だからこそ、魅力的な価格にすることが大事」とコメントしている【hon.jp】

問合せ先:Dow Jonesの記事( http://www.nasdaq.com/article/daily-ebook-deals-are-gaining-traction-20151228-00361

米Amazon、電子書籍端末「Kindle Paperwhite」がクリスマス商戦の当日お急ぎ便のトップ商品に

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、Amazon社(本社:米国ワシントン州)が今年のクリスマス商戦の結果についてプレスリリースを発表したとのこと。

 プレスリリースによると、自社デバイスの販売数トップは50ドル・タブレット「Fire」で、”当日お急ぎ便”のトップ商品は電子書籍端末「Kindle Paperwhite」。もっとも読まれた電子書籍はSF映画「The Martian(邦題:オデッセイ)」の原作本で、読書時間の合計はNASA探査機「キュリオシティ」が火星到着までかかった時間(約9ヶ月)の1,000倍に相当したという。

 また、クリスマスギフトとしてもっとも贈られた電子書籍は、個人作家Piers Platt氏のSF小説「Rath’s Deception」だったとのこと。【hon.jp】

問合せ先:The Digital Readerの記事( http://the-digital-reader.com/2015/12/28/everyone-publishes-amazons-press-release/

JTBパブリッシング、電子書籍サービス「たびのたね」、最大71%OFFの「2015-2016冬休み」キャンペーン

【編集部記事】株式会社JTBパブリッシング(本社:東京都新宿区)は12月25日、電子書籍サービス「たびのたね」サイトで「2015-2016冬休み」キャンペーンをスタートした。

 本キャンペーンは、年末年始の旅行・帰省シーズンを意識したもので、旅行ガイド・雑誌・ご当地本から100タイトルを厳選し、ワンコイン500円(最大割引率71%)で購入できる。さらに、新規会員登録をすると、会員登録完了後からすぐに使用することができる500円分のポイントが付与されるとのこと。【hon.jp】

【工事中】hon.jpサイトはタブレット・スマートフォン偏重型デザインに統一されます(12月28日から1月4日まで)

【編集部記事】いつも電子書籍検索サイト「hon.jp」をご愛用いただき誠にありがとうございます。9月15日に告知させていただきましたとおり、今後予想される日本国内の電子書籍タイトル急増に対応するため、hon.jpサイトは年末・年始の休暇期間中(12月28日〜1月4日)に大規模なサーバー移管作業を実施いたします。

 新サイトでは、タブレット・スマートフォン偏重型の統一デザインを採用し、bot連携比率を高めるため作品データベースの内部コードもEUCからUTF8に変更されます。

 上記期間中、サーバーホスト移動およびDNS切り替えなどを段階的に行ないますため、関連サイトサービスおよび作品URL等が使えなくなるケースが多量に発生いたしますので、あらかじめご了承ください。

 ご利用の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますこと深くお詫び申し上げます。

 hon.jpでは今後もサイト機能の向上のため、システムのアップグレードを継続してまいります。どうぞ今後とも電子書籍検索サイト「hon.jp」をよろしくお願い申し上げます。【hon.jp】

中国浙江省のコミュニティカレッジ、市民のために巨大スマホ型の24時間電子書籍貸出機を玄関に設置

【編集部記事】今年夏頃から、中国各地で巨大スマホ型の24時間電子書籍貸出機が設置され始めているが、現地時間12月22日、浙江省・慈渓市のコミュニティカレッジ「観海衛社区教育学院」の玄関にも1台設置されたとのこと。

 報道によると、これは地元住民向けに設置されたもので、他省でも続々と設置され始めている端末と同タイプの、スマートフォン形状の巨大液晶タッチディスプレイ。訪問客は、画面上の本棚画面から電子書籍をタッチ操作で検索し、借りたい作品のQRコードを撮影して、自分のiPhone/Androidスマートフォンに専用アプリをダウンロードするようになっている。【hon.jp】

問合せ先:現地報道( http://www.nbsqjy.com/View.aspx?id=26887

「くまのプーさん」、名前の由来は動物園のクマ+白鳥だった? 電子絵本で明らかに

【編集部記事】ディズニーキャラクターとしてお馴染みの「くまのプーさん(Winnie-the-Pooh)」は、もともとは1925年クリスマスに英紙で連載スタートした児童作品が原作であることはよく知られている。キャラクター自体は、作家A.A. Milne氏の息子のテディベアがモデルであることは有名だが、その名前の由来はあまり知られていない。

 AP通信によると、その由来を明らかにした電子絵本「Finding Winnie: The Story of the Real Bear Who Inspired Winnie-the-Pooh」がHachetteグループから先月発売されたとのこと。

 記事によると、Winnie-the-Poohの「Winnie」は、ロンドン動物園がカナダのWinnipeg市から欧州戦線に従軍した兵士から預かった当時話題の雌熊。一方の「Pooh」は白鳥。Milne氏の息子が両者がお気に入りで、2つをまとめて自分のぬいぐるみに名前にしたのが、そもそもの名前の由来だという。【hon.jp】

問合せ先:APの報道( http://www.businessinsider.com/ap-new-book-chronicles-real-bear-behind-winnie-the-pooh-2015-12

小学館、書籍キュレーションサイト「P+D MAGAZINE」をオープン、電子書籍の読者増を目的に

【編集部記事】株式会社小学館(本社:東京都千代田区)は12月24日、書籍キュレーションサイト「P+D MAGAZINE」をオープンした。

 同社が今年、新レーベル「P+D Books」を立ち上げ、電子書籍・ペーパーバック版の同時発売をスタート。本サイトはその「P+D」を冠したキュレーションサイトだが、自社作品だけにこだわらず、ライト層~コア層までを対象にさまざまな情報濃度のコンテンツを掲載。

 プレスリリースでは「電子書籍を購入したことのない層にも広くアプローチし、電子書籍の読者の増加につなげること」を目的としていることを明らかにしている。【hon.jp】

問合せ先:書籍キュレーションサイト「P+D MAGAZINE」( http://pdmagazine.jp/

作家ブログのSEO基本「執筆作品や作家生活とは関係ない事も書いて、高頻度に投稿すること」

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「Digital Book World」が、作家ブログのSEO対策について面白い寄稿を載せている。

 作家自身がブログサイトを立ち上げると、どうしても執筆作品のみに集中した話題しか投稿しなくなる傾向がある。しかし、記事によるとそれは逆で、作品とは関係ない記事、たとえば自分で撮影したビデオ等を投稿し、高頻度に投稿することによって、Google等の検索順位を上げるだけでなく、読者の関心をつなぎとめる効果があるという。

 また、並行してツイッターやFacebook上での読者と頻繁に対話し続けることも肝要とのこと。これらをきちんと実践できる作家はごく少数であるため、逆にその見返りは大きいという。【hon.jp】

問合せ先:Digital Book Worldの記事( http://www.digitalbookworld.com/2015/the-optimized-publisher-author-amplification/

BookLive、コメディコミック「となりの関くん」作者・森繁拓真氏のインタビューを掲載

【編集部記事】株式会社BookLive(本社:東京都台東区)は12月25日、電子書籍ストア「BookLive!」において、コミック「となりの関くん」作者・森繁拓真氏のインタビューを掲載。

 このインタビュー記事は、同サイトの人気漫画家“渾身の一コマ”を訊くインタビューコーナー「わが生涯に一片のコマあり」の第15回として掲載されたもの。BookLive社では、インタビューと並行して同作1〜7巻など「月刊コミック・フラッパー」作品の50%OFFキャンペーンも実施中。【hon.jp】

問合せ先:BookLive!のインタビューコーナー( http://booklive.jp/feature/index/id/wagakoma15

ドイツTolino陣営、大手出版社からの圧力を無視、個人作家向け電子書籍ロイヤリティ率は70%のままとすることを決定

【編集部記事】ドイツの個人作家向けニュースサイト「Die Self-Publisher-Bibel」によると、電子書籍端末「Tolino」シリーズ向け個人出版プラットフォーム「Tolino Media」の作家ロイヤリティ率について、大手出版社グループが下げるよう圧力をかけていたとのこと。

 Tolinoシリーズは大手通信+大手書店チェーンなどが中心となって販売している電子書籍端末で、大手書店チェーンThalia/Weltbild/Hugendubel/Club Bertelsmannなどの店頭でも販売、国内シェアでKindleと互角に戦っている。

 記事によると、大手出版社の間で問題となっていたのは個人作家向け電子書籍出版サービス「Tolino Media」の、販売価格(VAT税引き)の70%という好待遇の作家ロイヤリティ。Tolino陣営は、このレートについては変更しないことを決定したとのこと。【hon.jp】

問合せ先:Die Self-Publisher-Bibelの記事( http://www.selfpublisherbibel.de/tolino-media-verlaengert-70-prozent-honorarmodell-bis-auf-weiteres/

加Enthrill社、Walmartなどカナダ国内の大手量販チェーン3,200店でクリスマスギフト向け電子書籍カードを発売

【編集部記事】英The Booksellerによると、カナダの電子書籍ベンチャーのEnthrill Distribution社(本社:カナダ・アルバータ州)が、カナダ国内の大手量販チェーン3,200店でクリスマスギフト向け電子書籍カードを発売したとのこと。

 Enthrill社は電子書籍出版業から関連システム開発に転じたベンチャー企業で、昨年からはWalmartカナダ法人と提携し、国内向け電子書籍ストアのトライアル運営を行なっている。今回この電子書籍ギフトカードの販売に参加するのはWalmartやTarget、Safewayなど米国系小売大手のカナダ国内店舗。

 店舗数10倍を誇る米国へ進出する前に、今年はカナダ国内のみでの展開とし、データ収集に徹したいとのこと。【hon.jp】

問合せ先:英The Booksellerの記事( http://www.thebookseller.com/futurebook/pivoting-presents-enthrills-big-christmas-318806

米Microsoft、無料電子書籍「Introducing Microsoft SQL Server 2016」を公開

【編集部記事】米Microsoft社は現地時間12月22日、同社の無料電子書籍シリーズに「Introducing Microsoft SQL Server 2016: Mission-Critical Applications, Deeper Insights, Hyperscale Cloud, Preview Edition」を追加し、公開した。

 今回無料公開されたのはPDF版で、EPUB/MOBI版も年明けに公開予定。本書は、今月同社が開発者向けに無料公開した「Microsoft SQL Server 2016 Community Technology Preview 3.2」の新機能群を紹介するためのもの。【hon.jp】

問合せ先:MSDN公式ブログ( http://blogs.msdn.com/b/microsoft_press/archive/2015/12/22/free-ebook-introducing-microsoft-sql-server-2016-mission-critical-applications-deeper-insights-hyperscale-cloud-preview-edition.aspx

【年末年始の工事のお知らせ】hon.jpサイトは本日10:00AMから1月4日までリニューアル工事を実施いたします

【編集部記事】いつも電子書籍検索サイト「hon.jp」をご愛用いただき誠にありがとうございます。今後予想される日本国内の電子書籍タイトル急増に対応するため、hon.jpサイトは、本日10:00AMから、年末・年始の休暇期間中(12月28日〜1月4日)に大規模なサーバー移管作業を実施いたします。

 新サイトでは、タブレット・スマートフォン偏重型の統一デザインを採用し、bot連携比率を高めるため作品データベースの内部コードもEUCからUTF8に変更されます。

新しいhon.jpサイトのデザイン

 上記期間中、サーバーホスト移動およびDNS/HTTPS切り替えなどを段階的に行ないますため、サイトサービスおよび作品URL等が使えなくなるケースが多量に発生いたしますので、あらかじめご了承ください。

 ご利用の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますこと深くお詫び申し上げます。

 hon.jpでは今後もサイト機能の向上のため、システムのアップグレードを継続してまいります。どうぞ今後とも電子書籍検索サイト「hon.jp」をよろしくお願い申し上げます。【hon.jp】

問合せ先: hon.jp システム部( system-web@hon.jp

中国浙江省のコミュニティカレッジ、市民のために巨大スマホ型の24時間電子書籍貸出機を玄関に設置

【編集部記事】今年夏頃から、中国各地で巨大スマホ型の24時間電子書籍貸出機が設置され始めているが、現地時間12月22日、浙江省・慈渓市のコミュニティカレッジ「観海衛社区教育学院」の玄関にも1台設置されたとのこと。

 報道によると、これは地元住民向けに設置されたもので、他省でも続々と設置され始めている端末と同タイプの、スマートフォン形状の巨大液晶タッチディスプレイ。訪問客は、画面上の本棚画面から電子書籍をタッチ操作で検索し、借りたい作品のQRコードを撮影して、自分のiPhone/Androidスマートフォンに専用アプリをダウンロードするようになっている。【hon.jp】

問合せ先: 現地報道( http://www.nbsqjy.com/View.aspx?id=26887

JTBパブリッシング、電子書籍サービス「たびのたね」、最大71%OFFの「2015-2016冬休み」キャンペーン 

【編集部記事】株式会社JTBパブリッシング(本社:東京都新宿区)は12月25日、電子書籍サービス「たびのたね」サイトで「2015-2016冬休み」キャンペーンをスタートした。

 本キャンペーンは、年末年始の旅行・帰省シーズンを意識したもので、旅行ガイド・雑誌・ご当地本から100タイトルを厳選し、ワンコイン500円(最大割引率71%)で購入できる。さらに、新規会員登録をすると、会員登録完了後からすぐに使用することができる500円分のポイントが付与されるとのこと。【hon.jp】

問合せ先: たびのたね「2015-2016冬休み」キャンペーン概要( http://tabitane.com/special/1512uniformsale/