Category Archives: 電子書籍出版メモ

老舗の電子書籍端末メーカーPocketBook社、クラウドサービス「PocketBook Cloud Solution」を発表

【編集部記事】ドイツの電子書籍ニュースサイト「ALLESebook.de」によると、東欧・アジアを中心に2007年から電子書籍端末を設計・販売しているPocketBook International社(本社:スイス・ルガーノ市)が、クラウド型サービス「PocketBook Cloud Solution」を発表したとのこと。

 同社は従来からずっと端末ハードウェアの製造・販売のみに特化し、独自でのネットサービスはほとんと提供しないポリシーだったが、競合他社の動向を見つつ、作品のクラウド保存機能がやはり必要であると判断した模様。【hon.jp】

問合せ先: ALLESebook.deの記事( http://allesebook.de/firmware-software-updates/pocketbook-prasentiert-cloud-solution-startet-im-herbst-61750/

米Microsoft、Windows/Office/プログラミング関連の有料電子書籍の90%値引きキャンペーン

【編集部記事】米Microsoft社(本社:米国ワシントン州)は今週から、同社が販売中のWindows公式プログラミング電子書籍やOffice/プログラミング関連の電子書籍の90%OFFキャンペーンを開始した。

 Microsoft社では、今まで多くの公式電子書籍を逐次MSDN Blog等で逐次無料公開してきたが、自社ストアで有償の作品も多く販売している。今回対象となるのは後者で、専用フォームのアンケートに答えると90%引きクーポンがもらえるとのこと。【hon.jp】

問合せ先: MSDN Blogの告知( http://blogs.msdn.com/b/microsoft_press/archive/2015/10/05/special-offer-go-digital-and-save-90.aspx

米Pizza Hut社、小学校向け読書推進プログラムでKindle電子書籍の無料配信をスタート

【編集部記事】米GalleyCatによると、米国のピザチェーン大手Pizza Hut社(本社:米国テキサス州)が、小学校向け読書推進プログラム「BOOK IT!」で初めて電子絵本を導入したとのこと。

 BOOK IT!プログラムは同社が30年前から行なっている慈善事業の1つで、参加校に絵本や児童書を寄付してきた。今月から初めて電子書籍を採用し、Kindle上で無料の電子絵本2作品を配信開始している。【hon.jp】

問合せ先: GalleyCatの記事( http://www.adweek.com/galleycat/pizza-huts-book-it-effort-goes-digital/110614

Facebook社やApple社に続き、米Googleもニュースキュレーションサービスを今週発表か

【編集部記事】米Re/codeによると、Google社(本社:米国カリフォルニア州)が今週、スマートフォンユーザー向けに独自のニュースキュレーションサービスを発表するとのこと。

 Twitter社と共同で開発されたというこの新サービスは、正式名称や詳細機能はまだ不明だが、Google独自のキャッシュ機能を使うことで、ユーザーが記事リンクをタップすると瞬時に記事本文ページがポップアップ表示されるとのこと。また、他社と異なり、記事投稿ツールはオープンソース化されるという。【hon.jp】

問合せ先: Re/codeの記事( http://recode.net/2015/09/30/google-plans-to-unveil-its-version-of-instant-articles-next-week/

電子教科書を導入した米インディア大学、学生の経済的負担を9.6億円削減することに成功

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「Digital Book World」によると、米国のインディアナ大学(本部:米国インディアナ州)が、2012年からスタートした電子教科書導入プログラムの成果を明らかにしたとのこと。

 記事によると、一部講義から少しずつ導入が始められていたこの電子教科書プログラムでは、今年の新学期では全学生の25%程度、21出版社が参加する予定。電子書籍画面では学生はメモや付箋も残せるようになっており、教授側から重要ページをアラートすることもできるという。

 プロジェクト開始から現時点まで、学生の経済的負担を800万ドル(約9.6億円)削減することに成功したとのこと。【hon.jp】

問合せ先: Digital Book Worldの記事( http://www.digitalbookworld.com/2015/students-at-iu-save-8-million-with-digital-textbooks/

電子書籍のマーケティングは「作家力」、120万人のメルマガ会員構築→広告で稼ぐ料理作家も

【編集部記事】電子書籍時代の到来により、出版社・書店のマーケティング力は衰えるばかりだが、米国では早くからそれを予見し、コツコツと巨大なマーケティングツールを構築してきた作家たちがいるようだ。

 米国の電子書籍ニュースサイト「Digital Book World」ではその代表例として、グルテン・フリー料理の啓蒙家として有名なLisa Lillien氏を紹介。同氏は自身のサイト「Hungry Girl」で120万人も会員を誇るメルマガを作り上げ、広告収入でも大きな収益を上げているとのこと。

 広告費を払う側にならず、もらう側になるよう長期目標を設定するのがキーポイントのようだ。【hon.jp】

問合せ先: Digital Book Worldの記事( http://www.digitalbookworld.com/2015/authors-are-the-new-gatekeepers-to-large-audiences/

ドイツTolino陣営、個人の電子書籍10作品を紙書籍化、11月から書店店頭で発売へ

編集部記事】ドイツの電子書籍端末「Tolino」シリーズ向け個人出版プラットフォーム「Tolino Media」は11月から、人気上位の個人作品について紙書籍化し、書店店頭での販売を始める。

 Tolinoシリーズはドイツ語圏で好調の電子書籍端末で、大手書店チェーンThalia/Weltbild/Hugendubel/Club Bertelsmannの店頭で販売されている。Tolino Mediaはその個人出版プラットフォームで、Amazon社「Kindle Digital Publishing」のような通信コスト負担など付帯条件がほとんどなく、より好待遇となっている。

 発表によると、すでに紙書籍化される第一弾10作品が選定されており、全国書店店頭で11月15日から販売キャンペーンを開始するとのこと。出版社名は「Tolino Media」となる。【hon.jp】

問合せ先: Tolino Mediaの発表( https://tolino-media.de/News-1/Selfpublishing-in-Print

英国で新条例が発効、電子書籍の不具合について、制作者に修繕義務

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、英国で、電子書籍などデジタルコンテンツ商品の不具合について制作者に修繕義務を課す新条例が発効したとのこと。

 10月1日から適用されるこの新Consumer Rights Actでは、消費者保護の対象範囲を電子書籍・電子音楽にまで拡大。購入後30日以内の返品対応に加え、さらに5ヵ月間、不具合が確認された場合はそれを修繕する義務が発生する。【hon.jp】

問合せ先: The Digital Readerの記事( http://the-digital-reader.com/2015/10/01/the-uks-new-consumer-rights-act-will-protect-the-right-to-return-ebooks/

日本独立作家同盟、「デジハリ図書館長と一緒に考える『本を読ませる技術』」セミナーを10月9日に東京都・渋谷で開催

【編集部記事】日本独立作家同盟は10月9日夜、デジタルハリウッド大学の図書館長・橋本大也氏のセミナー「デジハリ図書館長と一緒に考える『本を読ませる技術』」を東京都・渋谷で開催する。

 本セミナーでは、カリスマ書評ブロガーでも橋本大也氏が、書いた本をどうやって読んでもらうか? について、講演。題材の選び方、タイトルの付け方、内容紹介をどう書くか、人目を惹くキャッチコピー、ブログやソーシャルメディアの活用方法などを説く。

 定員は80名。会員は無料で、一般は2,000円の入場料が必要。【hon.jp】

問合せ先: セミナー概要ページ( http://peatix.com/event/116637/

Apple社、電子書籍・電子教科書オーサリングソフト「iBooks Author」をアップデート、iPhone用EPUBテンプレートを改善

【編集部記事】Apple社(本社:米国カリフォルニア州)は現地時間9月30日、教育業界向けに無料提供しているMac OS X用の電子書籍・電子教科書制作ソフト「iBooks Author」をVersion 2.4にアップデートした。

 iBooks Authorは、同社が3年前からMac OS Xユーザー専用に無料公開しているインタラクティブなiPad電子書籍・電子教科書を制作するオーサリングソフトで、日本国内でもすでに一部大学が試験導入済み。今夏からは、iPhone版iBooksアプリでもiBooks Author作品が再生できるよう、対応EPUBテンプレートも追加されている。

 今回のアップデートでは、上述のEPUBテンプレートが改善され、吹き出しを表示するウィジェットも使えるようになったとのこと。【hon.jp】

問合せ先: iBooks Authorの配信リンク( https://itunes.apple.com/jp/app/ibooks-author/id490152466 ※要Mac OS X 10.7以降)

新潮社、本日から「週刊新潮」電子版を国内配信スタート、NTTドコモの「dマガジン」アプリで

【編集部記事】株式会社新潮社(本社:東京都新宿区)は10月1日、総合週刊誌「週刊新潮」の電子版を国内でも配信開始した。

 「週刊新潮」電子版は、すでに海外邦人向けには配信されていたが、国内については今回が初となる。配信ストアは、NTTドコモの定額制電子雑誌読み放題アプリ「dマガジン」(月額400円)。【hon.jp】

問合せ先: 「週刊新潮」のサイト( http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/index.html

米Amazon、アプリやコンテンツのPR用Tシャツがゼロコスト販売できる「Merch」サービスを開始

【編集部記事】米Amazon社(本社:米国ワシントン州)は現地時間9月30日、クリエイターやアプリ開発者向けに、PR用Tシャツ販売代行サービス「Merch」をオープンした。

 製品ロゴ入りTシャツは、展示会などのマーチャンダイズ品としては昔から定番だが、制作コストがかかるのが当たり前。それに対し、Amazon Merchは米Amazonサイト上でTシャツをオンデマンド販売し、レビューシェア方式を採用するため、制作コストいらずとなっている。

 Tシャツのデザイン作業も、専用サイト上で行えるようになっている。日本など主要国への発送にも対応するが、制作者側は米国Amazonアカウントと現地税務手続きが必要。【hon.jp】

問合せ先: Amazon Merchのサイト( https://merch.amazon.com/

米Simon & Schuster社CEO、電子書籍の価格引き上げについて「コメントできない」

【編集部記事】米国の現地メディアによると、CBSグループ傘下の大手出版社Simon & Schuster社(本社:米国ニューヨーク州)CEOのCarolyn Reidy氏が、電子書籍の販売状況について発言したとのこと。

 これはBISG年度定例会のキーノートで発言したもので、電子書籍ブームは一旦終わり、再び紙書籍の時代になると明言。ただ、「それは同社による電子書籍の価格大幅引き上げが原因では」との質問については「Apple社の電子書籍エージェンシー・モデル訴訟の件もあるので、コメントできない」と無言に徹した模様。【hon.jp】

問合せ先: The Digital Readerの記事( http://the-digital-reader.com/2015/09/30/ss-ceo-reidy-the-ebook-status-will-remain-quo-even-if-we-have-to-prop-up-print/

米国の児童書出版社Arbordale Publishing、電子書籍へのアクセス権2年分を各州の小学校に寄贈

【編集部記事】米ノースカロライナ州のローカル紙「Sampson Independent」によると、独立系の児童書出版社Arbordale Publishing(本社:米国サウスカロライナ州)が、地元小学校に電子書籍タイトル群へのアクセス権を寄贈したとのこと。

 Arbordale Publishing社は児童書や科学書の小規模出版社で、2007年から独自の電子書籍ストアアプリ「Fun eReader」を配信中。記事によると、同社では各州3校限定で、期間2年間の無料アクセス権の寄贈プログラムを開始しているとのこと。【hon.jp】

問合せ先: Sampson Independent紙の記事( http://clintonnc.com/news/3795/ues-receives-ebook-grant

ISISがシリア入国ノウハウの電子書籍をネット配布、トルコの特殊警察隊が対応に苦慮

【編集部記事】トルコの日刊新聞「Sabah」英語版によると、イスラム過激派組織「ISIS」が今年からネット上で配布開始した電子書籍の影響で、同国の特殊警察隊が対応に追われているとのこと。

 記事によると、問題となっているのはISISが英語圏の信者向けに制作したPDF電子書籍「Hijrah to the Islamic State」で、トルコから空路でシリア側に入国してISISに参加するための細かいノウハウが書かれているという。これによる影響か、トルコの空港での検挙数が急増しているとのこと。【hon.jp】

問合せ先: Sabah紙の記事( http://www.dailysabah.com/politics/2015/09/29/isis-releases-ebook-for-foreign-fighters-as-turkey-ups-security-measures-at-airports-borders

Apple社、電子書籍ストア「iBook Store」を中国国内でもオープン

【編集部記事】Apple社(本社:米国カリフォルニア州)は現地時間9月30日、電子書籍ストア「iBook Store」を中国国内でもオープンしたと発表した。

 iBook Storeは2010年にオープンしたApple公式の電子書籍ストアで、当初から専用アプリ「iBooks」で中国語作品は閲覧可能だったものの、現地出版社との交渉が難航していたため、中国国内向けのストアは今までオープンしていなかった。【hon.jp】

問合せ先: Apple社のプレスリリース( http://www.apple.com/pr/library/2015/09/30Apple-Brings-Apple-Music-iTunes-Movies-iBooks-to-Customers-in-China-Starting-Today.html

米国の電子書籍PRサイト「NetGalley」、発売前のドラフト作品献本サービスを拡張

【編集部記事】米国の電子書籍制作プロダクションFirebrand Technologies社(本社:米国マサチューセッツ州)の電子書籍PRサイト「NetGalley」は今週、同社が業界関係者専用に提供してきたサービス発売前作品の献本ファイル送信サービスを、一般読者にも提供開始した。

 NetGalleyは、出版社がブロガー・図書館関係者などに電子書籍PRするためのSNSサイト。一般個人のサイト会員は、作家へのフィードバック送信やレビュー投稿など標準機能は使えたが、発売前作品のドラフト献本サービスについては対象外とされていた。

 今回の機能拡張では、出版社側がそのような不特定多数の一般個人からの献本リクエストにもランダムに応えられるよう、一部承認プロセスを自動化。献本メンバーに選ばれた一般会員にレビュー投稿の義務はないが、投稿すれば次回の選定でも当選する確率が高くなる仕組みとなっている。【hon.jp】

問合せ先: NetGalleyのプレスリリース( http://blog.netgalley.com/press/

共同印刷グループの漢検公式アプリ「漢検ラーニング」、ACCESS社のEPUB3ソリューションを採用

【編集部記事】株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区)は9月29日、共同印刷グループの漢検公式アプリ「漢検ラーニング」において、自社のEPUB3ビューワソリューション「PUBLUS Reader」が採用されたことを明らかにした。

 「漢検ラーニング」は、iOS/Android向け漢検問題集アプリ。PUBLUSをバックエンドとして活用し、ストア画面から問題集を購入したり、それぞれの進捗状況が本棚画面で確認できる。アプリ独自の拡張機能として、正解率を確認できる学習履歴機能および手書き機能も追加開発されているとのこと。【hon.jp】

問合せ先: ACCESS社のプレスリリース( http://jp.access-company.com/news_event/archives/2015/20150929-2/

オープンソースのEPUB電子書籍エディタ「Sigil」、EPUB3正式対応に向けVersion 0.8.9をリリース

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「Teleread」によると、オープンソースのEPUB電子書籍エディタ「Sigil」が現地時間の9月24日、最新版となるVersion 0.8.9を公開したとのこと。

 Sigilは、EPUB電子書籍の編集者たちの間で定番となっているフリーのエディタの1つで、Windows/Mac/Linux版パッケージが用意されている。もともとEPUB2専用エディタとして設計されているため、昨年からプラグイン機能を追加し、暫定的にEPUB3への変換に対応していた。

 なお、Version 0.8.9では土台のPythonバージョンやコンパイラを刷新し、次期0.9で正式にEPUB2/3に両対応させる予定とのこと。【hon.jp】

問合せ先: Teleread.comの記事( http://teleread.com/uncategorized/sigil-e-book-editor-moves-closer-to-epub-3-via-new-pre-release-plus-overview-of-calibre-for-editing-books/

米ベンチャー、折れ曲がる電子ペーパー腕時計「The Wove」を開発中、来年発売予定

【編集部記事】米The Vergeによると、米国のベンチャー企業Polyera社(本社:米国イリノイ州)が、折れ曲がるモノクロ電子ペーパー腕時計「The Wove」を来年発売する予定とのこと。

 電子ペーパー業界では、10年以上前から折れ曲がる“夢の電子ペーパー機器”の実現のため、ディスプレイ背面基板のガラスからプラスチックフィルムへの移行を試みていた。しかし、最新の有機エレクトロニクス技術を使っても回路が断線してしまうなど耐久性でさまざまな困難があり、もっとも大きな技術課題とされている。

 The Woveはそれを実現した初めての商用製品となるもので、AndroidベースのOSを採用。スマートフォンと連携してコンテンツ表示できる設計だという。【hon.jp】

問合せ先: The Vergeの記事( http://www.theverge.com/2015/9/28/9396555/wove-wearable-future-flexible-electronics-polyera

米Pronoun社、手数料フリーの電子書籍配信プラットフォーム「Pronoun」を正式オープン

【編集部記事】電子書籍出版プラットフォーム中堅のPronoun社(旧社名:Vook、本社:米国カリフォルニア州)が、新型の電子書籍出版プラットフォーム「Pronoun」を正式オープンした。

 Pronounは、ロイヤリティ・シェア方式の競合他社と異なり、作家の収入はそのまま100%支払い、周辺の作家サービスを収益源とする。Amazon、Apple、Barnes & Nobles、Kobo等への作品納品や、簡易なマーケット分析も可能。【hon.jp】

問合せ先: Pronounのサイト( https://pronoun.com/

ドイツの有名作家Cornelia Funke氏、出版社の編集に異議、英語版は個人で電子書籍化

【編集部記事】英The Guardian紙によると、ドイツの有名児童文学作家Cornelia Funke氏が、英語翻訳版の編集にからみ出版社と意見が合わず、個人で電子書籍化することになったとのこと。

 記事によると、問題となったのは人気シリーズ「鏡の世界」の最新作で、第一章の出産シーンについて、英語圏の複数出版社が児童文学にそぐわないと編集カットを要請してきたため、個人で出版社を設立し、電子書籍として販売することを決意。

 Funke氏は「これで、英語版の読者も、ドイツ語版と同じ作品が楽しめるようになった」とコメントしているとのこと。【hon.jp】

問合せ先: 英The Guardian紙の記事( http://www.theguardian.com/books/2015/sep/24/cornelia-funke-joins-self-publishing-revolution

Mac OS X用電子書籍オーサリングアプリ「Vellum」がアップデート、合本版やアンソロジー制作に対応

【編集部記事】電子書籍ベンチャーの180g社(本社:米国ワシントン州)は今週、同社のMac OS X用電子書籍オーサリングアプリ「Vellum」をアップデートし、複数作品を1作品にまとめるための機能を追加。

 Vellumは、Word文書ファイルをドラッグ&ドロップするだけでプロ品質の電子書籍ファイルに自動レイアウト変換してくれるオーサリングソフトで、編集画面と電子書籍端末エミュレータ画面が同時表示されるのが最大の特長。180g社は元Pixar Animation Studiosの3DCGエンジニア2名が2年前に起こしたベンチャーで、EPUB・MOBI・iBooks形式などを問わず、美しい小説レイアウトを実現することにこだわっている。

 今回のアップデートではさらに、Rakuten KoboやGoogle Play Booksへの入稿形式などにも追加対応している。【hon.jp】

問合せ先: Vellumの開発者ブログ( http://blog.180g.co/2015/09/vellum-1-3/

【お知らせ】hon.jpサイトのトラフィック増加にともなうサービス延滞のお知らせ(復旧済み)

【編集部記事】いつも電子書籍検索サイト「hon.jp」をご利用いただきましてまことにありがとうございます。

9月26日(土)11:00〜16:00の5時間、弊社サイトへの過剰トラフィックにより、つながりにくい状態になりました:

●電子書籍検索サイト「hon.jp」(PC版、ケータイ版)
●hon.jp Webサービス(API)

すでに全システムで復旧対応が完了しておりますが、上記期間中、ご利用の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしましこと深くお詫び申し上げます。

どうぞ引き続き、電子書籍検索サイト「hon.jp」へのご愛顧よろしくお願い申し上げます。【hon.jp】

問合せ先: hon.jpシステム部( sysem-web@hon.jp

日本電子出版協会、「韓国ICT&教育ICT最新動向」セミナーを10月28日に東京都・飯田橋で開催

【編集部記事】一般社団法人日本電子出版協会(本部:東京都千代田区、以後:JEPA)は10月28日午後、東京・飯田橋で「韓国ICT&教育ICT最新動向」セミナーを開催する。

 本セミナーの第2部「韓国教育ICT標準化動向」では、JEPA CTO・村田真氏がEDUPUBと学習測定フレームワーク「Caliper」などについて解説する予定。

 一般の参加費は3,000円、JEPA会員社は1名まで無料。概要は下記サイト参照のこと。【hon.jp】

問合せ先: 「韓国ICT&教育ICT最新動向」セミナーの概要( http://kokucheese.com/event/index/336389/

ブックウォーカー、電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」の英語版を10月8日に正式オープン

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「Digital Book World」によると、KADOKAWA・DWANGOグループの株式会社ブックウォーカー(本社:東京都千代田区)が来月、電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」の英語圏向けサイトを正式オープンするとのこと。

 米国のComicConカンファレンスに合わせて10月8日に正式オープン予定となっているこの英語版「BOOK☆WALKER」ストアでは、グループ内の700点以上の翻訳済み和製コミック・ライトノベルに加え、他社作品も販売する予定。【hon.jp】

問合せ先: Digital Book Worldの記事( http://www.digitalbookworld.com/2015/japans-bookwalker-to-launch-in-english-at-ny-comic-con/

アムタスなど日中韓のアニメ・コミック関連企業、電子コミックの海賊版排除を目的に「アジア版権保護連盟」設立

【編集部記事】株式会社アムタス(本社:東京都渋谷区)は9月24日、少年画報社や中国の提携ベンダー、中国政府機関などと共同で「アジア版権保護連盟」の設立に参加したことを発表した。

 この新団体は、中国及びアジア地域でのアニメ・マンガ版権の保護などを目的とした組織で、中国政府関連機関である「福建省動漫ゲーム協会」と「厦門市動漫ゲーム協会」、違法配信証拠取得機関である「美亜柏科・中証司法鑑定中心」も参画。

 アムタスおよび少年画報社は、その第1期加盟企業メンバーとなっている。正式な調印は、すでに現地時間8月21日に済んでいるとのこと。【hon.jp】

問合せ先: アムタスのプレスリリース( http://www.amutus.co.jp/info/press/2015/p15092401.html

旅行ガイド・ご当地本のいいとこどり 電子書籍サービス『たびのたね』 『ジェットスター・オンラインストア』でクーポンコードの販売をスタート

JTBグループで旅行関連情報の出版・販売、Web関連事業を手がける株式会社JTBパブリッシング(東京都新宿区、代表取締役社長:里見雅行)は、ジェットスター・ジャパン株式会社(本社:千葉県成田市、代表取締役会長:片岡優)が2015年9月25日(金)からオープンするショッピングサイト『ジェットスター・オンラインストア』( http://japan-store.jetstar.com )にて、電子書籍サービス『たびのたね』サイト( http://tabitane.com )で利用できるクーポンコードの販売を開始します。

『たびのたね』は、JTBパブリッシングが発行する旅行ガイド『るるぶ情報版』のほか、『Hanako』『OZmagazine』などの雑誌や、全国各地の出版社が発行するご当地本などを購入できる電子書籍サービスです。
『たびのたね』では、旅行ガイドブックなどへの「一部の記事だけが欲しい」というご要望にお応えし、雑誌や書籍をエリアや特集ごとの抜粋版でも購入することを可能にしました。
また、購入したタイトルをまとめて(「まとめたね」機能)、1冊の電子書籍として利用することができ、ユーザーは出版社や雑誌・書籍の枠を超えた自分だけの「オリジナルガイドブック」を作ることができます。

『ジェットスター・オンラインストア』は、ジェットスターのオリジナルグッズなどを販売するオンラインストアとして9月25日(金)にオープンします。
9月25日(金)〜30日(水)はスタートキャンペーンとして、『たびのたね』サイトで500円分利用できるクーポンコードを100円で期間限定販売します。10月1日(木)以降は、500円、1000円(1100円分利用可能)、2500円(2800円分利用可能)の3種類のクーポンコードを販売します。
購入者には入金確認後、メールでクーポンコードが送信され、『たびのたね』の決済画面でクーポンコードを入力することで該当金額分のお買いものに利用できます。

詳しくはジェットスター・オンラインストアHPをご確認ください。
http://japan-store.jetstar.com (9月25日(金)から)

問合せ先: 株式会社JTBパブリッシング 情報戦略部 03-6888-7836 tabitane@rurubu.ne.jp

ドイツ出版社団体、Amazon傘下のオーディオブック配信大手Audible社も調査するようEU公正取引委員会に陳情

【編集部記事】現地報道によると、ドイツの出版社団体であるBoersenverein des Deutschen Buchhandels(本部:ドイツ・フランクフルト市)が今週、独禁法の疑いがあるとしてAmazon傘下のオーディオブック配信大手Audible社(本社:米国ニュージャージー州)欧州法人を調査するようEU公正取引委員会に陳情文を送付したとのこと。

 これは、今年6月にEU公正取引委員会が電子書籍販売にからみAmazon欧州法人を調査開始した件にからむ動きで、電子書籍だけではなく、オーディオブックも調査対象に加えるべきとの内容。
ドイツ国内のオーディオブック市場の90%は、Audible社によって占有されているという。【hon.jp】

問合せ先: ロイターの報道( http://www.law360.com/articles/705059/german-book-group-s-competition-complaints-target-amazon

個人作家向け市場調査サイト「Author Earnings」レポート、「個人作家のほうが商業作家より儲かっている」

【編集部記事】米国の個人作家向け電子書籍市場調査サイト「Author Earnings」が、Kindle上で新しい調査レポートを公開した。

 同サイトは、個人作家Hugh Howey氏がAmazon.com用Webクローラーを自作してKindle個人作品市場の成長度合いを調査・分析しているもので、レポート第一弾から、無名の個人作家たちがAmazonの電子書籍コーナーを実質掌握していることを明らかにしていた。

 最新版ではデータ分析の趣向を変え、個人作家vs.出版社系作家の推定ロイヤリティ収入を比較。結果、10年以上前から活動しているベテラン層については、出版社系作家のほうが現在もロイヤリティ収入は高いが、10年以内にデビューした新人層については、個人作家が高いことが明らかになったとのこと。【hon.jp】

問合せ先: Author Earningsの最新レポート( http://authorearnings.com/report/individual-author-earnings-tracked-across-7-quarters-feb-2014-sept-2015/