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[ 4-走るための道具・情報 ] |
どうも自分のトレーニング、間違ってないか? ということで、トレイルラン、山岳マラソンを考えるための本・雑誌を見てみる。雨の日に走れない時など、パラパラと読んでみるのもおもしろいかも。
『トレイルランニング入門』(有吉正博・村越真編、岩波書店)
「ランナーズ」に出ていた群馬の鏑木氏の項目が読みたくて買ったのだった。トレーニングは階段登り、という……
サブタイトルの「森を走ろう」のエコなさわやかなイメージとは違って、バリバリのオリエンテーリングやトレーニング法が書かれていたりする。
AT値や心拍数でトレーニング効果を把握すれば確かに効率はよくなるとは思うが……
レイアウトは古い感じがするし、ちょっと読みにくい。2500円にしていいから、図版や写真をもっと使って欲しかった。実用・実践の部分とコラム的な部分をきちんと分けたほうがいいだろうし、脚註二段組、という手もあるだろうし。版元の編集者さんがんばって>岩波
「アドベンチャースポーツマガジン2005 特集-トレイルランから始めよう」
(別冊 山と渓谷、山と渓谷社)
『勝ちにいくスポーツ生理学』(根本勇著、山海堂)
「横っ腹が痛くなるのはなぜ?」という項目では「低血糖状態でトレーニングすると筋肉を分解してしまう」と書かれてある、なるほど。すべての項目が目新しいわけではなく、基礎的なことが見開き形式で書かれているだけなのだが、わかっていたようでいて、わかってなかったことなども見つかって、トレーニングの仕方が少し変わるかもしれない?