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[ 2-ランニング日誌 ] |
第13回日本山岳耐久レース、完走できました。お疲れさまでした!>M会の2チームのみなさん、全参加者・応援者、スタッフのみなさん、檜原村の山々
9月、まったく練習してなかったので、どうなることやらと思ってましたが、19時間でゴールできました。感無量。
今年のハセツネ、走る会の知り合いの方合計6人で出場しました。自分はまだまだ足が弱いのを実感、健脚から「豪脚」を目指したいものです。
結果としては、昨年よりも1時間も遅れてしまいました。原因は前月の練習不足と体重増加、それに悪天候と参加者が増えたこと。9月に練習できなかったことが最大の原因でしょう。昨年は350キロ走ってたのに、今年はまったく走らなかったから。
それでも、昨年よりマシになったと思える部分があります。昨年は日の出山からの下り(金比羅尾根)からずっと歩きでした。足が痛くて痛くて精神的にもヘロヘロ、歩くだけで呼吸がゼーゼーしてました。今年は泥道の中をジャブジャブバシャバシャと走りきりました。第三関門からずっと走ったのです(登りは歩き)。また、今回は一度も腰を下ろしませんでした。休憩も立ったままでした。昨年の経験から一度腰を下ろすと筋肉痛がひどくなることがわかっていたので。
昨年の12回大会は台風通過後で「山道が泥んこで最悪」と言われていたそうですが、今年13回大会は昨年よりも悪い条件でした。雨が降り続いていました。「山道が泥んこで超最悪」「山道で転んでしまって凶悪」でした。とはいえ、山や天気が悪いのではなく、こうした問題は、すべて人間に問題があるわけです。大人数で脆弱な山肌を傷つけながら走るわけですから、道が泥になるのは当然です。順位が後ろになればなるほど滑りやすくなり、劣悪な環境下でのレースとなるでしょう。
しかもです、今年は参加者が500人も増えています。メーカーの「道具売りたい思惑」も半分ぐらいあるのでしょうけど……レース展開が変わってきているようです。これは都岳連の掲示板にも書かれていましたが、渋滞がひどくなってきた、ということです。足の速い人は別として、順位が真ん中から後の人は、スタートから昨年と同ペースで行ったとしても、今年は第一関門で1〜2時間ぐらいは遅れたのではないか、ということです。これは順位が後ろになればなるほど、影響が出るでしょう。
で、今年と昨年の結果を比較してみると、渋滞による影響が見えてきます。
第13回大会(2005年) | ||||
第1関門 | 浅間峠 | 5時間45分03秒 | 960位 | 通過人数1902人 |
第2関門 | 月夜見第二駐車場 | 11時間36分03秒 | 737位 | 1290人 |
第3関門 | 長尾平 | 16時間56分33秒 | 640位 | 1113人 |
ゴール | 19時間09分44秒 | 616位 | 1111人 | |
(全出走者数:2005名[暫定値]/完走率:55.4%) |
第12回大会(2004年) | ||||
第1関門 | 浅間峠 | 4時間31分20秒 | 416位 | 通過人数1528人 |
第2関門 | 月夜見第二駐車場 | 10時間10分24秒 | 450位 | 1179人 |
第3関門 | 長尾平 | 15時間24分43秒 | 410位 | 969人 |
ゴール | 18時間11分44秒 | 427位 | 968人 | |
(全出走者数:1549名/完走率:62.5%) |
スタート時、昨年と同じペースでゆっくり走っていたと思います。昨年も渋滞に巻き込まれましたが、今年はさらに渋滞がひどく、何度も立ち止まるような現象が起きてました。「この渋滞は奇妙だな、前方で事故でもあったかな? こう考えてブレーキを踏む、というのは……高速道路の渋滞と同じで予測行動なわけで……おそらく……下りにさしかかったらいきなり渋滞がなくなってハイペースになったりして……ほら、アタリ、下りで渋滞はしないぞ、突っ走れ!」なんて思ってました。
渋滞の原因は二つあり、参加人数の増大+悪天候「通過に時間のかかる泥道状態」によるものでした。
なので、もし来年も出るならば……のことを書いておきます。
現在の反省点はこんな感じです。改めて写真も入れたレポートを掲載する予定です。
Posted by gont at 2005年10月11日 18:26 | TrackBack