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[ 4-走るための道具・情報 ] |
RC800はフラット走法用に特化したタイプ。もともとフラットにしか走れない自分には都合のよい靴かも?
これまで自分が履いていたのは、new balanceのセーフティタイプ・ウルトラ用の靴。底も厚いしゴツイ。富士登山競走の登山道部分ではいいけれど、最初の10kmのロードではちょっと重すぎる、レースとなると、もっと軽いのがいい。それでRC800を購入した。実際に走ってみて、速度は出てるようなんだけど、違和感あるな、と。RC800よりも遅いタイプの靴を買えばよかった?
よかった点。軽い軽い、登り坂にはとてもいい。これなら10kmで2分ぐらい違うかもしれない、20kmなら4分だ。8合目で関門通過できなかった自分には、とても重要な時間短縮になる。20kmで4分短縮するのは大変です。
違和感のある点。カカトの部分が薄くて低くなっているので、身体が反り返ってしまう。new な balance がとれないじゃないですか。今までの靴が、カカト底上げ状態だったようです。カカトに体重をかけて走っていたことがよくわかる。RC800でそんな走りをすると、カカトが壊れそうだ。それと、中敷きがなんだかフワフワのクッションで反発力がなくて、沈んで速度が出ない(ような気がする)。前に青梅マラソンで履いた靴みたいで、20kmまでは快調なのに、それを超えると自分の脚力では痛くなってしまう、そんな感じがする。うーん、どうしよう。解決策→トレイルラン用に使っているプラスチックの中敷きに取り替えてしまった。これでカカトが少し高くなるし、反発力・グリップ力も強くなって、自分には合っているようだ。体重が重すぎるのかなぁ。。
ところで、new balanceさん、RC800は脚の速い人用なので薄いのは分かるんだけど、素材、ケチってないか? ベロの縫製にほつれがあるし。縫いますよ、自分で。。紐も細いしベロがすぐにズレてくるし。収益力が落ちてくると、生産工程で人件費を圧縮するのだろうけど、中国工場では難しくなってきたのかな。そうなると、今後、素材をケチって品質を下げないと帳尻合わない。製品の質は悪くなっていくだろうし、その分、自分で靴を調製しなければならない。中敷きを変えるのは一つの方法だけど、もっと「シューズのチューニングのしやすい靴」を作って販売して欲しいなと思う。足なんて千差万別で、本来はオーダーメイドのはずだから。新しい「走りのトレンド」を喧伝して靴の買い換え需要を喚起していく手法ってさ、そう長いこと続かないと思う。スポーツ用品の製造販売の内側にいる人は、このあたりのアヤシイ事情、よく知ってるんじゃないかなー。ともあれ気持ちよく走れる靴を長く使いたいんですね、自分に合った靴を自分で作りながら。買い換えるお金を使うならそのほうがずっとよいと思う。
追記:RC800で右足は快調なのだけど、左足踵、膝に負担が大きくて痛みだした。なので、RT800に換えました。まだ実力がないのね、オレ。
Posted by gont at 2006年06月23日 15:23 | TrackBack