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[ 3-レース・レポート ] |
44.7km、折り返し点でリタイアです。調子が悪くて走れず、残念。
熱中症のような症状で、走ることができなくなり、折り返し点でリタイア。歩くことはできたが、それでも、気持ちが悪くて速度が出ず、途中のエイドで回収車に乗せられていたと思う。
途中までは問題なく走れていた。前半の鎌北湖に入る周回10kmも抑え気味に通過。そこから坂道を走って登っていくうちに変調が少しずつ出て、刈場峠付近で急に走れなくなった。3kmごとのエイドでは毎回、頭から水を被り、水分もエイド食も充分に摂っていたのに、急速に調子がおかしくなって、異常な発汗、体温の調整ができない、暑いのか寒いのかわからない、胃が張ってムカムカして気持ちが悪くなる……という全身の症状。塩が足りなかったのか、それとも摂り過ぎか、もっとご飯類を食べておけばよかったのか? 補給に関しては何が悪かったのかよくわからない。
走れなくなった後、ともかく折り返し点までは歩いていって、調子が回復したら走ろうかと思ったが、回復せず。かき氷を食べて、リタイア宣言。回収車が来るまで、1時間ほど道端の日陰でノビていた。筋肉痛はないけれど、ともかく座っているだけで眠くて仕方がない。14時には回収車に乗って、15時半にはゴール地点まで運ばれる。この回収車に乗ったのは20人程度。車中、ゴールを目指して走っていく人たちを見て、この暑さとアップダウンのある道を最後までがんばれるのはスゴいことだな、と思う…。
敗因分析:
1 登り坂で無理に走って登ったこと。
最初の300m程度の登りは乗り切れましたが、さらに400mの登りで、温度が上がり過ぎた。そうした体調の状態を正確に把握できなかった。
2 寝不足。
前日の夜、あれこれと忙しく、3時間ほど横にはなったが、まったく眠れず。徹夜での出場で、身体の状態をうまくコントロールできなくなっていた。これがいちばんの原因だろう。
3 富士登山競走の疲労。
まだ抜けてなかったのか? 筋肉痛はまったくなかったが、身体全体をコントロールする機能が弱っていたのかもしれない。
4 夏のウルトラに特化したトレーニングをしていなかった。
富士登山の距離は、水平で約20kmだし、登り一辺倒で、暑いロードも前半の10kmだけだった。夏のウルトラマラソンをやるなら、アップダウンのある40kmぐらいのコースを水分を摂りながらじっくり走る練習をしておかなければならない。今回、それをやる時間がなかった。月間の走行距離も足りなかった。昨年は富士には登れなかったけど、奥武蔵には通用する練習はできていたのだと思う。
メモ: