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[ 6-山とある日 ] |
NHK等、気象情報ではあまり強く言われていないけど、台風が中部山岳めがけて急に接近してきている。非常に危険だと思うし、報道機関は、注意・警告を積極的に出すべきだ。
台風が中部山岳の西寄りのコースをとれば、それだけ湿度の高い空気を東側に巻き込んで、山岳の東南斜面にブチ当てる。そこに大雨が降る。この台風はまだまだ成長途中で、これからもっと発達するかもしれないのだ。
この時期はたくさんの人が山に入っているし、これからお盆休みになるので入山者が増える。少し大げさでもかまわないので、注意・警告を出しておくべきだと思う。危険に対するアンテナが鈍すぎるし、対応も遅い。
3つの台風が突然生まれ、その一つが北寄りに進路を変えてくるのは予測できないことだったかもしれないが、予測できない事態だからこそ、危険なのだ。想定できないことは存在しない、みたいなお役所対応では困る。コトが起こってからでは遅い。悪い予報を出すことで生じる経済的損失の責任を負いたくないから、甘い予報しか出せないのだろうが、人命を優先して情報をどんどん出すべきだ。
今年は梅雨が長引き、山の土壌は大量の水を含んでいるから、山崩れが起きやすい。崩れたら登山道が通れなくなったり、林道も通行できなくなって、孤立することもありうる。中部山岳で沢に入ろうなんて思っている人は、今日明日入るのは止めておくべきだ……
……海もアブナイよ……山より海に遊びに行く人多そうだよね、暑いし……テレビやラジオで言わないなら、オレが言ってみた。
Posted by gont at 2006年08月07日 19:01 | TrackBack