カテゴリー別アーカイブ: 本とある日

本とある日

著作権法の非親告罪化への動き


【[tag]著作権[/tag]】とんでもない法案が審議されている@たけくまメモ(編集家・竹熊健太郎の雑感雑記&業務連絡)

mixiの酢鶏が教えてくれたネタ(笑)。
最近「あなたのものは私のもの、私のものはあなたにとって有料」って態度を採る巨大組織が多くなってきたね。

非親告罪化すると、いわゆる二次創作の方には影響あるぞ、と。
著者や出版社だって困ると思うよ。「引用・掲載された部分について疑義のある著作権者・出版権者は編集部●●までご連絡ください」では済まなくなってしまうわけで。こうした表記をしないで暗黙の了解でやってきているわけでしょ(学術研究の引用とは違う、一般の場合)。

人工無能・酢鶏も上手な返事をしすぎると、「それは誰々が語ったことだ」と言われて捕まって、焼き鳥にされちまうんだろうな。

[追記2007年6月8日]

著作権法の非親告罪化は海賊版DVDを取り締まるのが主目的なのに「同人文化や作品制作を阻害する」と感情論出すのは、著作権70年延長論争の時に「作品は魂。遺族保護が」と感情論出した松本零士を批難できないよな@GraphicWizardsLair

クレバーで大人の意見。
利益最大を目指した戦争だってーなら、それぞれ、血を流せばいいと思う。痛ければ痛くない法と沙汰をそれぞれが考えるさ。
海賊版DVDの取り締まりが目的なら、ターゲットを絞り込んだ法律を作ればいいが、タダじゃ起きないんでしょ、転んでも。

『「仮面ライダー響鬼」の事情』−−人は鬼になれるか?

『「仮面ライダー響鬼」の事情−ドキュメント ヒーローはどう〈設定〉されたのか』(片岡力著/五月書房刊)を読む。

ヒーロー像を造り出す、設定の制作ドキュメント。
何かを創り出そうと真摯にもがいている人たちは、ぜひ読んでみて欲しい。
ちょっと値段が高いかもしれないけれど、それだけの価値はある。
続きを読む