mixiの利用規約改定騒動?

mixiの規約改定がネットで騒動になってるそうで。
自分はほとんど使ってないので個人的な問題にはならないのですが、株価以上のおもしろさが不足してるとユーザーから文句言われてしまうのかしらん。

mixi規約改定問題 「ユーザーが著作者の時代」にまた繰り返す大騒動 (1/2)

「mixi日記が勝手に書籍にされるのでは」――mixiの規約改定がネットで大騒動に。ユーザーの著作権意識が高まる中、著作権に関する規約改定は慎重に行う必要がある。

「mixi日記、無断書籍化はしない」――規約改定の意図をミクシィが説明

「ユーザーのmixi日記が勝手に書籍化されるのではないか」――ネットで騒動になっていたmixiの規約改定について、「ユーザーの了解なしに書籍化などは行わない」と明言し、改定の意図を説明した。

最初に書かれている条文だと、「著作権利の一切を委託します」だよね。しかも、以前のコンテンツにも同様に適用される。最初から、「オマエのものはオレのもの」契約じゃ、そりゃ反発喰うよ。

騒動を受けて、事前了承なしには進めない、とmixiは言ってるようだ(記事参照)。それが本当なら、著作者が外部にコンテンツ持ち出して使うのは当然、有りだろうし、mixi内のコンテンツについて外部の会社が著作者に対してコンテンツ利用をオファーした場合は、交渉のテーブルにつける。mixiが割り込んできて「それオレのだから使えないよ、排他的独占利用だぜ!」とは言われない。

とはいえ、新規約がそのまま4月1日から施行されたら、「事前了承」だとしてもその了承の定義次第で決まるのだから、利用者は注意しないといけないでしょうね。

著作権利用については規約で網かけて縛らないで、いくつかのコース設定して、ユーザーに選んでもらえるようにすればいいのに、と思う(ラジオボタンを三つぐらいつけるとか。「出版契約? なんてめんどうだからそれも任せる、でも本になって売れたら5刷目から1%印税くださいコース」とか)。

SNS的なブログパーツが登場すると、どこでやっても繋がるようになっていくわけで、今さら囲い込みもないでしょ、という気がするし、囲い込むと逃げていくんだよなぁ、と、2004年11月2日「はてな」のときを思い出したのでした。

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