librarything、Shelfari、booklog …本好きのネット本棚共有SNS

ちょっと気になりだしている、本棚SNS。

本を置くスペースには限りがある。どうしても捨てられない本が次第に膨らんできて、それをダンボールやプラスチックのケースに入れてしまいこむと、もう、それは開かれない閉架図書になってしまう。
仕舞い込んでしまった本の多くは、二度と読まれないだろう。そして、引っ越しなどの人生の節目に……売ってしまうか、捨ててしまう。

それなら、Shelfariのような仮想の本棚に入れておけばいいかもしれない。本という実体は失われても、本のコメントや本を結節点とした「つながり」は残る。


Shelfariのインターフェイスはきれいだ。
一応、登録してみた。WEB2.0的(?)なデザインだ。
本はディスプレイ次第で価値が高まる。俄然、輝いてくる。

ただ、残念なことに、和書が引っ張れないのだ……うー、やり方次第で引っ張れるのかなぁ。アマゾンも資金を出してるということだから、アマゾン経由で可能になれば、と思うのだけど(どこか勘違いしているかもしれない)。utf-8だし、2バイト日本語そのものは通るんだけどなぁ。

(デザインに関しては、現在やっている仕事に役立つ部分が見つかってくる。先日購入した『デザイニング・インターフェイス』にも絡んでくる)


Welcome to Shelfari! Read, Share, Explore! – Shelfari

の記事
Shelfariに注目@Michael Arringto@TechCrunch Japanese

E616 – ソーシャルネットワークでつながる愛書家たちの本棚@カレントアウェアネス-E
No.102 2007.03.14

Shelfari がダメなら、librarythingがあるじゃないの、ってことで、こちらのほうはすでに日本版ができている。まだ時間なくてやってませんが、興味津々なので、いずれやるでしょう。

librarything

・解説のあるサイト
LibraryThingの日本語版について @sushi-kuinee

登録した本がWordPressにブログパーツ(JavaScript)で引っ張れるか、という点はとても重要で、その機能がなければ、興味は薄れてしまう(後で調べる)。

日本の本棚SNSだと、ブクログ(booklog.jp)がある。ユーザーが15万人突破している。2008年5月にリニューアルするそうだ。何か新しい試みがあるのかもしれない。

いずれにせよ、仮想の本棚は誰でも作れる。アマゾンのアソシエイトID利用して小遣い稼ぎ程度もできる。
仮想の本棚共有で、楽しむこともできる。

でも、それに費やした時間分の満足はほんとにあるだろうか。

またしても考えてしまうのだった。

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