嫌なことは時限付きで無罪放免する、あるいは恩赦する(こともある)

怒りや憎しみや嫉妬の感情というのは炎症と同じなので、放っておくと病気になってしまう。なので、適当なタイミングで「忘れる」。

30秒、1分、1時間、半日、1日、半年、1年、10年……の単位で(単位も不要だけれど)、ともかく、そのマイナス感情を早めにリセットする。それを「恩赦」とか「特赦」とか「時効」と呼んでいる。

もちろん、決して忘れることはない負の感情はあるので、それは易々と手放せないけれど、限定的でかつ時限的に、負の感情はコントロールされなければならないな、と。

気に入らないことは世の中たくさんあるので、放っておくと堪忍袋の緒が切れる前に袋そのものが破裂しちまいます(笑)。

どんだけ怒ってるんだよ、と思いますね。あるいは、どういう権限でそんなに怒ったりできるんだよ、エラソウだな、恩赦なんて、とも思います。裁判官かよ、異端審問官か? とも思いますが、自分の脳内の劇場のことなので、なんでもありです(笑)。

それに、自分のほうが間違ってることも多いわけで、それも含めて、リセットする。

些末な小さいことに対して怒るよりも、世の中の巨悪に対して怒ったほうがいい、ということもあります。

ただ、最近の巨悪は、マイクロな悪に支えられている。
「悪のロングテール」が流行しているので、広く薄く「個の領域」を浸蝕されている、それを見逃すことで、巨悪のガンが成長してしまうこともある。安易に流されていくと、ある日、暴発してしまうことがある。これは注意だと思う。

#そんなわけで、3月31日をもって、あれとこれとそれは、無罪放免とする。

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