2005年11月28日
第30回河口湖日刊スポーツマラソン
今年は初フルマラソン挑戦者の伴走役として3回目(連続2回目)の出場。揃って完走できました。4:59:55、5時間に収めました。今年から足切りが30分延びて5時間半になっていたのですが、やはり5時間を切るというのが、初フル挑戦としてよろしいのではないかと。山梨県富士河口湖町にて。
旅行会社のフルマラソン・ツアーで行きました。バス往復およびビジネスホテル一泊2食付きです。心配事が少なくなって、ラクでした。昨年のように朝早くに始発電車で出かけるのもいいのですが、前日から泊まり込みのフルマラソンも合宿みたいで気合いが入っておもしろい。
2005年11月25日
思考のエンジンが
池袋西口の打ち合わせ後、本に関係する仕事人たちの会合があり、本にまつわるさまざまな話題が出て、久しぶりに本について考えさせられた。最近、本を読むという行為が薄くなっていたなぁ、と。本を読まないと語彙がなくなってしまうし、思考のエンジンが動かないように感じる。
打ち合わせの前にリブロに寄ろうと急いで行った。時間がなくて10分ぐらいしか滞留できなかった。慌てて必要な本だけ手に取ってレジに差し出して代金を払っただけ。予定ではもっと早く来て(2時間ぐらい前)、他の本屋にも寄ろうと思っていたのだけど。昔は西口に芳林堂があったんだけどなぁ、「栞」で珈琲飲みながら買った本を少し読んだりして。慌ただしいと、何か大事なことを読みとれないような気がしてしまう。秋になってから少し本を読む時間を確保しようと、0時過ぎたら眠るまでは本を読むようにしているのだけど、まだエンジンの動きは鈍い。ランニングで脚を動かすように、思考も動かそうと思う、自分の場合はそのやり方が合っている。
第2回『鉄塔武蔵野線』ファン・ラン
映画・小説『鉄塔武蔵野線』のファンがお届けする、謎のランニング企画。西東京市の変電所から送電線(武蔵野線)を追いかけて北に走り、埼玉県日高市の中東京変電所まで行って戻ってきます(おそらく70km)。昨年に引き続き今年で2回目(2005年10月30日)。8時半に家を出たけれど、戻った時には夜になってました。
[追記 2005年11月25日(金)]ようやく写真をアップしました。
第2回『鉄塔武蔵野線』ファン・ラン(写真付きレポート)
今回の収穫?は、走った道の一部が、旧鎌倉街道・上路であったこと。中世の武蔵野武士団が疾風のように駆け抜けた路。目立たない細い道なんですけど、人の足が向く道というのは、昔も今も変わらないということですね。
2005年11月22日
胃カメラを「見る」
先日、人間ドックで再診になって胃カメラ飲んだんですが、結果、何も発見されませんでした……一般的な見解としては「何もなかったからよかったじゃないですか」ですがねぇ……
先生が胃カメラの検査を薦めた時の言葉はよく覚えているんですよ「胃カメラをやらなければいけません」。ほう、いきなり断定的な口調ですな? 口のきき方知らねーのかオメーは、と、言いたいところ、直接的な疑義&拒否では角が立つと思い、婉曲に
「で、検査費はいくらかかるんですか?」
と聴いたところ、看護士さんに調べてもらって、面倒くさそうに教えてくれた。
で、麻酔もあまり効かず、ウゲゲとなりながら、胃カメラを鵜呑みにすることにした。
何も出ず、という結果。
まぁ、よかったんじゃないの? …… 異議あり! と腹が語っている。
腹の中の写真、くれよ、オレに。オレの腹の中でしょ。
腹の中を探られて何もでないんだから、半額返してくれてもいいよねぇ、検査費。
朝食べてないんだよ、腹減ったよ、胃カメラなんておいしくないよ、腹の中にあるのは腹時計に決まっている。
で、今回のことをきっかけに、オレは胃の中にもうひとつ、特別な眼を作ることにした。
オレの胃の中にある眼を胃カメラに接続、医師の眼を通して医師の脳に接続し、医療というブラックボックスの腹の中を洗いざらい見ようと思う。。。
末端の医者自身は仕事、大変だとは思うのだけどね、医療関係の網の目のノードにしかすぎないはずだ。
はっ、麻酔が切れた。
ところで、市の人間ドックの検診結果の一部は市に情報が流れるそうで、個人情報はどうなってるのかねぇ、説明は一応、市からいただいた書類に書いてありましたが、どの情報が市に流れるのか、その情報をどのように扱うのか、何も書いてませんでしたね。問い合わせるのもなんなので放置してますが……いつか、何かあったら、腹を割って話してみましょうか
2005年11月15日
2005年11月09日
切通理作さんの、見沢知廉の話を聴く
おもむろに高田馬場にかけつけてみた。ロフト+1みたいなトークセッション。切通理作さんが話すというので。
鈴木邦男の真相トーク/大人のしゃべり場@トリックスター社【ゲスト】切通理作【ホスト】鈴木邦男(一水会顧問)19:00開演
切通氏が、夭逝した作家・見沢知廉の<世界>を解明し語ります。又、この日は山田洋次の「寅さん」シリーズを熱愛する塩見孝也さんも出演。「寅さんは革命家だ!」と力説する塩見さん(元赤軍派議長)と切通氏のトークも楽しみ。
ちなみに、見沢知廉については、
(非公式ファンサイト)白血球
人の話を2時間も聴き続けるなんて久しぶりなんで、よい機会だった。
老獪な(?)左右両翼に挟まれた切通氏は垂直尾翼のごとく、一人の作家について一気にしゃべり続けたのだった、最初から飛ばして1時間ずっと。話した内容もおもしろかったけど、その口調が楽しかった。見沢という人は『アキラ』(アニメーション)の「鉄男」みたいだなぁ、と思った。となると「アキラ」は三島か? あと、唐突に『狂い咲きサンダーロード』を思い出した……って、80年代だな。。
開演前に高田馬場に来て何か本を買おうかと思ったのだけど、買えなかった。
ここ数カ月、単行本を買っていない。半年前に買った本さえまだ読めていない。買って満足して読んでないような状態が続いているので、意味ないじゃないか、と思い始めているのだった。それに、何を読むべきか迷ってしまう、ネットで買い物カゴに本を放り込んだあとで、買うのを諦めてしまうのだった。
通勤のあった会社員の時は電車が図書館だったけど、今は読む時間と空間を積極的に作らないと本は読まない。一方で、小説に熱中してしまうと他のことができなくなってしまったりする。特にシリーズものが危険だったりする。
本を読むというのは、人の話を聴くことなのかもしれない、人の話を聴くにはその場所と時間が必要なのだし、好きな人の話は聴きたいのだけど、反面、怖いことなのだ。見沢知廉も読みたいけど、ちょっと怖い。
そんなことを思いながらオリオン座に冷えた郊外の暗闇に向かって帰っていったのだった。
2005年11月07日
人間ドックの結果についての雑感
たいして異常もなかった。ランニングの効果で、昨年よりもさらに健康になってしまった。
問題なのは、10時30分に受付、待たされること2時間、結果を聞くだけで2時間ですよ。病院の外に出て、暖かい日なたのベンチで本を一冊読もうかと思いましたが、仕事が終わらないのでいったん事務所に戻りました、とさ。
で、結果。胃だけ再検査することにした。医者が言うには、緊急性のある症状は見られないが、ということだったが、自営業ということもあり何かあってはいけないので。たぶん、10月は「走りすぎた」んで胃が荒れてしまったのだろう。月間の走行距離をできるだけ伸ばすという「オクトーバー・ラン」月間だったので、山岳耐久レース(24時間以内72km)後もトレーニングで走って、胃が気持ち悪い日もあった(400km以上走った)。
それにしても、病院は人を待たせるのを当然だと思っていないか? いくらなんでも人手が足りないでしょ……医者も看護士も慌ただしくバタバタと動き、患者をサバくのにいい加減ウンザリしているようだったし、疲れているようだった。自分が待っている間にも、ひとりの男性が「仕事の時間に間に合わないので」と言って、内科を受診せずに病院を出ていった。1時間以上待たされていたと思う。かわいそうに。時間帯によっては空いているのかもしれないが、固定費(人件費)を削減しすぎると、サービスの低下で客=患者が逃げますよ、儲かってないわけじゃないでしょ? >病院の経営者 とはいえ、こういう「待たされ時間」というのは、社会状況を示す指標ではある。貧しければ長い時間待たされるのが当然になる。配給・買い物のために長い間待たされる、それが貧しい旧ソ連、共産圏の象徴的映像だった。金持ちは待たされることはない、医者のほうが患者の都合に合わせて診療する。そのような時間のギャップは激しくなるばかりだろう。もちろん、のんびり待たなければ熟さないこと、というのもあるわけですが。。
さて、GONT-PRESSとしては「ドック受診後に適当に「要精査」と記入して金を儲ける(病院)/儲けさせる(市)というお手盛りシステムができあがっているのではないか?」などと穿った見方をしてネットを調べてみたが、そんなネタは(浅いところでは)上がっていなかった。ネットの上がってる情報で気になったのは、市によってドック補助に人数制限があるということ。人間ドックは応募者多数で先着順になっている(たとえば平塚市)。市の人間人数制限撤廃の提案もされているが、(悲惨な)国保財政の状況をみるかぎり撤廃はありえない、と。また、市町村合併の際に人間ドック補助の対象年齢幅を狭める動きもあるようだ……。
このほか、網にかかったキーワードを一つ挙げてみる。
受診者期待権(延命期待権)
人間ドック受診者は、人間ドックを受けた時点の医療水準で最も適切な治療によって救命を「期待する権利」がある。医者は病気を見逃してはならない、受診者の権利を侵害することになるから。検査結果はしっかり見ましょうね>お医者さん
2005年11月05日
コメントスパム対策-1
ひでぇ……最近、山ほど来ちょる。。削除する時間もかかるし、IP制限してもすぐに別のIPで投げられるから止められない。ええい面倒だ……外国からの閲覧をすべて拒否、んで、 .日本 だけ通すことにしよう、いわゆる鎖国。
巻き添え喰ってる方は、メールでもください。通します。全面的にコメントを不許可、でもいいんですが……さしてコメントもない辺境blogなんで、マターリ見てもらえばいいわけで(´ー`)_且~
外国スパマーの馬鹿どもが自動的に投稿してるとなると難しいが、HTMLを触ってるなら、これで効果はあるはずだ。他の方法で自動投げしてるとなるとcgiそのものを一部書き換える必要があるのかも……。
2005年11月04日
2005年11月02日
G4のDVD-RW換装
仕事が一段落ところで、イマイチ調子の悪いDVDドライブを新品に換装する。マシンにも冬支度が必要だ。
10月末になってDVDドライブがガタガタと振動してROMが極希にマウントされない、というヤバイ現象が起きていた。夏を過ぎたらどこかに問題が出るとは思っていたが、今年はキーボードではなくドライブだった。
「新しいドライブを買ってきて、ケーブルで繋いでやればなんでもマウントするよ、IDEなんでしょ?」という友人のアドバイスもあったけど、アキバのソフマップでマック用で使えるドライブを探して購入。PC-DOS/Vだと5000円も出せば新品が買えるそうなんだけど、もっと高くついた。仕事用のMac-G4なんで慎重に。秋葉館で見たら同じドライブがもっと安かった……アチャー。
蓋をパカッと引いて開けて(うわ、ホコリがひどい→掃除)、ドライブをはずそうとして、さて、どうやって前に引き出すんだ? と、しばし迷う。うーん、はるか昔にG3で一度換装したことがあるんだが忘れている……ええと、後ろには引けない……。フロントの板をはずさなければ……? 別のマシンでネット検索、隠れたところの「爪のような部分」を押せばよかったのだ。マックメムの記事「禁断のドライブ交換に挑戦!〜マックメムDVD−Rメディアを2倍速で使う!〜」に画像付きで紹介されていた。始めからこの記事見てればもっと安く・イイモノが……うーん……ともあれ、後は簡単に終了。おー、静穏・静音・快適動作。これでほんとに安心。仕事用マシンでドライブがアヤシイと、緊急用にOSのCDから起動できないのだ。