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PHS音声通話定額制、トランシーバーか? ラジオか?
あなた自身の社会なんだから
DTP担当新刊『「懐かしドラマ」が教えてくれるシナリオの書き方』(彩流社)
第39回青梅マラソン
第39回青梅マラソン前夜
海苔と米と〈でえたらぼっち〉
火星人は誰だ?
リバ、シュティフター、タリア川、ナウシカ
健康すぎます
川沿いのジョギング
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0-日々のFLAG[274 items]
1-本とある日[40 items]
2-仕事−DTP/WEB[28 items]
3-ランニング・登山[74 items]
4-Tips[58 items]
5-URLメモ[19 items]
6-断 想[12 items]
7-現代近未来視聴覚研究[14 items]
8-アフォリズム[4 items]
9-お絵かき[12 items]

2005年02月25日

PHS音声通話定額制、トランシーバーか? ラジオか?

ウィルコム、PHS通話に定額制導入・月3000−4000円
WILLCOM、「音声通話」も定額制へ


そんなわけで味ぽんや京ぽん同士なら繋ぎっぱなしできる?

でも、音声でそんなに金使ってないしなぁ……。
それより筐体がガタガタで通話に雑音交じるようになってしまった。交換しないといけない。。

Posted by gont at 13:47 | TrackBack

あなた自身の社会なんだから

『あなた自身の社会−スウェーデンの中学教科書』

(アーネ・リンドクウィスト+ヤン・ウェステル著/川上邦夫 訳/新評論/1997年6月10日/2310円 /ISBN4-7948-0291-9/A5判並製 /228ページ)

 bk1だと取扱できないってさ、ひどい話しだね>bk1

 店頭売り切れ→注文殺到→在庫ゼロ→増刷! 景気のいい話しだ、しかも、人文関係の本なのだった。

 皇太子の誕生日会見で、子どもの養育方針について答えた時に紹介した本。アメリカの家庭教育学者ドロシー・ロー・ホルト(ノルト)の詩「子ども」が掲載されている。新聞やテレビでも紹介されたので、あっという間に売り切れになったらしい。皇太子の会見内容の全文を読むと、お世継ぎの問いに関して、うまくはぐらかしたな、と思うと同時に、未来に不安持ってるのかな、という気もしたのだった。世を継がせる、といっても、とんでもない世の中じゃ困るわけで。昨今の子ども絡みの事件を見れば、子どものうちから「社会」についてきちんと教えておくべきだし、それをしないでいると大変な未来がやってくる(社会を維持するために誰も税金払わないような社会)と思いましたよ、ええ。もっと自分自身/あなた自身の身になって社会を考えてください、と言われているような気もしますね。
 そして、この本が売れるというのは、子育てに悩む親がものすごく多いということなのだ……女帝問題とか、そういう話しでこの本が売れたわけじゃない、子どもをどう育てたらいいか、社会に向き合う人間をどう育てるか、高尚で難解なことじゃなくて、実用ことわざレベル(つまり、「魔法の言葉」レベル)で欲しているんだな、と思うのだった。

『子どもが育つ魔法の言葉』

(ドロシー・ロー ノルト+レイチャル ハリス著/石井 千春訳/PHP文庫)

 ところが、です。子育て実用本はそのままでは売れない、読む人はあくまで大人であり、親。親が安心したい、大人自身と社会との関係について考えてみる、という本が必要なわけで、単なるハウツーだと売れなかったりすると思うわけです。さじ加減が難しい。。
 で、さらに……皇太子の発言で最初に『あなた自身の社会』を買おうと思ったのは、実際に小さな子どものいる親じゃないかもしれない。小さい子どものいる親は、そんな情報に接している時間ないし、じっくり本なんて読んでられないだろうし。ちょっと複雑だな……

 日本で「生きること」は、いつも「自分がどのように生きるか」という視点で語られる。一方「自分は複数の他人をどのように生かしているのか、どのように生かされているのか」「自分を生かすために社会に何を要求できるか、何を要求されるのか、何を変えることができるか」について最初から失念している(させられている)し、誰も語らない。変わらない環境でのゼロサム・サバイバルゲーム「自分はどのように生きるか」(=自分だけが利益を手にして生き残るには?)という問いのみが突きつけられている。デフォルトでそのようなパラメータしか与えられていないゲーマーは、貯めた得点を握りしめて安らかに眠るが、そのベッドが牢獄におかれていて、灰色の虚無・無力・無責任の壁や天井に囲まれているのを知らない。環境を作っているのは自分たちなのだ、自分たちによってよりよく変えていくことができる、という意識があればこそ、その環境を愛することができる、牢獄そのものを作り替えることができると思う。つまり、あなた自身の社会ならばこそ変えられる、そう思うね。。

Posted by gont at 11:24 | TrackBack

2005年02月24日

DTP担当新刊『「懐かしドラマ」が教えてくれるシナリオの書き方』(彩流社)



DTP担当、2005年2月新刊

『「懐かしドラマ」が教えてくれる
シナリオの書き方』
(彩流社)
Posted by gont at 20:37 | Comments (0) | TrackBack

2005年02月21日

第39回青梅マラソン

 初参加。30km。参加者1万5000人の往路渋滞はひどかったけど、復路の下りは爽快です。ゴール近くなって小雨が降りだし、ちょっと寒かった。

(続き↓)

 とても有名な大会らしい、自分は山登りしかやってこなかったので、こんなに大きな大会だと思わなかった。前は中央線に住んでたのにね。。昨年の青梅マラソンでは野口みずき選手が優勝し、アテネオリンピックでのマラソン優勝に繋げたそうだ。今年のスターター役は瀬古監督。青梅マラソンのコースレコードは瀬古監督が持っていて、まだ誰にも破られていない、今年も破る者はいないだろう、と挑発的なマイクパフォーマンスをしていた。
 抽選で決まった番号は7000番台だったので、スタートしてからスタートラインを通過するまで5分ぐらいかかっている。さすがに参加者1万5000人の大会だ(これでも抽選で人数を絞っている)。スタートラインを通過するランナーに向かって、瀬古監督がエールを何度も繰り返し、ランナーがそれに応えて雄叫びを上げる。特に「仕事もがんばれ」というエールには気合いを入れて応えておいた。古い時代の合戦の始まりは、こんな感じだろうか? 昨年は長嶋監督がスターターだったので、スタートライン付近で長嶋監督見たさに速度が落ちて「長嶋渋滞」が起こったそうだ。
 距離は往復で30km。緩やかな上り下りがあり、川井駅近くで折り返す。標高差は80mぐらい。往路は渋滞が続いていて前を行くランナーを抜くのが難しい、途中で先頭ランナーとすれ違い、対面走行になる。あまりに速い走りに驚きの声があがる。先頭グループの熾烈な闘いの後に、足の早いランナーが続いていく。
 復路は下りが多いのでブレーキをかけずに突っ込んでいく。足は痛くなるが、そのほうが疲れない。渋滞が緩和され、ゴボウ抜きになる。途中に現れる緩い上り坂も気合いを入れて呼吸全開で駆け上がる。上りが終わればまた下り、ストライドを伸ばし気味にして加速。だんだん足が痛くなってくるが、平地ではスピードが乗らないので、下りを使うしかないのだった。
 自分もどんどん抜かれている。ほんとに足の早い人はカッ飛んでいき、あっという間に見えなくなる。なんという速度だ。ゆっくりと自分を抜いていくオジサンもいる。50代後半から60代前半のベテランか。息も上がってないし、足の運びには美しささえ感じる。なんてうまい走り方なんだろう。苦しいけれどこの人の後ろについていく、なぜなら、ペースが一定でゴールまでの走り方にムダがないはずだから。マラソンの後半には、こういうベテランさんが目に付くし、学ぶことが多い。往路途中から前後していた青シャツの日本サッカー青年もベテランさんをロックオンしているようで、自分の横についてきた。
 あと5kmでゴール、となると、余力がある人はペースアップし、ゴール直前にはスパートをかけてくる。往路で渋滞していたので、足の力を温存できた人がけっこういるはずだ。自分の場合は途中の下りで足を使いすぎて疲労がとれていない。呼吸が苦しく、足も痙攣寸前の状態と感じる。小雨が降りだし、急激に指先が冷たくなり痺れる。血液が全部足に廻っている!
 ゴール4km前ぐらいでサッカー青年が自分とベテランを抜いて前に出たが、ゴール2km前で力尽きて撃沈、そこで自分がベテランの前に出て、このままゴールするはずが……ベテラン猛ダッシュ、ゴール300m前で抜き返されてしまった! もはや抜き返す力はなく、背中を見ながらゴールとなった。それでもベテランのおかげでゴールまで気合いが入っておもしろかったし、きっと一人でペースを守って走るより速かったはずだ。ありがとう>ベテランさん

 大会運営の方(特にボランティアのみなさん)、沿道で応援してくれた方、私設エイドでレモンくれた方にも感謝します。
(続き↓)

第39回青梅マラソン・写真レポート
Posted by gont at 12:56 | Comments (2) | TrackBack

2005年02月19日

第39回青梅マラソン前夜

 なんだけど、準備できてない。仕事がまだ終わらない! あちゃー、思ったよりずっと時間のかかる工程だった! しかし、勝田マラソンをキャンセルして、青梅までキャンセルなんてことはできないのだった。絶対に出るのだぁ。これから準備だ!

青梅マラソン大会コースマップ@読売新聞内
青梅マラソンコースの眺望図@Takeshi SAWADA 青梅マラソン@Takeshi SAWADA 青梅マラソン全体の情報が得られる
青梅マラソンのページ@LALA 青梅マラソン全体の情報が得られる
Posted by gont at 21:46 | Comments (0) | TrackBack

2005年02月18日

海苔と米と〈でえたらぼっち〉

 名古屋の海苔屋さん・浜乙女の海苔のTVCMに〈でえたらぼっち〉が出てくる。人形の動きがほのぼのしていてとてもいいなぁ、と思って見ていると、「〈でえたらぼっち〉は米作に倣って海苔を養殖した」と紹介されてるではないか、おいおい順序が逆だろ、しかも〈でえたらぼっち〉使役すんなよ(笑)、とツッコミを入れてみたりする。いや、使役してるんじゃなくて、海苔を与えてくれたという感謝の気持ちを持たなきゃな。。ありがとう>〈でえたらぼっち〉。
〈でえたらぼっち〉は人間の生活を支える「いい人」ではなく、無鉄砲・無尽蔵・無理・無茶な存在で、勝手し放題の荒ぶる自然だったりする。米より古い時代から人間の頭に住んでいるキャラだ。なんせ超巨大火山の頭をけっ飛ばして八ヶ岳にしちゃってるんだから。全世界の洪水伝説と太母の時代、縄文海進の時代から元気に生きてきた(あるいは、何度も死んでバラバラになって甦ってきた)。
 海苔と〈でえたらぼっち〉を巡る伝説がほんとうにあるのかどうか、以下の話しは「あった」という観点で書くけれど、権威ある者が神話や伝説の中で古層の話しを密かに改鋳するってことはよくあることだ。特に、文字として残っていない無文字社会のお話はすぐに作り替えられてしまうのだった。龍の子太郎のお話と諏訪や松本の寺社に伝わる伝説を比べてみればすぐにわかる。龍・洪水・治水・土地を巡る収奪の痕跡が見えてくる(これは大学の時に文化人類学でいろいろ調べた)。海彦山彦なんてお話の裏にも、言いしれぬ何かが圧縮されている。
 「おにぎり」を巡る昔話しが多いのは、二つの勢力の抗いがあるからなのだと思う。……海苔で米を包む……喰う/喰われるを巡る密かな再逆転の仕掛け……なわけで。
 ところで、千葉生まれの私は、海苔と言えば巾海苔なのだ。昔、お正月の雑煮に山盛り入れてた覚えがあるんだが、昨今は高値でなかなか手に入らないそうだ。〈でえたらぼっち〉にお願いして作ってもらうしかないな。


浜乙女


海苔JAPAN
ネーミングだけでおいしい

Posted by gont at 18:15 | Comments (0) | TrackBack

火星人は誰だ?

 TBSラジオ・伊集院光の「深夜の馬鹿力」に堀江氏が登場するそうだ。デブタレ二人が顔付き合わせて「スタジオ暑い暑い」とか言って始めるなよ。広告費はネットがラジオを抜いたそうだ、とか、TBS−朝日的な(?)堀江擁護はいいからさ、ほんとのラジオの話しをしてもらいたい。ニッポン放送「オールナイトニッポン」のパーソナリティでこんな奴を連れてこい、でもいいけれど、なんかラジオの「火星人性」が足りないんだよ(火星人襲来=アメリカで、H.G.ウェルズのSF小説をラジオで朗読してパニックになった話し。社会心理学的な意味での過剰な感染性)。
 タモリのオールナイトでは(これで年齢が一発でバレるのだが)、北京放送のマネからNHKのアナウンサーの放送原稿見つからなくて困っちゃった瞬間芸だとか、さまざまなメディアを擬態することで乗っ取っていた(NHKからは後から怒られたそうだ)。所ジョージのオールナイトでは、ラジオジャッカーが襲来して銃撃戦、のようなコントもやっていた。吉田拓郎では本人が亡くなっていきなり追悼番組やってるし。星を見ながら中波を聴いて育った人間としては、フジやライブドアがどうなろうが関係がなく、ニッポン放送がどうなるか、のほうが重要なのだ。おそらく、もっと若い世代、電気グルーヴを聴いていた人もそう思うだろう。

Posted by gont at 14:23 | Comments (1) | TrackBack

2005年02月13日

リバ、シュティフター、タリア川、ナウシカ

 深夜のテレビ番組でボヘミアの作曲家ヤン・リバの「チェコのクリスマス・ミサ」をやっていた。ボヘミア、19世紀と聞いて、思わずグーグルで、「リバ シュティフター」で検索したけれど何も出てこなかった……そのお土産として、よいテキストを見つけた。

小島譯:湖畔の處女・水晶@物語倶楽部

「小國オーストリアの北境三十哩にも渡つて森林がその薄色の帶を西へと曵いてゐる。 それはタイア川の水源地に起つてボヘミアの國土がオーストリアとバヴァリアに境を接するあの境界結節點にまで及ぶ。 昔この地點に、礦物結晶結成の際の針状體樣に、巨大な尾根又尾根の一群が衝突して屈強な山巓を盛り上げた。」

 導入の一節を読むだけで頭がクラクラする、これこそが我が内なる故郷、赤石山脈の沢に転がっている石の形と山脈の形が相同であるように美しい。

鉱物探訪

 話しは違うけど、宮崎駿の漫画(アニメ)『風の谷のナウシカ』に出てくる「タリア川」は、上記の『湖畔の處女』(=『喬木林』)に出てくる「タイア川」じゃないだろうか? というのは、シュティフターの作品『晩夏』には「ナウジーカ」の彫刻が出てくるし、宮崎氏はシュティフターの作品を読んでいて、そこから採ったのではないか、と思うのだった。ちなみに『喬木林』に出てくる姉妹の一人はクラリッサという名前だから、思い出されるのは、『カリオストロの城』なのだった。ちょっと無理があるか、というか、オタク過ぎ?

Posted by gont at 03:51 | Comments (2) | TrackBack

健康すぎます

gontです……BOOKOFFに行ったら、ボードレールの「悪の華」が、ガーデニング・花のジャンルの棚に刺さっていたとです……

Posted by gont at 03:48 | Comments (0) | TrackBack

2005年02月10日

川沿いのジョギング


 新河岸川、荒川です。
 デジカメはPanasonic D-snap、走りながら撮影するために選んだ機種。携帯電話についたカメラでは画像が悪すぎてダメなので、パソコンやデジカメに詳しい友人に「走りながら撮影できる軽くて安い中古・新古のデジカメないだろうか?」と聞いたら、様々な機種を選んでくれて、それぞれの細かいスペックや使用方法などメールで返信してくれた。ありがたい。付属のバッテリーやカードのことまで、徹底的に集めた情報なので驚く。その情報をもとに、D-snapに決めた。
 実際に使ってみた感想としては、ブレは少ないものの、「フレーム(視野確度?)」を体得するまではきちんと写ってるかどうか心配になる、ということ。特に、上下の角度が難しく、対象がフレーム外に切れてしまうことがある。水平線も曲がる。これは慣れるしかない。
 このほかの問題としては、表面がツルツルなので落としそうになる(皮革のような滑り止めを張ったほうがいい)、薄いので壊れやすい、といったところでしょうか。

Posted by gont at 15:13 | TrackBack

ume.jpg

ジョギング中に道に迷って梅林に入り込んでしまったのでした。

Posted by gont at 14:31 | Comments (0) | TrackBack

2005年02月08日

平成教育委員会でホリエモンに出される質問?

Q. MSCBとは何か?

(答えは最後)

おもしろくなってまいりました……ビルだけじゃなくてメディアにも尻に火が付いてるわけで……香ばしい珈琲でも飲んで、他の御仁がメディアに手を出すか、見守りましょう。

isologue −by 磯崎哲也事務所

ライブドアのニッポン放送株1/3超取得は違法か? February 08, 2005

フジテレビのニッポン放送買収(第1回) January 21, 2005

A. Moving Strike convertible bond:ムービングストライク転換社債

Posted by gont at 18:14 | Comments (0) | TrackBack

急がばラクダ!

Perl050208.jpg

 Perlでスクリプトを書いて動かす。コンピュータにできることはコンピュータにさせるのが吉なのだ。エディタで開いて手作業でやってたら何日かかるかわからない。
 フラグをを立てる位置を間違えてforeachが入れ子になり、出力されたテキストファイルが10Mになっちゃったりして……怖い。これよりも他によい方法があるはずだ。すぐにRUNさせるな、どう動かすか、言語化するんだ……何度も直してようやく動く。なんだ、はじめからこうすれば……

急がばラクダ! ラクダに乗って砂漠を渡る前に、コブに水を貯めて地図に線を引こう。

There's More Than One Way To Do It.

Posted by gont at 16:00 | Comments (0) | TrackBack

2005年02月07日

巨大マネーが東京をねらう、そして去る

NHKスペシャル「巨大マネーが東京をねらう〜オフィスビル投資の舞台裏」
セキュアード・キャピタル・ジャパン

 NHKスペシャル「巨大マネーが東京をねらう〜オフィスビル投資の舞台裏」
(2005年2月6日(日) 午後9時〜午後9時52分)を観る。
 不動産を株や債券と同じように金融商品化した「不動産ファンド」と呼ばれるビジネスの舞台裏を描いた番組。外資系のセキュアード・キャピタル・ジャパンのやり方が興味深かった。外国で金を集め、バブル崩壊後に底値で動かない東京のビルを安く買い、テナントで埋め、これを高く売る。顧客はカリフォルニア州の公務員の公金を運用する団体だったりする。利回りは場合によって25%まで行くが、ヘタすれば元本割れ、投資した金は戻って来ない。セキュアード・キャピタル・ジャパンは、日本版の不動産ファンドも企画、北関東・栃木の佐野信用金庫に営業し契約した。1億以上の掛け金、5年間は動かせず、という契約。日本独自の不動産ファンドJリートも活況を呈しているらしいが……渋谷は新たな「地上げ」にさらされている……
 んで、そろそろ外資の熱波は東京から引くようだ。数年後はきっと氷河期だろうな。空高く舞い上がった鷹のように鋭い視線で獲物を見つける方々は、今後は地方都市の不動産を狙うそうですよ。

 こうしたことは、不動産だけの問題じゃないわけで……

 ところで、「セキュアード・キャピタル」 をグーグルで検索したら 日本語のページ 約 6,090 だった。「巨大マネーが東京をねらう」での検索はたった16 件! これをブログで書こうという人が少ないという日本のアヤウイ状況が見てとれるのだった。ま、今週はサッカーで盛り上がるんだうけど、日本の尻は知らないところで静かに火が付いてるんだぜ。

Posted by gont at 00:23 | Comments (0) | TrackBack

2005年02月01日

無料のファイル転送サービス

データ便(100Mファイル無料転送サービス

データ便は株式会社ドライブデータが運営するサービスで、緊急に送りたいデータ(エクセルやワード・パワーポイントなど)のファイルや、デジタルカメラで撮影した画像などを素早く安全・簡単に送る事が出来るサービスです。最大3名の方に100MBまで送信でき、無料でお使いいただ
けます。(事前登録不要)


 とのことですが、Macintosh環境ではうまくいかないようですね。jspですから機嫌悪そうだし。

 DTP屋さんなら大抵、自分のサーバがありますし、仕事で使うデータを無料サービスで使うのはとても危険だと思うので使わないんですが(ここ重要……)、一般的なオフィスでは使えるでしょう(?)。昨今、大容量ファイルのやりとりが頻繁に行われるようになっているようです。デジカメの画像一枚でもけっこう重い(昔に比べれば)ですからねぇ。
 WEBのホスティングでディスク領域をレンタルしてるならば、FTPで上げておけばいいんですが、普通はFTPは使わず、ブラウザかメールを使うわけで、こういうサービスはもっと増えるでしょう。若い人でネットに慣れてるならば、P2Pファイル交換サービスをそのまま(正しく)使えばいいと思います。
 なお、自分の場合はメールサーバ立ててるので、メール添付で超巨大ファイルでも大丈夫なようです、HDがいっぱいにならない程度に。ただ、転送量にひっかかりそうなので、大容量ファイルの送信・受信用に別の安いサービス(DNS等)を組み合わせて使ってます。SOHOのお仲間も同じような方法を使ってます。

Posted by gont at 18:33 | Comments (2) | TrackBack

データ復旧・HDリカバリ

(2005年2月1日、データ追加)
 仕事が重なり、納期もタイトになってくると、人間だけでなくマシンにも疲労が……。そんな時に限って、HDの調子がおかしく、無理して使っていて、いちばん大事な時にデータがぶっ飛んでしまう。人間のほうも疲労困憊、データをどうやって復旧させたらいいんだ? と慌てて探すが……復旧屋さんがなかなか見つからない……そうなると、データだけでなく、人間のほうも体を壊してしまいます、ほんとに気をつけましょう。
 そんなわけで、データサルベージ、HDリカバリ、復旧屋さん情報。

株式会社データ復旧センター (旧社名:株式会社パソコン・レスキュー)

フリーダイヤルですぐに相談できる。
初期診断は1台9,800円(税込み)
メディア送付場所は福岡、支店は東京・大阪・福岡。

株式会社富士フイルムテクノサービス データ修復サービス
(旧・富士マグネディスク株式会社)
〒183-0056 東京都府中市寿町1-1-3 三ツ木寿町ビル3F
(042)314-6603 recovery@ffts.fujifilm.co.jp

 府中駅前にあり、かつて、タクシーで乗り付けてHDの修復依頼をしたことがある。迅速対応だが、料金は高い! 背に腹は代えられない時は、覚悟して、駆けつけましょう。
データサルベージ
(株式会社 ブレイバー)

東京営業所は新宿にある。マッキントッシュ(アップル)のHDの修復も行う。

Posted by gont at 16:19 | Comments (0) | TrackBack