2005年12月31日
未来へのペースメーカー
今年の仕事はここまでだぁあぁっ!
お疲れさまでした。2006年も共にがんばりましょう>関係各位
よう働いたなぁ、あんたのおかげや、ホンマえらいぜ>我が電子機械群
事務所(室)の掃除まで間に合わなかった。始めればあっという間に終わるから来年早々やろう。
ところで、今年やろうと思っていて、できなかったことが多い(つか、毎年できてないこともある)。
毎年、多くなるような気がするし、毎年、同じことをリストアップして、来年に送られることもある。
それらを持ち越して、年を越していくのはよいことなのだろうか? 毎年思うのだけど、それもいいのかもしれない、なぜなら、実現できていないことは、未来へのペースメーカーなのだから。
ペースメーカーと抜きつ抜かれつ、年を越していくのだ、おじさんは。
2005年12月28日
「耐寒みそ汁」「田舎味噌田楽風大根みそ汁」で暖まる
仕事中、足もとが寒くて困る、底冷えだぁ。
腹筋100回やってもまだ寒いってのはどういうことでしょう?
>富士登山競走完走、フルマラソン3時間20分の
気象予報士・平井信行さん
こういう時は「耐寒みそ汁」で暖まるしかねーな。
朝・昼・晩用にと鍋一杯に作る。特に昼間、寒いので二杯飲む。飲めば暖かくなる。水分補給も大切。
(昼間、このみそ汁だけ飲むだけでもOK、ダイエットにも有効です)
ダシは煮干しで。煮干しは大きめのほうがおいしい。煮干しで煮立て、ネギを入れ、火を弱めて味噌をとく。次に木綿豆腐を入れ、緩く火を通せばできあがり。
って、普通のみそ汁じゃん(^^ゞ
水道水は避けたい。浄水器があるなら浄水してください(ブリタなど)。味噌入れてから煮立てちゃだめです。他に調味料はいらないです。
バリエーションとして、田舎味噌田楽風大根みそ汁。
大根をデカク切って大鍋でみそ汁とする。
これは時間が経てば経つほど味が染みてうまくなる、味噌は適当に足していく。
2005年12月27日
[生と死]の再読作戦
なんでまた読んでるのだろうか、と自分でも思うのだけど、最近、本を読まなくなっていてよくないなぁ、と思い、唐突に「前に読んだと思うんだけど、なんだか忘れてしまったので、もう一回読んでみる」ことにした。題して「[生と死]の再読作戦」。人間の生と死について書かれた小説を読んでいくことにする、つもり。
『塩狩峠』、うまい、うまいなぁ、ぐいぐい引っ張られるなぁ、夜更かしして仕事できないじゃん。。。主人公の殉職のシーンは正直、とってつけたような印象がある。それより、前半の描写が緻密でよい。学校の幽霊、トイレの花子さんを確かめようと、雨降る夜に約束を破らず集合したクラスメイトの少年は二人だけだった、とか。そのあたりの心理描写が秀逸で、あさのあつこの『バッテリー』していた、とでも言おうか。あとは、「BL」とか「萌え」の雰囲気もあったなぁ。キリスト教の話は昔よりも構造がよくわかる。なんでこんなの読んだかというと、『メイド・イン・ジャパンのキリスト教』(トランスビュー)を読むことにしているからだ。なぜキリスト教が日本ではなかなか広まらないのか、そこから日本というい社会の固有の相を浮かび上がらせようという試み、らしい。来年の2月は佐賀・大村湾を160km走ることにしているのだけど、キリシタン弾圧の地でもある。日本における異なるモノやコトの受容や拒否、そういうのに興味があるのだ。
「[生と死]の再読作戦」の前回は、狐狸庵センセの『海と毒薬』。クライマックスの部分よりも、新興住宅地に引っ越してきた最初の描写のほうが妙に心に引っかかる。なぜだろう?
次は井上靖の『氷壁』? 2006年1月からNHKでドラマをやるようだし、悪くはない。「前穂4峰正面」……オレはこの壁を登ったことがない。高校生の時、奥又の池を前に、オレはいつか必ずココを登るのだ! と激しく思ったのだったが……登るチャンスがないままだ。ガイドの人と有料で登るのもなぁ……自分の力で登らないと意味がないような気もするのだけど、パートナーもいないし、もう無理なのかもしれない……などと思うと、ちょっと胸が痛い。だから、しばらく読まないでおこう。
話は脱線する。『メイド・イン・ジャパンのキリスト教』もいいが、これはおそらく積読になってしまうだろう。次は、『ためらいの倫理学』『健全な肉体に狂気は宿る』『「おじさん」的思考』。内田樹はレヴィナス繋がりで名前は知っているのだけど、売れている本には触れないできた。なぜだろう……忙しかったせいもあるけれど、きっと、今は読んでいいような状態にあるのだと思う。読めない時は逆立ちしたって読めないのだ。つか、眠くなってしまう。Zzzzz
さいはての現実感は可能か−ゲド戦記のアニメ化について勝手に思ってみるさ
ル・グインの宮崎駿氏に対する問いの答えはインタビュー記事には書かれていない。
世界一早い「ゲド戦記」インタビュー 鈴木敏夫プロデューサーに聞く
「映画化されるのは第3巻が中心だと聞いていますが、登場するのはすでに年老いて中年になったゲドです。今のあなたにこそふさわしいのではありませんか」。
ジブリの代表として、ゲド戦記のアニメ映画化の許諾をもらいに、鈴木プロデューサーとともにル・グインの元へと赴いた宮崎駿氏に対して、ル・グインはこう質問したのだ。その通りだ。自分の最初からこの点が不思議だった。
宮崎駿監督が第3巻をアニメにする。老年にさしかかった大魔法使いゲドが出てくる第3巻「さいはての島へ」ならば、なるほどと合点する。
だが、新人の監督さん(駿氏の長男)が第3巻をやるという。
なぜ、第1巻をやらないのだろう。
もし第1巻ならば……
力への過信、力へと呑み込まれていくことの危険、力へと傾斜する現実の世界と、ゲド戦記第1巻『影との戦い』はシンクロする。血気盛んな若者ゲドが自らの暴力的・破壊的な力に対して、どのように向き合うか、そうしたテーマこそが現代にシンクロするのではないか? 世界で頻発するテロル、それはニヒリズムの極限、原理的・理想主義的な破壊への衝動の生みだす最期の叫びだ。ゲドが産みだした自らの影との戦い。世界に共通するテーマ、イスラムだけじゃない、全世界の若者に打ちだせるテーマになる。
なぜ第3巻か。
鈴木プロデューサーは現在の日本の政治状況を引きあいに出しながら、「希薄になってしまった「現実感」」「現実感のある「庶民」」を描けるかもしれないという。
「現実感?」、インタビュアーも小見出しを立てて「?」を付けて、首を傾げている。今の日本の状況が第3巻にぴったりだというのだけど、それをもし描くとするならば、あるべき濃い現実についてすでに熟考されていなければならない。
あるべき現実すなわち希望について、今、語ろうというのか。
すばらしい試みだと思うが、どうも現実味が感じられない。
鈴木氏には、プロデューサーの思惑(あるいは策謀)があるのかもしれない。興業として成功させるには、駿氏を引き入れる必要がある、それならば3巻でなければならない、と。宮崎駿=父なる力を使おう、と。
それこそ老いた「影」ではないか?
38歳の新人監督が大魔法(動画)使いである父の力を呼び出したら、それは影との戦い、いや、スターウォーズですよ。
「鈴木 世論調査を見れば増税賛成が増えているし、郵政民営化や憲法改正を国民に問うんだという政治がもてはやされるのは、僕にはよく分からない」
だって?
ジブリが日本にいっぱい転がっている。日本人の誰もが「千と千尋〜」を観るような状況のほうがオレにはわからないし、そうした状況のほうが小泉的だとオレは思うんだが、どうだろうねぇ?
おもしろくねぇな。
予定調和の寸劇をブっ壊してくれ、ジブリの若手たち。
そして、さいはての現実感、そのユートピアを観(み)せてくれ、躍動する冒険活劇漫画映画として。
「しかし、ただ生きたいと思うだけではなくて、そらにその上に別の力、たとえば、限りない富とか、絶対の安全とか、不死とか、そういうものを求めるようになったら、その時、人間の願望は欲望に変わるのだ。そして、もしも知識がその欲望と手を結んだら、その時こそ、邪なるものが立ちあがる。そうなると、この世の均衡はゆるぎ、破滅へと大きく傾いていくのだよ。」(『さいはての島へ』[ゲド戦記第3巻]より)
2005年12月24日
サンタとトナカイを抜きさる
そうそうそう、市場と私有財産を前提としつつ、世界中の富の再配分、すなわち、サンタクロースが配るプレゼントの配達にまつわる問題について、今日は走りながら考え始めることにしよう、最初の5kmまでは。
あとの5km、復路ではサンタとトナカイを抜きさるのだ!
サンタが街にやってくる- 複数サンタクロースの巡回問題 -
2005年12月23日
餃子のような月と走る-1
深夜。透明度の高い空に星がよく見える。走り終わるころには月が上がってきていた、餃子のような月が。腹減った……でも、あの月は食べられない。あれは岩だ。今日はタイムを計るつもりではなかったのに、結局、また計ってしまった。計ると、気合いが入る。
戻って風呂に入ってまた仕事。仕事だって時間だ、競争だ。単位時間あたりに目標レベルに達するモノがどれだけ作れるのか? プロは速度だと言う。昔、アニメの監督の宮崎駿が、アニメーターの生活(生存)は鉛筆先の描画速度にかかっている、と言ったことがある。自分の仕事も速度が求められる。
だが……待てよ。待つんだ。何か違うような気がする。そんな話、産業化された世界の小さな歯車をどれだけ効率よく回転させるか、という上からの視点からのモノ言いではないか? 労働の対価を計算するときに、一般的に、時間を単位とすることは、どのような根拠から与えられたのだろうか? 時間すなわち労働? 時給、基本給、なんでもいいが……いつも思うことだ。
時間は万人に公平に所与のものとして与えられているからか? 公平? ほんとうにそうなのか? フッサールの「内的時間意識の現象学」……忘れた。
そこをツツクと、あらゆる経済学は破綻するような気がするな、モノとコトの価値とはいったいなんなんだろう?
そんなことを考えながら走ることはない、考えていたとしても、次第に、「自分の脚」と話す時間が長くなる。
仕事が終わったら本を読む、どうしても続きが読みたい本があった。なんとか読了した。おもしろかったぜ『死都日本』(石黒 耀著、講談社)。
走りながら本を読む方法はないだろうか? ないと思う。たぶん。眠りながら本が読めないように。
2005年12月19日
火の用心
夜、電車で最寄駅に帰ってきたところ、駅前の火事に遭遇。23時11分。消防車がたくさん来ています。あとで知り合いから聞いたのですが、1時間半ぐらいであっという間に燃えてしまったそうです。師走に焼け出されてしまったらたまったもんじゃないです。ほんとに火の用心ですよぉおお。
16日、仕事のお仲間さんからお誘いを受けて都内で忘年会に出ておりました。ワインがおいしかったです。もちろん、校正紙もいただきました(19日夜現在、できあがりつつあります)>Sさん
2005年12月14日
アシモがフルマラソンを走る日?
アシモがこれまでの2倍の速度、時速6kmで走れるようになって、さらに受付案内係もできるように進化した。二つの進化、「受付お茶出しカラクリ機能TYPE」と「ランナー機能TYPE」が共存している。
「お茶出し」は日本のお家芸だし、どんどん進化するだろう。
問題は、ランニングのほうだ。10分/kmだと、フルマラソン7時間切れない>アシモのダンナ
国内のフルマラソンでは、完走したことにならないぞ。
さて、石原都知事の提唱している2007年冬の東京マラソンに間に合わせるにはどうしたらいいか、無理矢理考えてみる。
まず、フォームについてだけど、膝を曲げたままで走ると、膝を痛めやすい。ストライドを2倍にすれば速度も2倍、うまい手だったけど、3倍、4倍に伸ばして速度アップするのは無理っぽい、膝にかかる負荷が大きくなりすぎる。私もそんな走り方をしているはずだ。
次の速度アップの方法は、ピッチを早くすること。これで速度を2倍にできるなら、5分/km。一気にフルマラソン3時間半。
ペースメーカー「はーい、アシモが通りますよぉ、すいませんが道をあけてください」
……グォッキュングォッキュングォッキュングォッキュン……
アシモ「みなさんありがとうございます。がんばりましょう。
キロ05分02秒ペースで走行中です、現在地27km630m地点、
気温10.4℃、風速0.3m。
予想以上の負荷がかかっています。
次のエイドステーションでバッテリー交換ならびに左脚の交換が必要です」
だが……ピッチを2倍にできるか? 脚をすばやく戻し、蹴り出しを強くする必要がある。着地でバランスをとりながら力を効率よく地面に伝えていくのは、ストライドを3倍、4倍程度に伸ばすのと変わらない難しさがあるような気がする。
脚は、飾りではない、重力に引かれている世界では。アシモは早晩、限界速度に達する。
どうしたら早く走れるのだろう。
アシモにも「ナンバ走り」をさせよう。そのためには、アシモに「腰」を作る。人間同様の「骨盤」「股関節」を付けるのですよ。そして内蔵筋と似た駆動システムを内蔵させる。アシモの構造そのものを換えることで、限界を突破できるはず。
もちろん、その身体構造は「受付お茶出しカラクリ機能TYPE」にも恩恵をもたらすことだろうけど、果たしてアシモがフルマラソンを完走できるのはいつだろうか。
2年後の冬には完走してしまうかもしれないし、10年経っても無理かもしれない。このあたりの速度アップが、人間の走るカラクリの難易度を表す時間的な指標かもしれない。
ジブリ『ゲド戦記』アニメ映画化、2006年夏予定
ネットのゴント島(gont.net)守としても、祝。
自分にとっては大ニュースなんだけど、『ゲド戦記』って、
実はあまり知られてなかったりして。盛り上がりがイマイチか。
日本のアニメでゲド戦記が作られるんだ、
最高の力(資本の力)?を結集して。生きててよかった、ぐらい盛り上がって欲しいが、
話自体は明るくないしね。。
MTでカテゴリーまで新設しちゃったんだけど。
祭りはまだ。でもね、これは「買い」だと思うよ。ほんとに。
どこで誰が作ろうが、ゲド戦記には魔法がかかっている、
よいものを作らなければ「世界」は海に沈む。
ところで、長男にやらせなくてもよいものを、という意見も出てくるだろう。
「ハイハーバーでの技巧というものは直系に相伝されるのは当然なのか?」
「ディズニーランドで見かけたか?」
「動画魔法使いとしてそれなりの力量があるのか?」
とかなんとか……
……なんてさ、揶揄されて、監督もすごくプレッシャーを受けるだろうな。
世界をゼロから造り上げて支える重圧に耐えろ!
耐えてこその「ゲド戦記第3巻」ですがな。
にしてもなんで第3巻からなのだろうか?
あぁ、そうか。第1巻は血気盛んすぎて危険、闇を放ってしまうからね。
市場的にヤバイ、第2巻は……あぁ、そうか
テナーはすでに駿監督にさらわれてしまったのだな。。(^^ゞ
2005年12月13日
衛星中継会話の遅延を書き言葉で表す
衛星中継会話の遅延を書き言葉で表すと、カギカッコが入れ子状にズレルのだな……。
a{「}b{「}a{」}b{」}
?
参考:
>「現地の○○さん?」・・・・・・・「○○さ「はいこちらアンマンの(r」
出所:出所:レスポンス遅そう /.J 2005年12月11日 13時46分 (#846571)
2005年12月10日
御茶ノ水のスーパー銭湯
夜に都心で忘年会だったので、走って行った、これでエネルギーをたくさん補給しても大丈夫だ(わはは)。汗は銭湯で流すということで、御茶ノ水の日立製作所の裏、幽霊坂の下にあるスーパー銭湯「神田アクアハウス江戸遊」に行ってみた。
ビルがそのまま銭湯になっているので、入口はなんだかビジネスホテルのようで、なんとなく違和感があるが、お風呂はよかった。清潔で新しいし、石鹸やシャンプー、ドライヤーもある。これで400円は安いと思う。タオルセットは200円(私は持参したので使わず)。
その後、駅二つ分、歩いて忘年会会場まで行く。途中の駅に消防車が止まっていた。消防車の赤と電飾の青の奇妙な配色が印象的だった。
2005年12月07日
(゚д゚)ウマー・辛味ネギにゅう麺
昼飯は〜〜〜暖かい汁だ!
ともかく さ・む・い! なんなんだこの寒さ。
となると、たいていはラーメンなわけですが、ラーメンはダメ。カロリー多すぎ。
さっき体重計ったらまた上昇傾向にある。
水分もたくさん摂りたい、脱水ひどい。このまま仕事して夜に走ったりすると危険。
どうするか……冷蔵庫を探ると干からびた そうめん が出てきた。もともと干からびてるけど。
あと、青い部分が残ったネギ。うーん……こ、これだ。
あっという間に作れた。(゚д゚)ウマー とっても暖かくなりますよ。
(↑イメージ画像)
レシピは↓
−−−適当なレシピ−−−
【ベース汁材料】
水 適量
醤油 適量
みりん 適量
ダシ(煮干し3本とほんだし)
砂糖 適量
塩 適量
【麺】
そうめん 一わ
【辛味ネギ材料】
ゴマ油 少なめに適用
ネギ 青い部分を少し多めに
ベーコン 極めて少量
醤油 少量
【トッピング】
味海苔
1. ベース汁を作る。煮立ったらそうめんを入れてしまう。
2. ほぼ1と同時に辛味ネギを作る、ゴマ油でベーコン炒めて刻んだネギ入れて高温で炒めて醤油を垂らす、焦げないように。
3. 1の汁の中に2を入れてしまう(2を深めのフライパンで作って1の汁を入れてしまってもいい)
4. 器に移して味海苔を乗せればできあがり
【オレ評】★★★★
*インスタントラーメンよりも調理時間が短い
*しかも へるすぃー
*しかも 安い
*余ってるものをなんでも入れてください
*カロリーはラーメンの1/5ぐらいか?
*うまかったのでまた食べたい
2005年12月05日
すべての小径でピクニックってのはどうだ?
今日は青空のせいでいろいろと考える。なんせ布団も干したし洗濯もした。
さて、地球上のすべての小径でピクニックする、というのは素敵な案だと思うがどうだろう。
BGMはこれで。
「すべての山に登りなさい
高い所も低い所も探し求めなさい
すべての脇道もたどりなさい
あなたの知っているすべての小径を」
(K・S氏訳、ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』より、“すべての山に登れ”)
参考:
汎ヨーロッパ・ピクニック@Wikipedia
「汎ヨーロッパ・ピクニック」計画@ハンガリー政府観光局
おまけ: 大日本山岳部ありがちだなぁ、と思いつつ、東京タワーから銚子の犬吠埼が144kmとは知らなかった
二ツ玉低気圧
師走の冬晴れ空の青を観ていると、少し考えてみたくもなる。
青ざめた馬の尻に乗る子どもたちの国の行く末について。
『アドルフ・Eの亡霊』
(以下、適当に浮かんだイメージについて書く)
目の前には崩れた城壁がある、何度か修復して再び崩れ放置してある。いつだって崩されるがいつだって積み上げるべきだ、いつでも、どこでも、それは可能だし、年末年始でなくてもできる。城壁のピースは耐火煉瓦ではない、花崗岩でもない、それには重さがない。それは人々を囲う遮蔽ではない。常識という名の陳腐な悪から身を守る魔法の楯だ。
全面完全、そして、ためらうことなき即時的な懐疑、わずかな静謐、青空に放つラインの切れた気象気球。
未明には二ツ玉低気圧が通過するそうだ。