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[ 3-ランニング・登山 ] |
台風が日本海を東に駆け抜けて、ようやく涼しくなってきた。
昨夜は黒目川10kmコースに出てみた。オリンピックの影響なのか、ウォーキングやジョギングする人が多い。ジョギングのペースがみんな妙に早いぞ(笑)。いや、風が涼しいから、速度が出るのかな。サッカー少年、バスケット少年など、川沿いの歩道を突っ走っている。走り方がまだバタバタしてて、「おまいらは大河ドラマの新選組か?」みたいな感じだ(笑)。後ろからヒタヒタと追いかけてくる、ランパンランシャツのオジサンランナーも迫ってくる(笑)。このオジサンはピッチ走法で足の回転がやたらと速い、きっと忍者に違いない。よっしゃ、夜中の黒目川高速周回バトルの開始だ。
そんなわけで、こちらも少し気合いを入れて、前を行く少年らについていく。さすがに若さには勝てず? 追い抜けなかったが、一人は2kmぐらいダッシュして歩きになってしまったし、一人は角を曲がって行ってしまった・・・ついムキになって追いかけてしまった。こうなると、迫り来る忍者オジサンとの勝負となる。走ってるコースが同じなのか、追いかけてくる。正直、ちょっと怖いぞ。差が少しずつ縮まっている。交差点で「待ち」になると並びそうだ。運が良いのか悪いのか、止まることなく連続して走る。
落合川へと左折するも、やはりついてくる。遡り、折り返す。忍者オジサンとすれ違う。明かに「抜いてやるぞ」信号が出ている。マズイ……池袋線の高架下までで、一気に引き離すべく、ダッシュを試みる。下りだし、わずかな時間速度あげても、後で減速して息を整えられるから、なんとかなるだろう、と思ったんだけど、ありゃ、忍者オジサンついてくるついてくる。ヤヴァイ。けっこうマジにダッシュしたのに引き離せないどころか、さらに差が縮まった。忍者は「陸上部の里」出身に違いない。足音や息づかいまで聞こえてくる。もう、すぐ後ろにいる! で、高架下で一気に抜かれてしまった。「こんばんわ、お先に……」だって。こちらは息が上がってきて「ども」の一言しか返せない。よし、今度は追いかける番だ、などと思っても、まったく追いつけない。な、なんだ、この速度は! シュタタタタタタとピッチを上げて、あっという間に先に行ってしまった。あのまま走ったら10km35分ぐらいじゃないか? すごい、すごすぎるぜ、忍者オジサン! その後は西へと黒目川を遡り、折り返して、終了。ひどくバテることもなく、爽快でありました。