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2005年02月21日

第39回青梅マラソン

[ 3-ランニング・登山 ]

 初参加。30km。参加者1万5000人の往路渋滞はひどかったけど、復路の下りは爽快です。ゴール近くなって小雨が降りだし、ちょっと寒かった。

(続き↓)

 とても有名な大会らしい、自分は山登りしかやってこなかったので、こんなに大きな大会だと思わなかった。前は中央線に住んでたのにね。。昨年の青梅マラソンでは野口みずき選手が優勝し、アテネオリンピックでのマラソン優勝に繋げたそうだ。今年のスターター役は瀬古監督。青梅マラソンのコースレコードは瀬古監督が持っていて、まだ誰にも破られていない、今年も破る者はいないだろう、と挑発的なマイクパフォーマンスをしていた。
 抽選で決まった番号は7000番台だったので、スタートしてからスタートラインを通過するまで5分ぐらいかかっている。さすがに参加者1万5000人の大会だ(これでも抽選で人数を絞っている)。スタートラインを通過するランナーに向かって、瀬古監督がエールを何度も繰り返し、ランナーがそれに応えて雄叫びを上げる。特に「仕事もがんばれ」というエールには気合いを入れて応えておいた。古い時代の合戦の始まりは、こんな感じだろうか? 昨年は長嶋監督がスターターだったので、スタートライン付近で長嶋監督見たさに速度が落ちて「長嶋渋滞」が起こったそうだ。
 距離は往復で30km。緩やかな上り下りがあり、川井駅近くで折り返す。標高差は80mぐらい。往路は渋滞が続いていて前を行くランナーを抜くのが難しい、途中で先頭ランナーとすれ違い、対面走行になる。あまりに速い走りに驚きの声があがる。先頭グループの熾烈な闘いの後に、足の早いランナーが続いていく。
 復路は下りが多いのでブレーキをかけずに突っ込んでいく。足は痛くなるが、そのほうが疲れない。渋滞が緩和され、ゴボウ抜きになる。途中に現れる緩い上り坂も気合いを入れて呼吸全開で駆け上がる。上りが終わればまた下り、ストライドを伸ばし気味にして加速。だんだん足が痛くなってくるが、平地ではスピードが乗らないので、下りを使うしかないのだった。
 自分もどんどん抜かれている。ほんとに足の早い人はカッ飛んでいき、あっという間に見えなくなる。なんという速度だ。ゆっくりと自分を抜いていくオジサンもいる。50代後半から60代前半のベテランか。息も上がってないし、足の運びには美しささえ感じる。なんてうまい走り方なんだろう。苦しいけれどこの人の後ろについていく、なぜなら、ペースが一定でゴールまでの走り方にムダがないはずだから。マラソンの後半には、こういうベテランさんが目に付くし、学ぶことが多い。往路途中から前後していた青シャツの日本サッカー青年もベテランさんをロックオンしているようで、自分の横についてきた。
 あと5kmでゴール、となると、余力がある人はペースアップし、ゴール直前にはスパートをかけてくる。往路で渋滞していたので、足の力を温存できた人がけっこういるはずだ。自分の場合は途中の下りで足を使いすぎて疲労がとれていない。呼吸が苦しく、足も痙攣寸前の状態と感じる。小雨が降りだし、急激に指先が冷たくなり痺れる。血液が全部足に廻っている!
 ゴール4km前ぐらいでサッカー青年が自分とベテランを抜いて前に出たが、ゴール2km前で力尽きて撃沈、そこで自分がベテランの前に出て、このままゴールするはずが……ベテラン猛ダッシュ、ゴール300m前で抜き返されてしまった! もはや抜き返す力はなく、背中を見ながらゴールとなった。それでもベテランのおかげでゴールまで気合いが入っておもしろかったし、きっと一人でペースを守って走るより速かったはずだ。ありがとう>ベテランさん

 大会運営の方(特にボランティアのみなさん)、沿道で応援してくれた方、私設エイドでレモンくれた方にも感謝します。
(続き↓)

第39回青梅マラソン・写真レポート
Posted by gont at 2005年02月21日 12:56 | TrackBack

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Posted by: Alexander Davis at 2005年11月05日 12:11