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ゴントの書類綴
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[ 1-本とある日 ] |
終わったぁ。確定申告書、青色申告決算書の作成、そして、とある電子組版仕事も本日自転車で納品だ! ウェブ仕事も詰まっているが、今日はもう店じまいにしよう。
ネットをうろうろしていて、『改造社と山本実彦』が転がっていた。どうも千夜千冊に吸い込まれてしまう。いかん。。
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0722.html
松岡氏曰く「この内容なのに誤植が多いのはどうしてか」らしいが、このページには「ディレタクー(編集人)ではなく、プロデューサー(出版人)に徹した男の話」なんて書いてる、もしかしてワザとなのか?(ググると「ディレタクー の検索結果 5 件」だった、このエントリーで6件目になるのか?)
ところで最初に仕事で雇ってくれた酔っぱらいのおっさん曰く「出版人たれ」だった。なるほど、山本実彦みたいな出版人になれと言ってたのか……いや違うな、千葉パルコの改造社書店に営業に行って、奥の棚に山ほど積まれた売れそうもない本を立ち読みしてこい、ということだったのかも……未来に横浜事件があっても怯まないように賀川豊彦でも読んでおけ、ってことだったのかな? 横浜事件は再審認められたそうだけど。ググッてみたら左に巻く渦が強力すぎるので深入りはやめておくけれど、安穏としていられない、死線を越えていく時代が近づいているのかもしれない。
ちなみに『死線を越えて 賀川豊彦物語』
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD18029/
の賀川豊彦役に国広富之はないだろ? と思ったが、顔写真見ると
http://www.meijigakuin.ac.jp/~siryokan/kagawatoyo.htm
すさまじい経歴の割にはオサレな伊達男だった。
すさまじいといえば、東京大空襲から60年、下町は火の海、言問橋では多くの人が身動きできず焼かれて亡くなったという。NHKの特集番組を見ていたら、この橋から絶叫して飛び降りた人もいたという。燃え落ちる人と言葉、人間はその意味を問われているのだ、60年経っても。
言問橋の命名の由来についてググると
言問橋命名異聞
http://www.asahi-net.or.jp/~ea8t-mcd/kototoi.htm
春のうららの隅田川、そろそろ花見も近いけど、今は花よりこの団子に思いをはせるべきか。深夜のアニメ「ジパング」を見ながら来年度の電子組版を考える、ディレクターでもプロデューサーでもない、電子組版屋のディレタクーな夜であった。
Posted by gont at 2005年03月11日 01:54