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ゴントの書類綴
<<草原に残された謎のサークル 雀の巣>> |
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[ 1-本とある日 ] |
この本のタイトル『アースダイバー』はあまりよくないと思うな。でも、添付されたB4変形「TOKYO EARTH DIVING MAP」はすばらしい。この地図のために本を買っても損はない。欲を言えば、もっと詳細な地図だったら……と思うのだけど。
数千年前の関東、「縄文海進」で海が谷に入り込んでいた時代、縄文人は何を見ていたのか、どんな生活をしていたのか、その歴史は、近現代とどのように繋がっているのか。
自分もまた、こんな地図を作ったことがある、小学生の時に。白地図に縄文時代の海岸線を描き、そこに、自分の調べた縄文遺跡をマーキングしていったのだ。30箇所は調べた。今でもその地図は押入の奥のダンボールに縄文土器の欠片や石鏃とともに眠っていると思うけど、その遺跡は、すべて宅地や道路の下となり、もはや存在しないだろう(! ……なんという歴史の欠損だろうか!)。
中沢新一の「語り」に加えて、もっと縄文の原風景に接近して欲しいので、考古学者版の類書を希望。
縄文時代、弥生時代....
太古の昔に、いろいろな思いで生活していた人々。
今のように激務には追われていたことはないだろうが、一方で、何に時間を使っていたのだろう...
そりゃ、快適...とは、言えないかもしれないけど、快適さを手に入れた変わりに失ったものは、何だろう?
Posted by: 足立@IT大道芸人 at 2005年06月21日 23:27そして、手に入れたのは、快適さだけだろうか? これもまた、難しい...