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V6岡田君が「ゲド戦記」でアニメ声優デビュー@eiga.com
V6岡田はどうでもえぇ。そんなことより、ゲドが菅原文太ですよ。ジブリのゲド戦記は、東映仁侠映画になりますな。広島からトラックで多島海へと突っ込んでくる仁義なき「アースシー死闘篇」じゃけんのぉ。そういや、亀井静香を応援しとったな、2005年の夏の選挙応援で、堀江と対決して。竜じゃなくて亀が出るのか、ガメラがヒルズを破壊する映画? ……ええと、以下の唐突とも思える菅原のコメントは、昨夏の選挙を含めた株式魔法錬金主義批判の視点から出ているんだな。制作中の作品は、制作途中の現実に起きている事件・事象に大きな影響を受ける。
「吾朗監督はこの作品で大風を巻き起こし、列島にうずたかく積もった金と欲望のちりとほこりを吹き払い、徳ある国の姿を見せてくれるに違いない」と、威厳あるコメントを寄せた(同上)
ジブリはどうなんよ、こんな短い期間でゲド戦記を作れるんですか? 電通+博報堂が宣伝するしさ……と、ツッコミたくなったので、ちょっと陣営探訪してみたところ、地味にやってるようで。
『ゲド戦記監督日誌第十三回 雲間からの光』帆に風をはらんで進んでくる船の背後から、
雲間から降る光と竜が迫るとき、
雲、光、竜、帆船はどのように配置されていればよいのか。
そしてそれが、つじつまが合いつつ、
絵としてもドラマチックな状態で進んでいくには、どうしたらいいのか。
オーソドックスに、かつ、細かいところまでを考え抜く地道な作業を積み上げて、仁侠魔法映画を完成させてほすい。『ルパン三世 カリオストロの城』で、ルパンは偽札製造を企む都市国家へと乗り込んで花嫁の心だけ盗んでいってしまうわけだけど、さて、息子さんは、株バブル国家に乗り込んで何を盗んでいってくれるのか、楽しみです。
Posted by gont at 2006年02月15日 13:59 | TrackBack