「テルーの唄」の作曲者は谷山浩子でした(『ゲド戦記』)
2006年7月ロードショーのアニメ『ゲド戦記』(スタジオジブリ制作、宮崎吾朗監督)で「テルーの唄」(歌:手嶌葵)を聴いていて、「どっかで聴いた節まわしだなー、昔のテレビCMで聴いたサクロンの「空に響け〜」みたいだな…」などと思っていたら、おぉ? やっぱし谷山浩子作曲だ、ドンピシャ。まさに音は「見えぬものこそ。」。。。
(テルーの唄 谷山浩子 で検索されて来られる方、CDお探しでしたら、以下をどうぞ)
谷山浩子の楽曲、メロディーラインが独特。言葉の音素と楽曲の音感の配合が神秘的で極めて美しい瞬間がある(褒めすぎか?)、言葉の一言に一音が対照する、ワンフレーズでしっかり息継ぎが入るのも独特だ……。
サクロンのCM曲(20年ぐらい前の胃腸薬のCM)だって美しい。レコードに収録されてアレンジされた曲より、CMで流れた曲のほうが美しかった。当時、夏に沢登りをやっていた時、川の碧色に漬かりながら、このCM曲を頭に流していた、他の曲は、川の碧色に似合わない。なので、美しい川の色を見ると、サクロンのCMを思い出してしまう(たまに聴きたくなるけど、もうレコードもテープも無くしてしまった)。
そういや、最近、音から遠ざかっているなー……
「少年」をとりもどすために - Taniyama-info.blog
[追記]谷山浩子って誰よ? →昔風に言うと シンガーソングライター。
谷山浩子プライベート(パーソナル)ページ
年齢は20歳前後で循環しているそうだ。循環していなければ自分よりはずっと年上のはずだが…
個人的な記憶。80年代、谷山浩子はAMラジオ・LFのオールナイトニッポン第二部パーソナリティもやっていました。で、自分はハガキ職人の真似事して恥ずかしい投稿してました、高校生のときですね…(^^ゞ その後にハマってしまう「森田童子」の曲を初めて聞いたのも、谷山の番組で、でした。深夜、あまりの暗さに衝撃、な、なんだこの曲は! あれはディレクターが選曲したのだろうか? 夜の夜の夜の歌、埴谷雄高とかバタイユとか国書刊行会のドイツ・ロマン派全集の「ノヴァーリス」だとか、そういう本をイキガッテ読んでいたガキの頃の夜の話でした。
[追記]そもそもゲド戦記って? ↓
Posted by gont at 2006年05月16日 14:11
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