梅雨明けの猛暑でリタイア寸前でしたが完走しました。
会場:千葉市緑区・昭和の森公園
日時:令和7年7月19日(土)09:03〜(2時間半以内)
種目:20㎞ゆったり 男子 60歳代
記録:02:29:13
前日は会場と同じ町にある実家の母の、毎週の生活支援に赴く。掃除・洗濯・布団干し・買い物・庭の掃除などをして、夕方は地元の友だちと夕飯を食べて、実家に泊まる。今日、梅雨明けしたそうな。宵っぱりでなかなか寝付けないが、ともかく身体は横にして休ませる。
当日朝、友だちの車に乗せてもらい会場へ。暑い。30℃くらいか。それでも雲があり、少し風もある。
アップダウンのある2.5㎞周回コースを8周、この20㎞を2時間半以内で、という種目。公園の芝生を走るクロカンなのはわかっているけれど、走ったことがないのでどんな感じなのかわからない。ともかく完走、できれば2時間10分くらいを目標にしよう。
それで9時過ぎにスタート。暑いけれど走れる。前半は普段のランニングのトレーニングと同じ程度に走れていたけれど、アップダウンもあり、かなり苦しい。この感じ、かつて参戦した、真夏の埼玉の、奥武蔵ウルトラマラソン70㎞と同じだ。周回コース途上の給水・給食(塩飴・梅干しなど)、柄杓で後頭部に水を被ることをしないと走れなくなるぞ、とわかってくる。そういうレースだったのだ。今頃、気づくとは…
4周目、周回すれば10㎞から、急激に身体が熱くなってしまう。同時に両足の脛が痙り始める。脱水だ。熱中症にならない程度に抑えて走らないといけない。周回コースの坂道は歩いて登り、木立の日陰で休んでストレッチして、身体を冷やして、それでもレースを続けられるように自分を抑えないといけない。無理に突っ込んだらそれで終わりだ、と思う。
各周回のタイムを見ればわかるけれど、1〜4周目までは㎞6〜7分で走っている。それが4周以降、急激に遅くなる。
第1周 15:04
第2周 15:49
第3周 15:57
第4周 17:09
第5周 17:54
第6周 21:48
第7周 26:10
第8周 19:30
5周目からは、2.5㎞周回コースのなかで、給水所のバケツの水を柄杓ですくい頭から水を被る回数、木陰でストレッチして休む回数が増えていく。給水そのものはあまり摂りすぎると気持ち悪くなるので、一周一回にする。以降、かなり苦しくてリタイアしようかと何度も考えるけれど、完全に駄目になるまでは走ろうと思う。7周目で止めようかと思ったけれど、残りのタイムを見れば最後の8周は2時間半以内に収まるような気がして走ってみたら、なんとか収まった。
帰りは地元の友だちにピックアップしてもらい、実家でシャワーを浴びて、アミノバイタルのゼリーを2本飲んで帰ろうとするも、立ちくらみがして1時間くらい動けなかった。ダメージはけっこう激しく、埼玉の自宅までの電車では呼吸も少し苦しく、両足とも何度も痙って困ってしまった。自宅に着いてからも3時間くらいは横になって、ようやく動けるようになった。体重を計ったら3.5㎏も減っていた。完全に脱水状態だった。
来夏、出場するか? 自分にはもう20㎞は厳しいなぁ、と思う。でも、10㎞なら出てもいいかな?
この芝生の公園、小学生のときから遊んでいた公園で、中学の理科部天文班の時には春夏秋冬の夕方、リアカーに積んだ天体望遠鏡などをこの公園内のいちばん高い芝生のところに持ってきて、朝まで、天体観測、流星観測をしていたのだった。
今回のレースの車の送迎をしてくれた友人も中学の理科部天文班、一年のときは陸上部で、自分よりもずっと足が強く早かった。クロカンの周回コースを走りながら、そんなことを思い出していた。