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<<臍の緒を切る ドイトからビームサーベル装備で出撃>> |
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何をググッていたのか忘れたけれど、ヤフオクに出ている妙な絵画に出会った。 男女が楽しそうに踊っている絵で、出品者の古物商はいきなり7万円スタートの値を付けている。絵はわからないし、買うつもりはないが、画家の名前を見て「おや?」と思った。
ベネゼエラの有名作家?超高額油彩@ヤフーオークションカスタネダ(kASUTANEDA)? カルロスじゃないよな、と思ってググッていくと、カルロス・カスタネダはミドルネームにCESARを使っていて、謎の生涯の職業欄には画家も含まれているらしい。でもな、描かれた時期がおかしいし、さすがに違うだろうな。kASUTANEDAでの検索(画像検索含む)でもこれ以上わからなかった。外国語ができればわかるのかもしれないが……
探偵みたいな気分になってきたので、いったいこの絵画は何を描写したのか、さらにググってみることにした。キーワードは絵のタイトル「JOROPO」と「ベネズエラ」だ。ググるとすぐに出てきた。「JOROPO」はベネズエラやコロンビアの代表的な民族舞踊、ホロポ、ホローポと読むらしい。
未知の国コロンビアからの便り@Arai Kenichi(旅行情報サイト ワールドフォーラム)Joropo(ホロポ)
ジャーノス・オリエンタル(東方大平原)に広く伝わるものです。音楽の基本は「ハープ」こちらも軽快な音楽で、特にハープの早い音色が踊りを更に軽快なものとしています。この他にも様々な音楽・民族舞踊があり、とてもではありませんがその全てをご紹介する事はできません。
民族舞踊と音楽だけでは国は成り立ちませんが、コロンビアという国は一早くスペインの侵攻を受け、しかしながらスペイン人と原住民との共存が成立していた事、山岳地帯が多く伝統文化が駆逐されなかった(推測)が今日の芸能・民芸文化の多様さを残している理由なのかもしれません。