GONT-PRESS TOP
ゴントの書類綴
<<黒目川を走る 第12回日本山岳耐久レース>> |
[PROFILE] [MY WORKS] |
[ 0-日々のFLAG ] |
チャリンコ転がしてたら、遺跡の発掘現場を発見しました。どうやら、縄文遺跡のようですぜ、ダンナ。
発見の経緯(笑)はこうだ。
まず、近くのコンビニに宅急便を出しに行った。とはいえ、まだこの地域に詳しくないので、ネットで近隣店舗を検索し自転車で行ってみる。セブンイレブンやローソンが自転車で5分ぐらいの距離にあった。宅急便を夜遅く(場合によっては朝04時)出せないと、仕事上、困ったことになる、死活問題なのだった。
次に、近くにあるBOOKOFFへ。ボードレールの『悪の華』の隣に健康本が刺さってまして、口がアングリ(笑)。電撃文庫などライトノベルはたくさんあった……神林氏のSFもあったし、まぁいいか。あとでゆっくり探険しよう。
そのまま自転車に乗り「新座市歴史民俗資料館」へ。ワンフロアになんでも展示、クーラーはなし。平林寺や野火止用水関係が中心。縄文関係の資料が目当てです。諸磯式土器の展示があり、小学生時代の記憶が呼び覚まされた。千葉の縄文遺跡から出てる諸磯式だと、細い竹(芦?)を切って、その断面のワッカをポンポン捺した紋様が特徴的で、土器表面に柔らかくて黄色い粘土のコーティングが施されてました。果たして、黒目川の縄文遺跡の諸磯式土器では、同じような特徴が見いだせるのか。展示品(模造品?)からはちょっとよくわからんかった。
縄文遺跡のマップが展示されていて、しばらく滞留。黒目川沿いには遺跡がたくさんある、睨んだ通りだった。この縄文遺跡マップが欲しかったんだけど、詳細マップは展示品のみで、後は自力で書き写すしかない。んで、それは次回ということで、『新座文化財マップ』を学芸員のお姉さん(ということにしておく)にもらいつつ、地元の縄文情報(笑・んなもんあるかいな)を聞いてみる。すると、近くで発掘をやっているという情報をゲット! 場所がどうもあやふやだったんですが、このクソ暑いなか、自転車で行ってみることに。
で、当然ながら道に迷うわけで(笑)、あぁ、ここはどこなんだ! 仕方ないので、遺跡がありそうな場所を見つけ出す小学生時代の「勘」を頼りに、黒目川を臨む北側の河岸段丘(左岸、縄文海進時の海蝕崖?の上)の縁をチャリンコ転がしていくと、ありました! やっぱ、遺跡ならココでしょ、って感じのロケーションだった。
掘っている範囲は狭いし、遺構もそれほど大きくない(写真参考)。縄文というより、旧石器かな? それとも、もっと後の時代のものか? しばらく眺めていたんだけど、発掘担当者さんが忙しそうだったんで、声を掛けるのは止めておく。学生時代なら迷わず、オバチャンたちに混じって発掘のお手伝いボランティアやるんだけどなぁ。また覗きに行って、市民の立場で、情報を教えていただこうと思う。昼間の時間からこんな場所に来て、縄文がどうのこうのなんて聞いてる人はアヤスイ人に間違いないので(笑)、ほどほどにしておこう、タテ看にも「アヤシイ人を見つけたら110番」なんて書いてあるし(笑)。そんなわけで、自宅事務所に戻る。