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<<春の黒目川 まだ読み終えてない本やら雑誌>> |
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ある日、電話。「ローレライ、観ろ」ガチャ!ツーツー……というわけではないが、いい作品を観ると電話してくれる友人がいる。はずしたことはない。興奮気味に話すその口調からして、これはイイ出来だと直感、というわけで、気になっていた。
まず原作を読もうか? 文庫版4冊組とフィギュアセットを売っていたお茶の水丸善で、販促ツールの号外チラシが配られていたので読んでみる。映画をどのように作ったか、監督と原作者の丁々発止的掛け合いの様相が書かれていて新鮮だった。丸善に置かれた爆弾は檸檬だけではなかったらしい。
天気がいいし休みだし、大泉学園の東映並びにある映画館に『ローレライ』を観に行った。自転車で30分ぐらいだった、思ったよりもずっと近いじゃないか。入りは1/3ぐらい、スクリーンは少し小さい、前にで観たほうがいい。観終わった後は、大人1800円の価値はある、と思った。素直におもしろかった。よく作り込んでいると思う。邦画でここまでやれるとはアッパレ。隣で観ていた中学生、最初の頃はポップコーンをバリバリ喰っていて映画にまったく集中できていなかったようだが、二発目のアレで食べるのを止めた。最後にゃ大泣きしてたぞ。ガキが映画館でホップコーンをバリバリ喰って、映画観て、素直に泣いていられるような、そんな日本の明日を作ってくれ>フジテレビ+東宝、いや、今度はライブドアになるんだっけ?(笑) ツッコミどころもたくさんあるが、観て損はない、他の人(男に限る)に薦めてもいいと思える作品だった。