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「プレカリアート」を巡ってネットで検索してみた。斎藤貴男氏が「階級間格差拡大は破滅への道か」(2005年5月15日(日)朝日新聞・日曜書評欄)で紹介していた言葉だ。彼によれば「急増する“プレカリアート”(無安定階級)の爆発を報告したマスメディアは、この国にははたして存在していなかった」とある。マスメディアはどこも報じていない、ならば、ネットにあるかな、と思った。
検索結果は1件だけだった。
読書録 2002年8月後半(敬称略)@東亜文字処理ライン・ラボ
なるほど、まったく認知されてないな。おもしろい。経済格差が階級格差に固定されていくとしたら、後、何年ぐらいかかるんだろうね? 古い時代に言われてた「階級格差」とは違うんだろ?
どうやら組版屋は「プレカリアート」に敏感らしい(笑、でも、オレはどっちの翼にも賛辞を送らない)。
アントニオ・ネグリがイタリア左翼運動の再建に必要な人材として、新しい疎外者層のことを「プレカリアート」と言ってるらしい(アントニオ・ネグリ、吉田徹訳「イタリア左翼の再建に向けて」、「ル・モンド・ディプロマティーク」)。ネグリといったらチョムスキーと双璧をなす反帝国希望夢想元気人。で、「プレカリアート」を組織する? 再編する? ……(笑) ネグリの『帝国』は読んでないから何も言えないや。
Posted by gont at 2005年05月15日 13:56 | TrackBack