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ネットで探しても出てこない→つまり、日本語訳がない、そもそも伝記がない? 不思議な気がする……アンタッチャブル? なわけないですよね。
調べていくと、美術品関係でテレビ番組が作られていた。
NHK美術館紀行「石油王が愛したルネ・ラリック」ポルトガルの首都・リスボン。この町の中心に広大な敷地を誇るグルベンキアン美術館がある。世界屈指の石油王・カルースト・グルベンキアンが実業のかたわら集めた1000点以上に及ぶ作品が公開されている。
美術館はイスラム圏の陶器、織物をはじめとするオリエント美術コレクションと、ルーベンス、レンブラント、マネ、ドガ、ルノワールなどの西洋美術コレクション。なかでもルネ・ラリックのガラス工芸品は世界屈指のコレクションで、グルベンキアンとラリックの個人的友情と信頼を背景に集めたものだ。「最高のものだけを集めた」と豪語したグルベンキアンは、世界の石油利権の構造を変えたしたたかなビジネスマン。トルコ生まれのアルメニア人である彼は、第一次世界大戦中にアルメニア人虐殺があったトルコを離れ、ロンドン、パリ、そして第二次世界大戦勃発後は中立国のポルトガルを終の住み処とした。
アルメニア人石油王の心のやすらぎとなった美術品を彼の激動の人生を軸に紹介、ラリックとの終生の友情を描く。
こんな番組作れるのは受信料で成り立つNHKだけだな。で、番組が書籍になったそうで。どうしようかな。
NHK出版 番組から生まれた本 (またの名を、国民の受信料から作られた番組から生まれて我々国民に売られている奇妙な本)NHK世界美術館紀行 第4巻
カタルーニャ美術館 ロマネスク[ピレネー山中・祈りの美]
ミロ財団美術館 ミロ[友よ、夢よ、芸術よ]
カルースト・グルベンキアン美術館 ルネ・ラリック[石油王が愛したルネ・ラリック]
gontの知りたいのは、グルベンキアンの生い立ちと石油の利権(ミスター5パーセント)に関する突っ込んだ話。それが何かの役に立つかって? 単純に好奇心からです、アルメニア虐殺から逃れていく姿と、先日観た『オリバー・ツイスト』が重なっただけです。
Posted by gont at 2006年02月20日 13:19 | TrackBack