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やまぶき、山が吹くかぁ、いい名前だな。と思ったら、山の蕗、が由来らしい。
検索してみると、山吹にちなんで、太田道灌が出てくるんですね。落語も。
何か自分に意味がありそうな気もするんだけど、なんだろうな。
学園の自然図鑑:山吹室町時代の武将の太田道灌は扇谷上杉家の家宰でしたが、ある日の鷹狩りで俄雨にあったため、見すぼらしい家に駆け込みました。そして、その家の娘に「急な雨にあったので、蓑を貸してもらいたい。」と頼みました。すると、その娘は蓑ではなく山吹の花一 輪を差し出したので、道灌は、「花が欲しいのではない。」と怒り、雨の中を帰って行ってしまいました。
その夜、道灌は昼間のことを近臣たちに語ると、その内の一人が「後拾遺集に醍醐天皇の皇子・中務卿兼明親王が詠まれたものに【七重八重花は咲けども山吹の(実)みのひとつだになきぞはかなしき】という歌がありますが、その娘は蓑ひとつなき貧しさを山吹に例えたのではないでしょうか。」言いました。これを聞いた道灌は、歌の意味の分からなかった浅学の自分を恥じ、その日を境に歌道に精進したということです。
Area 太田道灌Posted by gont at 2006年04月18日 16:16 | TrackBack山吹伝説は、埼玉県越生、東京都豊島区高田面影橋付近、東京都荒川区町屋小台橋周辺、 横浜市金沢区六浦上行寺裏山など各地の山吹自生地に伝わる。
江戸中期、湯浅常山の常山紀談に発表されてから有名になった創作話であったと思われる。