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東京地裁の判決:原告の請求を棄却 、賠償責任あるが請求権消滅
国が勝訴、「国は確かに悪かったんだけどね、アンタら裁判を起こすのが遅すぎた、仕方ないね」ということらしい。
なんやそれ……激しい憤りを感じる。これは「国家の国民に対する犯罪」だろーが。国が裁かれなくてどうする?
ドミニカ移民は日本人の誇りを失わなかった愛国者たちだぞ。国に異議を唱えて裁判を起こすのは偲びがたいことだった、と言ってる。そういう人間をないがしろにする国家なのか? 国民を捨て石にするのか? いつから日本は北朝鮮みたいになったんだ?
国は平気で棄民する、このことは決して忘れてはならないだろう。声を挙げなければ、声を挙げずに死んでいけば「そんな問題は最初から存在しないもの、被害者は存在しない」とされることも。
ドミニカ移民の人たちが何も声を挙げなければ、あるいは、全員が死滅していれば、歴史上、ドミニカ移民は存在しなかった、ということになる。
小泉首相は「反省すべき点は多々ある」と言ってるが、反省しておしまいなら、どんな犯罪でも可能だ。
一定の時間さえ経過すれば、国の政策はすべて正しく、どのような問題が起ころうとも、国民は国家に対して異議申し立てができなくなるということだ。
被害を受けた国民が生きている限り、いや、その人が亡くなった後だって、国家の国民への犯罪に時効は存在しないと思う。
国家に傷を与えたくない、というならば、当時の外務省の人間に責任をとらせろ。
責任は曖昧な団体にあるのではない、いつだって、個人にある。無責任にもほどがある。政治家や役人への、半永久責任法でも作ってほしい。そうすりゃ、馬鹿なことをやらなくなるだろうから。