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<<パンダの引っ越し〜七夕の前に 電子書籍が読者を変える>> |
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体力勝負でなんとか終わりました。うーん、もう一度やれ、と言われてもやりたくないな(笑)。
引っ越しは土曜。前日の金曜、引っ越し先へ行き、NTTの工事に立ち会う。すぐにADSLモデムを付け、LANを引き回して仕事場に届かせる。
ほかにも作業が残っている。まだリフォームもどき?が終わってない。トイレ、洗濯機置き場、洗面台、屋根のペンキ塗り、外壁防水シーリング、内装の一部(壁塗り)。間に合うのか?
まずはトタン屋根のサビ落としとペンキを塗りやる。トタンが熱い! 高いところでの作業はどうってことない(山屋さんなので)。
次は外壁防水。台風並の雨が降ると、一部雨漏りしてしまうのだった。前に住んでいた方が業者に頼んで何度も防水工事をしたようだが、うまく防水できていないとのこと。それで、こちらはザ・家の師匠のオッチャンに見てもらったのだが、雨水の入り込むポイントがはっきりしないとのこと。プロがこういうのだから、どうにもならない。さて、困った。事務所の一室が雨漏りなんてシャレにならない、それは仕事を請けるような環境じゃないわけで。さらにはマシンが濡れたら漏電、発火して火事になってしまうぞ。なんとしても防水してやる!
前に家の下見に来たとき、強い雨が降ったことがあった。その時、外壁の雨水の流れを見たところ、外壁の板の裏側を通って流れる部分があるのを発見、そこが雨漏りのポイントだ。入り込む地点がわからないが、この部分を細工すれば、防げるはず。
日曜から月曜、台風が来るらしい。大型だ。さぁ、どうする?
こうなったら自分が雨漏り対策をやるしかないと判断する。オッチャンにやり方を教えてもらいながら作業開始。雨漏りでダメになっている外壁の一部の板を切ったり削ったりする。内側の板は雨にやられていないようだ。山用テントの目止め防水処理しかやったことがないのに、この穴をどうしろと?(笑)。しばらく考えた後、ステンレスシートを使うことにする。ようするに、トタン屋根をもうひとつ作るようなこと。外だけ防水していても、実際に水が流れてくる箇所がわからないので、逆に水を逃がせなくなってさらに内側に入り込んでしまう、これが漏水になる。外側をステンレスで覆うと同時に、内側にもステンレスを張り、もし水が入り込んでも、水の流路を変えて外に逃がす、という方法をとることにした。いずれ外壁は全部作り替えないとダメなんだし、とりあえず今やれることはそんなところだ。
外壁の板と内側の板の間に薄いステンレスシートを2重に差し込んでいく。うまく入らないのだが、差し込みつつカッターやハサミで切りながら無理矢理押し込んで、内壁の形状に合わせて、広い範囲を覆うようにする。ここをうまくやらないと、無意味だ。こういう仕事は板金屋さんの仕事なのかな? 指を切ってしまい痛いがそんなことは後まわし。シートの継ぎ目は接着剤やら何やらで固めてしまう。外壁にもステンレスシートを貼って固める。3重のガード、これでどうだぁ!? 屋根や壁に張りついている間に夕方になってしまった。全身真っ黒だし、腕や手はコーキング剤などで汚れまくってるが、そんなことを気に掛けてる時間はない。トイレはまだできていないそうだが……徹夜してでも仕上げるとオッチャン。後は頼む……
トンボ帰りする。元の住居でパソコン類の梱包開始。仕事道具は厳重に梱包しないとダメです。終了は03時。土曜08時より引っ越し開始。引っ越し先に着くとトイレはできていた……よかった、感謝するぜ。夕方には荷物をすべて搬入する。8時間かかっている。ともかく、月曜からすぐに仕事にかかれるようにパソコン類のセットアップと検証を先に行う。ルータ設置、LANで接続。ADSLは速度が落ちたものの問題なく繋がるのを確かめた。翌日の日曜、本のダンボールとの格闘開始、半分ぐらい片付けるものの、疲れてしまい、後はゆっくりやることにする。どうせ入らないのだし……もう夕方だ。まだ洗濯機や洗面台が使えない状態だが、オッチャンは月曜から作業を続行。たいへんな馬力に感心する。
月曜、仕事開始。フラフラする。そんなおり……台風が来てるわけですよ、「自然」に検証してもらってますが、雨には強くなったようです。一安心。洗濯機、洗面台も取り付け完了。ブックエンドを利用した簡易表札を付けて、これで「言戸堂」再起動。
Posted by gont at 2004年06月21日 16:21 | TrackBack