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ゴントの書類綴
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ドイトで板を購入、配送してもらって、テレビ台×2、本棚×2を作る。
午後一で届いたのですぐに作業、何度か丸ノコで切る作業の他は、釘打ちと鉋かけ、紙ヤスリ程度で済んで、夕方にはできあがった。家の中に運び入れてしばらくして雨が降ってきた。間にあってよかった。
テレビ台は既存の製品を買おうと何度か見に行ったのだけど、思ったような形のものがなく、価格も高いことから、適当に設計図を書いて自作することになった。小型テレビやDVD、ビデオ、15インチモニタとウィンドウズのパソコン、少し大きめのファックスなどを納めるようにした。また、本や雑誌が増えて困っていたので、本棚も一気に二つ作った。これで仕事場も片づいて、作業効率も上がるだろう。
ここで紹介しているテレビ台は、超小型のものです。
テレビというより、15-17インチ液晶モニタ仕様、です。
でっかい液晶には向きません。つーか、重いものを乗せる台なんて強度の点で自信がない。
というわけで、以下、小型仕様ってことで。
自室のコーナーに合ったテレビ台ってのはなかなか見つかりませんね。
だから、自作しちまおうと思う。
しかし、待ってください。デメリットも多いですよ。
・シロウトだから曲がるし、正確さ、安全性に欠ける。地震のときなど、揺れて、壊れてしまうかも?
・美観の面で、いまいちかも。素材の木材を生かすなら、そのままニスでも塗っておけばいいんですが(塗らなくてもいいし)。
・畳の上に置くと、湿気の多い場所では、腐ったりするかも。通気性を考えましょう。
・材料+道具+投入した労働量、でけっこうな出費になります。
テレビ台を根気よく探したほうが安上がりではないか?
(道具を新たに購入するとなると、自作のほうが高くなるかも。
小型のカンナと、紙ヤスリは必須。仕上げは重要。)
それでも、自作するのであれば、
・まずは、必要な大きさ、天地左右の数字をメモする。
・おもむろにDIY量販店に行ってみる。そして、どんな材料があるのか、板の大きさは、厚さは、その美観や強度、合板の匂いは大丈夫か? などを確かめて、メモしながら、「この材料でうまくいくか」計算してみる。そこで、テレビ台の代用品が見つかったりするかも。
(合板特有のアルデヒド系の揮発成分にアレルギーがある人は、安い材料を使うと、エライ目に遭いますので、よく考えましょう)
。量販店に行くと、「材料を切ってくれるコーナー」があったりする。実際には、自分でノコギリを使う場面など、ほとんどないのだった。金槌と釘があれば、たいてい、できる。……ということを確かめる。
・自宅に戻る。テレビ台を置く場所を再計測する。
・量販店にある材料で、何ができるのか、いくらかかるのか、考えてから、図面を描いて、材料を割り出す
・なんのためのテレビ台なのか、その機能をよく考える。しかし、機能にこだわりすぎてはいけない。特に重要なのは、強度。美観や機能よりも強度を優先する。
・正確に図面を引く。正確だけど、適当に(笑)。
・あまり大きなものは後で邪魔になるので、欲張らず、控えめに。
・コーナーに置くものであれば、二分割の台にしたほうがいい。あとで動かしやすいし。
合体方式は何かと便利。デッドストックの位置をどう扱うか、よく考える。
・(写真のように、小型モニタの上にも天板を渡してモノを置くようにする場合、強度が低いので、
重いものは乗せてはいけません。傾いてきて壊れてしまう。かといって、つっかえ棒を入れて
強度を高めると、うっとおしい。このあたりは、適当にごまかします。
つっかえ棒も使わず、強度を高めるならば、L字型金属金具で固定するか、
吊り橋みたいに吊るといいかも。地震対策を考えると、吊るのがいちばんいいですね)
・図面を描いて、必要な材料がわかったら、DIY量販店に買いに行く。途中で設計変更要を感じたら、その場で図面を取り出して、描き直す。計算し直す。
・切ってもらう。自分で運ぶか、配送してもらう。
・制作!(最初に、カンナで面取りしたり、少しやすりかけておいたほうがいいかも)
・ともかく仕上げをする。カンナとヤスリ。
・搬入
・テレビを置く
以上です。うまくいったら、お茶でも入れて、鑑賞してください。
Posted by gont at 2005年10月15日 20:10 | TrackBack