冬登る4(20210227)日和田山岩トレ

来月予定の雪尾根に対応するため、奥武蔵の日和田山で岩トレ。

【日 程】 2021年2月27日㈯ 日帰り
【山 域】 奥武蔵
【ルート】 日和田山の岩場
【メンバー】 ゴント(単独)
【行 程】
◆2021年2月27日㈯
□西武秩父線高麗駅 着07:00
徒歩で日和田山の岩場へ。
8時前から13時まで登下降の練習をして下山。

【アプローチ】

  • 橋を渡ってすぐ左の、細い川沿いの道を行くのをすっかり忘れていて、次の高麗神社への広い道沿いに行きかけて途中で戻る。

【写 真】

【動 画】


【感想と記録】

  • 来月の雪山で短い岩と雪の稜線の懸垂下降が必要なので岩トレに。おそらく20年ぶりの日和田山の岩場。アプローチを忘れている始末
  • 冬の早朝ならほとんど誰もいないだろう、岩場の端っこでロープ垂らして登下降繰り返していても迷惑にならないだろうと出かけてきた。7時半には着く。もちろん誰もいないし、そして寒い。岩は冷たい。まさに冬の練習に打ってつけ(?)。
  • 男岩の右端の緩いルンゼ状にロープを垂らし、全身ハーネスの途中にユマールを付けてロープをセット。これで落ちても問題なし。あとはひたすら登って、懸垂下降の繰り返し。セルフビレーをとり、ユマールからロープを外し、落とさないようにカラビナをかけた8環をセットし、カラビナをはずし、セルフはずし、懸垂下降し、末端で再びセルフをとり、8環にカラビナをかけ、8環からロープをはずし、収納・カラビナをはずし⋯⋯を繰り返す。ともかく休みなく続ける。これら一連の基本動作を徹底的に繰り返す。
  • もう長いこと岩場を登ってないので高いところには恐怖感があり、腰が引けてバランスが悪い。岩場にまっすぐに立ち、岩から身体を離して視界を大きくとり、よく見て、よく探り、いちばん最適な解決策をすばやく考える、という岩場の基本を思い起こしながら登る。なんだか、すっかり忘れていて、思い起こすことがたくさん。
  • 男岩の右端のルンゼ状は手放しでも登れる程度の傾斜で、途中の傾斜の急なホールドが細かいワンポイントだけ。ここを右のフェース、左の被り気味のジェードルをステミング、真ん中でレイバックなど、いろいろと登り方を変えて練習する。誰もいないから思う存分、下手くそな登り方を検証できる(?)。
  • 最後に登山靴+アイゼン+手袋トレを数回行う。アイゼンはちゃんとしたスタンスに前歯を確実に乗せればとても安定して安心できるので、凝視してスタンスを探す。手袋をしているとホールドのつかみ方も変わる。
  • お昼頃に団体さんなどがやってきた。6人くらいのパーティと、ソロトレの一人のほかはおらず、女岩には誰も取り付いてないけど、用事もあって午後に入って下山。途中の野菜販売所でのらぼう菜を買って高麗駅へ。風は冷たいけどあちこちで梅が咲いてもうすっかり春模様。