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ゴントの書類綴
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[ 6-断 想 ] |
師走の冬晴れ空の青を観ていると、少し考えてみたくもなる。
青ざめた馬の尻に乗る子どもたちの国の行く末について。
『アドルフ・Eの亡霊』
目の前には崩れた城壁がある、何度か修復して再び崩れ放置してある。いつだって崩されるがいつだって積み上げるべきだ、いつでも、どこでも、それは可能だし、年末年始でなくてもできる。城壁のピースは耐火煉瓦ではない、花崗岩でもない、それには重さがない。それは人々を囲う遮蔽ではない。常識という名の陳腐な悪から身を守る魔法の楯だ。
全面完全、そして、ためらうことなき即時的な懐疑、わずかな静謐、青空に放つラインの切れた気象気球。
未明には二ツ玉低気圧が通過するそうだ。
Posted by gont at 2005年12月05日 14:21